JPS584399Y2 - 電気音響変換器用環状電極 - Google Patents
電気音響変換器用環状電極Info
- Publication number
- JPS584399Y2 JPS584399Y2 JP12906878U JP12906878U JPS584399Y2 JP S584399 Y2 JPS584399 Y2 JP S584399Y2 JP 12906878 U JP12906878 U JP 12906878U JP 12906878 U JP12906878 U JP 12906878U JP S584399 Y2 JPS584399 Y2 JP S584399Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular
- conductor
- electroacoustic transducer
- electrode
- annular electrode
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は中心部において導電性鳩目によって導通した渦
巻状導電体を両面に有する振動膜を形威し、前記渦巻状
導電体の外周に形威した円状電極部の外側に環状導体と
絶縁性環状パツキンと複数の透孔を有する磁石板とを形
成し、前記環状導体の外周に形成した複数の凸状片の外
突端縁をケース体の内周壁に当接して環状電極を形成し
てなる電気音響変換器用環状電極に関するもので、電極
の安定保持が的確に行え、耐電性能を高めることができ
、平面型の電気音響変換器用の電極として有効なもので
ある。
巻状導電体を両面に有する振動膜を形威し、前記渦巻状
導電体の外周に形威した円状電極部の外側に環状導体と
絶縁性環状パツキンと複数の透孔を有する磁石板とを形
成し、前記環状導体の外周に形成した複数の凸状片の外
突端縁をケース体の内周壁に当接して環状電極を形成し
てなる電気音響変換器用環状電極に関するもので、電極
の安定保持が的確に行え、耐電性能を高めることができ
、平面型の電気音響変換器用の電極として有効なもので
ある。
従来平面型の電気音響変換器用の電極としては厚0.0
5〜2mm程度の銅板、黄銅板、アルミニウム板の如き
導電体の金属板をプレス加工により打抜いた環状薄板導
体の一部に端子取付部を突設したものが適用されていた
が、電極を同心に安定保持することが難しく、そのため
に有効面積が縮小してしまい、また位置ずれにより両電
極の端部の距離が接近し、絶縁破壊による電気短絡が発
生し、実用上問題がある等の欠点があったが、本考案者
は種々実験研究の結果このような欠点のない本考案を得
たのである。
5〜2mm程度の銅板、黄銅板、アルミニウム板の如き
導電体の金属板をプレス加工により打抜いた環状薄板導
体の一部に端子取付部を突設したものが適用されていた
が、電極を同心に安定保持することが難しく、そのため
に有効面積が縮小してしまい、また位置ずれにより両電
極の端部の距離が接近し、絶縁破壊による電気短絡が発
生し、実用上問題がある等の欠点があったが、本考案者
は種々実験研究の結果このような欠点のない本考案を得
たのである。
以下本考案の実施例を図面によって説明すると、銅板、
黄銅板、アルミニウム板、鋼板の如き厚さ0.05〜2
mm程度の導電性の金属板をプレス加工、エツチング加
工等の適宜の加工手段により形成した幅0.5〜5mm
程度の環状導体1の外周に複数の好ましくは3〜6個の
高さ0.2〜3mm程度、基部の長さ0.2〜5mm程
度の凸状片2を突設すると共に、前記曲片状2の外突端
縁によって形成される包路線が環状導体1と略同心円と
なるようにし、必要に応じて端子取付部3を突設してな
る環状電極7となし、前記環状電極7の導電性能を向上
させるために必要に応じて片面もしくは両面に金めつき
、銀めっき、錫めっきの如きめっき層4を形威し、凸状
片2の外突端縁6の外周壁に絶縁性能を付与させるため
に必要に応じて塗料、樹脂の如き絶縁材によって絶縁層
5を形成するものであり、例えば実開昭52−9753
4号で開示されているようなポリエチレンの如き柔軟性
を有する薄膜体8の両面にアルミニウム箔をエツチング
加工により外周に円状電極部9を配した渦巻状導電体1
0を形威し、中心部に於て導電性鳩目11で導通させた
振動膜12を二枚の環状電極7の凸状片2が互に近接し
ないようにして環状電極7により挟持するように配設し
、絶縁性環状パツキン13を介して外周部と中心部とを
異極となした複数の透孔14を有する二枚の磁石板15
によって挟持固定し、これらを包括するケース体16内
に装着して平面型の電気音響変換器となすものである。
黄銅板、アルミニウム板、鋼板の如き厚さ0.05〜2
mm程度の導電性の金属板をプレス加工、エツチング加
工等の適宜の加工手段により形成した幅0.5〜5mm
程度の環状導体1の外周に複数の好ましくは3〜6個の
高さ0.2〜3mm程度、基部の長さ0.2〜5mm程
度の凸状片2を突設すると共に、前記曲片状2の外突端
縁によって形成される包路線が環状導体1と略同心円と
なるようにし、必要に応じて端子取付部3を突設してな
る環状電極7となし、前記環状電極7の導電性能を向上
させるために必要に応じて片面もしくは両面に金めつき
、銀めっき、錫めっきの如きめっき層4を形威し、凸状
片2の外突端縁6の外周壁に絶縁性能を付与させるため
に必要に応じて塗料、樹脂の如き絶縁材によって絶縁層
5を形成するものであり、例えば実開昭52−9753
4号で開示されているようなポリエチレンの如き柔軟性
を有する薄膜体8の両面にアルミニウム箔をエツチング
加工により外周に円状電極部9を配した渦巻状導電体1
0を形威し、中心部に於て導電性鳩目11で導通させた
振動膜12を二枚の環状電極7の凸状片2が互に近接し
ないようにして環状電極7により挟持するように配設し
、絶縁性環状パツキン13を介して外周部と中心部とを
異極となした複数の透孔14を有する二枚の磁石板15
によって挟持固定し、これらを包括するケース体16内
に装着して平面型の電気音響変換器となすものである。
本考案は中心部において導電性鳩目11によって導通し
た渦巻状導電体10を両面に有する振動膜12を形成し
