JPS5844375A - 放射性ガス捕集測定装置 - Google Patents

放射性ガス捕集測定装置

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JPS5844375A
JPS5844375A JP56141841A JP14184181A JPS5844375A JP S5844375 A JPS5844375 A JP S5844375A JP 56141841 A JP56141841 A JP 56141841A JP 14184181 A JP14184181 A JP 14184181A JP S5844375 A JPS5844375 A JP S5844375A
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radioactivity
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radioactive gas
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Seiji Yamaguchi
清治 山口
Hidetsugu Yamauchi
山内 英嗣
Etsuo Kono
河野 悦雄
Satoru Yamasa
山佐 哲
Toru Muro
室 亨
Shigeru Ogawa
尾川 滋
Hiroshi Yamashita
博 山下
Satoru Imai
哲 今井
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Hokkaido Electric Power Co Inc
Kansai Electric Power Co Inc
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    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T7/00Details of radiation-measuring instruments
    • G01T7/02Collecting means for receiving or storing samples to be investigated and possibly directly transporting the samples to the measuring arrangement; particularly for investigating radioactive fluids
    • G01T7/04Collecting means for receiving or storing samples to be investigated and possibly directly transporting the samples to the measuring arrangement; particularly for investigating radioactive fluids by filtration

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は放射性ガスを捕集し測定するシステムに関する
原子炉事故発生時の迅速な原子炉格納容器白雲囲気のモ
ニタリングは、事故の規模の推定を可能にするだけでな
く、事故に対する適切な処置を決定する有力な情報が得
られる点からも極めて重要である。
本 燃料棒破損に伴なって放射される核分裂生成物のうち非
常に重要なものは、尚揮発性のよう素。
および希ガス(Kr、Xe等)である。これらの放射性
ガス物質は燃料棒の損傷の程度を推定する上で重要なだ
けでなく、人体への被曝評価の点からも重要である。
放出された核分裂生成物を吸入摂取したとき受ける内部
被曝の中では放射性よう素によるものが支配的である。
ところが、事故時の原子誌格納容器内の空気のサンプリ
ングは、通常のサンプリングに比較して、次の2つの大
きな相違点を有している。
このようなことから、事故時の異常な種々の条件を克服
してよう素濃度を測定するこきが要求されている・ 本発明は、このような要求に鑑みてなされ、事故時のよ
う素(すなわち放射性ガス>saws定を容易に行なう
ことができる放射性ガス捕集測定システムを提供するこ
とを目的とする。
このような目的は、本発明によれば、放射性ガスを含む
サンプルガスが案内される配管に鵬次配設された除湿器
および加熱器と、前記サンプルガス中の放射性ガスを捕
集し得る補集材を含むフィルタカートリッジを収納する
カートリッジ収納部と、前記加熱器の後段の配管路に設
けられ前記カートリッジ収納部から前記フィルタカート
リッジが搬送されて来る捕集部と、前記フィルタカート
