JPS5843281B2 - 粉粒体の分包方法及びその装置 - Google Patents
粉粒体の分包方法及びその装置Info
- Publication number
- JPS5843281B2 JPS5843281B2 JP8804380A JP8804380A JPS5843281B2 JP S5843281 B2 JPS5843281 B2 JP S5843281B2 JP 8804380 A JP8804380 A JP 8804380A JP 8804380 A JP8804380 A JP 8804380A JP S5843281 B2 JPS5843281 B2 JP S5843281B2
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- Japan
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- piston
- measuring container
- powder
- container
- packaging
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- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な粉粒体の分包方法とその装置に関するも
のである。
のである。
薬剤、調味料、甘味料、その他の物質で粉粒体のものを
所要量づつ定量で分配し包装することについては既に種
々の方法が考えられ、また実用に供されている。
所要量づつ定量で分配し包装することについては既に種
々の方法が考えられ、また実用に供されている。
そして従来実施されている粉粒体の小分は包装は主に容
量的に分割して包装する方式と、衡器を用いて重量的に
計量して包装する方式とがあるが、比較的少量の粉粒体
を包装するにはその作業性からみて前者の容量的に計量
する分割方式が便利であり、装置も簡単化できるのでこ
の方式が採用されている。
量的に分割して包装する方式と、衡器を用いて重量的に
計量して包装する方式とがあるが、比較的少量の粉粒体
を包装するにはその作業性からみて前者の容量的に計量
する分割方式が便利であり、装置も簡単化できるのでこ
の方式が採用されている。
なお後者の衡器による重量の計測で包装量を分割するに
は構造がどうしても複雑化して高度なものになり、当然
価格も高くなり、精密なものになるから調整その他取扱
い上も熟練度が要求される等一般的ではない。
は構造がどうしても複雑化して高度なものになり、当然
価格も高くなり、精密なものになるから調整その他取扱
い上も熟練度が要求される等一般的ではない。
而して前記の容量的に計量して分割し包装する方式の装
置にあっては、計量容器に注入した被処理粉粒体を掻き
板の如きものにて余盛りした分の粉粒体を計量容器上か
ら掻き取ることが必要であるため、当然のこと乍ら取扱
われる粉粒体に損失が生じ、また計量操作上正確な計量
を期し難く、分割動作も画一的に行ない難い等多くの欠
点や問題点を有し、−見簡便にして合理的に見受けられ
るも不都合な点がより多い。
置にあっては、計量容器に注入した被処理粉粒体を掻き
板の如きものにて余盛りした分の粉粒体を計量容器上か
ら掻き取ることが必要であるため、当然のこと乍ら取扱
われる粉粒体に損失が生じ、また計量操作上正確な計量
を期し難く、分割動作も画一的に行ない難い等多くの欠
点や問題点を有し、−見簡便にして合理的に見受けられ
るも不都合な点がより多い。
従って高価な粉粒体などの分割包装や、容量が変動する
包装用としては適当でないなど改善すべき事項を多く所
有している。
包装用としては適当でないなど改善すべき事項を多く所
有している。
本発明は斯かる多くの問題点を解決して、全〈従来の方
式とは異なる手段として、直立設置したシリンダ型の計
量容器と、この容器内を上下に摺動するピストンと、計
量容器の上端面に沿って摺動する掻き板とを組合せ、計
量容器内のピストンを下降させてその上部シリンダ内t
こ目的とする粉粒体を空隙率の僅少な状態に充填せしめ
、この容器内空間に充填した粉粒体を所要寸法づつ間欠
的にピストンを上昇させることにより、その移動容積に
対応した量の粉粒体を容器の上部に押出して、これを掻
き板にてシュート側に掻き落し、包装容器に受入れるよ
