JPS5842627A - 塩化ビニル樹脂製品の金属蒸着方法 - Google Patents

塩化ビニル樹脂製品の金属蒸着方法

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JPS5842627A
JPS5842627A JP56141889A JP14188981A JPS5842627A JP S5842627 A JPS5842627 A JP S5842627A JP 56141889 A JP56141889 A JP 56141889A JP 14188981 A JP14188981 A JP 14188981A JP S5842627 A JPS5842627 A JP S5842627A
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resin
resin composition
vapor deposition
epoxy
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忠彦 佐藤
Kazuo Okawa
和夫 大川
Yasuyuki Ouchi
大内 康行
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Asahi Denka Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塩化ビニル樹脂製品の金属蒸着方法に関するも
ので、膵しくは、塩化ビニルwnrr製品の表面にエネ
ルギー−照射により硬化す仝カチオン重合性樹脂組成物
の硬化被膜層を設け、その上に金属蒸着を施すことを特
徴とするものである。
従来からプラスチックの特徴である生産性が為い、成形
性が優れている、軽瀘である等の利点を生かし、各樵プ
ラスチック基材の表向に金属加工を總こし、金鋏糸、コ
ンデンサー、断熱材、装飾品、包装材、反射材等の分野
°で使用されており、その方法とじてを゛↓メッキ加工
法、ホットスタンプ法、真空蒸着法、スパッタリング法
、イオンプレイティング法などがある。この内で真空蒸
着法、スパッタリング法が一液処塩の間廟もなく、かつ
低コストで簡便なぁ−として注目されはじめている。ポ
リニスデル素材は蒸着したときの金属との付着力が炊分
大きいためフィルム・シート分野では相当汎用されてい
るが、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、
硬質ポリ塩化ビニルなどのプラスチック木材には金属は
蒸着できるが付層力が−く、ペースコートを施したのち
金属蒸着を行なうのが一般的である。
従来、塩化ビニ7tz樹脂は硬質製品、半#!翼製品又
は軟質製品としてフィルム、’  )N半板、成形品、
異勘品などに加工して広範な用途に使用されているが、
金属#看加工には伽々の間一点がある。待にポリ塩化ビ
ニルKDOPなどの可−剤を配合して得られる9盟化塩
化ビニル樹脂製品(フィルム、シート、成形品など)に
金゛属蒸着を施そうとしてもciJ fi剤のブリード
にもとず〈揮散によって真空度が蒸着に必要な低い値ま
で達しないため、蒸着層が該基材と密層せず、目的とす
る金属蒸着製品を工業的に生産することができなかった
。例えば可塑化塩化ビニル樹脂製品としてのフィルム類
は^周波による溶接中溶断などの加工性や印刷適性など
の後加工性Kidれているため各檜用途に汎用されてい
るが、金属蒸着ができないため尚周波加工性の優れた来
秋な金属蒸着フィルム−品は知られていない。これは塩
