JPS584468Y2 - 根菜類の洗浄機 - Google Patents

根菜類の洗浄機

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Publication number
JPS584468Y2
JPS584468Y2 JP1980061423U JP6142380U JPS584468Y2 JP S584468 Y2 JPS584468 Y2 JP S584468Y2 JP 1980061423 U JP1980061423 U JP 1980061423U JP 6142380 U JP6142380 U JP 6142380U JP S584468 Y2 JPS584468 Y2 JP S584468Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
sponge
cleaned
rotating
washing machine
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980061423U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56162995U (ja
Inventor
大矢博
Original Assignee
有限会社 茨城製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社 茨城製作所 filed Critical 有限会社 茨城製作所
Priority to JP1980061423U priority Critical patent/JPS584468Y2/ja
Publication of JPS56162995U publication Critical patent/JPS56162995U/ja
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  • Cleaning In General (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主としてさつま芋、大根、にんじん等の根菜類
を洗浄するための装置に関するもので、その目的とする
処はさつま芋等の洗浄に際し、特にその薄皮を傷めるこ
とがないようにドラム内に設けた回転部材で摺擦して、
・表面にこびりついた泥等の異物を除去すると同時に、
スポンジによる摺擦により、被洗浄物自体に艶を出すよ
うにして。
出荷時の商品価値を高めることができるようにしたもの
である。
畑から収穫した直後のさつま芋等は表面に畑の泥等の異
物が付着しているので、農家においては通常これら収穫
物を洗浄してから出荷している。
しかし出荷する量が多くなると洗浄に手間もかかるため
、従来から実公昭51−50851号または実公昭41
−5194号公報に記載されているような各種の洗浄装
置が提案されている。
しかし、上記従来装置は回転ブラシまたは板ブラシ等で
さつま芋等の表面に付着した泥等の異物をひつかき落と
すものであるから、ブラシの先端部によって薄い皮の表
面を傷つけてしまう欠点があった。
即ち、従来装置はブラシ自体が比較的硬く、その先端部
はとがっているから、この装置でさつま芋等を洗浄する
と、ブラシが薄い表皮を傷めることがあり、また果肉部
にも損傷をきたすことも少なくなかったものである。
ところでこのようなブラシによる損傷は当該ブラシが新
らしいときに頻発し。
従ってブラシ先端が摩滅するほど使いこまないと前記損
傷は少くならず、しかもその場合にはブラシによる洗浄
効果が逆に低下するという不都合を招くものであった。
そこで本考案者は実公昭52−51185号公報で知ら
れるようにドラムに、スポンジ等で構成された回転羽根
を有する回転軸を配設したものを開発したが、このもの
は実際に運転してみると回転羽根の回転時にさつま芋等
の被洗浄物が羽根と一緒にまわってしまい、その結果被
洗浄物同士がぶつかり合って果肉や表皮を傷め易く、し
かも羽根と羽根の間に被洗浄物が入り込んでしまい、そ
のため洗浄が充分に行なわれにくいという問題があった
のである。
ここに於て本考案者は、上記した従来装置の欠点を一掃
し得る洗浄装置を開発したものであって。
特にブラシを使用せず、しかも被洗浄物を回転羽根と一
緒に回動させないで、従来装置と同等乃至それよりも優
れた洗浄効果を発揮する機種を提供しようとするもので
ある。
即ち本考案はドラム内に回転軸を架設し、この回転軸に
ドラムの幅に対応させてスポンジ板製回転羽根を放射状
に取付けると共に、当該回転羽根にはドラムの幅方向に
多数の切込みを入れて、ムチのようなしなやかさと弾性
とを有する。
リボン状のスポンジ片を多数形成し、このスポンジ片を
回転させることによって被洗浄物に巻きつけ、これをこ
するようになすと同時に、ドラムを回転させることによ
り被洗浄物を自転させて前記リボン状スポンジ片がさつ
ま芋等の表面をすみずみまで摺擦するようにしたもので
あるから、さつま芋等は回転羽根と一緒にまわることな
く、シかも、表皮の薄く柔らかいものであっても前記条
