JPS5845433Y2 - サッシレ−ル溝掃除装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、サツシレール溝掃除装置に関する。

従来、この種のものとしては、実開昭５２−４２５４６
号、特開昭５３−１６４４８号が挙げられる。

これら従来技術のものは、サツシ戸の端部に固定的に掃
除ブラシ等を垂下したものである。

しかしこれで゛は、サツシレール溝内のゴミをサツシ戸
の開閉移動に伴って行戻移動させるだけにすぎないから
、ゴミ等を掃除したことにはならないという不都合があ
った。

本考案はこれらの不都合を解消するため、サツシレール
の溝に溜まるゴミや砂等を簡単に而も確実にサツシレー
ルの隅に排除することのできるサツシレール溝掃除装置
に係るものにして、添付図面を参照にしてその構成を詳
述すると次の通りである。

サツシ戸の側面下部に取付板７を取付け、該取付板７に
保持板３を振動自在に垂下連結し、該保持板３にサツシ
レール溝の底面に摺接する柔軟板１を取付け、該柔軟板
１を取付けた保持板３の振動動作を、前記サツシ戸の開
放移動時にはサツシ溝内のゴミ等を乗り越えるように振
動可能とし、該サツシ戸の閉成移動時にはサツシレール
溝内のゴミ等を押動するように振動不能に構成したこと
を特徴とするものである。

本図の柔軟板１は厚さ数ｍｍ程度のゴム製のもので、中
程にはサツシレールが嵌合する嵌合溝２が形成されてい
る。

また、柔軟板１は折込片４により保持板３に圧着保持さ
れている。

また、保持板３と取付板７とはピン挿入筒５とピン６と
より戊る蝶着部によって振動自在に垂下連結されている
。

また、取付板７はビス受溝８によって上下調節可能に取
付けられている。

また、前記保持板３は柔軟性１の嵌着溝２がサツシレー
ルより外れない範囲内で振動するように前記蝶着機構に
より振動角度が規制されて構成されている。

これは、柔軟板１の振動戻動作が円滑になるように配慮
しているからである。

本考案は上述の如く構成したから、サツシ戸の開放移動
時には、柔軟板１はサツシレールの溝底に溜まっている
ゴミや砂等によって乗り越え振動し、閉成移動時には、
柔軟板１はサツシレール溝底のゴミや砂等を押動し、確
実に隅まで押動し、ゴミや砂の排除を良好に行うことが
できる。

以上、所期の目的を充分達成することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例を示すものにして、第１図は要
部の斜視図、第２図は使用状態図である。 １・・・・・・柔軟板、３・・・・・・保持板、７・・
・・・・取付板。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. サツシ戸の側面下部に取付板を取付け、該取付板に保持
   板を振動自在に垂下連結し、該保持板にサツシレール溝
   の底面に摺接する柔軟板を取付け、該柔軟板を取付けた
   保持板の振動動作を、前記サツシ戸の開放移動時にはサ
   ツシレール溝内のゴミ等を乗り越えるように振動可能と
   し、該サツシ戸の閉成移動時にはサツシレール溝内のゴ
   ミ等を押動するように振動不能に構成したことを特徴と
   するサツシレール溝掃除装置。