リッジに捕集された放射性ガスの放射能を測定する放射
能測定部と、前記配管路に設けられた流量測定部とを備
え、前記放射能測定部の出力および前記流量測定部の出
力に基づいて前記放射性ガスの濃度を算出するようにす
ると々によって達成される。
原子力発電所での仮想事故を想定すると、最悪の場合、
多量の水蒸気(が混在し、また圧力は最大的44/++
fGにもなる。このような条件下で、よう素捕集材とし
て活性炭およびシルバーゼオライトを使用した場合、種
々の実験の結果、サンプル空気中に多量に存在する水蒸
気がその捕集材に吸着し、その結果捕集材のよう素捕集
能力を低下させることが判った。そこで、本発明におい
ては、上述の如く、長期間に亘って捕集材のよう素捕集
能力を高レベルに維持するために、サンプル空気を除湿
するようにしている0しかも、相対湿度を下げて捕集材
に対する水蒸気の吸着を少なくするために、サンプル空
気を80℃程度に加熱している。その結果、99−以上
のよう素が回収された。しかも、サンプルガス中には、
前述の如く、よう素の他に希ガスも存゛在する。ところ
が、この希ガスは低温変では補集材に吸着し易いが高温
度では吸着し難い。
サンプル空気を加熱することにより、捕集材への希ガス
の吸着を防ぐことができ、よう素だけを捕集することが
できるようになる。
さらに、本発明の優れた実施例においては、放射能測定
部は、フィルタカートリッジに捕集された放射能性ガス
の放射能し°ベルに応じて選択使用される高−ルベルモ
ニ□りと低レベルモニタとを備え5− ている。すなわち、放射性物質#I度は、よう素詔よび
希ガスが事故時に10”Ci程度の放出を予想されるの
で、このとき最大的104μCi/cm”にもなる。
このために、平常時の低レベル(10″−C4/cm”
)から事故時の高レベル(10〜C1/cm”)までの
侃範囲をカバーできる放射線モニタが必要である。そこ
で、本発明番こおいては、放射能レベルに応じて選択使
用される高レベルモニタおよび低レベルモニタが備えら
れている。しかも、これらの高レベルモニタおよび低レ
ベルモニタは、放射能レベルを検出するレベルモニタの
出力に基づいて選択される。
さらに、本発明の他の優れた実施例によれば、捕集部の
前段の配管に、フィルタカートリッジに捕集された希ガ
スをパージするために、パージガス供給管が接続される
。フィルタカートリッジにはよう素の他に希ガスも捕集
されるが、この状態で放射能測定を行なうと゛、両方の
放射性ガス(よう素、希ガス)の放射能の和を検出する
ことになる。そこで、パージガスによりフィルタカート
リッジに吸着されている比較的吸着力の弱い希ガス6− を除去するようにしている。
次に本発明の一実施例を図面に基づいて詳細番こ説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の概略図である。サンプル空
気はたとえば原子炉格納容器内から配管1内に案内され
る。この配管1には最初に除湿器2および加熱器3が順
次配設されている。除湿器2としては、たとえば、水冷
式ターラ、空冷式ターラ、半透膜式除湿器あるいはエア
・ドライヤーなどを使用す−ることができる。この除湿
器2は、水分を多量に含むサンプル空気内からその水分
を除去し、後述する捕、集部でのサンプル空気中のよう
素捕集能力を低下させないようにするために設けられて
いるものである。サンプル空気は、原子炉格納容器内か
ら配管1内に案内される管路内において、または除湿器
2を通る仁とにより、冷却相対湿度を審めよう素の高い
捕集効率を保つために加熱器3でサンプル空気を約80
℃に加熱しているO 加熱器3の後段の配管1には捕集部4が設けられている
。この捕集部4において、サンプル空気中のよう素はフ
ィルタカートリッジ5に吸着して捕集される。このフィ
ルタカートリッジ5は活性炭、添着活性炭あるいはシル
バーゼオライト等から成る補集材によって構成されてお
り、未使用フィルタカートリッジ収納!!68から捕集
部4に搬送されセットされる0捕集部4にてフィルタカ
ートリッジ5をサンプル空気が貫流する際に、そのサン
プル空気中のよう素がカー) リッジ5の捕集材に吸着
し、捕集される。
捕集部4を貫流した後のサンプル空気は流量測定部6を
介してポンプ7により吸引され、最終的に再び格納容器
内に戻される。
一方、フィルタカートリッジ5は、捕集部4にて、吸着
よう素の放射能レベルがレベルモニタ9によって監視さ
れる′ル。よう素捕集の終了後、サンプル空気の流れを
止め、パージガス供給管17′を介してパージ空気また
は窒素等を配管1内化供給し、フィルタカートリッジ5
に貫流させる。これにより、フィルタカートリッジ5の
捕集材に付着したよう素以外の希ガス等を吹き飛ばす。
パージが終了したら、カートリッジ5を測定部21に自
