JPS5845178A - エツチングされたカチオン電導性セラミツク体とその製法 - Google Patents

エツチングされたカチオン電導性セラミツク体とその製法

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JPS5845178A
JPS5845178A JP57134787A JP13478782A JPS5845178A JP S5845178 A JPS5845178 A JP S5845178A JP 57134787 A JP57134787 A JP 57134787A JP 13478782 A JP13478782 A JP 13478782A JP S5845178 A JPS5845178 A JP S5845178A
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alumina
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sodium
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JP57134787A
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ラジ・ナライン・シング
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    • H01M10/3909Sodium-sulfur cells
    • H01M10/3918Sodium-sulfur cells characterised by the electrolyte
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
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    • C04B41/5353Wet etching, e.g. with etchants dissolved in organic solvents
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ナトリウム−硫黄電池の電解質として有用な
アルカリ金属β−および/またはアルカリ金属βクーア
ルミナ組成のカチオン電導性多結晶セラミック体に関す
る。一つの観点からは1本発明はセラミック体を化学エ
ツチングしてその表面部分の抵抗率を固有抵抗率のレベ
ルに下げる化学エツチング法に関する。また別の観点か
らは。
本発明は抵抗率が均一なエツチングされたセラミック体
Kfl!する。
ナトリウム−硫黄電池は、ナトリウムβ−アルミナ相お
よび/lたはナトリウムβクーアルミナ相に基づくセラ
ミックセパレー!材料を用いる。
セラミックセパレータは電解質としても作用し。
電池の作動中にナトリウムイオンの移動だけを選択的に
許容する。異体的には、す) IJウムー硫黄電池は約
3ゝ30℃で使用し、ナトリウムも硫黄もこの電池作動
温度で溶融状態にある。ナトリウムおよび硫黄電極間の
セパソー夕は固体イオン膜で。
通常β−アルミナ(NanoとAkへの化学化合物でし
ばしばドーパント、例えばLlloおよび/またはMf
Oを含む)と称される。この固体のセラミック膜はNa
+イオンの移動だけを許す。
他のすべての電池と同じく、基本的構造単位はセルであ
る。現在、ナトリウム−硫黄電池は円筒形で、一端の閉
じたナトリ゛ウムβ−アルミナセラミック管を使用して
いる。#1とんどの設計例で管の内部にナトリウムを充
填する。硫黄は良好な導電体でないので、集電体、即ち
電流コレクタとして多孔性炭素マトリックスを用いる。
β−アルミナセラミック管をドーナツ形セラミック絶縁
ディスクに封着してナトリウムおよび硫黄電極間の完全
な物理的かつ化学的分離を達成する。ナトリウムおよび
硫黄容器が集電体として作用する。電池とするには、多
数のナトリウム−硫黄セルを直列または並列に電気接続
する。
これらのナトリウムβ−および/″!たはβI−アルミ