化ビニルフィルム1材中に含まれる町−剤等の揮発!E
物貞が真空中で#敏するため十分な一真!2!度が得ら
れず光沢の良い蒸着層ができにくいこと及びIIA蕪材
と蒸着層との十分な密層性が得られず、時に、蒸涜債の
uJ■剤の移行による密mm度の低下などが問題となる
ためである。さらに、プフスチツク蕪材等・\の金属蒸
着の画処理として蒸盾適性の改暦ヤ蒸着金属の付着性改
良の目的で下塗り塗料(ベースコート)を塗布する方法
もあるが、塩化ビニル樹脂製品、q#に可盟剤を配合し
て得られる軟質塩化ビニル樹脂製品の金属蒸着用ぺ一、
スコートとして性能的に優れたものが得られていないの
が塊状であった。
しかるに本発明は上記の如き実情に鑑み、塩化ビニル樹
脂製品、時に可−剤を含有する塩化ビニル樹脂製品の金
属蒸着方法に関して鋭意検討した結果、完成されたもの
である。
本発明の目的は塩化ビニル樹脂製品の基材表向にエネル
ギー線照射により硬化するカチオン重合性樹脂組成物の
硬化被膜層(ぺ、−スコート層)を設け、該被膜層の表
面に金属蒸着な施すことによって、uI基材と蒸着層と
の密層性、譲材中に含まれる揮発性物買の放出防止によ
る金属蒸着性、平滑性、耐久性等の優れた金JIJk漕
塩化ビニル樹脂製品の製造方法を提供することにある。
また、本発明の目的は埴化ビニル樹m製品の基材表面に
エネルギー線照射により硬化するカチオン′重合性樹脂
組成物の硬化am層を設け、該被膜層の表面に金属蒸着
を施すことによって、該基材と蒸着膜との密着性、金属
蒸着性、平滑性、耐久性等の曖れた金jI4!M着塩化
ビニル樹脂製品を提供することにある。
早下、本発明をさらに詳細に説明する。
すなわち本発明の方法はエネルギーI/7AIJIA射
によりカチオン重合性樹脂の重合vm始させるt占性触
媒を放出する化合豐を含有するエネルギー−硬化性のカ
チオン重合性樹脂組成物t物を塩化ビニル樹脂製品の表
面に塗布し、次いでエネルギー線照射して該樹脂組成物
を硬化乾燥させて塩化ビニル樹脂製品の表向に硬化被膜
層を形成する。続いて、10−2〜10−’ Tart
  K保たれた蒸着基中で目的とする金属を加MA発せ
しめ、この金jIM気を該塩化ビニル樹JJii1M品
の硬化被膜層上に凝結させて厚さ約200〜5000ム
の金属薄膜層を形成させることによって6易に達成され
る。一般的にはさらにとの上に金属蒸着膜を保鏝する目
的でオーバーコートやトップコートを塗布したり、ラミ
ネート加工な打なう。
本発明に使用するエネルギー縁硬化性のカチオン重合性
樹脂組成物は極めて短時間のエネルギー−照射で硬化乾
燥が可能なため、耐熱性、耐溶剤性が弱い塩化ビニル樹
脂製品、籍に軟買塩化ビニル樹脂製品への連続塗装処理
がiI舵であり、かつ該1打機面及び金属層に対して彊
皮の付着性を有し、匿れた蒸着適性な与える。
まず、本発明で使用するエネルギー縁硬化性のカチオン
重合性樹Jlii1組成智とは・エネルギー−の照射に
より^分子化又は架橋して塗膜な形成する従来公知のエ
ネルギー巌雇射によりカチオン慮合を開始させる物質を
放出する化合資(元重合開始鋼)を含有するカチオン重
合性樹脂組成物で、例えばエポキシ環のカチオン開環ム
合により^分子化するエポキシ系樹脂組成物及び環状エ
ーテル類、ラクトン類、ビニル化合物憂のカチオン嵐合
性組成物(例えば特公昭49−17ff40号公輸紀載
りもの、その他に触謀としては特公昭52−14278
号公報などに記載された感光性オニウム塩類などの数種
のものが公知であるが、いずれも紫外線などのエネルギ
ー線照射によりルイス酸を発生するものがある。)4!