動的に送り放射症を測定する。測定部21には高レベル
モニタ10および低レベルモニタ11が備えられており
、これらはカートリッジ5の放射能の強さつオリレベル
モニタ9の出力の大きさに応じて選択使用される。
フィルタカートリッジ収納部8にはカートリッジ5が数
十個収納されてふり、上述の測定動作はこれらのカート
リッジが使い果されるまで繰返えされる。
各レベルモニタ9 、10 、11にはそれぞれ測定器
13が接続されており、これらの測定器13の出力は演
算器14に導かれている。従って、この演算器14にお
いて、各レベルモニタ9 、10 、11の出力および
流量測定部6の出力に基づいてサンプル空気中のよう素
濃度が算出される。
測定が行なわれた後の各フィルタカートリッジ 9− 5は測定器21から自動的にカー) IJツジ格納部1
2に搬送され、廃集される。
なお、第1図において、16は配管l、パージガス供給
管17およびサンプル空気大気放出管19[それぞれ設
けられた電磁弁であり、18は配管1に設けられた減圧
弁である。サンプル空気はこの減圧弁18により高圧(
4kg/aiG )から大気圧程度に減圧される。才な
、15は各レベルモニタ9 、10 。
11をそれぞれ覆う鉛シールドである。
112図ないし第8図は本発明による放射性ガス捕集測
定システムに用いられる放射性ガス自動捕集測定装置の
一例である。
まず、第2図を参照する。この第2図は測定装置の平面
図を示す0この測定装置は基礎フレーム構成体120を
有し、この基礎フレーム構成体120の上に捕集部支持
フレーム構成体100.測定部支持フレーム構成体11
0.フィルタカートリッジ搬送部支持フレーム構成体1
30.フィルタカートリッジ収納部支持フレーム構成体
140およびフィルタカートリッジスライド機構支持フ
レーム150が10− それぞれ設けられている。そして、フレーム構成体10
0には捕集部4が、フレーム構成体110には測定部2
1が、フレーム構成体130にはフィルタカートリッジ
搬送部130が、フレーム構成体140にはフィルタカ
ートリッジ収納部8が、そしてフレーム構成体150に
はフィルタカートリッジスライド機構60がそれぞれ支
持されている。
フィルタカートリッジ収納部8は、第3図および第8図
に詳細に示すように、フィルタカートリッジ5を収納す
る収納筒87より主として構成されている。この収納筒
は両端が開口されており、上部開口からフィルタカート
リッジ5を収納可能であるが、下部開口からそのカート
リッジが脱落しないようになっている。収納部8にはそ
の他にモータ88およびこのモータによって上下に移動
されるシャフト89および2つのリミットスイッチ90
゜91を備えている。シャフト89はモータ88により
駆動され、収納筒87の下部開口より収納筒内に進入し
てそのヘッド97により、収納筒87内に収納されてい
るフィルタカートリッジ5を上方へ押し上げる。収納筒
87内には、この実施例においては、20個のカートリ
ッジ5を収納可能である。カートリッジ5が収納筒5の
上部開口から外へ押し出されると、そのことがリミット
スイッチ90により検出され、モータ88の駆動が停止
される。それにより、1個のカートリッジ5が後述する
カートリッジ搬送部30により搬送可能な状態に置かれ
る。
なお、91はシャフト91の下限位置を検出するための
ものである。
捕集部4は、第4図および第6図に詳細に示すように、
主として、カートリッジ受下部金具79およびカートリ
ッジ畳上部会具80を有している。
下部金具79は貫通孔79Aを有し、この貫通孔79人
を囲むようにO−リング84が敗付けられている。
さらに、貫通孔79Aには配管1の一部を構成する導管
81が接続されている。下部金具79は四角形状の可動
枠体76に支持されている。この可動枠体76には両側
部にガイド片77がそれぞれ固着されており、このガイ
ド片77には支持フレーム83にそれぞれ固定されたガ
イド棒78が貫通している。
なお、支持フレーム83は基礎フレーム儒成体120に
固定されている。一方、可動枠体76の底部は電動シリ
ンダ75の可動軸に結合されている◇この電動シリンダ
75は支持フレーム82を介しで基礎フレーム構成体1
20に支持されている。可動枠体76の底部にはスプリ
ング86が介挿されている。
さらに、〜電動シリンダ75の可動軸には移動棒97が
結合されており、この移動棒97の移動が上限リミット
スイッチ95および下限リミットスイッチ96により検
出される。一方、カートリッジ受上部金具80は円筒容
器状に形成されて底部に゛同様に貫通孔80Aを有して
いる。上部金具80にはこの貫通孔80Aを取囲むよう
にゴムパツキン85が取付けられている。そして上部金
具80内にはレベルモニタ9が挿置されており、このレ
ベルモニタ9を嫌うように鉛シールド15が取付けられ