ナセラミック電解質は良好または優秀な電池寿命を示し
ているが、抵抗率値が高く抵抗が経時変化する(電解質
抵抗率がNa/8電池の使用につれて増加する)という
欠点ももっている。この現象を詳しく調べたところ、セ
ラミック電解質管の半径方向のセル抵抗がその材料の固
有(体積)抵抗率データから推定した値より常に高いこ
とがわかった。このことは、これらのセラミック組成の
場合、一層高い電池内抵抗率値(半径方向の)をもたら
す一層高い抵抗率の表面膜が存在することを示唆してい
る。例えば、材料中の過剰量のソーダ(N勾O)、即ち
β−および/またはβI−アルミナ相に関する溶解度限
界を越え九量のソーダにより抵抗性表面膜が形成され、
従ってその結果焼結材料の表面および粒界に過剰ソーダ
が沈積する。
ソーダ電富相は純粋相のナトリウムβ−および/または
ナトリウムβ−アルミナセラミック材料よシ抵抗が大き
いので、このようなソーダ豊富相が原因で、セラミック
電解質がNa/8m池において抵抗性表面膜に基づく付
加抵抗率を示す。従って、この表面膜の除去によりHa
/8抵抗を下げ得るはずだという仮説が立てられる。、
このことはさら演セラミック電解質の表面にこのような
抵抗膜がなければ、抵抗経時変化の現象も最小となるが
、なくし得ることを示唆している。
本発明は化学エツチングによりセラミック体から表面膜
を除去して抵抗率が均一なエツチングされたセラミック
体を生成することを目的とすへ以下の本発明の説明を一
層理解しやすくするために、第3図にNa30−A/@
03系の状態図を示す。
この状態図は、Journal of America
n ・CeramicSociety、Vol、 52
 、Na7 、pages 364−369の’R,,
C,DeVrieaおよびW、 L Bath の論文
「β−ATOsおよび関連相に関する文献データの評価
」の367頁に示されており、2Bβはナトリウムβ−
アルミナ相を示し、5Bβはナトリウムβl−アルミナ
相を示す。
広義には、本発明の方法は、表面部分の抵抗率が固有抵
抗率より著しく高い−カテオン゛−導性セラミック体を
用意し、咳セラミック体の組成をアルカリ金属β−アル
ミナ相からアルカリ金属βl−アルミナ相までの範囲の
、アルカリ金属β−アルミナ相とアルカリ金属βl−ア
ルミナ相とのめらゆる組合せを含む組成とし、該アルカ
リ金属をナトリウム、カリウム、リチウム、これらの混
合物およびこれらの合金よりなる群から選択し、上記セ
ラミック体の表面部分を燐酸でエツチングして表面部分
の抵抗率が固有抵抗率と少くとも有意な差がないカチオ
ン電導性セラミック体を生成し、このとき該燐酸が上記
セラミック体をエツチングできるPtOs 濃度を有し
、エツチングが上記ナラミック体に有意な有害作用をも
たないことを特徴とする、エツチングされた表面を有す
るカチオン電導性セラミック体の製造方法である。
本発明の方法においてエツチングすべきカチオン電導性
多結晶セラミック体は、アルカリ金属β−アルミナ相ま
たはアルカリ金属βt−アルミナ相よりなるか、または
アルカリ金属β−アルミナ相とアルカリ金属β−アルミ
ナ相との任意の組合せよりなる。このセラミック体は、
広い範囲のアルカリ金属酸化物とアルミナの化学量論的
化合物は勿論、非化学量論的化合物も包含し、弐ん0・
xAlaos (ここでAはアルカリ金属で、Xは約5
〜11の範囲で変わり得る)で表わすことがでキもアル
カリ金属はナトリウム、カリウム、リチウム、これらの
混合物およびこれらの合金よりなる群から選択される。
セラミック体の組成は櫨々の方法、例えばX線回折分析
やX線螢光分析により測定することができる。
本発明のセラミック体は、必要なら、β−アルミナ相用
の安定剤を含有する。この安定剤はL1□O,MtOl
NiOlCooおよびこれらの混合物よりなる群から選
択される。安定剤は安定化作用を呈する量使用し、普通
セラミック体の約5重i%までの範囲にある。
本明細書において、アルカ1ノ金属β−アルミナ相は、
単位セルが2つのスピネル型ブロック金倉み、各スピネ
ル型ブロックがC方向に沼って数えて4つの酸累原子h