が挙げられるが、その中でもエポキシ環のカチオン開環
重合により高分子化するエポキシ系樹脂組成物が好まし
い。
かかるエポキシ系樹脂組成物に使用されるエポキシ樹脂
としては従来公知の芳香族エポキシ樹脂、&城族エポキ
シ樹脂、脂肪族エポキシ樹脂が挙げられる。ここで芳香
族エポキシ1tJllyとして好ましいものは、少なく
ともlliの芳香族核な有する多価フェノール又はその
アルキレンオキサイド付加体のポリグリシジルエーテル
であつ【、例えばビスフェノールA又はそのアルキレン
オキサイド付加体とエピクロルヒドリンとの反応によっ
て製造されるグリ7ジルエーテル、エポキシノボラック
樹脂が挙げられる。また脂環族エポキシ樹脂として好ま
しいものとしては少なくとも1鯛のm環を有する多価ア
ルコールのポリグリシジルエーテル又は7クロヘキセン
又は7クロベンテン環含有化合物を過酸化水嵩、過酸等
の適当な酸化剤でエポキシ化することによって得られる
シクロヘキセンオキすイド又はシクロペンテンオキtイ
ド含有化合物がある。ポリグリシジルエーテルの代表例
としては、水素溢加ビスフェノールム又はそのアルキレ
ンオキサイド付加体とエピクロルヒドリンとの反応によ
って製造されるグリシジ号エーテルが挙げられる。又、
シクロヘキセンオキすイド又は7クロペンテンオキサイ
ド含有化合資の代表例としては下記の式で表わされるも
のが挙げられる。
さらに脂肪族エポキシ樹脂として好ましいものは脂肪族
多価アルコール又はそのアルキレンオキサイド付加物の
゛ポリグリシジルエーテル、脂肪族長鎖多塩基酸のポリ
グリ7ジルエステル、グリシジルアクリレートやグリシ
ジルメタクリレートのホモポリマー及びコポリマーがあ
り、その代表例としては、1.4−ブタンジオールのジ
グリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールのジグ
リシジルエーテル、グリセリンのトリグリシジルエーテ
ル、トリメチロールプロパンのトリグリシジルエーテル
、ポリエチレングリコールのジグリシジルエーテル、ポ
リプロピレングリコールのジグリシジルエーテル、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等
の脂肪族多価アルコールに1種又は2種以上のアルキレ
ンオキサイド(エチレンオキサイド、プロピレンオキサ
イド)を付加することにより得られるポリエーテルポリ
オールのボ・リグリシジルエーテル、脂肪族長鎖二塩基
酸のジグリシジルエステルが挙げられる。さらKn1肪
1iiIlli級アルコールのモノグリシジルエーテル
やフェノール、クレゾール、メチルフェノール又はこれ
らにフルキレンオキサイドを付加することにより得られ
るポリエーテルアルコールのモノグリシジルエーテル、
高級脂肪酸のグリ/ジルエステル等も希釈剤として配合
することができる。
本発明に使用するエポキシ系樹脂組成物はこれらの芳香
族エポキシ樹脂、脂環族エボキ7#R脂又は脂肪族エポ
キシ樹脂な単独あるいは所望の性能に応じて広範に配合
することができるが、エネルギー線硬化性、基材との付
着性、蒸着通性の面から%に好ましいエボキ7倒脂組成
1は脂flA族エポキシ樹脂を主体とするものであり、
脂環式壇上にエポキシ基を有する脂環族エポキシ樹脂〔
例えハ5,4−エポキシシクロヘキシルメチル−5,4
−エポキシシクロへキシルカルボキシレート、ビス(5
,4−エポキシシクロヘキシルメチル)アジペートの如
き〕が好ましくは10〜95重量−の範囲内のもの、さ
らに好ましくは40〜90重量−含有するものである0
また、用いうる脂環族エポキシ−脂のエポキシ当量も時
に厳格に制約されるものではなく、広範囲のものから選
択することができるが、一般的に70〜250の範囲内
のエポキシ当量を有する脂環族エポキシ樹脂を主体とす
るエポキシ系カチオン重合性樹脂組成物が基材中の揮発
