JPS5844434B2 - 畳表美粧方法 - Google Patents
畳表美粧方法Info
- Publication number
- JPS5844434B2 JPS5844434B2 JP9698380A JP9698380A JPS5844434B2 JP S5844434 B2 JPS5844434 B2 JP S5844434B2 JP 9698380 A JP9698380 A JP 9698380A JP 9698380 A JP9698380 A JP 9698380A JP S5844434 B2 JPS5844434 B2 JP S5844434B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- weight
- tatami
- parts
- dispersion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Floor Finish (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は古くなった畳表を青畳の色に美粧化するのに畳
として成型された状態で行う方法に関するのである。
として成型された状態で行う方法に関するのである。
畳を部屋等に施敷しておくと、畳表が変色、摩耗、汚れ
等により寿命がある。
等により寿命がある。
本発明は古畳及び新畳表に炭素数2乃至10個のアルキ
ルアクリレートを30乃至100重量%、好ましくは4
0乃至98重量%を含むアクリレート系共重合物の水分
散体に充填剤、顔料、増粘剤、消泡剤等を添加した組成
物を塗装して畳表を美粧して成型された畳を長期間使用
できるようにすることを目的とする。
ルアクリレートを30乃至100重量%、好ましくは4
0乃至98重量%を含むアクリレート系共重合物の水分
散体に充填剤、顔料、増粘剤、消泡剤等を添加した組成
物を塗装して畳表を美粧して成型された畳を長期間使用
できるようにすることを目的とする。
本発明に用いるアクリレート系共重合物の水分散体とは
メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアク
リレート、2・エチル・ヘキシルアクリレート、メチル
メタクリレート等のアルキルアクリレートから選ばれる
1種以上のアルキルアクリレート、或いはアルキルアク
リレートを30乃至100重量%とスチレン、アクリロ
ニトリル、酢酸ビニール、塩化ビニール等のエチレン性
不飽和化合物を乳化重合して得た水分散体、或は重合物
を乳化した水分散体である。
メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアク
リレート、2・エチル・ヘキシルアクリレート、メチル
メタクリレート等のアルキルアクリレートから選ばれる
1種以上のアルキルアクリレート、或いはアルキルアク
リレートを30乃至100重量%とスチレン、アクリロ
ニトリル、酢酸ビニール、塩化ビニール等のエチレン性
不飽和化合物を乳化重合して得た水分散体、或は重合物
を乳化した水分散体である。
またアクリレート系共重合物を形成する単量体組成物に
はアクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸等
の不飽和カルボン酸を含むことができる。
はアクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸等
の不飽和カルボン酸を含むことができる。
本発明の実施の−flを説明するに、炭素数2乃至10
個のアクリレートを30乃至100重量%、好ましくは
40乃至98重量%を含むアクリレート系共重合物の水
分散体に充填剤、顔料、増粘剤、消泡剤、防ビ、防カビ
剤等を配合した組成物を畳表に塗装する方法に於いて、
畳表の表面状態が悪い場合、或いは、通行がはげしく摩
耗を受は易い箇所に施敷されている場合等は2回以上塗
装するのが好ましく、更には第1回目の塗装組成物に含
まれるアクリレート系共重合物のガラス転移点が10乃
至40℃で、最終塗装組成物に含まれるアクリレート系
共重合物のガラス転移点が35〜70℃であることが好
ましい。
個のアクリレートを30乃至100重量%、好ましくは
40乃至98重量%を含むアクリレート系共重合物の水
分散体に充填剤、顔料、増粘剤、消泡剤、防ビ、防カビ
剤等を配合した組成物を畳表に塗装する方法に於いて、
畳表の表面状態が悪い場合、或いは、通行がはげしく摩
耗を受は易い箇所に施敷されている場合等は2回以上塗
装するのが好ましく、更には第1回目の塗装組成物に含
まれるアクリレート系共重合物のガラス転移点が10乃
至40℃で、最終塗装組成物に含まれるアクリレート系
共重合物のガラス転移点が35〜70℃であることが好
ましい。
第1回目の塗装組成物にやわらかい樹脂が含まれると畳
表への密着性が向上し、最終塗装組成物が固い樹脂より
成っていると耐摩耗性、耐汚染性がよく、衣類等への転
着が少なくなる。
表への密着性が向上し、最終塗装組成物が固い樹脂より