a tl−有し、幾つ刀為の割込み位置にアルミニウム
原子を有する結晶構造を意味する。その単位セルはC軸
に沿っての結晶学的反復距離的22^を有する。−価の
カチオンは個々のスビネルブ賞ツタを分離している比較
的粗い・くツキングの面内で移動する。他方、アルカリ
金属βl−アルミ、ナ相は、単位セルが5つのスピネル
型ブロックを含み、結晶学的反復距離がC軸に沿って約
33λである結晶構造を意味する。アルカリ金属β−ア
ルミナ相において、各スピネル型ブロックは隣りのブロ
ックに対して18.06回転した位置にあり、アルカリ
金属βl−アルミナ相では回転角が1201である。言
匹換えると、粗いバッキングのゴ導面はアルカリ金属β
−アルミナ相では鏡面でもあるが、アルカリ金属βクー
アルミナ相ではそうではない。
エツチングに供する多結晶セラミック体は種々の方法で
製造することができる。例えば−、アルカリ金属β−ア
ルミナ粉末から、または本発明のアルカリ金属β−アル
ミナおよび/lたはアルカリ金属βl−アルミナを生成
する反応物質の混合轍例えば酸化ナトリウム、酸化リチ
ウム、酸化マグネシウムおよびアルミナの混合物から生
の成形品を慣例手段で成形することができる。生の成形
品は等圧プレスやスリップ注型のような慣例の方法で製
造することができる。成形品は任意所望の形状および寸
法にでき、′また1幾何学的に複@なブ、φや中空とす
ることもできる。焼成後にナトリウム−硫黄電池に用い
るのに適当な、一端のとじた中空管の形状とするのが好
ましい。このような中空管は、通常のセラミック加工技
術により、もしくは本出願人に譲渡された凡W−Pow
ers  の米国特許第3900.381号に開示され
ているような、戒気泳動堆積により製造するこぶができ
る。生成形品または中空管は、高密度への収縮を促進す
るために、β−A/、03  の理論密度(即ち126
9/CI1.)(D約40%以上、特に50%以上の密
度をもつのが好咬しい。生成形品を、これに有意の有害
作用を及ぼさない雰囲気中で約1525〜1825℃の
範囲の焼結温度で焼結する。ナトIJウムー硫黄電池に
電解質として使用するには%焼結セラミック体がβ−A
rson  の理論密度(五269/a)の98%以上
、−に99%以上の密度を有する。本出願人に譲渡され
□たRobert W、 Powersらの米11特許
第4s O2,519号rβ−アルミナセラミック管の
製造」に、ナトリウム−硫黄電池に電解質として用いる
のに適当か均一形状の焼結ナトリウムβ−1βl−アル
ミナ円筒管を製造する方法が開示されており、この円筒
管を本発明の方法に用いることができる。
エツチングすべきセラミック体は、その表面または表面
部分での電気抵抗、即ち抵抗率がその固有(体積、)抵
抗率より著しく高い。抵抗率は物質自体の特性であり、
抵抗は次式に示される通シ試料の寸法に依有する。
R=P− ここでRはセラミック体の抵抗(Ω)、Lはその長さ1
人はその断面積、Pはその抵抗率(Ω−eII)である
ここで定義の通り、抵抗率は長さ15I、断面積151
Fのセラミック体の抵抗(Ω)である。七ラミック体の
抵抗率が小、さければ小さい程、そのセラミック体は導
体として爽好である。
本発明の方法に用いる燐酸は粘稠な液体である。燐酸は
水とPxOsよりなる、即ち、燐酸はP!osと水の反
応生成物であり、セラミック体をエツチングし得るTh
em濃度を有する。具体的には、本発明の燐酸はPro
s 濃度が燐酸の全重量の約60〜70重量%の範囲と
なる。Psis濃度が約60重量%よシ低い燐゛酸はセ
ラミック体をエツチングしない25−してもその速度が
遅すぎて実用に適さない。大気圧下で燐酸はその特定濃
度に応じて約120〜160℃の範囲の温度で沸とうし
始める。沸とう時に燐酸は蒸発し濃度を増すので、その
沸点は次第に上昇する。従って、エツチング中の燐酸を
沸とうさせ続けると、セラミック体のエツチング速度が
著しく増加する。Pm0i濃度が約70重量%に近い燐
酸は表面を研摩する作用もなし、エツチングされた表面
部分は勿論研摩された表面部分亀有するセラミック体を
生成する。研摩も抵抗性表面膜をセラミック体から除去
