JPS5845071Y2 - 減圧造型用加熱装置 - Google Patents
減圧造型用加熱装置Info
- Publication number
- JPS5845071Y2 JPS5845071Y2 JP7513776U JP7513776U JPS5845071Y2 JP S5845071 Y2 JPS5845071 Y2 JP S5845071Y2 JP 7513776 U JP7513776 U JP 7513776U JP 7513776 U JP7513776 U JP 7513776U JP S5845071 Y2 JPS5845071 Y2 JP S5845071Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- heating
- heat source
- vacuum molding
- heating device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、減圧造型法において型面に減圧成形される
べき合成樹脂を加熱軟化させるための装置に関するもの
である。
べき合成樹脂を加熱軟化させるための装置に関するもの
である。
減圧造型法においては、型の型面に合成樹脂フィルムを
減圧により吸着成形するが、この際、フィルムをガスバ
ーナ群などからなる熱源によって上方から加熱して軟化
させる事が行われる。
減圧により吸着成形するが、この際、フィルムをガスバ
ーナ群などからなる熱源によって上方から加熱して軟化
させる事が行われる。
この加熱時に、フィルムは方形の保持枠によって保持さ
れて伸展状態にある。
れて伸展状態にある。
従って加熱中にフィルムの温度が上昇してフィルム軟化
してくると、フィルムが垂れ下って必要以上に伸ばされ
、この結果、減圧成形時に型面に吸着されたフィルム上
にシワか生に易い。
してくると、フィルムが垂れ下って必要以上に伸ばされ
、この結果、減圧成形時に型面に吸着されたフィルム上
にシワか生に易い。
だからと言って、フィルムの垂れ下りが発生する前に減
圧吸着をすると加熱不足からフィルムの破れ、残留歪な
どが多くなり易い。
圧吸着をすると加熱不足からフィルムの破れ、残留歪な
どが多くなり易い。
又、合成樹脂フィルムは一般に熱容量が小さいので周辺
雰囲気の擾乱によりその温度が低下し易く、加熱効果が
不均一となり易い。
雰囲気の擾乱によりその温度が低下し易く、加熱効果が
不均一となり易い。
これを防止するるには例えば熱源のガスバーナの分布を
相当均一にする工夫が必要である。
相当均一にする工夫が必要である。
更に、フィルムを加熱した熱気は周辺空気中に拡散して
しまうので一般jこ加熱効率が悪く、作業環境を劣化し
易い。
しまうので一般jこ加熱効率が悪く、作業環境を劣化し
易い。
この考案は、上記した様な従来のフィルム加熱装置に固
有の欠点を除去しようとするものであって、その要旨は
、加熱位置にあるフィルムの下面に上面側より高い空気
による圧力を掛けてフィルムを上方に押し上げると共に
、フィルム周辺に上向きの弱いしかし温度の高い気流を
形威し、これにフィルムを包み込んでやることによって
均一かつ効率よい加熱を行うことにある。
有の欠点を除去しようとするものであって、その要旨は
、加熱位置にあるフィルムの下面に上面側より高い空気
による圧力を掛けてフィルムを上方に押し上げると共に
、フィルム周辺に上向きの弱いしかし温度の高い気流を
形威し、これにフィルムを包み込んでやることによって
均一かつ効率よい加熱を行うことにある。
空気による圧力を掛けるにはフィルム上面側を負圧状態
としてやってもよく、フィルム下面の少くとも周縁部分
に熱風を当ててやるようにしてやってもよい。
としてやってもよく、フィルム下面の少くとも周縁部分
に熱風を当ててやるようにしてやってもよい。
以下添付の図面に示す実施態様によって更に詳細にこの
考案について説明する。
考案について説明する。
第1図に示すのはこの考案の装置の第1の実施態様であ
る。
る。
即ち、熱源1の下方周囲を囲繞してスカート11によっ
て加熱室13が画定形成されており、この加熱室13は
下方に開口している。
て加熱室13が画定形成されており、この加熱室13は
下方に開口している。
フィルムFは保持枠3に伸展状に保持されて上記熱源1
下方加熱室13内の所定位置において加熱する訳である
が、この加熱位置と熱源1との中間において、スカート
11には適宜な吸気源(図示せず)に接続された吸気管
12が加熱室13に開口して設けられている。
下方加熱室13内の所定位置において加熱する訳である
が、この加熱位置と熱源1との中間において、スカート
11には適宜な吸気源(図示せず)に接続された吸気管
12が加熱室13に開口して設けられている。
熱源1は従来のフィルム用加熱装置に用いられる通常の
ガスバーナ群から構成されている。
ガスバーナ群から構成されている。
又、スカート11は赤外線をよく反射する物で構成する
が、例えばアルミニウムやステンレス等の鏡面反射盤が
最適である。
が、例えばアルミニウムやステンレス等の鏡面反射盤が
最適である。
吸気管12による吸引は単に加熱室13内に気流が生じ
る程度のものでよい。
る程度のものでよい。
さて、以上のような構造において、フィルムFを所定位
置に置いて加熱すると共に吸気管12による吸引を行う
。
置に置いて加熱すると共に吸気管12による吸引を行う
。
従って加熱室13のフィルムFより上側の部分は負圧状
態となり、フィルムFが加熱によって軟化しても垂れ下