うになし、この際ピストンのシリンダ内摺動面に接する
部分には圧気を供給してシリンダ内面に対する粉粒体の
付着を防止して円滑なピストンの昇降を行なわせること
で定量分包できるようにしたことにある。
式とは異なる手段として、直立設置したシリンダ型の計
量容器と、この容器内を上下に摺動するピストンと、計
量容器の上端面に沿って摺動する掻き板とを組合せ、計
量容器内のピストンを下降させてその上部シリンダ内t
こ目的とする粉粒体を空隙率の僅少な状態に充填せしめ
、この容器内空間に充填した粉粒体を所要寸法づつ間欠
的にピストンを上昇させることにより、その移動容積に
対応した量の粉粒体を容器の上部に押出して、これを掻
き板にてシュート側に掻き落し、包装容器に受入れるよ
うになし、この際ピストンのシリンダ内摺動面に接する
部分には圧気を供給してシリンダ内面に対する粉粒体の
付着を防止して円滑なピストンの昇降を行なわせること
で定量分包できるようにしたことにある。
本発明にては上述したような目的操作を円滑に実施でき
るように、包装容器に分割された粉粒体を送り込み得る
シュートを備えた定盤上に対し開口端を位置せしめて所
要直径のシリンダ型計量容器を連結せしめ、該計量容器
の内部には下方から昇降自在にピストンを嵌挿L1該ピ
ストンのロンド下端部は昇降操作部に連結し1かつ斯か
るピストンの外周にはエア流通溝を複数条刻設すると共
に、ロッド下端からその内部に2本の通気孔を穿設して
前記エア流通溝にそれぞれの端部を繋ぎ、この両道気孔
の一方は圧気供給源に繋ぎ、他方は排気開口させるか或
いは排気処理部に繋いで運転時ピストン外周と計量容器
内周との間に常時空気流が与えられるようになし、前記
昇降操作部にはピストンの移動量を任意量で等分して間
欠的に上昇しピストン上面が定盤面に合致した後元位置
に下降するようにした制御機構を具備せしめ、前記定盤
上には所要時のみ下端を計量容器開口部に合致して計量
容器内に被包装粉粒体を適宜密度で充填する粉粒体供給
機構を設け、更に定盤上にはピストンの上昇動作に連動
してシュートに向は計量容器開口部上を間欠的に摺動す
る掻き板を設けてなる容量分割包装装置としたここにあ
る。
るように、包装容器に分割された粉粒体を送り込み得る
シュートを備えた定盤上に対し開口端を位置せしめて所
要直径のシリンダ型計量容器を連結せしめ、該計量容器
の内部には下方から昇降自在にピストンを嵌挿L1該ピ
ストンのロンド下端部は昇降操作部に連結し1かつ斯か
るピストンの外周にはエア流通溝を複数条刻設すると共
に、ロッド下端からその内部に2本の通気孔を穿設して
前記エア流通溝にそれぞれの端部を繋ぎ、この両道気孔
の一方は圧気供給源に繋ぎ、他方は排気開口させるか或
いは排気処理部に繋いで運転時ピストン外周と計量容器
内周との間に常時空気流が与えられるようになし、前記
昇降操作部にはピストンの移動量を任意量で等分して間
欠的に上昇しピストン上面が定盤面に合致した後元位置
に下降するようにした制御機構を具備せしめ、前記定盤
上には所要時のみ下端を計量容器開口部に合致して計量
容器内に被包装粉粒体を適宜密度で充填する粉粒体供給
機構を設け、更に定盤上にはピストンの上昇動作に連動
してシュートに向は計量容器開口部上を間欠的に摺動す
る掻き板を設けてなる容量分割包装装置としたここにあ
る。
本発明によれば、計量容器内に掻き板の作動とは別個に
動作するようにした被包装粉粒体の充填手段を介して、
空隙率が僅少になるようピストンが所要位置まで下降し
た状態で粉粒体を容器内に充填り、Lかる後ピストン外
周部に低い圧力のエアーを送りつつ間欠的に設定分割量
づつ該ピストンを上昇させ、上部開口端から摺動盤面上
に押出された分量のものを掻き板にてシュート内に掻き
落しおくり出すことを繰返して、ピストンの下限で設定
したシリンダ型容器内容量の粉粒体を順次所要分割数に
対応する容量ごとに分割して包装容器に送り込み分包す
ることができ、充填条件を設定すれば、あとはピストン
の上昇移動量を変更することtこより所望の容量に分割
して無理なく円滑な分割包装ができるのである。
動作するようにした被包装粉粒体の充填手段を介して、
空隙率が僅少になるようピストンが所要位置まで下降し
た状態で粉粒体を容器内に充填り、Lかる後ピストン外
周部に低い圧力のエアーを送りつつ間欠的に設定分割量
づつ該ピストンを上昇させ、上部開口端から摺動盤面上
に押出された分量のものを掻き板にてシュート内に掻き