して、抵抗率窄固有抵抗率と有意の差がない研摩表面部
分を形成し、かくして得られるエツチングおよび研摩さ
れたカチオン電導性セラミック体は本発明の別の実施例
を構成する。
)3sPOi  濃度約85重量%を有する燐酸はpg
へ漉度約60重量%を有する燐酸にはy等しい。市販の
燐酸は必要な八へ濃度をもたないので、これを沸とうさ
せて所望の濃度とする。燐酸のPOs濃度は比重測定に
より知ることができる。或はまた高度濃縮燐酸を購入し
、濃度の低い燐酸と混合して本発明に必要な燐酸をつく
ることができる。
、本発明の方法では、セラミック体を燐酸と接触させ、
その表面または表面部分をエツチングして抵抗性表面膜
を除去し2表面部分の抵抗率をセラミック体の固有抵抗
率と同じか少くとも有意の差のない値に下げる。エツチ
ングの程度または範囲は実験により定めることができ、
通常セラミック体の表面を約3〜5ミクロンエツチング
、即ち除去したらエツチングを完了する。酸接触時間お
よび処理温度を制御して、セラミック体をエッチするよ
うなことがないようにする必要がある。さらに詳しくは
1本発明のエツチングを行う場合、酸濃度、接触時間お
よび温度は相関因子であり、エツチング速度は通常酸濃
度の上昇および温度の上昇とともに増加する。エツチン
グ速度が実際的で望ましくなるような任意のエッチ、ン
グ温度が使用でき、一般にエツチング温度は室温近くか
ら2邑0℃までの範囲で変えることがそきる。エツチン
グ速度を一層よく制御するために、エツチングを約10
0〜200℃の範囲の温度で行うのが好ましい。室温で
はセラミック体のエツチングを約30分の接触時間で完
了することができる。他方、約150℃ではセラミック
体の燐酸との接触によるエツチングを約2〜10分の接
触時間で完了することができる。熱衝撃を防止するため
に、セラミック体をエツチング燐酸の温度とはソ同じ温
度とする必要があり、通常予熱セラミック体をエツチン
グ燐酸の温度±25℃の温度−とする。
セラミック体を燐酸と接触させるのは種々の技術で行う
ことがτき、tたエツチングは所望に応じてバッチ式で
も連続式でも行うことができる。
セラミック体を燐酸に浸漬するのが好ましい。酸接触時
間の終了時、即ち所望のエツチングを達成したところで
、燐酸をエツチングされたセラミック体から除去して酸
の侵食を止める。この除去はエツチングされたセラミッ
ク体をアルコール、例えばメタノールで洗うことによっ
て行うのdE好ましい。本発明のエツチングは、得られ
るエツチング済セラミック体が有意の有害作用を受けな
いように行う。
本発明のエツチング済カチオン電導性多結晶セラミック
体はエツチングされた表面を有する。
即ち表面または表面部分が酸エツチングされているか、
またはエツチングおよび研摩された表面を有する。即ち
表面または表面部分の一部力!酸エツチングされており
かつ一部が酸研摩されている。
本発明のエツチングされたセラミック体はその表す相か
らアルカリ金属β−アルミナ相までの範囲の、アルカリ
金属β−アルミナ相とアルカリ金属βt−アルミナ相と
のあらゆる組合せを含む組成であり、上記アルカリ金属
がナトリウム、力1ノウム、リチウム、これらの混合物
およびこれらの合金よりなる群から選択される。
本発明のエツチングされたセラミック体は種々の用途に
用いることができ、ナトリウム−硫黄電池やECD (
エレクトロクロミックディスプレー)などの装電に電解
質として有用である。このセラミック体は一端の閉じら
れた中空管の形状でナトリウム−硫黄電池、または同等
のもしくは類似の電池に電解質として特に有用である。
通常、′@、解質として用いる場合、セラミック体はβ
−アルミナの理論密度(A26f/cC)の約98%以
上、好ましくは約9996以上の密度を有する。
セラミック体の固有(体積)抵抗率を測定するのに多数
の方法が使用でき、例えば四探針法や複素インピーダン
ス分析によって測定で色る。四探針法では、4ぢの電気
、端子を試料中に挿入する。
2つの端子を試料内に電流を流すためにのみ使用し、残
シの2つの端子を発生する電位差を測定するのに用いる
。この技術では、電流が試料内のみに流れるので、発生