性物質による放出ガスの防止や蒸着金属の付着性の点か
ら特に好ま−しい。
なお本発明に使用する該カチオン重合性樹脂組成物の構
成成分として前述のエポキシ樹脂以外に環状エーテル類
、ビニルエーテル類、ラクトン類、ビニル化合物等カチ
オン重合性化−&智を主体として用いたり、あるいは併
−用することもできる。また、本発明のカチオン重合性
樹脂組成物には本発明の効果を損わない限り、塗料もし
くは麿−の性質を改良するために前述1鎮のカチオン重
合性物質以外のオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、エ
ステル系樹脂、石油樹、脂、アルキッド系樹脂、ポリエ
ーテル系化合物、ポリエーテルポリオール糸化合物、酢
酸ビニル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ブチラール系樹脂
、ゴム系樹脂、ビニルアルコール系樹脂、酸無水物系エ
ポキシ樹脂硬化剤、#i糾、染料、及び各種の塗料用僑
加剤などを配合して使用することができる。
一方、本発明に使用されるカチオン重合性樹脂組成物に
含まれるエネルギー線照射によりカチオン重合性樹脂の
重合又は架構を開始させる′4IJxを放出する化合物
(光重合開始剤)としては籍に限定されないか、特に好
ましいものは照射によりi合開始能のあるルイス酸を放
出するオニウム塩である複塩の一群のものである。かか
る化合物は基本的には一般式(R1、n 2 、a 5
 、H4、z ]+II(Mx n+、] −II〔式
中カチオンはオニウムであり、2はN=N。
Jam、To、P、ムs、8b、Bi、O,/% aゲ
ン(たとえば2゜sr、at )であり、R1、R2,
nK、R4は同一でも農なっていてもよい有機の基であ
る。a、b、o、1はそれぞれΩ〜5の整数であってa
+b+a+dは2の価数に等しい。Mはハロゲン化1m
l11体の中心原子である金属又は半金属(謙・tal
loid)であり°、 B、P、ムm、Jib、F@、
8n、Bi、ム/、Oa、In、’Ti、Zn。
go、V、Or、Mn、Oo等である。Xはハロゲンで
あり、■はハロゲン化物錯体イオンの正体の電荷であり
、nはハロゲン化物錯体イオン中のノ10ゲ・ン原子の
数である。〕で表わされる。
この様な触媒前駆体はそれ自身は公知であり、たとえば
2がNミNである化合物は米Li!%許第37Q829
6号、同g3949f4!号、同第5794576号等
に配植されている。その他のイニウム触m萌駆体はベル
ギー%許第828841号、同@828669号、フラ
ンス特#V第22702.$9号、米国特許第41!?
t555号等に記載されている。
上記ジアゾニウム化合物は上記の米国特許第57082
96号、同第5949145号等に記載されている方法
で侍る事が出来る。2がS。
8e、Toである化合物はJinapomyk  らの
J、^、c。
8、.91,145(1969)、A、L、M&y00
0にらのJ、Organio Chemistry、 
S 5 、ム8,2532(1970)、Goetha
l−らのBul、8oo、Ohim。
Be1g、、 75 、546 (1964) 、H,
M、LeioegtarらのJ a A # O@ 8
 a @Σ1,5587(192−9)等に記載さiた
方法で製造出来る。2がP、N、ム畠。
13b、Biである代表的なオニウム塩はJ、Go・r
ei・lerのMstho6en a@r Organ
ish@n Ohimie、 t 1/12゜691−
440(1958)、K、8asg・の同12/1,7
9−112(194!5)=Kik:*された方法で製
造出来る。2がハロゲンである代表的なオニウム塩は0
.ム、Pt1tsynaらのDokl、Aaad。
Nauk、、Ji8J3R,16S 、 A 85 (
1? 65 )、M、Drexl@rらのJ、ム、0.