るようなことがない。
態となり、フィルムFが加熱によって軟化しても垂れ下
るようなことがない。
更に、合成樹脂フィルムは一般に熱容量が極めて小さい
ので、周辺の空気の多少の動き(風)によってもその温
度が低下し易い。
ので、周辺の空気の多少の動き(風)によってもその温
度が低下し易い。
ところがこの発明の場合、スカート11によって囲繞画
定された加熱室13という一種の隔離域の中で加熱を行
っているので、加熱室13内が均一に加熱され、外部か
ら風が吹込むようなことがない。
定された加熱室13という一種の隔離域の中で加熱を行
っているので、加熱室13内が均一に加熱され、外部か
ら風が吹込むようなことがない。
このように均一な温度状態の隔離域内で、前記負圧化に
よって上向きの静かな空気の流れが生じるので、その対
流拡散によって温度斑がなくなる。
よって上向きの静かな空気の流れが生じるので、その対
流拡散によって温度斑がなくなる。
従って、熱源1におけるバーナの分布がさして均一でな
い場合でも、フィルムは均一かつ効率よく加熱される。
い場合でも、フィルムは均一かつ効率よく加熱される。
第2図に示すのは、この考案の加熱装置の第2の実施態
様である。
様である。
熱源1の下方、フィルムFの加熱位置の若干下方でかつ
フィルムFの周縁近傍には、適宜なる燃風供給源(図示
せず)に接続された熱風吹出管14が配設されている。
フィルムFの周縁近傍には、適宜なる燃風供給源(図示
せず)に接続された熱風吹出管14が配設されている。
これら吹出管14はフィルムFの周縁部を指向すべく設
ければよく、又、熱風の強さはフィルムFの垂下りを抑
止する程度であればよい。
ければよく、又、熱風の強さはフィルムFの垂下りを抑
止する程度であればよい。
各吹出管14から吹出された熱風はフィルムFに下面か
ら当って押上げ効果をこれに及ぼすと共に、フィルム1
周辺の領域に上向きの気流を生じることになるので、第
1の実施態様の場合と同様な熱的効果を得ることが出来
る。
ら当って押上げ効果をこれに及ぼすと共に、フィルム1
周辺の領域に上向きの気流を生じることになるので、第
1の実施態様の場合と同様な熱的効果を得ることが出来
る。
以上、この考案によれば、加熱中の合成樹脂フィルムの
垂れ下りが効果的に防止されるので、型面への減圧成形
時のシワの発生がない。
垂れ下りが効果的に防止されるので、型面への減圧成形
時のシワの発生がない。
又、フィルム全体が均一に加熱されるので加熱効率が向
上すると共に、軟化不充分な部分がなくなるのでフィル
ムの弾性変形や残留歪によるトラブルがなくなる。
上すると共に、軟化不充分な部分がなくなるのでフィル
ムの弾性変形や残留歪によるトラブルがなくなる。
更に、特に第1の実施態様によった場合、加熱室以外に
熱が拡散し難いので、作業環境が改善される。
熱が拡散し難いので、作業環境が改善される。
第1図はこの考案の第1の実施態様を示す側断面説明図
、第2図は同じく第2の実施態様を示す側面説明図であ
る。 1・・・・・・熱源、11・・・・・・スカート、3・
・・・・・フィルム保持枠、12・・・・・・吸気管、
F・・・・・・合成樹脂フィルム、13・・・・・・加
熱室、14・・・・・・熱風吹出管。
、第2図は同じく第2の実施態様を示す側面説明図であ
る。 1・・・・・・熱源、11・・・・・・スカート、3・
・・・・・フィルム保持枠、12・・・・・・吸気管、
F・・・・・・合成樹脂フィルム、13・・・・・・加
熱室、14・・・・・・熱風吹出管。
Claims (1)
- 熱源1の下方に4面をスカート11によって画定された
加熱室13が形成されており、該室内において熱源と合
成樹脂フィルムFの所定加熱位置との間に吸気管12が
開口している減圧造型用加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7513776U JPS5845071Y2 (ja) | 1976-06-11 | 1976-06-11 | 減圧造型用加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7513776U JPS5845071Y2 (ja) | 1976-06-11 | 1976-06-11 | 減圧造型用加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52167471U JPS52167471U (ja) | 1977-12-19 |
JPS5845071Y2 true JPS5845071Y2 (ja) | 1983-10-13 |
Family
ID=28548947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7513776U Expired JPS5845071Y2 (ja) | 1976-06-11 | 1976-06-11 | 減圧造型用加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845071Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-06-11 JP JP7513776U patent/JPS5845071Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52167471U (ja) | 1977-12-19 |
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