落しおくり出すことを繰返して、ピストンの下限で設定
したシリンダ型容器内容量の粉粒体を順次所要分割数に
対応する容量ごとに分割して包装容器に送り込み分包す
ることができ、充填条件を設定すれば、あとはピストン
の上昇移動量を変更することtこより所望の容量に分割
して無理なく円滑な分割包装ができるのである。
更1こ本発明方法1こよれば、被包装粉粒体の成分等が
頻繁に変更されて包装を行なう、例えば医薬調剤の分包
のように異なった成分の粉粒体の摩扱いに際し、その作
業の切換時にはピストン1こ設けたエアーの吹出し部へ
圧力の高いエアーを供給しつつ該ピストンを昇降動作さ
せることによりシリンダ内面のクリーニング操作が簡単
にでき、かつエアーの供給によってシリンダ壁面とピス
トン周面との摺動部に微細な粉体の侵入を確実1こ阻止
し、ピストンの間欠送り量を巧みに選択する分割手段を
付設することで、円滑に正確な分割包装することができ
るようになし得たのである。
頻繁に変更されて包装を行なう、例えば医薬調剤の分包
のように異なった成分の粉粒体の摩扱いに際し、その作
業の切換時にはピストン1こ設けたエアーの吹出し部へ
圧力の高いエアーを供給しつつ該ピストンを昇降動作さ
せることによりシリンダ内面のクリーニング操作が簡単
にでき、かつエアーの供給によってシリンダ壁面とピス
トン周面との摺動部に微細な粉体の侵入を確実1こ阻止
し、ピストンの間欠送り量を巧みに選択する分割手段を
付設することで、円滑に正確な分割包装することができ
るようになし得たのである。
そして本発明によれば装置の構成も簡素化できて故障な
く取扱いも容易となる等容量型分割包装機の主要部とし
てその効果著大なものと謂える。
く取扱いも容易となる等容量型分割包装機の主要部とし
てその効果著大なものと謂える。
以下本発明の方法を一実施例に基づき図面により詳述す
れば次の通りである。
れば次の通りである。
第1図に示すものは本発明方法を実施するための装置の
概要図であって、1.は定盤で装置の機体適所に上面1
′水平設けられ、その一端にはシュート2が適宜角度で
連接されている。
概要図であって、1.は定盤で装置の機体適所に上面1
′水平設けられ、その一端にはシュート2が適宜角度で
連接されている。
3は計量容器であって、シリンダ型で内径は所要の寸法
にして平滑面になされ、その開口部3′上端は前記定盤
1上にあり、垂直に機体に取付けである。
にして平滑面になされ、その開口部3′上端は前記定盤
1上にあり、垂直に機体に取付けである。
4は計量容器3の内部に下端開口部から嵌挿された計量
用のピストンであって、下方に該計量容器3の長さより
も長いロッド5を一軸に直結し、この田ノド5下端部に
は計量のための昇降駆動機構10に連結するアーム6が
固着されている。
用のピストンであって、下方に該計量容器3の長さより
も長いロッド5を一軸に直結し、この田ノド5下端部に
は計量のための昇降駆動機構10に連結するアーム6が
固着されている。
そしてピストン4の外径は前記計量容器3をなすシリン
ダの内径にほぼ合致して摺動自在なものとなし、当然外
周は研磨仕上げして容易に流体が通過し難いようになし
、斯くした外周面にピストン頂面4′から適宜寸法下っ
た位置に環状の溝7を付L1この環状溝7から終端がビ
ストンの下端に達しない範囲で複数螺旋させたい細い溝
7′を刻設し、ロッド5下端からピストン内部まで軸線
に平行して小径の通気孔8と、やや太い通気孔9とを穿
設し、小径の通気孔8と前記螺旋溝7′の終端とを連通
孔8′で繋ぎ、やや大径の通気孔9と上部の環状溝7と
を連通孔9′にて繋ぎ、小径の通気孔8端を圧気供給源
に接続して圧気の供給を行なうと螺旋溝7′から環状溝
7を経て連通孔9′及び大径の通気孔9を通り排気され
ピストン4と容器3の内面との間にエアーが螺旋状に流
れて薄膜を形成するようになされている。
ダの内径にほぼ合致して摺動自在なものとなし、当然外
周は研磨仕上げして容易に流体が通過し難いようになし
、斯くした外周面にピストン頂面4′から適宜寸法下っ
た位置に環状の溝7を付L1この環状溝7から終端がビ
ストンの下端に達しない範囲で複数螺旋させたい細い溝
7′を刻設し、ロッド5下端からピストン内部まで軸線
に平行して小径の通気孔8と、やや太い通気孔9とを穿
設し、小径の通気孔8と前記螺旋溝7′の終端とを連通