する電位差ゆ試料の体積の電位差または主として試料の
体積の電位差であって、表面の電位差ではない。試料に
関する電流と電位差を知れば、その抵抗を求めることが
できる。即ち、抵抗=電位差/電流である。そして試料
の抵抗と寸法から、その抵抗率を求めることができる。
複素インピーダンス分析は当業界での標準法であり、抵
抗を広い周波数範囲にわたって周波数の函数として測定
し、これらのプロットから固有抵抗率を求めることがで
きる。
本発明を以下の実施例によりさらに具体的に説明する。
手順は特記しない限シ次の通りであった。
焼結多結晶セラミック管の相組成はX線回折分析によっ
て測定した。
密度は標準法によって測定した。
充電および放電抵抗は標準方法で’、 )iaNOx/
電解質/Na  よりなる半電池(単極)を用いて測定
した。この場合% 350℃の液体ナトリウムおよび液
体硝酸す) IJウムをそれぞれ電解質管の内側および
外側の電極として使用した。
実施例1 一端が閉じ他端が開口した焼結多結晶セラミックの中空
管を電解質として使用した。中空管は内径約t01.壁
厚約α11、長さ約71であった。焼結管のはy100
体積%がナトリウムβ−アルミナ相であった。焼結管の
化学的組成は96重量X Na2O,1125重t%L
i!Oおよび残部A12osであった。焼結管は、β−
アルミナの理論密度の約99%以上の密度を有し1周知
の方法で製造されたものであった。即ち、粉末組成物を
生の管の形状に成形し、管に有意の有害作用を彦さない
雰囲気中で約1575℃で焼成した。この焼成管の表面
のミクロ組織を第1図に示す。即ち、第1図は焼結した
ま\のナトリウムβ−アルミナ多結晶セラミック体の走
査電子顕微鏡写真(鵠X1000)であZo 85%濃縮燐酸(八へ濃度約60重量%)を大気圧下で
加熱し、燐酸が沸とうし始めたとき、即ち約150℃で
、熱衝撃を防止するために約150℃に予熱しておいた
セラミック管をこの沸とう燐酸に浸漬した。セラミック
管を沸とう燐酸中に3分間浸漬状態に保ち、この3分の
期間中燐酸の導度を次第に約160℃まで上げて燐酸を
沸とう状態に保りた。沸とう中のエツチング燐酸は粘稠
な液体であり、別の同様の実験で得たデータから、燐酸
のhh濃度が沸とう中に約65重量%に上昇したと推定
された。
次にセラミック管を沸とう燐酸から取出し。
室温まで冷却し、室温で1時間メタノールで洗って燐酸
を除去した。この後、セラミック管を真空下で1000
℃に2時間焼鈍(アニール)して残留メタノールおよび
吸着水蒸気を除去した。セラミック管の全表面、即ち管
の外面は勿論内面もエツチング去れていることが認めら
れた。第2図に示すエツチングされた表面のミクロ組織
は第1図のものからはっきり区別でき明瞭である。
セラミック管はエツチングにより有意の寸法変化を受け
がかったようであり、またエツチングはセラミック管に
何ら有意な有害作用を示さなかったようである。
沸とう燐酸への3分間の浸漬によりセラミック管が十分
にエツチングされ、その表面ならびに表面付近の結晶粒
界区域から抵抗性表面膜が除去されたと考えられた。こ
のことを確かめるためにエツチング済管を普通のやり方
で半電池(単極)に組立て、エツチング済セラミック管
に350℃のNaNO3浴から液体ナトリウムを電解的
に充填した。エツチング済セラミック管の外面にNaN
O3浴を内面に液体ナトリウムを接触させた状態で、半
電池の半径方向抵抗を測定した。下記の結果を得た。
α11Ωの電池抵抗値は、酸処理なしの同様の管、即ち
組成および密度がエツチング済セラミック管とほとんど
違わない同一寸法の焼結したま\の管について通常得ら
れる値(Ll、65Ωより著しく低かった。これは半電
池抵抗の約539gの低下である。
α11Ωの電池抵抗はこの多結晶セラミック管組成物に
ついての350℃での抵抗率値11.120−国に相当
する。この値は四探針法で測定したこのセラミック材料
の350℃での固有抵抗率的120−aと有意の差がな
い。
本例は、本発明の方法により半径方向におけるセラミッ
ク管の抵抗率が改良基れたこと、即ち表面一部分の抵抗
