JP3151293U - トラック荷台のカバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で雨の荷台への進入を防ぐことのできるトラック荷台のカバー装置を提供する。【解決手段】トラック1の荷台4の少なくとも左右のサイドゲート5にロープ掛止用のサイドフック10が所定の間隔で複数取り付けられ、少なくとも左右のサイドにロープ9を通す穴8が前端部から所定の間隔で後端部にかけて設けられた可撓性のあるカバー7でトラック1の荷台4全体を覆い、穴8に通したロープ9を少なくとも各サイドフック10に掛けて張設してなるカバー装置であって、カバー7の左右両サイドの前端部7Aの隅部に位置する穴8Aとこれに隣接する穴8Bに通されるロープ9部分を左右両サイドの前端部7Aに位置する穴8Aよりも前方斜め下方に向けて張設状態に掛止する前方フック15を、運転席側ボディ3の側面の、左右のドア12と干渉しない位置でタイヤハウス13近傍に取り付ける。【選択図】図1

Description

本考案は、トラック荷台のカバー装置に関する。
軽トラックなどのトラック荷台は、後部のリアゲート、左右の両サイドゲートを開閉することができ、ゲートを開いて各種荷物やケース、コンテナを積載し、あるいは農業用器具などを積載し、ゲートを閉じてそれら積載物を目的地まで運ぶようにしている。そして、必要に応じて、雨や風対策、荷崩れ対策など積載物を保護するために積載物全体にトラックカバーを掛け、あるいは骨組みを構築してその上からトラックカバーを掛け、掛けたカバーをロープで荷台に固定するようにしている。このため、通例ではトラック荷台の各ゲートにロープ掛止用のフックが装備されている。
トラック荷台のカバー構造又はカバー装置としては、従来より各種の例が提案されている。例えば、特許文献1には、雨水の進入を防止するプラスチック製又は金属製のカバーを荷台に設ける例が開示されている。特許文献2には、モータを駆動してワイヤを巻き上げ、ワイヤでシートカバーをシートロールから繰り出し、荷台上に張り渡す一方、モータを逆駆動してシートロールを逆回転し、ワイヤを繰り出しながら荷台12のシートカバーを巻き上げる例が開示されている。
特開2007−197002号公報 特開2001−225695号公報
通常のトラックカバーの例を図5に示す。図5中、符号1はトラック、符号2は下部フレーム、符号3は運転席側ボディ、符号4は荷台、符号5はサイドゲート、符号6は後部ゲート、符号7は荷室用カバーを示している。カバー7の周囲に一定間隔でハトメ8が設けられ、カバー7のハトメ8にロープ9を通し、このロープ9を各ゲートのフックに引っ掛けて張設して用いる。ところが、トラック走行中に、図5に示すように、カバー7の両サイドの前端部7Aが風で三角状にめくれて、トラック停車時にめくれた隙間から雨水Wが荷台内に入り込み、荷台4の床面が濡れてしまうという問題があった。特に雨が強い時には荷台の床面が水浸しになってしまうという問題があった。
この点、特許文献1のカバーは、プラスチック製又は金属製のカバーを荷台に設けることから、風でめくれるという問題はないが、構造が大掛りで開閉構造も複雑になり、コスト高となる問題がある。また、特許文献2のカバーは、モータ駆動を利用するので、これも同様のコスト高の問題がある。
本考案は上記課題に鑑みてなされたもので、簡単な構造で雨の荷台への進入を防ぐことのできるトラック荷台のカバー装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係るトラック荷台のカバー装置は、
トラック荷台の少なくとも左右のサイドゲートにロープ掛止用のサイドフックが所定の間隔で複数取り付けられ、少なくとも左右のサイドにロープを通す穴が前端部から所定の間隔で後端部にかけて設けられた可撓性のあるカバーでトラック荷台全体を覆い、前記各穴に通したロープを少なくとも前記各サイドフックに掛けて張設してなるカバー装置であって、
前記カバーの左右両サイドの前端部に位置する穴とこれに隣り合う穴に通されるロープ部分を前記前端部に位置する穴よりも前方斜め下方に向けて張設状態に掛止する前方フックが、運転席側ボディの左右側面の、左右のドアと干渉しない位置でタイヤハウス近傍に取り付けられていることを第1の特徴とする。