孔8′で繋ぎ、やや大径の通気孔9と上部の環状溝7と
を連通孔9′にて繋ぎ、小径の通気孔8端を圧気供給源
に接続して圧気の供給を行なうと螺旋溝7′から環状溝
7を経て連通孔9′及び大径の通気孔9を通り排気され
ピストン4と容器3の内面との間にエアーが螺旋状に流
れて薄膜を形成するようになされている。
11はピストン4を設定値に応じて一操作で所要量上昇
せしめるための昇降駆動機構10としての一手段である
ねじ軸で、歯車減速機等を介して間欠的に回転するよう
になされており、螺合するアーム6を介してピストン4
を昇降せしめる。
せしめるための昇降駆動機構10としての一手段である
ねじ軸で、歯車減速機等を介して間欠的に回転するよう
になされており、螺合するアーム6を介してピストン4
を昇降せしめる。
15は掻き板であって、前記昇降駆動機構10と連動す
るクランク機構16によりピストン4の一上昇ごとに定
盤1上を一行程往復摺動して開口部3′上を通りシュー
ト2まで移動するようなされている。
るクランク機構16によりピストン4の一上昇ごとに定
盤1上を一行程往復摺動して開口部3′上を通りシュー
ト2まで移動するようなされている。
なお、計量容器3に対する粉粒体の供給は、計量容器3
の上端開口部3′に別途位置から供給操作時のみ移動し
て下端供給口が合致すると該計量容器内に粉粒体を徐々
に落下供給し1かつ充満後上方が適度な圧力を供給料ね
体に付加して空隙率が僅少になるようにし、この供給動
作が終了すると掻き板の往復動に支障なき元位置に戻る
ようにした粉粒体供給機構(図示省略)によって間欠的
に行なわれるようにした。
の上端開口部3′に別途位置から供給操作時のみ移動し
て下端供給口が合致すると該計量容器内に粉粒体を徐々
に落下供給し1かつ充満後上方が適度な圧力を供給料ね
体に付加して空隙率が僅少になるようにし、この供給動
作が終了すると掻き板の往復動に支障なき元位置に戻る
ようにした粉粒体供給機構(図示省略)によって間欠的
に行なわれるようにした。
次に上記の横取にてなる本発明装置により被包装粉粒体
を分包する操作を説明すれば、先づ当初において計量容
器3の内容積が分割包装する容量の整数倍になるようピ
ストン4を下降させて、容器3開口部3′項端からピス
トン頂面4′までの寸法りを定め、次いで計量容器3内
設定容積に対しこれの分割数に応じ、即ち一分包容量に
対応するピストン4の一上昇移動寸法を設定して、昇降
駆動機構10の間欠駆動制御部、例えばピストン4の下
降位置から最上昇位置迄の寸法を所要数に応じ等分して
各区分位置ごとに1駆動力が断たれて該ピストン4の上
昇が一旦停止するようにした機構にて制御設定する。
を分包する操作を説明すれば、先づ当初において計量容
器3の内容積が分割包装する容量の整数倍になるようピ
ストン4を下降させて、容器3開口部3′項端からピス
トン頂面4′までの寸法りを定め、次いで計量容器3内
設定容積に対しこれの分割数に応じ、即ち一分包容量に
対応するピストン4の一上昇移動寸法を設定して、昇降
駆動機構10の間欠駆動制御部、例えばピストン4の下
降位置から最上昇位置迄の寸法を所要数に応じ等分して
各区分位置ごとに1駆動力が断たれて該ピストン4の上
昇が一旦停止するようにした機構にて制御設定する。
このような制御については各種の方式が任意採用でき、
予め計量容器の内容積が判っているからピストンの間欠
移動量をスケールで分割して電気的に制御するような方
式、その他周知の等分割手段と駆動機構とを組合せ使用
することで行ない得る。
予め計量容器の内容積が判っているからピストンの間欠
移動量をスケールで分割して電気的に制御するような方
式、その他周知の等分割手段と駆動機構とを組合せ使用
することで行ない得る。
このようにして分包量の設定が行なわれた後、粉粒体供
給機構によって計量容器3の開口部3′から内部に被包
装粉粒体を徐々に落下供給し1かつ充満後適当な圧力を
粉粒体に付加して空隙率を僅少にする操作を行なって充
填を終了し、該粉粒体供給機構を計量容器3上から他の
位置に待避させた後、ピストン4に対して比較的低圧に
調整した圧気を小径の通気孔8から螺旋溝7′及び環状
溝7を経てやや大径の通気孔9を通り排気されるよう連
続供給しつつ所要量昇降駆動機構10の作動によりピス
トン4を上昇させる(上記実施例ではねじ軸11を間欠
的に回転させてアーム6を介し上昇せしめる)。
給機構によって計量容器3の開口部3′から内部に被包
