JPS5845153B2 - マイクロ波加熱装置 - Google Patents
マイクロ波加熱装置Info
- Publication number
- JPS5845153B2 JPS5845153B2 JP366776A JP366776A JPS5845153B2 JP S5845153 B2 JPS5845153 B2 JP S5845153B2 JP 366776 A JP366776 A JP 366776A JP 366776 A JP366776 A JP 366776A JP S5845153 B2 JPS5845153 B2 JP S5845153B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microwave
- heating device
- asphalt
- microwave heating
- heater
- Prior art date
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- Road Repair (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、複数個のマイクロ波加熱器を組み合わせて
用いるマイクロ波加熱装置に関する。
用いるマイクロ波加熱装置に関する。
従来、アスファルト舗装された道路を補修する際には、
一旦アスフアルド舗装の全部を取り除き、改めてアスフ
ァルト舗装をおこなうのが一般的であった。
一旦アスフアルド舗装の全部を取り除き、改めてアスフ
ァルト舗装をおこなうのが一般的であった。
しかし、補修の対象が表面に生じた凸凹やひび割れであ
る場合には上記従来の方法よりも優れた方法がある。
る場合には上記従来の方法よりも優れた方法がある。
すなわち、加熱されると軟化するアスファルトの性質を
利用し、補修箇所を加熱して軟化させておき、圧力等を
印加して平担にする方法がある。
利用し、補修箇所を加熱して軟化させておき、圧力等を
印加して平担にする方法がある。
このようにすれば補修作業が簡単になるとともにアスフ
ァルト材料も節約できる。
ァルト材料も節約できる。
この方法においてはアスファルトを均一に加熱すること
が必要となる。
が必要となる。
バーナや電熱器等を使用する方法もあるが加熱が不均一
となり好ましくない。
となり好ましくない。
そこで最近マイクロ波を輻射してアスファルトを加熱す
る方法が提案されるに至った。
る方法が提案されるに至った。
この方法はマイクロ波を物体に輻射すれば均一な加熱が
得られるという誘電加熱の特性をオU用するものである
。
得られるという誘電加熱の特性をオU用するものである
。
マイクロ波を用いてアスファルト舗装の補修をおこなう
方法そのものは優れた方法であるが十分な実用的性能を
持つ具体的な加熱装置はあまり提案されていない。
方法そのものは優れた方法であるが十分な実用的性能を
持つ具体的な加熱装置はあまり提案されていない。
この種のマイクロ波加熱装置の実際の使用に際しては、
マイクロ波加熱装置をアスファルトの表面に沿って走行
させることになる。
マイクロ波加熱装置をアスファルトの表面に沿って走行
させることになる。
最も簡単な方式として、単一のマイクロ波加熱器を使用
する方式が考えられる。
する方式が考えられる。
しかしながらこの方式は、被輻射体であるアスファルト
表面が凸凹である場合に適用することが難しい、再現性
良く安定した輻射パターンを得ることが難(−い等の問
題点がある。
表面が凸凹である場合に適用することが難しい、再現性
良く安定した輻射パターンを得ることが難(−い等の問
題点がある。
すなわち、被輻射体の表面の凸部と加熱器との衝突を避
けるために、加熱器と被輻射体との間隔を凸部がない場
合に比して大巾に広くして加熱器を走行させなければな
らないので、加熱効率が悪くなり、マイクロ波の漏洩に
よる電波障害も生じやすくなる。
けるために、加熱器と被輻射体との間隔を凸部がない場
合に比して大巾に広くして加熱器を走行させなければな
らないので、加熱効率が悪くなり、マイクロ波の漏洩に
よる電波障害も生じやすくなる。
加熱器と被輻射体との間隔を調整しつつ加熱器を走行さ
せるようにするには、複雑な走行装置が必要となり好ま
しくない。
せるようにするには、複雑な走行装置が必要となり好ま
しくない。
また、加熱して補修すべき箇所に応じて再現性良く任意
の輻射パターンを得ることも困難である。
の輻射パターンを得ることも困難である。
さらに、単一のマイクロ波加熱器を用いるので、高価な
大電力のマイクロ波発振管を使用しない限り単位時間隔
たりの加熱できる面積が少なくなる欠点もある。
大電力のマイクロ波発振管を使用しない限り単位時間隔
たりの加熱できる面積が少なくなる欠点もある。
この発明は、上記の問題点を考慮してなされたもので、
アスファルト舗装の補修に使用する最も実用的なマイク
ロ波加熱装置を提供するものである。
アスファルト舗装の補修に使用する最も実用的なマイク
ロ波加熱装置を提供するものである。
この発明に係るマイクロ波加熱装置は、複数個のマイク
ロ波加熱器と、これらのマイクロ波加熱器を選択的に且
つ輻射方向へ移動しうるように支持する支持器を備えた
ものである。
ロ波加熱器と、これらのマイクロ波加熱器を選択的に且
つ輻射方向へ移動しうるように支持する支持器を備えた