B、、 75 、2705(195り等に記載の方法で
Mi!出来る。また、ここでいうオニウム塩には米国籍
#fg415?455号に記載され【いるチオピリリウ
ム等のピリリウム塩及び%M昭56−8428−11公
報に記載されているアリールオキシスルホキンニウム塩
等のオキソニウム塩も含まれる。
エポキサイドの重合を開始するに用いる事の出来る他の
化合物の例はヨードホルム、(2,ff−ジプロモバツ
キシレン、ブロモホルム、四美化巌嵩、ヘキすクロロパ
ラキシレン、及び、米−特許第5m9a9f;4号に記
載のその他の触媒、ビス(パー70ロアルキルスルホニ
ル)メタン塩、及び米国%ff臨15586614号、
独国籍j[1241?274号等記載の如きスルホニル
メタンのジアゾニウム塩等の有機ハロゲン化合物である
さらに本発明に用いるカチオン重合性樹脂組成物には米
国特許第4154055号に41峯されているようにア
クリレート又はrメタクリレート化合物とカルボニル系
光増感剤等を配合することによって麹層性能や硬化性を
改良することも可能である。
塩化ビニル樹脂製品の基材表面に#述のカチオン重合性
樹脂組成物を設けるには従来公知の方法、例えば−一ル
コーター、グラビヤコーター、グラビヤオフセット、フ
ローコーティング、スクリーン印刷、スプレー及び浸漬
法などの塗装法で塗布することができる。その巖、塗装
性や基材への付着性を改善するために基材、表面をアル
コールII&城、コロナ放電処理などの前処塩を麺した
のち塗布したり、性能の低下尋の弊害がない範囲内で該
樹脂組成物に有機浴剤を添加して塗布することができる
。硬化被膜の厚さは臨界的ではなく、蒸着すべき金属の
S類や塩化ビニル樹脂基材の種類等に応じて広範に変え
ることができるが、一般に0.5〜30μ根度の範囲が
適幽で、好ましくは1〜IQfi根度とすることができ
る。本発明のカチオン重合性樹脂組成物を塩化ビニル樹
脂製品の基材に塗布し、硬化被膜を形成するためのエネ
ルギー−としては紫外線、電子線あるいは放射−などが
あり、これらのうち紫外線照射による方法が実用面から
みても好ましい方法である。さらに、威力チオン重合性
樹脂組成物による硬化値績形成は基材を加熱処理したの
ち、あるいは加熱処理しながら塗装するか、または基材
に該樹mm成1な慮装掻、加熱処理とエネルギー線照射
を併用することにより一層効果的に促進させることもで
きる。
次に、該カチオン重合性樹脂組成物の硬化被膜層を設け
た塩化ビニルWaS品゛の嵌面への金属蒸着は従来公知
の方法、例えば抵抗加熱法、電子ビーム加熱法、高周波
m4加熱法などの真空蒸着法、及びスパッタリング法、
イオンブレーティング法などの方法によって行なうこと
ができる。蒸着することができる金属または金属化合一
としては鉄、珪素、アルイニク、ム、スズ、セレン、ゲ
ルマニウム、アンテモン、m、10ム、ニッケル、ビス
マス、金、銀、白金、パラジウム、銅、インジウム、ヒ
素、デルル、−カドミウム、マグネシウム、亜鉛、マン
ガン、ガリウム、ベリリウム、コバルト等の金)II4
華体1これらの金属の混合物またはこれら金属の少なく
とも1mを主体とする合金、あるいはこれら金属を含む
化合物たとえば酸化qj!Jt−挙げることができる。
蒸着を行なう@の真空の根皮は、使用する金属または金
属化合物の[M、蒸着方法等に依存して広範囲に変える
ことができる。また蒸着した金属または金属化合一の蒸
着膜の厚さも臨界的ではなく、金属または金属化合一の
種類、最終製品の賛求性能等に応じて広汎に変化させる
ことができるか、一般的には150〜soo。
ましくは400−L1500ムの範囲にすることが!i
轟である。
このようにして硬化被膜層を設けた塩化ビニル樹脂製品
に形成された蒸着膜は下塗り硬化被膜層を介して基材に
強固に付着しており、かつ蒸着にさいしては基材中に含
まれる町鎧剤等の揮発性物質による影響もうけに〈〈他
めて優れた光沢を有し、蒸着後の可−剤の移行による蒸