装粉粒体を徐々に落下供給し1かつ充満後適当な圧力を
粉粒体に付加して空隙率を僅少にする操作を行なって充
填を終了し、該粉粒体供給機構を計量容器3上から他の
位置に待避させた後、ピストン4に対して比較的低圧に
調整した圧気を小径の通気孔8から螺旋溝7′及び環状
溝7を経てやや大径の通気孔9を通り排気されるよう連
続供給しつつ所要量昇降駆動機構10の作動によりピス
トン4を上昇させる(上記実施例ではねじ軸11を間欠
的に回転させてアーム6を介し上昇せしめる)。
この−上昇動作が終るとピストン4の上昇分計量容器3
内に充填されている粉粒体Aは第2図は破線で示す如く
開口部3′から定盤1上に押出されており、このピスト
ン4の移動停止に連動してクランク機構16によって掻
き板15を前進させる行程で、開口部3′が押出された
分量の粉粒体aが定盤1面に沿って掻き板15により掻
かれてシュート2からその直下位置に順次送り込まれた
包装袋20内へ送り込み、該掻き板15が開口部3′を
越えて後退停止すると、今度はピストン4が所要量上昇
して容器3内から粉粒体を所要量押出して、再び掻き板
15の動作でシュート2を介して次に受入れを待つ包装
袋20内に分割された定量の粉粒体aが送り込まれると
謂う順序でピストン4が最上部に到達するまで繰返し行
なわれるのであり、このピストン4頂面4′が計量容器
3の最上開口端に達した後は上昇時と係りなく当初の設
定された最下部位置まで下降して次の被包装粉粒体受入
れに対処できるよう制御機構によって昇降駆動機構を操
作し1以後前記の要領で包装作業の継続中繰返し動作す
るのである。
内に充填されている粉粒体Aは第2図は破線で示す如く
開口部3′から定盤1上に押出されており、このピスト
ン4の移動停止に連動してクランク機構16によって掻
き板15を前進させる行程で、開口部3′が押出された
分量の粉粒体aが定盤1面に沿って掻き板15により掻
かれてシュート2からその直下位置に順次送り込まれた
包装袋20内へ送り込み、該掻き板15が開口部3′を
越えて後退停止すると、今度はピストン4が所要量上昇
して容器3内から粉粒体を所要量押出して、再び掻き板
15の動作でシュート2を介して次に受入れを待つ包装
袋20内に分割された定量の粉粒体aが送り込まれると
謂う順序でピストン4が最上部に到達するまで繰返し行
なわれるのであり、このピストン4頂面4′が計量容器
3の最上開口端に達した後は上昇時と係りなく当初の設
定された最下部位置まで下降して次の被包装粉粒体受入
れに対処できるよう制御機構によって昇降駆動機構を操
作し1以後前記の要領で包装作業の継続中繰返し動作す
るのである。
而して前記の計量容器3内でピストン4が昇降する際、
該ピストン4の外周には前記した如く比較的低圧のエア
ーをシリンダ内面との間に供給して移動させることで、
両者間には摺動が可能な極微少間隙が形成されているも
、ピストン4頂面4′がその上部にある粉粒体Aを押上
げる際両者の間隙部に侵入しようとするものをエアーに
よって阻止すると共に、ピストンの摺動面にエアーの薄
膜を形成して摺動抵抗を著しく減じ、動作を円滑に行な
わしめることができ、粉粒体の粒度が微細なものであっ
てもピストンの移動に際して噛み込んで動作にブレーキ
力を付勢するようなことなく、確実な計量動作が行なわ
れる。
該ピストン4の外周には前記した如く比較的低圧のエア
ーをシリンダ内面との間に供給して移動させることで、
両者間には摺動が可能な極微少間隙が形成されているも
、ピストン4頂面4′がその上部にある粉粒体Aを押上
げる際両者の間隙部に侵入しようとするものをエアーに
よって阻止すると共に、ピストンの摺動面にエアーの薄
膜を形成して摺動抵抗を著しく減じ、動作を円滑に行な
わしめることができ、粉粒体の粒度が微細なものであっ
てもピストンの移動に際して噛み込んで動作にブレーキ
力を付勢するようなことなく、確実な計量動作が行なわ
れる。
そしてピストンが最上昇した後下降する際には該ピスト
ン外周の溝に沿って流れるエアーにより計量容器の粉粒
体受入れ部内壁面を掃除して、次の受入れに際し壁面に
粉粒が付着し固化することのない所謂クリーニング作用
をも兼ねるようにしたのである。
ン外周の溝に沿って流れるエアーにより計量容器の粉粒
体受入れ部内壁面を掃除して、次の受入れに際し壁面に
粉粒が付着し固化することのない所謂クリーニング作用