ている。上部金具80および鉛シールド15はフレーム
構成体100 jこよって支持されている。さらに、金
具80には、鉛シールド15を貫通して配管lが結合さ
れている。′な2、レベルモニタ9は電離箱13− から成る。
しかして、後述するフィルタカートリッジ搬送部30に
より、第6図に示すように、フィルタカートリッジ5が
下部金具79上に搬送されて載置されたとする。その後
、電動シリンダ75の駆動により、可動枠体76がカイ
ト棒78を案内として上方に移動され、下部金具79が
上部金具80に密着させられる。その密着後も、電動シ
リンダ75は可動枠体76を上方に押すが、その押圧力
はスプリング86によって吸収され、その押圧力によっ
て捕集部4が破損するのを防ぐ。その後、上限リミット
スイッチ95の作用により電動シリンダ75の可動軸の
上限(すなわち移動棒97の上限)が検知され、電動シ
リンダ75は停止させられる。
その後、サンプル空気は配管1から上部金具8゜とレベ
ルモニタ9との間、貫通孔80人、フィルタカー) I
Jッジ゛59貫通孔79Aおよび導管81を順次貫流す
る。その際に、サンプル空気中のよう素がフィルタカー
トリッジ5に吸着・捕集される。
その場合、レベルモニタ9により、カートリッジ14− 5および配管を流れるサンプル便気中の放射症が監視さ
れる。その後、シーケンス制御により、電動シリンダ7
5の可動軸すなわち下部金具79は下方に降下され、そ
の降下がリミットスイッチ96によって検知されると、
停止させられて元の状態−こ復帰する。
フィルタカートリッジスライド機$60は、第2図およ
び第7図に詳細に示すように、主として、孔68を有す
る可動板63と、この可動板63に結合された・シャフ
ト62と、孔69を有し可動板63が載置される案内板
64と、シャフト62を駆動し可動板63を案内板64
上で滑動させるモータ61とから構成されている。モー
タ61は支持フレーム70に固定され、このフレーム7
0はフレーム構体150に固定されている。案内板64
は後述する測定部21を貫通しており、これにはリミッ
トスイッチ65,66.67が付属している。
捕集部4からフィルタカートリッジ5が搬送部30によ
りこのスライド機構60上にもたらされる&、#I7図
^の状態においてフィルタカー) IJッジ5は孔68
の真上に搬送される・その後、搬送部30の後記するマ
テリアルハンド機構36が開かれると、フィルタカート
リッジ5は可動板63の孔68内に落とされる。その後
、シーケンス制御lこより、モータ61が動作させられ
てシャフト62すなわち可動&63が矢印入方向に動か
され、それと共に孔68内のフィルタカー) IJッジ
も案内板64上を矢印A方゛向に運ばれる。可動板63
がリミットスイッチ67に達すると、モータ61の運転
が停止させられ、その後フィルタカートリッジ5の放射
能が測定部214c奢いて行なわれる。その際に、フィ
ルタカートリッジは測定部21−の中心にもたらされる
。第7図において、(B)はこの測定状態を示す。淘定
の終了後、モータ61が再び運転され、可動板63は矢
印B方向に動かされる。
可動板63の孔68と案内板64の孔69とが一致する
位置に可動板63が到達したことがこの可動板63に設
けられた突起とリミットスイッチ66との協動作用によ
り検知され、モータ61が再び停止される。第7図にふ
いて、C)はこの状態を示す〇可動板63の孔68と案
内板64の孔69との一致により、フィルタカートリッ
ジはその孔68内を介してカートリッジ格納f!1s1
2に落下する。その後、モータ61の運転が再開され、
可動板63が矢印C方向に移動され、可動板に設けられ
た突起が一1ミツトスイッチ65に検知されると、モー
タ61は停止させられ、可動板63は元の状態(第7区
内の状態)に復帰する。
フィルタカー) IJッジ搬送部30は、第2図および
第5図に詳細に示すように、主として、旋回アーム板3
1き、マテリアルハンド機構36と、旋回軸44と、旋
回軸駆動用ゼネバ機構(原動車47および従動車48)
と、原動車47を駆動オるモータ50およびマテリアル
ハンド機構36を駆動するモータ34とから構成されて
いる。マテリアルハンド横$36は、互いに交差する2
本のアーム41.42と、これらのアーム41.42を
回転可能に支持しアーム板31に固定された固定軸35
と、アーム41.42間に結合された引張ばね39と、
同様にアーム41.42閣に配置され軸3717− を介してモータ34によって回転駆動される回転棒38
とから構成されている。なお、33は軸受、40.45
,4613よび49はリミットスイッチ、43は平衡碓
である。
マテリアルハンド機構36において、2本のアーム41
.42は引張ばね39の作用により閉゛状態になされる
。マテリアルハンド機構36がフィルタカートリッジ収