ものである。
以下図面を示しこの発明の詳細な説明する。
第1図は、この発明に係るマイクロ波加熱装置の一実施
例の斜視図で、平担な表面形状の被輻射体にマイクロ波
を輻射して加熱する場合を示す。
例の斜視図で、平担な表面形状の被輻射体にマイクロ波
を輻射して加熱する場合を示す。
第1図において、1はマイクロ波発振管、2はマイクロ
波を一定方向に導いて輻射するマイクロ波輻射器、3は
マイクロ波輻射器2が支持される受部、4はこれらの受
部を有する支持器、5はアスファルトの如き被輻射体で
ある。
波を一定方向に導いて輻射するマイクロ波輻射器、3は
マイクロ波輻射器2が支持される受部、4はこれらの受
部を有する支持器、5はアスファルトの如き被輻射体で
ある。
マイクロ波発振管1とマイクロ波輻射器2とで1個のマ
イクロ波加熱器が構成される。
イクロ波加熱器が構成される。
なお、マイクロ波発振管1の電源部、支持器4を被輻射
体5の表面に沿って走行させる装置は簡単のため図示し
ない。
体5の表面に沿って走行させる装置は簡単のため図示し
ない。
受部3には、ネジや締め付はベルト(図示せず)が備え
られており、加熱器を輻射方向に移動可能に支持できる
ようになっている。
られており、加熱器を輻射方向に移動可能に支持できる
ようになっている。
このマイクロ波加熱装置は、格子状の支持器4の受部3
に複数個のマイクロ波加熱器を選択的に支持し据え付け
ることにより任意の輻射パターンで被輻射体5を加熱す
ることができる。
に複数個のマイクロ波加熱器を選択的に支持し据え付け
ることにより任意の輻射パターンで被輻射体5を加熱す
ることができる。
また、支持器4を簡単な操作で組立又は分解できるよう
にしておくことも容易にできる。
にしておくことも容易にできる。
こうすれは、運搬時にかさ張らず、また支持器4同志を
複数個連結して使用できるので、任意の輻射パターンで
且つ同時に広い面積に渡って被輻射体5を加熱できるの
で便利である。
複数個連結して使用できるので、任意の輻射パターンで
且つ同時に広い面積に渡って被輻射体5を加熱できるの
で便利である。
更に、このマイクロ波加熱器は、マイクロ波発振管1を
マイクロ波輻射器2に直接取り付けて構成されるから、
装置を小型化することができ、加熱装置を走行させつつ
被輻射体5を加熱する場合やその他移動もしくは運搬す
る場合にも操作が楽になる効果をも有する。
マイクロ波輻射器2に直接取り付けて構成されるから、
装置を小型化することができ、加熱装置を走行させつつ
被輻射体5を加熱する場合やその他移動もしくは運搬す
る場合にも操作が楽になる効果をも有する。
従来のマイクロ波加熱器は一般に、マイクロ波発振管を
マイクロ波輻射器に導波管を用いて連結していたので、
移動又は運搬等の操作が煩雑であった。
マイクロ波輻射器に導波管を用いて連結していたので、
移動又は運搬等の操作が煩雑であった。
第2図は、この発明に係るマイクロ波加熱装置の他の実
施例の断面図で、マイクロ波加熱器で凸凹な面を有する
被輻射体を加熱する場合を示すものである。
施例の断面図で、マイクロ波加熱器で凸凹な面を有する
被輻射体を加熱する場合を示すものである。
第2図において、6は凸凹を有する被輻射体5の表面で
ある。
ある。
このマイクロ波加熱装置も第1図の加熱装置と同様に、
支持器4の受部3にマイクロ波加熱器を着脱可能に且つ
輻射方向への挿入長を任意に変えて支持できるので、被
輻射体5の表面6の形状に応じて、支持器4の受部3に
被数個のマイクロ波加熱器を選択的に且つ挿入長を自在
に調整して支持できる。
支持器4の受部3にマイクロ波加熱器を着脱可能に且つ
輻射方向への挿入長を任意に変えて支持できるので、被
輻射体5の表面6の形状に応じて、支持器4の受部3に
被数個のマイクロ波加熱器を選択的に且つ挿入長を自在
に調整して支持できる。
したがって、このマイクロ波加熱装置は、マイクロ波輻
射器2と被輻射体5の表面6との間隔を極めて狭くして
走行させることができるので、被輻射体5の表面6が平
担でなくても均一に且つ効果的に加熱することができ、
さらにマイクロ波の漏洩を少なくして電波障害を防止で
きる効果を有する。
射器2と被輻射体5の表面6との間隔を極めて狭くして
走行させることができるので、被輻射体5の表面6が平
担でなくても均一に且つ効果的に加熱することができ、
さらにマイクロ波の漏洩を少なくして電波障害を防止で
きる効果を有する。
第3図は、この発明に係るマイクロ波加熱装置の他の実
施例の断面図である。
施例の断面図である。
第3図において7は道路標識の如き障害物である。
この実施例は、組立又は分解可能な支持器2を障害物7
の両側で連結し、この障害物γの周辺部分のアスファル
トの如き被輻射体5を加熱する場合を示す。
の両側で連結し、この障害物γの周辺部分のアスファル
トの如き被輻射体5を加熱する場合を示す。
支持器2を連結する手段は簡単のため図示しない。
このようにすれば、道路標識をアスファルト舗装に設置
もしくは除去するに際しては、設置箇所の周辺部分のア
スファルトを選択的に且つ短時間のうちに均一に加熱す
ることができるから、設置もしくは除去の作業を効率的
におこなうことができる。
もしくは除去するに際しては、設置箇所の周辺部分のア
スファルトを選択的に且つ短時間のうちに均一に加熱す
ることができるから、設置もしくは除去の作業を効率的