をも兼ねるようにしたのである。
なお必要に応じてピストンの下降時にはロッド5内の通
気孔9を吸引装置に連絡するよう(こして清掃する方式
も採用できる。
気孔9を吸引装置に連絡するよう(こして清掃する方式
も採用できる。
或いは医薬の調剤したものを分包するような場合、異な
る調剤薬の分包に際しては一処理作業から次の分包作業
に移行する前、計量容器内でピストンにやや高い圧力の
エアーを送りつつ複数回昇降させることで計量容器内壁
1ζ先に使用の薬剤粉粒が残留付着することなく完全に
除去して、異種成分の混合が完全に防止できるようにな
ってのである。
る調剤薬の分包に際しては一処理作業から次の分包作業
に移行する前、計量容器内でピストンにやや高い圧力の
エアーを送りつつ複数回昇降させることで計量容器内壁
1ζ先に使用の薬剤粉粒が残留付着することなく完全に
除去して、異種成分の混合が完全に防止できるようにな
ってのである。
上記の実施例における掻き板151ζついては定盤上か
らシュート位置までの分割のため押出された粉粒体を移
送する際有効1コ、かつ確実1こ掻き増って移送できる
よう前部を欠円状に形成したものが好ましい。
らシュート位置までの分割のため押出された粉粒体を移
送する際有効1コ、かつ確実1こ掻き増って移送できる
よう前部を欠円状に形成したものが好ましい。
またこの掻き板の動作としては単に直線往復によること
のみならず、回動操作により掻き取ってシュート1コ送
り込む方式も採用できる。
のみならず、回動操作により掻き取ってシュート1コ送
り込む方式も採用できる。
更にシュートとしては上記の実施例で示したような形状
に限らず、定盤の一部に設けた開口部に繋いで直下型1
ζなし、包装容器に粉粒体を送り込む形式のものも採用
できる。
に限らず、定盤の一部に設けた開口部に繋いで直下型1
ζなし、包装容器に粉粒体を送り込む形式のものも採用
できる。
単板われる粉粒体の包装容器としては必ずしも袋に限定
されるものではなく、びんや罐のような容器tこ対して
も同様1ζして分割包装するのに採用できるのである。
されるものではなく、びんや罐のような容器tこ対して
も同様1ζして分割包装するのに採用できるのである。
以上は単一の構成について説明したが、本発明の趣旨に
則すれば、ピストンと計量容器、及びピストンの昇降駆
動、制御機構、掻き板とその駆動機構等を適宜配分で複
数組設け、これらの各計量容器tζ対して−又は複数の
粉粒体供給機構を配設することで多量包装処理作業がで
き、必要1ζ応じて別途分配器を用いて当該粉粒体包装
部分にカプセル、錠剤等異種の物品を送り粉粒体と共に
分包することも任意なし得る。
則すれば、ピストンと計量容器、及びピストンの昇降駆
動、制御機構、掻き板とその駆動機構等を適宜配分で複
数組設け、これらの各計量容器tζ対して−又は複数の
粉粒体供給機構を配設することで多量包装処理作業がで
き、必要1ζ応じて別途分配器を用いて当該粉粒体包装
部分にカプセル、錠剤等異種の物品を送り粉粒体と共に
分包することも任意なし得る。
図面は本発明分割包装方法の実施態様を示すものであっ
て、第1図は概要図、第2図は作動態様図である。 1・・・・・・定盤、2・・・・・・シュート、3・・
・・・・計量容器、3′・・・・・・開口部、4・・・
・・・ピストン、4′・・・・・・ピストン頂面、5・
・・・・・ロッド、6・・・・・・アーム、7・・・・
・・環状溝、7′・・・・・・螺旋溝、8・・・・・・
小径の通気孔、9・・・・・・やや太径の通気孔、8’
、9’・・・・・・連通孔、10・・・・・・昇降駆動
機構、16・・・・・・掻き板、16・・・・・・クラ
ンク機構、A・・・・・−粉粒体。
て、第1図は概要図、第2図は作動態様図である。 1・・・・・・定盤、2・・・・・・シュート、3・・
・・・・計量容器、3′・・・・・・開口部、4・・・
・・・ピストン、4′・・・・・・ピストン頂面、5・
・・・・・ロッド、6・・・・・・アーム、7・・・・
・・環状溝、7′・・・・・・螺旋溝、8・・・・・・
小径の通気孔、9・・・・・・やや太径の通気孔、8’
、9’・・・・・・連通孔、10・・・・・・昇降駆動
機構、16・・・・・・掻き板、16・・・・・・クラ
ンク機構、A・・・・・−粉粒体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シリンダ型の計量容器と、この計量容器内を上下に