納部8.捕集部4あるいはスライド機構60にもたらさ
れ、開く必要がある場合にはモータ34が動作して回転
棒38、を回転させアーム41.42を引張ばね39の
力に抗して開かせる。アーム41.42が開かれると、
リミットスイッチ32に当接し、それによりモータ34
の運転が停止される。それゆえ、マテリアルハンド機構
36は、フィルタカートリッジ収納部8においてはフィ
ルタカートリッジ5を恨むことができ、捕集部4におい
てはフィルタカー) IJッジ5を一旦離しそして貴び
博むことができ、さらにスライド機構60においてはフ
ィルタカートリッジを離すことができる。旋回アーム板
31は、第2図にお18− いて、収納s8からスライド機構60まで約180”旋
回させられる。この旋回駆動は、モータ50により、原
動車47および従動車48から成るゼネバ機構を介して
旋回軸44が回転させられることにより行なわれる。搬
送部30の第1位置状態はマテリアルハンド機構36が
収納部8に位置している状態であり、これは平衡鎚43
とリミットスイッチ45との協働作用により検出される
。それにより、モータ50が停止される。第2図におい
て、搬送部30がモータ50の運転により時計方向に回
転させられてマテリアルハンドl111136力捕集部
4にもたらされると、この位置状態が同様に平衡健43
と図示していないリミットスイッチとの協働作用により
検出される。それにより、モータ50は再び停止される
。この位置状態は搬送部30の第2位置状態となる。次
に、モータ50の這転再闘により、搬送部30がさらに
時計方向に回転させられてマテリアルハンド機構36が
スライド機構60上にもたらされると、この位置状態は
平衡性43とリミットスイッチ46との協働作用により
検出される。それにより、モータ50は書び停止される
。この位置状態は第3位置状態となる。このようにして
、搬送部3oは収納部8においてフィルタカートリッジ
5を掴んだ後、時計方向に180°回転して捕集部4お
よびスライド機構60に搬送する。そして、再び18o
°復帰回転する。
測定部21は、第3図に詳細に示されているように、高
レベルモニタ10および低レベルモニタ】】が上下に対
向して配置されており、それらの間にスライド機構60
の案内板64が配設されている。高レベルモニタ10は
電離箱から成り、低レベルモニタ11はNaIシンチレ
ーシ叢ン検出器から成る。フィルタカートリッジ5はス
ライド機構60により両モニタ10.11の間に運ばれ
て、測定される。
次に、上記よう素自動捕集測定装置の一連の動作につい
て説明する。
この測定装置においては、各種のモータの制御はリミッ
トスイッチの動作に基づいてシーケンス制御で行なわれ
る。
測定開始前の状態に2いては、マテリアルハンド機@3
6は収納部8にもたらされており、アーム41.42が
開かれている。このような状・緒で電源を投入すると、
リミットスイッチ9oがフィルタカートリッジ5の検出
信号を発信しない場合には、モータ88が動作させられ
て収納筒87内のフィルタカートリッジを上方に押し上
げる。それにより、フィルタカートリッジがリミットス
イッチ90に当接すると、モータ88の運転が停止され
る。その後、搬送部30のモータ34が運転させられて
マテリアルハンド機構36が閉じられ、アーム41.4
2がフィルタカートリッジ5を掴む。
マテリアルハンド機構36が閉じたことがリミットスイ
ッチ40により検出されるさ、モータ34が停止させら
れる。その後、モータ5oが運転させられ、フィルタカ
ートリッジを掴んだ状態でマテリアルハンド機構36が
捕集部4の金具79゜80間に運ばれる。そこで、マテ
リアルハンド機構36は開かれ、フィルタカートリッジ
5が第621− 図に示すように金具79上に載置される。その後、電動
シリンダ75の操作により金具79が金具80に密接さ
せられ、その後サンプル空気がフィルタカートリッジを
貫流せしめられ、よう素が捕集され60次に、パージガ
スが供給され、フィルタカートリッジに付着している希
ガスが吹き飛ばされる。その後再び電動シリンダ75の
操作により、金具79が降下させられる。マテリアルハ
ンド機構36がよう素捕集後のフィルタカートリッジを
掴み、モしてモータ50の運転によりマテリアルハンド
機構36がスライド機構60上にもたらされ、アーム4
1.42を開いてカートリッジをスライド機構60の可
動板63の孔68内に落とす。
その後、スライド機構60のモータ61が動作し、可動
板63を測定部21内に進入させ、カートリッジを高レ
ベルモニタ10と低レベルモニタ11との間にもたらす
。測定終了後、モータ61の動作により、前述した如く
、カー) IJッジは案内板64の孔69を介して格納
部12に格納される。
一方、マテリアルハンド機構36はカートリッジ22− を解放すると、第2図において矢印方向に180゜旋回