成っていると耐摩耗性、耐汚染性がよく、衣類等への転
着が少なくなる。
次に組成物の配合に関し、実施例を説明するが、勿論本
発明はこれにより制限されるものではない。
発明はこれにより制限されるものではない。
初めに分散体Aを説明すると、メチルメタアクリレート
を62%、ブチルアクリレートを34.5%、アクリル
酸を3.5%の割合で配合せる単量体混合物を通常の乳
化重合により得た樹脂分散体で、蒸発残分は50%、樹
脂のガラス転移点は40’Cである。
を62%、ブチルアクリレートを34.5%、アクリル
酸を3.5%の割合で配合せる単量体混合物を通常の乳
化重合により得た樹脂分散体で、蒸発残分は50%、樹
脂のガラス転移点は40’Cである。
次に分散体Bを説明すると、スチレンを25%、メチル
メタアクリレートを30%、2エチルヘキシルアクリレ
ートを41.5%、メタクリル酸を3.5%よりなる単
量体混合物を通常の乳化重合により得た樹脂分散体で、
蒸発残分が50%、樹脂のガラス転移点は27℃である
。
メタアクリレートを30%、2エチルヘキシルアクリレ
ートを41.5%、メタクリル酸を3.5%よりなる単
量体混合物を通常の乳化重合により得た樹脂分散体で、
蒸発残分が50%、樹脂のガラス転移点は27℃である
。
次に分散体Cを説明すると、スチレンを70%、2エチ
ルへキシルアクリレートを26,5%、アクリル酸を3
.5%よりなる単量体混合物を通常の乳化重合より得た
樹脂分散体で、蒸発残分が50%、樹脂のガラス転移点
は55℃である。
ルへキシルアクリレートを26,5%、アクリル酸を3
.5%よりなる単量体混合物を通常の乳化重合より得た
樹脂分散体で、蒸発残分が50%、樹脂のガラス転移点
は55℃である。
次に組成物1を説明すると、上記分散体Aを580重量
部と、TiO2を90重量部と、カオリクレーを150
重量部と、2%のメチルセルローズを70重量部と、デ
モールEpを3重量部と、ノブコ8034を1重量部と
、プロクセルメレー■を1重量部と、テキサトルを35
重量部と、水を70重量部との配合により得られた組成
物である。
部と、TiO2を90重量部と、カオリクレーを150
重量部と、2%のメチルセルローズを70重量部と、デ
モールEpを3重量部と、ノブコ8034を1重量部と
、プロクセルメレー■を1重量部と、テキサトルを35
重量部と、水を70重量部との配合により得られた組成
物である。
次に組成物Zを説明すると、組成物1に於いて、分散体
Aに代えて分散体Bを用い、その他は組成物1と同一の
ものを同一の重量部で配合して得られた組成物であ※※
る。
Aに代えて分散体Bを用い、その他は組成物1と同一の
ものを同一の重量部で配合して得られた組成物であ※※
る。
次に組成物3を説明すると、上記組成物1に於いて、分
散体Aに代えて分散体Cを用い、その他は組成物1と同
一のものを同一の重量部で配合して得られた組成物であ
る。
散体Aに代えて分散体Cを用い、その他は組成物1と同
一のものを同一の重量部で配合して得られた組成物であ
る。
次に組成物4を説明すると、分散体Aを605重量部と
、カオリンクレーを350重量部と、デモールEPを2
重量部と、ノフコ8034を2重量部と、フロクセルX
L−■を1重量部と、テキサノールを40重量部との配
合により得られた組成物である。
、カオリンクレーを350重量部と、デモールEPを2
重量部と、ノフコ8034を2重量部と、フロクセルX
L−■を1重量部と、テキサノールを40重量部との配
合により得られた組成物である。
次に組成物5を説明すると、上記組成物4に於いて分散
体Aに代えて分散体Bを用い、その他は組成物4と同一
のものを同一の重量部で配合して得られた組成物である
。
体Aに代えて分散体Bを用い、その他は組成物4と同一
のものを同一の重量部で配合して得られた組成物である
。
上記組成物1と組成物2と組成物3と組成物4と組成物
5とを下表の組合せにより畳表に塗装し、下表のような
結果を得た。
5とを下表の組合せにより畳表に塗装し、下表のような
結果を得た。
各々の組成物に嵩重量の水で希釈し、ブラシで塗装した
。
。
上記表に於いて密着性については塗装72時間后、乾い
たガーゼで約50回こすり、ガーゼへの組成物の付加量
により評価した。
たガーゼで約50回こすり、ガーゼへの組成物の付加量
により評価した。
また耐汚染性については塗装72時間后、35℃にて塗
装面と塗装面とを重ね合わせ、500?/crAの荷重
を1時間かげて評価した。
装面と塗装面とを重ね合わせ、500?/crAの荷重
を1時間かげて評価した。
また耐水性については塗装72時間後濡れたガーゼで約
50回コスリ、ガーゼへの組成物の付着量により評価し
た。
50回コスリ、ガーゼへの組成物の付着量により評価し
た。
また耐久性については1年後の評価として劣化、若しく
は色の変化により評価した。
は色の変化により評価した。
またこれら組成物には最低造膜温度を下げる造膜助剤、
可塑剤を配合することができる。
可塑剤を配合することができる。
また上記配合による塗装は単に畳染色剤としてばかりで
なく、下地を整える方法、即ち藺草に接着させる方法と