におこなうことができる。
上記のように、この発明に係るマイクロ波加熱装置は、
同方向にマイクロ波を輻射する複数個のマイクロ波加熱
器及びこれらのマイクロ波加熱器を選択的に且つ輻射方
向に移動しうるように支持する支持器を備えているから
、被輻射体の形状に応じて、任意の輻射パターンで均一
に被輻射体を加熱できる効果を有する。
同方向にマイクロ波を輻射する複数個のマイクロ波加熱
器及びこれらのマイクロ波加熱器を選択的に且つ輻射方
向に移動しうるように支持する支持器を備えているから
、被輻射体の形状に応じて、任意の輻射パターンで均一
に被輻射体を加熱できる効果を有する。
したがって、この発明に係るマイクロ波加熱装置をアス
ファルト道路の補修工事に使用することにより、補修作
業を大幅に簡単化できるだけでなくアスファルトも大幅
に節約することができる。
ファルト道路の補修工事に使用することにより、補修作
業を大幅に簡単化できるだけでなくアスファルトも大幅
に節約することができる。
第1図はこの発明に係るマイクロ波加熱装置の一実施例
の斜視図、第2図は、この発明に係るマイクロ波加熱装
置の他の実施例の断面図、第3図は、この発明に係るマ
イクロ波加熱装置の他の実施例の断面図である。 図において、1,2はマイクロ波加熱器を構成するマイ
クロ波発振管及びマイクロ波輻射器、3は受部、4は支
持器である。 なお、各図中の同一符号は同−又は相当部分を示す。
の斜視図、第2図は、この発明に係るマイクロ波加熱装
置の他の実施例の断面図、第3図は、この発明に係るマ
イクロ波加熱装置の他の実施例の断面図である。 図において、1,2はマイクロ波加熱器を構成するマイ
クロ波発振管及びマイクロ波輻射器、3は受部、4は支
持器である。 なお、各図中の同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 同方向にマイクロ波を輻射する複数個のマイクロ波
加熱器、これらのマイクロ波加熱器を選択的に且つ上記
輻射方向に移動しうるように支持する多数個の受部を有
する支持器を備えたマイクロ波加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP366776A JPS5845153B2 (ja) | 1976-01-14 | 1976-01-14 | マイクロ波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP366776A JPS5845153B2 (ja) | 1976-01-14 | 1976-01-14 | マイクロ波加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5286546A JPS5286546A (en) | 1977-07-19 |
JPS5845153B2 true JPS5845153B2 (ja) | 1983-10-07 |
Family
ID=11563778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP366776A Expired JPS5845153B2 (ja) | 1976-01-14 | 1976-01-14 | マイクロ波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845153B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0249644U (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-06 | ||
JP3013670U (ja) * | 1995-01-17 | 1995-07-18 | 株式会社芋谷工業 | 自動車用ルーフトランク |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2854263A1 (de) * | 1977-12-14 | 1979-06-28 | Morris Richard Jeppson | Verfahren und einrichtung zur bearbeitung von strassendecken |
JPS5785404A (en) * | 1980-11-18 | 1982-05-28 | Nippon Oil Co Ltd | Asphalt type paved road |
-
1976
- 1976-01-14 JP JP366776A patent/JPS5845153B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0249644U (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-06 | ||
JP3013670U (ja) * | 1995-01-17 | 1995-07-18 | 株式会社芋谷工業 | 自動車用ルーフトランク |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5286546A (en) | 1977-07-19 |
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