着金属の付着性低下などの現象もみられなかった。蒸着
加工した塩化ビニル樹j11製品の用途によってはさら
に処理することなくそのま工使用に供することができる
が、通常、蒸着膜の保−を目的として蒸着膜上にはトッ
プコートな塗布したりライネート加工を行なう。ドッグ
コートは最終製品の要求物性に応じて公知の多くの塗料
のなかから適宜選択することもできるが、尚温処虐に不
適当な塩化ビニル樹脂製品に対しては蒸着金属に対する
付着性及び耐候性などの諸物性が憂れ、かつ、速硬化を
有するエネルギー線硬化性のカチオン重合性樹脂組成物
が好ましい。
さらに本発明の金属蒸着方法で使用されるベースコート
、中塗々科及びトップコートは染料または顔料を添加し
て着色してもよく、本発明の方法で得られる金りs蒸着
製品はエンボス加工、ラミネート加工や印刷加工婚の後
加工を行なうことも可能である。
本発明に使用できる塩化ビニル樹jli1基材としては
ポリ塩化ビニル及び塩化ビニルとエチレン、酢酸ビニル
、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、プoピレン、マ
レイン酸エステル等との共重合体及びグラフト重合体の
単独またはこれらの組合せにより得られる無可−及び町
■化塩化ビニル系樹脂が挙げられる。また、可am剤含
有の塩化ビニル樹脂基材では町m剤とし【低揮発性で保
留性を有するものが%に好ましい。。
本発明を適用できる塩化ビニル樹J11製品の具体例と
しては塩化ビニルフィルム・¥−)、jl化ビニル板、
塩化ビニル合成皮革、塩化ビニル床材、塩化ビニル押出
品及び成形品、塩化ビニル員麿品などが挙げられ、硬質
製品のみならず半硬質H4&及び軟質製品も含めたあら
ゆる塩化ビニル樹脂製品の金属化に本発明の方法が応用
できる。
本発明を適用できるさらKA体的な塩化ビニル樹WII
裂晶の応用分野としては雑貨用、装飾用塩化ビニルフィ
ルムeシート(風呂敷、シャワーカーテン、テーブルマ
ット、レインコート、玩具、地図、ステッカ−、シール
、ラベル、金銀糸、粘着テープ、デスクマット、ディス
プレー、投影、トランプ、カード、袋物類、鎖入れ、表
紙、カバー、履物、バンド、靴、帽子、造花、ル^・シ
ー ) C11床、ml英ハクス、トンネル、!ルチン
グの遮光、防虫、保温用等)、食品包装容器用塩化ビニ
ルフィルム・シート(ジャム、バター、冷菓、洋菓子、
珍味佃煮、漬物のカップ類用、!−ガリン用、豆騙、鶏
卵バック、釆夷バック、7−ト°パツク用、キャップク
ール用、ガスケット用、ストレッチ、7ユリンク用等)
、非食品包装用塩化ビニルフィルム・シート(軽量容器
、育苗容器、化粧品、文具、玩具、家具、医薬品用等〕
、建材@*臭期用塩化ビニルフィルムシート(マット、
カーペット、壷層材、天井材、化粧合板、家具、断熱材
、反射材、遮光材、積層鋼板用勢)、ランネート用塩化
ビニルフィルム・シート(塩ビ鋼板、譬殊合板、クレジ
ットカード、食品包装、紙加工用等)、塩化ビニルレず
−(椅子張材、車両座席用、袋物、キルテイング、ベッ
ド、クッション表向材、壁装材、意向装飾材、家具ll
4IIt品表向材、カーペット、靴、サンダル、ケオヵ
ルシェーズ、帽子用、レインコート、反射性シート、天
井材、ビニル床材、テーブルマット、アコーデオンVア
、文具、ターポリン用等〕、工業用塩化ビニル板(タン
ク、バスケット用等)、電気、通信用塩化ビニル板(針
器盤、電気冷蔵庫部品、電気洗喝機用等)、建築、車輌
用塩化ビニル板(!1!41゜114N、天井、雨樋、
断熱材、アーケード、テラス、カーテン、ブラインド、
スダレ、熱反射板、タイル、化粧板用婚)、雑貨用塩化
ビニル板(文房、具、螢光灯笠、流し台等)、その他塩
化ビニル板(玩具、積層板、広き看板、lIA繊板寺λ
住宅用塩化ビニル波板、農業用塩化ビニル波板(温室、
遮光用◆)、塩化ビニル管・継手(水道用、建材用、電
−用、農業用、工業用、ガス用、インチリヤ用等)、塩