して前記したように第1回目の塗装組成物にやわらかい
樹脂を含むようにして処理すると畳表への定着性が向上
し、畳表の表面清掃を充分に行って塵埃等を確実にたた
きだすことができ、次に染色前の工程としてトップコー
トなる液を使用し、次に若草にて色上げすることにより
新鮮な青畳とすることができる。
なく、下地を整える方法、即ち藺草に接着させる方法と
して前記したように第1回目の塗装組成物にやわらかい
樹脂を含むようにして処理すると畳表への定着性が向上
し、畳表の表面清掃を充分に行って塵埃等を確実にたた
きだすことができ、次に染色前の工程としてトップコー
トなる液を使用し、次に若草にて色上げすることにより
新鮮な青畳とすることができる。
要するに本発明は炭素数が2乃至10個のアルキルアク
リレートを30乃至100重量%を含み、ガラス転移点
が−10乃至70℃のアクリレート系共重合物の水分散
体に充填剤、顔料、増粘剤、消泡剤を添加した組成物を
畳表に塗装するから、これを汚れた古畳の表に塗布する
ことにより青畳となして長期間青畳の色合を維持するこ
とができ、特に第1回目の塗装組成物に敷軟かい樹脂を
含むようにして処理すると、畳表への定着性が向上し、
そのあと畳表の表面清掃を充分に行って塵埃等を確実に
たたきだしたあと色上げすることにより新鮮な青畳とす
ることができる。
リレートを30乃至100重量%を含み、ガラス転移点
が−10乃至70℃のアクリレート系共重合物の水分散
体に充填剤、顔料、増粘剤、消泡剤を添加した組成物を
畳表に塗装するから、これを汚れた古畳の表に塗布する
ことにより青畳となして長期間青畳の色合を維持するこ
とができ、特に第1回目の塗装組成物に敷軟かい樹脂を
含むようにして処理すると、畳表への定着性が向上し、
そのあと畳表の表面清掃を充分に行って塵埃等を確実に
たたきだしたあと色上げすることにより新鮮な青畳とす
ることができる。
Claims (1)
- 1 炭素数が2乃至10個のアルキルアクリレートを3
0乃至100重量%を含み、ガラス転移点が−10乃至
70 ’Cのアクリレート系共重合物の水分散体に充填
剤、顔料、増粘剤、消泡剤を添加した組成物を畳表に塗
装することを特徴とする畳表美粧方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9698380A JPS5844434B2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | 畳表美粧方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9698380A JPS5844434B2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | 畳表美粧方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5721967A JPS5721967A (en) | 1982-02-04 |
JPS5844434B2 true JPS5844434B2 (ja) | 1983-10-03 |
Family
ID=14179441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9698380A Expired JPS5844434B2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | 畳表美粧方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844434B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0635870Y2 (ja) * | 1988-08-30 | 1994-09-21 | 株式会社クボタ | 作業車のボンネット構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH684178A5 (de) * | 1991-10-07 | 1994-07-29 | Naturalis Ag | Verfahren zur Herstellung von Formlingen aus thermoplastisch verarbeitbaren Komponentengemischen. |
-
1980
- 1980-07-16 JP JP9698380A patent/JPS5844434B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0635870Y2 (ja) * | 1988-08-30 | 1994-09-21 | 株式会社クボタ | 作業車のボンネット構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5721967A (en) | 1982-02-04 |
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