片はこれを傷めることなしに汚泥等の付着物を落とすこ
とができ、更にまた柔軟なスポンジ片の摺擦により被洗
浄物の表皮に光沢を与えて、商品価値を一層高めること
ができるものである。
本考案の一実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
符号1は洗浄用ドラム2を保持する基台にして、その前
半部にはさつま芋等の被洗浄物Pをドラム内に供給する
ための供給台3を設け、後半部には供給台3に連続して
ドラム2を配設する。
供給台3は被洗浄物がドラム2に流れ込み易いようにド
ラムに向って若干傾斜させると共に、該供給台の底面及
び内壁面には被洗浄物の損傷防止用パッドを貼設する。
ドラム2は中空の円筒体から構成して、その一方の端面
(供給台側)に、被洗浄物の投入口4を設け、他方の端
面には排出口5を設ける。
またドラム2の上方には基台1と一体にフレーム枠6を
取付け、このフレーム枠6上には後記のようにモータ及
びベルト等の回転伝動部材からなる駆動手段7を配設す
ると共に、前記ドラム2は、これを回転自在に前後者−
組のローラ12等により保持させ、かつ、ドラム内面部
はこれをスポンジ材8で被覆する。
また、このドラム内にはドラムと同方向に回転する回転
軸9を架設し、更にドラムにおけるその入口及び出口部
分または必要に応じてドラム内には微水用パイプio、
iiを設けるようにする。
運ンでドラム2及び回転軸9を回転させる装置の一例を
説明すると、第2図及び第3図に示すようにドラム2の
外周面には、支承ローラ12の軌道となるガイドレール
13を設けるものであり、そのガイドレール13の一方
に対しては駆動ベルト15用の係合溝14を平行に設け
る。
そして、フレーム枠6にはプーリ16を取付け、このプ
ーリ16と前記係合溝14との間にドラム2の駆動ベル
ト15を懸張する。
前記プーリ16は第3図に例示したように、適宜な減速
機構21を介してモータ17の出力軸に連結するように
構成する。
一方1回転軸9に対してはその軸端側にプーリ18を、
またこのプーリ18の上方にはプーリ19をフレーム枠
6上にそれぞれ取付けてこれらプーリ間には軸回転用の
ベルト20を懸張する。
そして、このベルト20により回転軸9自体も前記ドラ
ム2と連動して、モータ17によって同方向に回転する
ように構成する。
因みに符号22はトラム2の前後部に設けた閉塞板であ
って、これによってドラムの上半部を閉塞すると共に回
転軸9の両端部を支承させるものである。
ところで本考案においては、スポンジ材で内面を被覆し
たドラム2の中央に横設した回転軸9に対し、第2図〜
第4図に示すようにドラム幅に対応する長さを有するス
ポンジ板製の回転羽根23を放射状に取付ける。
即ち、−例としてタテ320間、ヨコ1140mm、ア
ツサ301mの長方形スポンジ板を使用して、その上端
折返部を第3図及び第4図の如く回転軸9より突設した
巻付管9aに巻付け、−例として接着により固定する。
またこのスポンジ板23にはドラム2の幅方向に一例と
して15tm5q’j隔で多数の切込み24をその下端
部より上端折込片部近くまで入れてムチのようにしなや
かでかつ弾性を有するリボン状スポンジ片25を多数形
成する。
また、第2図及び第5図に示したように前記スポンジ片
25は、これの先端部25′をドラム内面に貼設したス
ポンジ材に対し一定の間隔、例えば70關毎に、交番的
に接離させるように構成するものである。
なお図示は省略したが、基台1の脚部には脚の長さ調節
機構を組込むものであって、これによってドラム2を適
宜の角度に傾斜させることができるようにするものであ
る。
本考案の装置は上記のように構成されているものであっ
て、これを使用するには、先ず、洗浄せんとするさつま
芋等の被洗浄物Pを供給台3からドラム2の投入口4へ
投入する。
また、このとき撒水用パイプ10,11から所定の洗浄
水をドラム内に注水しながら、モータMに電源を投入し
て所定方向に回転軸9を回転させる。
このようにするとスポンジ板製の回転羽根23も回転を
始めるから、ドラム2内にさつま芋等の被洗浄物Pが投
入されると、この被洗浄物は前記回転羽根23によりな
でまわされるようにこすられる。
一方、被洗浄物は回転ドラム2の回転に伴なってドラム
内の一個所(時計の4時位のところ)にとどまって自転
しながら、ドラム2の傾斜に沿って次第ニ排出口5へ向
って移動すると共に、パイプ10,11より注入された
洗浄水と回転羽根23による摺擦とによって被洗浄物の
表面に付着した異物は洗い流したように除去され、その
排出時には被洗浄物の表面は、すみずみまで洗浄された
状態で排出口より取り出されるものである。
而して本考案の装置によれば、特にドラム内に設けた回
転軸に対してスポンジ板製の回転羽根をドラム幅に対応
させて放射状に取り付けると共に。
この回転羽根にはドラムの幅方向に多数の切込みを入れ
て5多数本のリボン状スポンジ片を形成させ、このリボ
ン状スポンジ片により被洗浄物を摺擦するものであるか
ら、付着物の除去にあたり従来のようなブラシで付着物
をひつかき落とす装置と異なって、被洗浄物の薄い表皮
を傷つけることがない。