化ビニル異誠品及び成形品(雨樋、デツキ材、天井材、
−材、家具、雑貨、容器、蓋用等)、塩化ビニル押出品
(ホース、チューブ等)、塩化ビニル床材(タイル、シ
ート、クッションフロア、iット舎〕などが挙げられる
本発明の金属蒸着方法は塩化ビニル樹脂基材のうちでも
可−剤を含有する半硬質及び軟am化ビニル樹脂基材、
脅に従来、金jIIJI層が工業的にむずかしいフィル
ム、シート製品に対して有用な蒸着方法を提供するもの
である。なり、その他の塩化ビニル樹脂基材への金属化
加工方法、例えば化学メッキ、電メッキ、無電解メッキ
等の方法にも本発明の方法が適用できる。
以下、A#A例によって不発明の代表的な肉についてさ
らに具体的に説明するが、本発明はそり豐旨な超えない
限り以下の実m儒によつ【制約されるものではない。例
中r部」は重量部を意味する。
実llA111 3.4−エポキシ当量へキシルメチに−5,4−エポキ
シ当量へキシルカルボキシレート(エポキシ当量151
〜14iS)75m、1.4−ブタンジオールジグリシ
ジルエーテル(エポキシ当量125〜145)25g、
シリコーン系界面活性剤0.2部及び元ム合開始44 
P P −5!(旭電化工業製)51mからなるカチオ
ン重合性樹脂組底置を硬質塩化ビニル板に膜厚10μと
なるように塗布し、10(IIBの−さに設置した簡圧
水銀灯(a o w/as、 4 KW−)下、16 
m/winの速度で通過させて紫外線照射を行ない硬化
値編を得た。次にこの被属層を有する塩化ビニル板の表
面に真空蒸着法でアルミニウムを使用し、10−’ T
orr 下に金属jli[J!110.1声になる様に
蒸着加工を行なった。このようにして得られた金桐化占
塩化ビニル板はクランクの発生がなく鳥光沢の鏡面を有
し、蒸着薄膜の基材に対する優れた付着を示した。
実施例2 ビスフェノールムシクリシジルエーテル(エポキシml
H80〜200 ) 15@、  5,4−!ホキシン
クロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロへキシル
カルボキクレート(エポキシ当量151〜145)65
s、)リメチロールプロパントリグリシジルエーテル(
エポキシ当量155〜145)15部、酢酸ビニル[j
ll 5 狐シリコーン系界面活性剤0.5部及び光1
合開始剤pp−ss(地竜化工業製)鼻部からなるカチ
オン重合性樹脂組成物(エポキシ当量、125)を厚さ
100μの塩化ビニルフィルム(ポリ塩化ビニル100
部に対する可鎧剤の含有3120部)K績犀SSとなる
ように塗布し、10(至)の^さに設置した高圧水錬灯
(80W/all、 4 KW )下、201S/l1
in  の速度で通過させて紫外線照射による硬化被膜
を得た。次にこの被膜層を有する塩化ビニルフィルムの
表面に真空蒸着(真空度*to’rorr)によって厚
さ約600ムのアル<ニウム金属薄員を形成させた。こ
のようにして得られた金属化塩化ビニルフィルムは鏡面
、光沢を有し、セロテープ剥離テストにより蒸着績の擾
れた付着性な示した。
実施例5 3.4−エポキシシクロヘキシルメチル−5,4−エポ
キシシクロへキシルカルボキクレート(z#キシ1ii
151〜145 ) 60@、ヒス(5,4−エポキシ
シクロヘキシルメチル)アジペート(エポキシ当Bta
o〜200)20部、1.4−ブタンジオールジグリシ
ジルエーテル(エポキシ当量125〜14M)29部、
シリコーン系界面活性剤1部及び光1合開始剤pp−3
3(地竜化工業製)5mからなるカチオン重合性樹脂組
成vlJ(エポキシ当1152 )v〜さ100μの軟
質塩化ビニルフィルム(ポリ塩化ビニル100i@IK
対する可■剤含有量40部)表面にグラビヤコーターに
て厚さ約4μとなるように塗布し、実施例2と同様に紫
外線硬化を行なったのち、アルミニウム金属を蒸発温度
140σ℃、蒸着速度90醜/■in、真空度1×10
−’ Torr 、  蒸着源とフィルムとの距1IA