本考案に係るトラック荷台のカバー装置によると、運転席側ボディの左右側面の、左右のドアと干渉しない位置でタイヤハウス近傍に取り付けられた前方フックに対し、カバーの左右両サイドの前端部に位置する穴とこれに隣り合う穴に通されるロープ部分を前記前端部に位置する穴よりも前方斜め下方に向けて張設状態に掛止することにより、トラック走行中に、トラックカバーの左右両サイドの前端部が風で三角状にめくれることが防止され、トラック停車時にめくれた隙間から雨が荷台内に入り込み、荷台内部が濡れてしまうという問題が解消される。運転席側ボディの左右側面の、左右のドアと干渉しない位置でタイヤハウス近傍に前方フックを取り付けるという簡単な構造で実現することができ、しかも、通常のカバーはそのまま使用することができる。
本考案に係るトラック荷台のカバー装置は、運転席側ボディの左右側面の、左右のドアと干渉しない位置でタイヤハウス近傍にフック収納凹所を設け、当該フック収納凹所内に前記前方フックを当該フック収納凹所内で運転席側ボディ側面から突出しないように取り付けたことを第2の特徴とする。
前方フックを前方フック収納凹所内で運転席側ボディ側面から突出しないように取り付けることで、作業者やドライバーがトラックの横を通るときやトラックの運転席に乗り降りする際に前方フックが邪魔になることがない。
以上説明したように、本考案に係るトラック荷台のカバー装置によると、運転席側ボディの左右側面の、左右のドアと干渉しない位置でタイヤハウス近傍に取り付けた前方フックに対し、カバーの左右両サイドの前端部に位置する穴とこれに隣り合う穴に通されるロープ部分を前記前端部に位置する穴よりも前方斜め下方に向けて張設状態に掛止するという簡単な構造によって、トラック走行中に、トラックカバーの左右サイドの前端部が風で三角状にめくれることを効果的に防ぐことができる。これにより、簡単な構造でもって、トラック停車時に雨が荷台内に入り込み、荷台内部が濡れることを効果的に防止し、積載物を保護できるという優れた効果を奏する。
本考案のトラック荷台のカバー装置の取り付け状態を示す側面図、 図1のカバー装置の取り付け状態を示す背面図、 図1のカバー装置の前方フックの取り付け状態を示す要部断面図、 図1のカバー装置の前方フックの作用を示す要部拡大図、 従来のトラック荷台のカバーの取り付け状態とカバーの前端部がめくれた状態を示す側面図である。
以下、本考案を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1および図2において、符号1はトラックを示している。
トラック1は、下部フレーム2の前部に運転席側ボディ3が架装され、下部フレーム2の後部に荷台4が架装されている。荷台4は、荷物などを積載するフラットな床面を備え、床面には左右の両サイドに開閉可能なヒンジ式のサイドゲート5と、後部に開閉可能なヒンジ式の後部ゲート6を備えている。
両サイドのサイドゲート5と後部ゲート6には、長方形形状で可撓性を有する荷室用カバー7の周囲に所定の間隔で設けられたハトメ(穴)8に通されるロープ9を掛止するための複数のサイドフック10と複数の後部フック11がそれぞれ所定の間隔に取り付けられている。
そして、図1および図4に示すように、運転席側ボディ3の両側面の、左右のドア12と干渉しない位置でタイヤハウス13の近傍には、前方フック14がそれぞれ取り付けられている。この前方フック14は、荷室用カバー7の前端部7Aの隅部に位置するハトメ8Aとこれにサイド方向に隣接するハトメ8Bに通されるロープ9部分を前記ハトメ8Aよりも前方斜め下方に向けて張設状態に掛止する役目をする。なお、前記荷室用カバー7、ロープ9、サイドフック10、後部フック11、前方フック14は、カバー装置を構成する。
上記前方フック14は、運転席側ボディ3の両側面の、左右のドア12と干渉しない位置でタイヤハウス13の近傍にプレス成型により設けられた前方フック収納凹所15内に溶接等により取り付けられている。そして、前方フック14は、図3に示すように、前方フック収納凹所15内で運転席側ボディ3側面から突出しないように取り付けられ、このため、前方フック収納凹所15の深さは前方フック14の高さ以上の寸法とされている。
前方フック14の形状は、U字形、J字形など、ロープ9部分を張設状態に掛止できる形状であればよく、特に限定されない。
荷室用カバー7は、綿や合成繊維(ポリエステルやナイロン)素材の可撓性を有する長方形形状であり、耐水性、防水性、耐久性、耐候性に優れ、さらに引っ張り強度の高い材質であることが望ましい。
次に、以上のように構成されたトラック荷台のカバー装置について、その使用方法を以下に説明する。
