JPS5845360B2 - 認証識別カ−ド - Google Patents

認証識別カ−ド

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JPS5845360B2
JPS5845360B2 JP53091286A JP9128678A JPS5845360B2 JP S5845360 B2 JPS5845360 B2 JP S5845360B2 JP 53091286 A JP53091286 A JP 53091286A JP 9128678 A JP9128678 A JP 9128678A JP S5845360 B2 JPS5845360 B2 JP S5845360B2
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JP
Japan
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pattern
card
sheet
transmission density
authentication identification
Prior art date
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Expired
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JP53091286A
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English (en)
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JPS5517578A (en
Inventor
修 吉川
元 小松
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は従業員証、パスポート、クレジットカード、運
転免許証、通行許可証等の身分証明証、免許証または許
可証のような認証識別カード(以下、認証識別カードと
総称する)に関するものであり、特にその真偽識別効果
を高めた認証識別カードに関するものである。
一般に用いられている認証識別カードは、基体カードの
表面に証明内容、証明者印、模様、記号等を印刷インキ
、塗料、染色剤等により表示したものである。
したがって、このような認証識別カードは、近年に発達
したカラー複写機やカラー・フィルム等で模造され、不
正使用される危険性が増しつつある。
このため、従来では、認証識別カードの偽造、変造、改
ざんを防止するため、基体カードに顔写真を入れたり、
顔写真と証明内容とを写真合成する(特開昭49−12
3016号公報)か、または、証明内容を記載した基体
カードを防水性プラスチック・シートでラミネートする
等の試みがなされている。
しかしながら、このような方法によるのみでは、カラー
複写機やカラー・フィルム等で模造された模造品と真正
品とを識別することは困難に近かく、不正行為を防止す
るには不充分であった。
前述したような従来の実状に鑑み、本発明は透過濃度が
0.5〜1.5なる基体カードの裏面と透過濃度が0.
2〜0.8の不透明シートの間に透過濃度が0.1〜1
.0でかつ反射濃度が0.15〜0.8である模様を内
蔵させることを提案するものである。
即ち、このような認証識別カードによれば、前記不透明
シートの裏面から前記模様が透視されるか、または、カ
ードを光源に対向させることにより透視できるから、カ
ラー複写機やカラー・フィルムによる模造が不可能にな
り、不正使用を防止でき、優れた体裁の認証識別カード
が得られる。
本発明に使用される基体カードとしては透過濃度が0.
5〜1.5になるよう調整された無機・有機の顔料或い
は染料を含むセルロースを主体とする紙、ポリオレフィ
ン類、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニ
ル、三酢酸セルロース類の他、ポリオレフィンを積層し
てなるラミネート紙等が適当である。
また、この基体カードは一般的には白色であることが望
ましいが、本発明の効果を損なわない程度の範囲であれ
ば彩色されてもよい。
本発明に使用される不透明シートとしては透過濃度が0
.2〜0.8になるよう調整された無機・有機の顔料及
び/又は染料を含むシートまたは、溶剤により不透明化
されたシートであればよく、このような材料としてはセ
ルロースの他、ポリオレフィン、ポリカーボネート、ポ
リ塩化ビニル等の合成紙類がある。
換言すれば、上記の透過濃度範囲が必要条件であるため
、本発明はシートのつくり方に制限を受けない。
つけ加えるに、シートとしては単層の上記材料でもよい
が、透明材料と不透明材料とを積層して不透明シートと
してもよい。
また、この不透明シートは、一般的には白色であること
が望ましいが、本発明の効果を損なわない程度の範囲で
あれば彩色されてもよい。
前述した基体カード及び不透明シートの透過濃度を上げ
る方法としては、セルロース、硫酸バリウム、チタン白
(ルチル型、アナターゼ型)、タルク水酸化アルミ、二
酸化硅素等の顔料を使用する他、特公昭45−1224
0号、同45−32637号、同44−5119公報に
開示されたような有機溶剤を使用したり、延伸する方法
等がある。
さらに、プラスチックを主体とする複合した不透明性シ
ートの具体的作成法としては特開昭49−10720号
、同49−10721号、同49−12815号公報等
の教示内容を挙げることができる。
本明細書における模様の用語は、基体カードと不透明シ
ートの間に内蔵される文字・記号・模様を総称する意味
に用いられる。
本発明における模様の形成方法としては印刷、押印が一
般的あり、使用するインキ・顔料は市販されているもの
を利用することができるので目的に応じて選択すればよ
いが、模様として印刷後の濃度は透過濃度が0.1〜1
.0で、かつ反射濃度が、0.15〜0.8であること
が望ましく、最適濃度は認証識別カードの目的により異
なる。
即ち模様を隠蔽する場合には反射濃度を低くとり、その
濃度は基体カードまたは不透明シートの透過濃度の1/
2以下とし、隠蔽しない場合は1/2以上に選定される
この隠蔽の場合であっても、透過光によりすかして観察
すれば、模様の透過濃度により模様を見ることができる
ので、その真偽を確認することができる。
目的に応じた最適濃度は2,3回の試作試験により、簡
単に選定可能である。
基体カードと不透明シート或いは透明シートをラミネー
トする方法は公知の技術を利用することが可能であるけ
れども、その具体的な方法の例を次に挙げておく。
即ち基体カードの表面をコロナ放電処理や紫外線照射の
ような手段で物理的に活性化するか、過マンガン酸カリ
ウム、濃硫酸のごとき酸化剤を用いて化学的に表面を活
性化した後にポリエチレン、ポリプロピレン等を溶融接