30(至)の条件下において真空蒸着な行なった。この
ようにして得られたアルミニウム蒸着フィルムは優れた
金属光沢と蒸着績の付着性Jk:ボした。
また、この蒸着績の上にトップコートとしてカチオン重
合性紫外線硬化塗料(地竜化工jk製、部品名ムD−7
200)を6#の厚さに塗布し、紫外線硬化すると耐久
性、柔軟性を有する金属化軟質塩化ビニルフィルム製品
が得られた。一方、このアルミニウム蒸着フィルムを厚
さ200μのポリ塩化ビニルフィルムと1ね合わせて尚
周波クエルダーを行なったところ、その高14腋加工性
は良好であった。
実施例4 実施例3と同一のカチオン重合性411N組成物に油解
性黄色染料5部を添加して得られる着色化したカチオン
重合性樹脂組成物を用いて、実施filSと同様の方法
で厚さIOQμの軟質塩化ビニルフィルムに真空蒸着を
行なったところ、片面銀色、片面金色の着色した蒸着フ
ィルムが得られた。
実施例5 5.4−エポキシシクロヘキシルメチル−5,4−エポ
キシシクロへキシルカルボキシレート(エポキシ当量1
51〜143)zo#、)リメチロールグロバントリグ
リシジルエーテル(エポキシ当量155〜165)10
部、エチレンクリコールジクリシジルエーテル(エポキ
シ当量112〜135)20部、シリコーン系界面活性
剤1部及び光重合開始剤to−sり8(<ネソタ・マイ
ニング0アンド・マニ7アクチェアリング社all)4
sからなるカチオン重合性樹脂組成物(エポキシ当J1
1141)を塩化ビニル樹脂成形品にスプレー法で約2
0μの厚さに皇装し、aow7’mの強度の高圧水銀灯
下20@で、5・秒間照射して11!膜を硬化させた。
次にこの上に直流二極マグネトロンスパッタリング装置
を使用してクロムを金w4膜厚が約500 AKなるよ
うに蒸着したところ、優れy:蓋緘光沢と蒸着編の付着
性を示した。この金I11編上にトップコートとして二
液アクリル−ウレタン慮科をスプレー塗装し、加熱硬化
せしめて蒸7#製品を得た。得られた蒸着製品の外観は
クラックの発生が全くなく、−れた!ii1面を形成し
た。
比較例1 実施例3で使用したものと同一の軟′X塙化ビニルフィ
ルム表圓にカチオン菖合性樹驕岨成物の硬化*g層を設
けないで1豪、アルミニタムを金属蒸着したものは光沢
を有する構面を形成せず、かつ蒸着金属の基材への付層
性を全く示さなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t 塩化ビニル樹脂製品の表面にエネルギー線照射によ
    り硬化するカチオン重合性樹脂組成物の硬化被膜層を設
    け、該被膜層の表面に金属蒸着を施すことを特徴とする
    塩化ビニル樹脂製品の金属蒸着方法。 2 カチオン重合性樹脂組成物が必須成分としてエポキ
    シ樹脂とエネルギー線照射によりカチオン重合を開始さ
    せる物質を放出する化合物とを含有することを時値とす
    る4ff−求の範8第1Jjj記載の塩化ビニル樹脂製
    品の金属蒸着方法。 五 カチオン重合性樹脂組成物が必劣成分として脂環式
    環上にエポキシ基のある脂環族エポキシ樹脂を10〜9
    5重量%含有することを特徴とする特許請求の範囲亭2
    項記載の塩化ビニル樹脂製品の金属蒸着方法。 4、 カチオン重合性樹脂組成物が必須成分として脂環
    式環上にエポキシ基のある脂環族エポキシ樹脂を40〜
    90重量%含有することを特徴とする%lFF請求の範
    囲第2又は第3項記載の塩化ビニル樹脂製品の金属蒸着
    方法。 5、脂環式環上にエポキシ基のある脂環族エポキシ樹脂
    のエポキシ当量が70〜250の範囲内にあることを特
    徴とする特許請求の範囲第2〜4項のいずれかに記載の
    塩化ビニル樹脂製品の金属蒸着方法。
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