摺動するピストンと、前記計量容器の上端面に沿い移動
する掻き板とを組合せ、計量容器内のピストンを所要位
置まで下降して、該ピストンの上面から容器上端までの
内部に空隙率が僅少な状態まで被包装粉粒体を充填し、
この充填した粉粒体を所要寸法づつ間欠的にピストンを
上昇させて、計量容器上部にピストンの移動容積に対応
した粉粒体を押出し、この押出し粉粒体を掻き板でシュ
ートを介し包装容器に送入し、前記ピストンの周面には
計量容器内面と接触する部分で圧気を供給して移動する
ようにしたことを特徴とする粉粒体の分包方法。 2 包装容器への送り込みシュートを備えた定盤上に対
し開口端を位置せしめて所要直径のシリンダ型計量容器
を取付け、該計量容器の内部には下方から昇降自在に滑
合するピストンを設け、該ピストン下部に増付くロンド
下端部は昇降駆動操作部に連結り、かつ該ピストンの外
周にはエア流通溝を複数条刻設すると共に、ロッド下端
からその内部に送気孔と排気孔とを穿設して前記エア流
通溝に各孔の上端部を繋ぎ、送気孔他端は圧気供給源に
繋ぎ、排気孔他端は排気開口させるか或いは排気処理部
に繋ぎ、前記送気孔を通じて運転時ピストン外周と計量
容器内周との間に常時空気流が与えられるようになし、
前記昇降駆動操作部にはピストンの移動量を任意量で等
分して間欠的に上昇しピストン上面が定盤面に合致した
後元位置に下降するようにした制御機構を具備し、定盤
上にはピストンの上昇動作に連動してシュートに向は計
量容器開口部上を間欠的に摺動する掻き板を設けたこと
を特徴とする粉粒体の分包装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8804380A JPS5843281B2 (ja) | 1980-06-28 | 1980-06-28 | 粉粒体の分包方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8804380A JPS5843281B2 (ja) | 1980-06-28 | 1980-06-28 | 粉粒体の分包方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5717701A JPS5717701A (en) | 1982-01-29 |
JPS5843281B2 true JPS5843281B2 (ja) | 1983-09-26 |
Family
ID=13931791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8804380A Expired JPS5843281B2 (ja) | 1980-06-28 | 1980-06-28 | 粉粒体の分包方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843281B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4483812A (en) * | 1983-04-15 | 1984-11-20 | Cosden Technology, Inc. | Valve plate and feedblock design for co-extrusion apparatus and co-extrusion process using same |
CN102152863A (zh) * | 2010-06-10 | 2011-08-17 | 徐浩钟 | 计量装袋机 |
GB2554738A (en) | 2016-10-07 | 2018-04-11 | Res Center Pharmaceutical Engineering Gmbh | A system and a method for constant micro dosing and feeding of powder material |
-
1980
- 1980-06-28 JP JP8804380A patent/JPS5843281B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5717701A (en) | 1982-01-29 |
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