、前記渦巻状導電体10の外周に形成した円状電極部9
の外側に環状導体1と絶縁性環状パツキン13と複数の
透孔14を有する磁石板15とを形成し、前記環状導体
1の外周に形成した複数の凸状片2の外突端縁6をケー
ス体16の内周壁に当接して環状電極7を形成してなる
ものであり、ケース体16内に収納するときには凸状片
2の外突端縁6がケース体16の内周壁に当接するよう
に配置されるものであるから、ケース体16の内周壁を
案内にして環状電極7、振動膜12の円状電極部9とは
同心円に配置され、位置すれかなく的確に円状電極部9
上に安定保持されるものであり、このため円状電極部9
を従来のもののように間隙を計算して太めにすることも
必要ないので、渦巻状導電体10の面積を大きくでき再
生音の出力を増大することができるものであり、また凸
状片2によりケース体16内に遊動することなく収納さ
れるものであり、環状導体1の外端壁間、あるいは凸状
片2の外突端縁6と環状導体1の外端壁間の距離が大き
くなり、耐電圧性能が向上し、電気短絡障害や雑音の発
生を防止できるものである。
た渦巻状導電体10を両面に有する振動膜12を形成し
、前記渦巻状導電体10の外周に形成した円状電極部9
の外側に環状導体1と絶縁性環状パツキン13と複数の
透孔14を有する磁石板15とを形成し、前記環状導体
1の外周に形成した複数の凸状片2の外突端縁6をケー
ス体16の内周壁に当接して環状電極7を形成してなる
ものであり、ケース体16内に収納するときには凸状片
2の外突端縁6がケース体16の内周壁に当接するよう
に配置されるものであるから、ケース体16の内周壁を
案内にして環状電極7、振動膜12の円状電極部9とは
同心円に配置され、位置すれかなく的確に円状電極部9
上に安定保持されるものであり、このため円状電極部9
を従来のもののように間隙を計算して太めにすることも
必要ないので、渦巻状導電体10の面積を大きくでき再
生音の出力を増大することができるものであり、また凸
状片2によりケース体16内に遊動することなく収納さ
れるものであり、環状導体1の外端壁間、あるいは凸状
片2の外突端縁6と環状導体1の外端壁間の距離が大き
くなり、耐電圧性能が向上し、電気短絡障害や雑音の発
生を防止できるものである。
一般に空中に於る耐電圧は30000V/cm程度であ
るので、距離が1mm大きくなると3000 V耐電圧
向上かで゛きるもので゛ある。
るので、距離が1mm大きくなると3000 V耐電圧
向上かで゛きるもので゛ある。
尚、本考案の凸状片2の外突端縁に絶縁層5を形成した
ものはケース体16として金属製のものが適用できるが
、絶縁層5を形成していないものはケース体16として
合成樹脂製、あるいは内面に絶縁層を成層した金属製の
ものを適用するものである。
ものはケース体16として金属製のものが適用できるが
、絶縁層5を形成していないものはケース体16として
合成樹脂製、あるいは内面に絶縁層を成層した金属製の
ものを適用するものである。
第1図は平面図、第2図は第1図のA−A線に沿う拡大
断面図、第3図は使用状態の断面図である。 1・・・・・・環状導体、2・・・・・・凸状片、6・
・・・・・外突端縁、7・・・・・・環状電極、9・・
・・・・円状電極部、10・・・・・・渦巻状導電体、
11・・・・・・導電性鳩目、12・・・・・・振動膜
、13・・・・・・絶縁性環状パツキン、14・・・・
・・透孔、15・・・・・・磁石板、16・・・・・・
ケース体。
断面図、第3図は使用状態の断面図である。 1・・・・・・環状導体、2・・・・・・凸状片、6・
・・・・・外突端縁、7・・・・・・環状電極、9・・
・・・・円状電極部、10・・・・・・渦巻状導電体、
11・・・・・・導電性鳩目、12・・・・・・振動膜
、13・・・・・・絶縁性環状パツキン、14・・・・
・・透孔、15・・・・・・磁石板、16・・・・・・
ケース体。
Claims (1)
- 中心部において導電性鳩目11によって導通した渦巻状
導電体10を両面に有する振動膜12を形成し、前記渦
巻状導電体10の外周に形成した円状電極部9の外側に
環状導体1と絶縁性環状パツキン13と複数の透孔14
を有する磁石板15とを形成し、前記環状導体1の外周
に形成した複数の凸状体2の外突端縁6をケース体16
の内周壁に当接して環状電極7を形成してなる電気音響
変換器用環状電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12906878U JPS584399Y2 (ja) | 1978-09-19 | 1978-09-19 | 電気音響変換器用環状電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12906878U JPS584399Y2 (ja) | 1978-09-19 | 1978-09-19 | 電気音響変換器用環状電極 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5544675U JPS5544675U (ja) | 1980-03-24 |
JPS584399Y2 true JPS584399Y2 (ja) | 1983-01-25 |
Family
ID=29093364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12906878U Expired JPS584399Y2 (ja) | 1978-09-19 | 1978-09-19 | 電気音響変換器用環状電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS584399Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-09-19 JP JP12906878U patent/JPS584399Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5544675U (ja) | 1980-03-24 |
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