殊に本考案によれば前記スポンジ製回転羽根が単なる板
状ではなく、リボン状に構成されているからこのものは
屈撓し易く、従って被洗浄物の形状に馴染み易いので、
大小大きさの異なる被洗浄物の先端部まできれいに洗浄
することができる。
また1M1T述のように回転羽根はリボン状に構成され
ているから、このリボンは回転時に被洗浄物に巻きつく
如く作用して被洗浄物の表皮を摺擦するものであるから
、あたかも手作業により柔らかな摩擦材料で被洗浄物の
表面をこすったかのように被洗浄物の表皮を磨きあげて
、これに艶(光沢)を出すことができ、しかも回転羽根
を回転させた場合でも被洗浄物はドラム内の一個所にと
どまって排出口方向に移行し、その間被洗浄物は回転羽
根と一緒に回ることがなく、更に回転ドラムの回転によ
り被洗浄物は自転するから、前記リボン状スポンジ片が
すみずみまでに当ってこれをこするため洗浄効果が向上
するから商品価値を一層高めることができるものであり
、この点でも従来型を凌鷲する効果を発揮するものであ
る。
なお前記回転羽根はこれに捩りを与えるようにしても差
支えなく、その場合には同様な効果を発揮させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠斜面図、第2
図はドラム部を回転軸と平行に切断して示した断面図、
第3図は同上ドラム部を回転軸と直角に切断した断面図
、第4図はスポンジ板製回転部材を示す斜面図、第5図
はドラム内壁面と回転部材の摺擦関係を示す要部断面図
である。 1:基台、2ニドラム、3:供給台、4:投入口、5:
排出口、6:フレーム枠、7:駆動手段。 8:スポンジ材、9:回転軸、’IO,11:撒水パイ
プ、12:支承ローラ、13ニガイドレール。 14:係合溝、15:駆動ベルト、16:プーリ。 17:モータ、18,19:プーリ、20:ベルト、2
2:閉塞板、23;回転部材(スポンジ板)、24:櫛
刃状切込み、25:IJボン状スポンジ片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 基台上に内面にスポンジを貼設した洗浄用ドラムを
    モータにより回転するように横設し、該回転ドラムの中
    心部にドラム幅に対応する長さをもつ複数枚のスポンジ
    製回転羽根を放射状に取付けた回転軸を配置すると共に
    、前記回転羽根にドラムの幅方向に多数の切込みを入れ
    て。 可撓性を有するリボン状スポンジ片を多数本形成し、か
    つ該スポンジ片の先端部をドラム内面部に接触もしくは
    近接させるようになし、さらに前記スポンジ片も前記モ
    ータにより回転させるようにしたことを特徴とする根菜
    類の洗浄機。 2、回転軸に取付けたリボン状スポンジ片の先端部を、
    ドラム内面に貼設したスポンジ面に対し交番的に接離さ
    せるようにした実用新案登録請求の範囲第11項記載の
    根菜類の洗浄機。
JP1980061423U 1980-05-07 1980-05-07 根菜類の洗浄機 Expired JPS584468Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980061423U JPS584468Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07 根菜類の洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980061423U JPS584468Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07 根菜類の洗浄機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56162995U JPS56162995U (ja) 1981-12-03
JPS584468Y2 true JPS584468Y2 (ja) 1983-01-25

Family

ID=29655810

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980061423U Expired JPS584468Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07 根菜類の洗浄機

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5251185U (ja) * 1975-10-09 1977-04-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5251185U (ja) * 1975-10-09 1977-04-12

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JPS56162995U (ja) 1981-12-03

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