まず、トラック1の、荷台4の左右のサイドゲート5および後部ゲート6を三方に開き、荷台4のフラットな床面上に荷物やケース、コンテナなどを積載する。次ぎに、荷台4の左右のサイドゲート5および後部ゲート6を立てて閉じ、ロックを掛ける。次ぎに、積載物の上に荷台用カバー7を全体にかけて、カバー7のハトメ8にロープ9を通す。
ロープ9は、その一端9Aを荷台用カバー7の左右サイドの一方、例えば左サイドの前端部7Aの隅部に位置するハトメ8Aに結わえて留め、ロープ9の他端を前端から後端に向けて隣のハトメ8Bから順番に通していき、次いで、荷台カバー7の後部の各ハトメ8に順番に通したら、今度は右サイドの後端に位置するハトメ(図示せず)から前端に向けて順番に通していき、最後に右サイドの前端部の隅部に位置するハトメ(図示せず)にロープ9の他端(図示せず)を通し、ロープの長さを調整して結わえて留める。ロープ9は予め荷台用カバー7のハトメ8に通しておいてもよい。
次ぎに、荷台用カバー7の各ハトメ8に通して両端を前端部7Aの隅部のハトメ8Aに結わえて留めたロープ9を順次各サイドフック10、後部フック11に掛止していく。そして、左右サイドの前端部7Aの隅部に位置する両ハトメ9Aとこれに隣接するハトメ9B間のロープ9部分を手で前方斜め下方に向けて引っ張り、左右両側の前方フック14にそれぞれ掛止する。この状態で、ロープ9は前方フック14から順次各フックに対し張設状態に掛止される。これによって荷台4へのカバー掛け作業が完了する。
トラック1を走行させると、前方からの風圧を受けても、荷台用カバー7の左右両サイドの前端部7Aの隅部が前方フック14に掛止されたロープ9によってしっかりと張設されているので、荷台用カバー7の左右両サイドの前端部7Aが風圧でめくれることがなく、従って、雨天時に従来のようにトラック停車時にめくれた後の隙間から雨が荷台4内に侵入し、荷台4の床面や積載物が濡れるような心配がない。また、雨が強い時に荷台4の床面が水浸しになることもない。
したがって、ドライバーは、風雨の強い時であっても、安心してトラックに積んだ積荷を搬送し、積み下ろし作業を行なうことができる。
前方フック14は、図3に示すように、前方フック収納凹所15内で運転席側ボディ3側面から突出しないように取り付けられているから、トラック1の横を通るときやトラック1の運転席に乗り降りする際に前方フック14が邪魔になることもない。
本考案に係るトラック荷台のカバー装置は、トラックの荷台の積載物を保護するカバー装置として利用することができる。
1 トラック
2 下部フレーム
3 運転席側ボディ
4 荷台
5 サイドゲート
6 後部ゲート
7 荷室用カバー
7A 荷室用カバーの前端部
8,8A,8B ハトメ(穴)
9 ロープ
9A ロープの一端
10 サイドフック
11 後部フック
12 左右のドア
13 タイヤハウス
14 前方フック
15 前方フック収納凹所
W 雨水

Claims (2)

  1. トラック荷台の少なくとも左右のサイドゲートにロープ掛止用のサイドフックが所定の間隔で複数取り付けられ、少なくとも左右のサイドにロープを通す穴が前端部から所定の間隔で後端部にかけて設けられた可撓性のあるカバーでトラック荷台全体を覆い、前記各穴に通したロープを少なくとも前記各サイドフックに掛けて張設してなるカバー装置であって、
    前記カバーの左右サイドの前端部に位置する穴とこれに隣り合う穴に通されるロープ部分を前記前端部に位置する穴よりも前方斜め下向きに張設状態に掛止する前方フックが、運転席側ボディの左右側面の、左右のドアと干渉しない位置でタイヤハウス近傍に取り付けられていることを特徴とするトラック荷台のカバー装置。
  2. 運転席側ボディの左右側面の、左右のドアと干渉しない位置でタイヤハウス近傍にフック収納凹所が設けられ、当該フック収納凹所内に前記前方フックが当該フック収納凹所内で運転席側ボディ側面から突出しないように取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のトラック荷台のカバー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102651951B1 (ko) * 2023-08-02 2024-03-26 김봉철 집게 차의 수거함 자동 덮개 장치

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