JPS5842940Y2 - Ph測定装置 - Google Patents

Ph測定装置

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Publication number
JPS5842940Y2
JPS5842940Y2 JP8459378U JP8459378U JPS5842940Y2 JP S5842940 Y2 JPS5842940 Y2 JP S5842940Y2 JP 8459378 U JP8459378 U JP 8459378U JP 8459378 U JP8459378 U JP 8459378U JP S5842940 Y2 JPS5842940 Y2 JP S5842940Y2
Authority
JP
Japan
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standard solution
temperature sensor
circuit
signal
temperature
Prior art date
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Expired
Application number
JP8459378U
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English (en)
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JPS551787U (ja
Inventor
徳太郎 玉手
輝良 三奈木
Original Assignee
横河電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 横河電機株式会社 filed Critical 横河電機株式会社
Priority to JP8459378U priority Critical patent/JPS5842940Y2/ja
Publication of JPS551787U publication Critical patent/JPS551787U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は・被測定液のpH値を測定するpH測定装置に
関するものである。
一般にpI(測定装置の校正には、三種の標準液が用い
られる。
すなわち、フタル酸塩(PH4標準液)中性リン酸塩(
pH7標準液)、ホウ酸塩(pH9標準液)が用いられ
る。
しかし、これらの標準液のpH値は、第1図a −cに
示すように、温度によって変化する。
このため、従来は、校正に際し、温度計および第1図に
示した表を用意し、標準液の温度を測定し表から標準液
の実際OpH値を読みとり、零調整およびスパン調整を
行なわなければならず、面倒であった。
また、読みとり誤差による校正誤差もあった。
本考案の目的は、迅速かつ容易にしかも正確に零調整お
よびスパン調整を行えるpH測定装置を提供することに
ある。
以下図面を用いて本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案に係るpH測定装置の一実施例を示す構
成図である。
図において、1は内部が被測定液で満たされた液槽、2
は被測定液に浸されたガラス電極、3は被測定液に浸さ
れた比較電極4は被測定液の温度を検出するための温度
センサである。
この温度センサ4はガラス電極2の温度補償用測定抵抗
体としても機能するものである。
5は電極2,3に生じた起電圧を受けこれに対応した信
号すなわち被測定液のpH値に対応した信号を出力する
変換回路、6は基準信号発生回路、。
7は温度センサ4の出力信号を変換回路5ある(゛は基
準信号発生回路6に与えるスイッチ、8は与えられた信
号を表示する表示部、9は変換回路5と基準信号発生回
路6のいずれか一方の出力信号を表示部8に与えるスイ
ッチ、10は変換回路5の出力信号の零調整およびスパ
ン調整を行うための調整回路である。
スイッチ7.9は連動するス1ツチで、電極2,3によ
り測定されたpH値を表示部8に表示させる場合、その
移動接点70゜90が固定接点71.91に接続される
また、この移動接点70.90は、校正時において標準
液の実際のpH値を表示部8に表示させる場合、固定接
点72〜74.92〜94に接続される。
基準信号発生回路6は、固定接点72.92間に接続さ
れたpH4標準液用信号発生部61、固定接点73.9
3間に接続されたpH7標準液用信号発生部62、固定
接点74.94間に接続されたpH9標準液用信号発生
部63から成っている。
標準液としてたとえば第1図a −cに示すような特性
のものを用いるとすれば、各信号発生部61〜63の入
出力特性も、標準液の実際のpH値に対応した信号が出
力されるように、第1図a−cと同様な特性となってい
る。
基準電圧、抵抗およびダイオードを用いてアナログ(抵
抗)演算するように構成すれば、上記のような人出力特
性をもった回路を容易に製作できることは、すぐに良く
知られていることである。
なお、変換回路5は信号変換だけでなくガラス電極2の
起電力の温度補償をもできるように構成されている。
このように構成された本考案装置における校正について
説明する。
まず、液槽1内にpH7(標準液)を入れ、スイッチ7
.9の移動接点70゜90を固定接点73.93に接続
し、pH7標準蔽の実際の(すなわち温度補償された)
pH値を、表示部8に表示させこれを基準値として読み
とる。
次に、移動接点70.90を一定接点71.91に接続
し、このときの表示値が基準値と一致するように、調整