し、元の状態(カートリッジ収納@8の位置)へ復帰す
る。このようにして、−回の測定周期が終了する。
以上に説明したように、本発明による放射性ガス捕集測
定システムによれば、全自動化が可能であり、原子炉事
故時にも格納容器内の放射性ガス特によう素を測定しま
た格納容器内の雰囲気の状況を知ることができる。その
際に、フィルタカートリッジの収納部への装着および格
納部からの回収を除いて、すべて人手をかけずに、放射
性ガスに対して捕集・測定作業を行なうことができるた
め、作業者の被曝低減9作業の省力化を達成することが
できる。
な右、本発明による測定システムは原子炉事故時だけで
なく通常時にも使用でき、また格納容器8営囲気のみな
らずそれ以外の場所に対しても応用可能である。
【図面の簡単な説明】
1g1図は本発明による放射性ガス捕集測定システムの
一実施例の概略図、第2図ないし第4図は第1図のシス
テムにおいて使用される放射性ガス捕集測定装置の一例
を示し、第2図6よその概略平面図、第3図はその一部
断面正面図、第4図Cま第1図におけるA−A矢視図、
第5図はその放射性ガス捕集測定装置におけるフィルタ
カートIJツジ搬送部の一例を示し、(5)はその概略
平面図、@)4よその一部断面正面図、第6図はその放
射性ガス捕集#J定装置における捕集部の要部断面拡大
図、第7図はその放射性ガス捕集測定装置におけるフィ
ルタカートリッジスライド機構の概略正面図で、(5)
、(均、0はそれぞれ異なる動作状態を説明するための
説明図、′Ig8図はその放射性ガス捕集測定装置にお
けるフィルタカートリッジ収納部の概略構成図である。 1・・・サンプル空気配管、2・・・除湿器、3・・・
加熱器、4・・・捕集部、5・・・フィルタカートリッ
ジ、6・・・流量側足部、8・・・フィルタカートリッ
ジ収納部、9・・・レベルモニタ、10・・・高レベル
モ二り、11・・・低レベルモニタ、12・・・フィル
タカートリッジ格納部、13・・・測定器、14・・・
演算器、15・・・鉛シールド、17・・・パージガス
供給管、18・・・減圧弁、21・・・放射能測定部〇 25− yt図 茅乙図 茅7閃 第6図 第1頁の続き 0発 明 者 山下博 福岡市中央区渡辺通2丁目1番 82号九州電力株式会社内 0発 明 者 今井哲 東京都千代田区大手町1丁目6 番地1号日本原子力発電株式会 社内 ■出 願 人 北海道電力株式会社 札幌市中央区大通東1丁目2番 地 ■出 願 人 関西電力株式会社 大阪市北区中之島3丁目3番22 号 ■出 願 人 四国電力株式会社 高松市丸の内2番5号 ■出 願 人 九州電力株式会社 福岡市中央区渡辺通2丁目1番 82号 ■出 願 人 日本原子力発電株式会社東京都千代田区
大手町1丁目6 番地1号

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)放射性ガスを含むサンプルガスが案内される配管に
    順次配設された除湿器および加熱器と、前熱器の後段の
    配管路に設けられ前記カー1− IJッジ収納部より前
    記フィルタカー) IJッジが搬送されて来る捕集部と
    、前記フィルタカートリッジに捕集された放射性ガスの
    放射能を測定する放射能測定部と、前記配管路に設けら
    れた流量測定部とを備え、前〜記放射能測定部の出力お
    よび前記流量測定部の出力に基づいて前記放射性ガスの
    gk&を算出することを特徴とする放射性ガス捕tステ
    ム。;2、特許請求の範囲第1項記載のシステムにおい
    て、前記放射能測定部は、前記フィルタ、カー) Qッ
    ジに捕集された放射性ガスの放射能レベルに応じて選択
    使用される高レベルモニタと低レベルモニタとを備えた
    ことをellとする放射性ガス捕集測定システム。 3)特許請求の範囲第2項記載のシステムにおいて、前
    記放射能測定部は、さらに、前記フィルタカートリッジ
    に捕集された放射性ガスの放射能レベルを測定するレベ
    ルモニタを備え、このレベルモニタの出力に応じて前記
    高レベルモニタおよび低レベルモニタが選択使用される
    ことを特徴とする放射性ガス捕集#j定システム。 4)%許請求の範11111項ないし第3項のいずれか
    の項記載のシステムにおいて、前記加熱器の後段で前記
    捕集部の前段の配管路に、パージガス供給管を接続した
    ことを特徴とする放射性ガス捕集測定システム。
JP56141841A 1981-09-09 1981-09-09 放射性ガス捕集測定装置 Granted JPS5844375A (ja)

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