JPS5844060Y2 - トラックの荷台 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、トランクの荷台の改良に関する。

従来、この種のトランクの荷台は、その荷台にむける鳥
居の上けた、釦よひテール・ゲートの上端に角材あるい
は金属製のアングル材等をボルト締めあるいは溶接等に
よってそれぞれ固定して、この荷台の長さよりも長尺な
木材や金属棒等を積載する場合にむけるこれらの積載物
の打撃や衝撃によるボディの損傷、すなわち鳥居の上け
たトよびテール・ゲート上端の損傷を防止している。

しかし、このようにしてトランクの荷台にトける鳥居の
上けた督よびテール・ゲートの上端に角材あるいは金属
製のアングル材等を取り付ける作業は煩雑で、外観を損
う場合が多く、さらに、荷台に釦ける鳥居の上げたおよ
びテール・ゲートの上端を保護するために取り付けた角
材あるいは金属製アングル材が、積載物に損傷を与える
ことがあった。

この考案の目的は、荷台に、その荷台の長さよりも長尺
な木材や金属棒等を積載する場合、この積載物に損傷を
与えることなく、捷た積載物が載せら力る鳥居の上けた
むよびテール・ゲートの上端のいずれにも損傷を与えず
、さらに、荷台全体としての外観を損うことがないトラ
ックの荷台の提供にある。

そのために、この考案のトラックの荷台は、前方には鳥
居を、また抜力にはテール・ゲートをそれぞれ備えた荷
台本体と、その荷台本体のテール・ゲートの上端に、そ
の長さ力向に沿って取り付けられ、上面にレール溝を有
するＶツブ・レールと、上面にはトップ・レールのレー
ル溝に嵌め込１れるリブを有し、かつ下面には鳥居の上
げたに嵌められる嵌合溝を有する弾性プロテクト・モー
ルとより構成−している。

以下、この考案に係るトランクの荷台の望ましい具体例
について、図面を参照して説明する。

第１乃至第３図は、この考案のトラックの荷台の具体例
１０を示している。

このトラックの荷台１０にむける、荷台本体２０は低床
式の一力開型で、床板１１の両側に側板１２，１２がそ
れぞれ一体的に固定され、また床板１１の前方には前立
板１３が一体的に取り付けられている。

さらに、この前立板１３の上刃には鳥居１４が取り付け
られ、また床板１１の抜力には、テール・ゲート１５が
あむりヒンジ（図示せず）を介して取り付けられ、この
テール・ゲート１５の外側上端力は、掛金ノ・ンドル（
図示せず）によって両側の側板１２．１２０後端側にそ
れぞれ止められている。

このテール・ゲート１５の上端には、その上面長さ方向
にレール溝１６を備えるように帯状鋼板からロール成形
されたトップ・レールの下端を溶接によって固定されて
いる。

このようにして構成された荷台本体２０に釦ける鳥居１
４の上けた１８釦よびテール・ゲート１５の上端に固定
されたトップ・レール１７のレール溝１６には弾性プロ
テクト・モール３０がそれぞれ取り付けられる。

すなわち、この弾性プロテクト・モール３０ば、第２む
よび３図に示すように、帯状鋼板から横断面段付き溝形
にロール成形された芯材３１の周囲を軟質合成樹脂ある
いは合成ゴムで覆うようにして押出し成形機に釦いて押
し出し成形されるもので、その上面にはトップ・レール
１７のレール溝１６に嵌め込１れるようにリプ３２を、
その長さ方向に沿って備え、また、下面には鳥居１４の
上けた１８に嵌められる嵌合溝３３を、その長さ方向に
沿って備えている。

このトランクの荷台１０に、その荷台の長さよりも長尺
の積載物を載せる場合、すなわち、荷台の長さよりも長
尺の木材や金属棒等を、鳥居１４の上けた１８と、テー
ル・ゲート１５の上端に取り付けられたトップ・レール
１７０両刃に渡すようにして積載する場合には、荷台本
体２０にトける鳥居１４の上けた１８に、弾性プロテク
ト・モール３０の嵌合溝３３を嵌め込むようにして取り
付け、捷た、テール・ゲート１５に釦けるトップ・レー
ル１７のレール溝１６には、別途製せられた弾性プロテ
クト・モール３０のリプ３２を嵌め込むようにして取り
付ける。

このようにして、荷台本体２０にお−ける鳥居１４の上
けた１８に嵌められた弾性プロテクト・モール３０トよ
ヒトツブ・レール１７のレール溝１６に嵌め込捷れた弾
性プロテクト・モール３０に木材あるいは金属棒等を渡
すようにして載せ、ロープ（図示せず）を荷台本体２０
の両側の側板１２．１２に設けられたなわ掛け１９・・
・１９に引っ掛けて固定する。

勿論、この荷台本体２０にあ−ける鳥居１４の上けた１
８釦よびトップ・レールＩＴのレール溝１６にそれぞれ
取り付けられた弾性プロテクト・モール３０．３０は、
荷台本体２０に長尺の積載物を載せない場合には、取り
はずすことができる。

さらに、弾性プロテクト・モール３０に形成されたリプ
３２と、このリプ３２が嵌め込咬れるトップ・レール１
γのレール溝１６とは、それぞれ蟻柄状のリプ３２釦よ
び蟻溝状のレール溝１６に形成して、嵌み込みによる取
り付けを強固にすることも可能である。

如上の構成になるこの考案によれば、荷台本体に釦ける
鳥居の上けた釦よびテール・ゲートのトップ・レールに
形成されたレール溝に、弾性プロテクト・モールを簡単
に取り付け、荷台の長さよりも長尺な木材や金属棒等を
積載する場合、この積載物に損傷を与えることなく、捷
た積載物が載せられる鳥居の上けたトよびテール・ゲー
トのトップ・レールのいずれにも損傷を与えず、さらに
荷台全体としての外観を損うことがない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案に係るトラックの荷台の具体例を示す
斜視図、第２図は鳥居の上けたに取り付けた弾性プロテ
クト・モールを示す断面図、第３図はテール・ゲートに
督けるトップ・レールのレール溝に取り付けた弾性プロ
テクト・モールを示す断面図である。 １０・・・トラックの荷台、１４・・・鳥居、１５・・
・テール・ゲート、１６・・・レール溝、１１・・・ト
ップ・レール １８・・・上けた、２０・・・荷台本体
、３０・・・弾性プロテクト・モール ３２・・・リプ
、３３・・・嵌合溝。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 前方には鳥居を、また抜力にはテール・ゲートをそれぞ
   れ備えた荷台本体と、 その荷台本体のテール・ゲートの上端に、その長さ力向
   に沿って取り付けられ、上面にレール溝を有するＹツブ
   、レールと、 上面にはトップ・レールのレール溝に嵌め込１れるリプ
   を有し、かつ下面には鳥居の上けたに嵌められる嵌合溝
   を有する弾性プロテクト・モールとを含むトランクの荷
   台。