回路10でもって零調整を行う。
なお、この状態においては温度センサ(測温抵抗体)4
が変換回路5に接続されており、ガラス電極の起電力の
温度補償がなされている(従来のpH測定装置において
もガラス電極の起電力の温度補償が一般的にはなされて
いるので、この状態での回路構成は従来装置と同じであ
る)。
次に、pH4標準液又はpH9標準液のうちよく測るp
H値に近い方の液を使ってスパン調整を行う。
例えばpH4標準液を使う場合は、これを液槽1内に入
れ、スイッチ7.9の移動接点70.90を固定接点7
2.92に接続し、pH4標準液の実際のpH値を表示
部8に表示させ、これを基準値として読みとる。
その後、移動接点70.90を固定接点71.91に接
続し、このときの表示値が上記基準値と一致するように
、調整回路10でもってスパン調整を行う。
pH9標準液を使う場合は、これを液槽1内に入れ、同
様な手続でもってスパン調整を行う。
以上でもって校正が終了する。測定時には、スイッチ7
.9の移動接点70.90を固定接点71.91に接続
し、被測定液中に電極2,3および温度センサ4を浸せ
ば良い。
表示のみでなく信号伝送が必要な場合、表示部8等から
信号を出力させるようにすれば良い。
第3図は本考案装置の他の実施例を示す構成図である(
第2図と対応する部分には同一符号を付してその説明を
省略する)。
この第3図装置はデジタル的に構成したもので、図にお
いて、11は温度センサ4として測温抵抗体を用いたこ
とから設けられた抵抗・電圧変換回路、12はスイッチ
7.9と連動して動作するスイッチ、13は変換回路5
の出力信号と温度センサ4の出力信号(スイッチ7、抵
抗・電圧変換回路11およびスイッチ12を介して得ら
れる)をデジタル信号に変換するアナログ・デジタル変
換回路である。
ここで基準信号変換回路6は、第1図相当の表を記憶し
ているデジタルメモリー回路64と、いずれの表に基づ
いた信号を出力すべきかを指令するための選択回路65
とから構成されている。
したがって、基準信号発生回路6は、温度センサ4から
(スイッチ7、抵抗・変換回路11.スイッチ12およ
びアナログ・デジタル変換回路13を介して)与えられ
た温度信号に基づいて、標準液の実際のpH値に対応し
たデジタル信号を出力する。
また、表示回路8はデジタル信号な入力信号とするもの
である。
なお、基準信号発生回路6に選択機能を持たせたため、
スイッチ7.9.12は固定接点を2個有したものとな
っている。
この装置における校正操作も、第2図装置と全く同様な
手順によって行うことができる。
なお、ガラス電極2の起電力の温度補償を行わない装置
(温度補償用測温抵抗体を備えていない装置)に本考案
を適用する場合は、上記実施例装置のように、温度補償
用測温抵抗体を温度センサ4として併用できないので、
新たに温度センサ4を付加する必要がある。
また、標準液として第1図の・特性のもので50°C以
下のものを用いるとすれば、第1図の各特性が単調変化
となるので、第2図装置の基準信号発生回路6の構成は
、簡単なものとなる。
以上説明したように、本考案によれば、校正時に温度計
や表を用いることないpH測定装置を実現できる。
したがって、校正を迅速かつ容易にしかも正確に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は標準液の特性曲線を示す特性図、第2図は本考
案に係るpH測定装置の一実施例を示す構成図、第3図
は他の実施例を示す構成図である。 1・・・・・・液槽、2・・・・・・ガラス電極、3・
・・・・・比較電極、4・・・・・・温度センサ、5・
・・・・・変換回路、6・・・・・・基準信号発生回路
、?、9.12・・・・・・スイッチ、10・・・・・
・選択回路、11・・・・・・抵抗・電圧変換回路、1
3・・・・・・アナログ・デジタル変換回路。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 被測定液に浸されるガラス電極および比較電
    極と、これら電極間に生ずる起電圧を受けこれに対応し
    た信号を出力する変換回路と、被測定液の温度を検出す
    る温度センサと、標準液を被測定液としたときの温度セ
    ンサの出力信号を得て標準液の実際のpH値に対応した
    信号を出力する基準信号発生回路と、与えられた信号を
    表示する表示部と、基準信号発生回路と、変換回路のい
    ずれか一力の出力信号を表示部に与えるためのスイッチ
    と、変換回路の出力信号の零調整およびスパン調整を行
    うための調整回路とを具備したpH測定装置。
  2. (2)ガラス電極の温度補償用測温抵抗体を温度センサ
    として併用したことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のpH測定装置。
JP8459378U 1978-06-20 1978-06-20 Ph測定装置 Expired JPS5842940Y2 (ja)

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JP8459378U JPS5842940Y2 (ja) 1978-06-20 1978-06-20 Ph測定装置

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JPS551787U JPS551787U (ja) 1980-01-08
JPS5842940Y2 true JPS5842940Y2 (ja) 1983-09-28

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