率が低下して固有抵抗率と有意の差がなくなったことを
示している。
実施例2 本例で使用した手順は実施例1に記載したのとはy同様
であった。但し、電解質として使用した焼結多結晶セラ
ミック管の組成が異なり、約65体積%のナトリウムβ
l−アルミナ相と約35体積%のナトリウムβ−アルギ
ナ相とからなるセラミック管であった。電池抵抗をゼ1
i′ラミック管のエツチング前後に測定した。
焼結したま−の(エツチングしてない)セラミック管を
実施例1に記載したのと同様に半電池として組立て、七
〇牛径方向抵抗を測定したところ350℃で108Ωで
あった。
次に管を電池から回収し、室温でメタノールで洗ってす
) IJウムを洗い落した。
85%燐酸(PICmICm濃度約6箪うするまで、即
ち約150℃に加熱し、同じく約150℃に予熱してお
いたセラミック管をこの燐酸に約3分間浸漬した。この
3分間の間に燐酸の温度を次第に約160℃まで上げて
酸を沸とう状態に保った。
得られたエツチング済セラミック管を室温まで冷却し,
メタノールで洗って燐酸を除去した。
セラミック管はエツチングにより有意の寸法変化を受け
なかったようであり、またエツチングはセラミック管に
伺ら有意な有害作用を示さなかったようである。
次にエツチング済セラミック管をエツチング前のセラミ
ック管の場合と同じように半電池として組立て、その半
径方向抵抗を同様に測定しな。
そで半径方向抵抗は350℃でα05Ωであっ九この値
は350℃での抵抗率値7.60−国に相当し、四探針
法で測定したこの焼結多結晶セラミック材料の350℃
での固有抵抗率zOΩ−−と有意の差がない。
実113。
本例で使用した手順は実施例2に記載したのとはソ同様
であった。但し、電解質として使用した瞬結多結晶セラ
ミック管の組成が異なり、約100体積%のナトリウム
β− アルミナ相よりなるセラミック管であった。
、焼結したま−の(エツチングしてない)セラミック管
を実施例2に記載したのと同様に半電池として組立て、
その半径方向抵抗を測定したところ350℃でL107
Ωであった。
次に管を電池から回収し,室温でメタノールで洗ってナ
トリウムを除去した。次に管を実施例2に記載したのと
同様にエツチングした。エツチング前、管を室mまで冷
却し、メタノールで洗って燐酸を除去した。
セラミック管はエツチングにより有意の寸法変化を受け
なかったようであV,またエツチングはセラミック管に
何ら有害作用を示さなかったようである。
次にエツチング済セラミック管をエツチング前のセラミ
ック管の場合と同じように半゛峨池として組立て、その
半径方向抵抗を同様に測定した。
その半径方向抵抗は350℃でα05Ωであつ九ヒの値
は350℃での抵抗率値5.0Ω−国に相当し、四探針
法で測定したこの焼結多結晶セラミック材料の350℃
での固有抵抗率4.80−国と有意の斧がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は焼結したま\のナトリウムβ−アルミナ多結晶
セラミック体の走査−子g4R鏡写真(倍率x t o
 o o )、 第2図は本発明に従ってエツチングした後の第1図と同
じ焼結セラミック体の走査電子顕微鏡写真(倍率X10
00)、および 第3図はNano・ATos系の状態図である。 2Bβ・−・ナトリウムβ−アルミナ相、3Bβ・−・
ナトリウムβ−アルミナ相。 t7乙7ノ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、表面部分の抵抗′率が固有抵抗率よシ著しく高いカ
    チオン電導性セラミック体を用意し、該セラミック体の
    組成をアルカリ金属β−アルミナ相からアルカリ金属β
    I−アルミナ相までの範囲のアルカリ金属β−アルミナ
    相とアルカリ金属β−−アルミナ相とのあらゆる組合せ
    を含む組成とし、骸アルカリ金属をナトリウム、カリウ
    ム、リチウム、これらの混合物およびこれらの合金よシ
    なる群から選択し、上記セリミック体の表面部分を燐酸
    でエツチングして表面部分の抵抗率が固有抵抗・率と少
    くとも有意な差をもえないカチオン電導性セラミック体