着する方法、酢酸ビニル系、ウレタン系、エポキシ系接
着剤等を介して接着する方法、特開昭50−22633
号公報にみられるカルボキシル基を有する不飽和脂肪酸
エステル化合物を含むエチレン共重合物からなる接着層
を介して接着する方法等でラミネート可能である。
以下本発明を図面及び実施例により具体的に説明する。
第1図は本発明を施こされた従業員証表面図であり、第
2図は同従業員証の略図的な裏面図である。
第3図は同従業員証を分解して示した要部拡大図であり
、同図によれば、基体カード1に保護用材料である不透
明シート4及び透明シート5がラミネートされることが
理解される。
第1図〜第3図における基体カード1は、印刷法または
写真手法によって表面に証明内容、証明者印、模様、記
号等の記載内容1aが表示されている。
そして、基体カード1の裏面に模様2が印刷された後、
基体カード1が接着剤3を介して不透明シート4と透明
シート5の間にラミネートされ、従業負託が完成される
第1図及び第2図において留意すべき点は、基体カード
1、模様2、不透明シート4の濃度範囲が前述したよう
に選定されているので、模様2は基体カード1の表面か
らは透視されないが、裏面からは僅かに透視される特徴
をもっている点である。
次に、本発明の主な実施例を挙げる。
実施例 1 第4図において、タルクを含みポリ塩化ビニルを主体と
する基体カード1(透過濃度0.6)の裏面側に透過濃
度0.2で反射濃度0.15になるよう灰色の模様2a
を印刷した。
さらに、チタン白及びタルクを含有し透過濃度0.3に
調整されたポリプロピレンシート4を基体カード1の裏
面から接着剤を介してラミネートすると共に基体カード
1の表面には表面は透明なポリプロピレンシート5を接
着剤を介してラミネートした。
このようにして完成された認証識別カードは表面から見
た場合には模様が見えず、裏面から見た場合には模様が
観察することができた。
この場合、模様2aの代りに不透明シート4と接着剤3
の間に模様2bを入れても同様の結果が得られた。
裏面用のポリプロピレンシートの透過濃度を0.6にし
た場合には、裏面より反射光による観察では模様を見る
ことができないが透過光により観察すると模様を見るこ
とができた。
このように必要に応じて基体カード、模様、不透明シー
トの透過濃度を変えることにより所望の模様識別性能を
得ることができる。
実施例 2 第5図はポリエチレンラミネートを基体とするカラー反
転ペーパ(基体1 a t 1 b t 1 cの総合
透過濃度0.9)を基体カードとして用いかつ特開昭4
9−123016号公報による方法で、証明内容と人物
顔写真を同一画面内に合成撮影後、ペーパーの指定現像
処理を行ないカラー写真像6を有する基体カードを使用
した場合の実施例である。
このカラー反転ペーパ裏面に透過濃度0.3、反射濃度
0.2になるよう灰色の模様2aを印刷後、基体カード
1の表面には透明なポリエステルシートを接着剤を介し
てラミネートし、裏面には透過濃度0.35の合成紙を
接着剤を介してラミネートすることにより認証識別カー
ドを得た。
この認証識別カードは表面からは模様が見えないが、裏
面からは淡い模様が視察された。
なお、同様な結果は模様2aを不透明シート4に印刷し
た場合にも観察された。
また、基体紙層1bの裏面側に上記の濃度の模様を印刷
をしてからポリエチレン層1cをラミネートしであるカ
ラー反転ペーパーを用いた場合も全く同様であった。
実施例 3 第6図は第5図の方法を簡略化して実施例2に相当する
効果を得る場合の実施例である。
実施例2のカラー反転ペーパに相当する透過濃度0.7
の紙層1bの表面にアナターゼ型チタン白を含む透過濃
度0.3のポリエチレン層1aをラミネートした。
そして同紙層1bの反対面に透過濃度が0.5でかつ反
射濃度が0.25になるように調整した銀色の印刷を施
した後、アナターゼ型チタン白とタルクを含む透過濃度
0.4のポリエチレン層1cをラミネートした。
この後、ポリエチレン層1aの上にカラー画像形成乳剤
層を塗布し、実施例2と同様な方法で写真を撮影し、現
像処理して証明用カラー画像を得た。
このままでも本発明の模様のスカシ効果が確認されたが
、カラー画像の損傷を防止するため透明ポリエステルシ
ートをラミネートしても効果には変化がなかった。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、体裁
がよく、偽造、変造、改ざんが困難で、簡単にその真偽
を識別できる認証識別カードを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を施こされた従業負託の正面図、第2図
は同従業員証の裏面図、第3図は分解して示す同従業員
証の要部拡大図、第4図は実施例1の説明図、第5図は
実施例2の説明図、第6図は実施例3の説明図である。 1・・・・・・基体カード、2・・・・・・模様、3・
・・・・・接着剤、4・・・・・・不透明シート、5・
・・・・・透明シート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 透過濃度が0.5〜1.5なる基体カードの裏面に
    透過濃度が0.2〜0.8の不透明シートが接着されて
    おり、前記基体カードの裏面と前記不透明シートの間に
    透過濃度が0.1〜1.0でかつ反射濃度が0.15〜
    0.8である模様を内蔵していることを特徴とする認証
    識別カード。
JP53091286A 1978-07-26 1978-07-26 認証識別カ−ド Expired JPS5845360B2 (ja)

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JP53091286A JPS5845360B2 (ja) 1978-07-26 1978-07-26 認証識別カ−ド

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JP53091286A JPS5845360B2 (ja) 1978-07-26 1978-07-26 認証識別カ−ド

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JPS5845360B2 true JPS5845360B2 (ja) 1983-10-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007130855A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Is Corp 個体数の少ない重要書類用セキュリティシート用紙及びその製造システム

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