    を生成し、このとき肢燐酸が上記セラミック体をエツチ
    ングできるi’%Om濃度を有し、エツチングが上記セ
    ラミック体に有意な有害作用をもたないことを特徴とす
    る。エツチングされた表面を有し表面部分の抵抗率が固
    有抵抗率と少くとも有意な差がない六チオン電導性セラ
    ミック体の製造方法。 2、上記アルカリ金属をナトリウムとする特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 3、上記エツチングをはソ室温から250℃までの範囲
    の温度□で行う特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、上記セラミック体を上記燐酸で研摩もし、エツチン
    グされた!!!面部分および研摩された表面部分を有し
    表面部分の抵抗率が固有抵抗率と少くとも有意な差が危
    いカチオン電導性セラミック体を特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 5、上記セラミック体を上記燐酸に浸漬する特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 6、上記セラミック体がアルカリ金属βI−アルiす相
    および該アルカリ金属β−−アルミナ相用安定剤を含有
    する特許請求の範囲第1項記載の男気7、上記安定剤を
    Li!O%MiFO5NiO1Cooおよびこれらの混
    合物よりなる群から選択する特許請求の範囲第6項記載
    の方法。 8.上記セラミック体が一端の閉じた中空管の形状をと
    り、ナトリウム−硫黄電池の電解質として有用である特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 9、 エツチングされた表面を有するカチオン電導性セ
    ラミック体であって、該セラミック体の表面部分の抵抗
    率が固有抵抗率と少くとも有意が差がなく、該セラミッ
    ク体の組成がアルカリ金属β−アルミナ相からアルカリ
    金属βl−アルミナ相までの範囲のアルカリ金属−一ア
    鳶ミナ相とアルカリ金属βクーアルミナ相とのあらゆる
    組合せを含む組成であり、骸アルカリ金属がナトリウム
    、カリウム、リチウム、これらの混合物およびこれらの
    合金よりなる群から選択されたことを特徴とするエツチ
    ングされた表面を有するカチオン電導性セラミック体。 10、上記アルカリ金属がナトリウムである特許請求の
    範囲第9項記載のカチオン電導性セラミック体。 11、上記セラミ、ツタ体が研摩された表面4有しセラ
    ミック体の表面部分の抵抗率が固有抵抗率と少くとも吉
    意寿差がない特許請求の範囲第9項記載のカチオン電導
    性セラミック体。 12、上記アルカリ金属がナトリウムである特許請求の
    範囲第11項記載のカチオン電導性セラミック体。 13、一端の閉じた中空管の形状で、ナトリウム−硫黄
    電池の電解質として有用である特許請求の範囲89項記
    載のセラミック体。 14、一端の閉じた中空管の形状で、ナトリウム−硫黄
    電池の電解質として有用である特許請求の範囲第10項
    記載のセラミック体。 15、上記セラミック体がアルカリ金属βクーアルミナ
    相および該アルカリ金属βl−アルミナ相用安定剤を含
    有する特許請求の範囲第9項記載のカチオン電導性セラ
    ミック体。 16、上記安定剤がL120、MfO,Nip、 Co
    oおよびこれらの混合物よ・シなる群から選択された特
    許請求の範囲第15項記載のカチオン電導性セラミック
    体。
JP57134787A 1981-08-03 1982-08-03 エツチングされたカチオン電導性セラミツク体とその製法 Pending JPS5845178A (ja)

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