JPS5842433B2 - 超音波振動子駆動装置 - Google Patents
超音波振動子駆動装置Info
- Publication number
- JPS5842433B2 JPS5842433B2 JP51023542A JP2354276A JPS5842433B2 JP S5842433 B2 JPS5842433 B2 JP S5842433B2 JP 51023542 A JP51023542 A JP 51023542A JP 2354276 A JP2354276 A JP 2354276A JP S5842433 B2 JPS5842433 B2 JP S5842433B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic transducer
- main beam
- counter
- ultrasonic
- convergence
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 238000002604 ultrasonography Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
超音波主ビームを偏向するために、PhasedArr
ay形振動子に適当な遅延時間を与える方法がある。
ay形振動子に適当な遅延時間を与える方法がある。
また同じ原理で超音波主ビームを収束させることも可能
である。
である。
本発明はこのようなことを簡易な構成で行うための手段
に関するものである。
に関するものである。
第1図は超音波主ビームを偏向する様子を示したもので
ある。
ある。
−直線状に配列された振動子#l〜#nを同時に励振す
れば、超音波の主ビームは配列方向と直角にある(第1
図a)、又、#l〜#nの振動子をdi−dnの距離に
相当する所で各振動子の音波の波面が同位相になるよう
に各振動子に遅延時間τ1〜τn(τn = d n
/V 、 Vは被測媒体内での音速)を与えて励振すれ
ば超音波の主ビームはθ(θ=siff−’ Vτn
/ 11 )だけ偏向される。
れば、超音波の主ビームは配列方向と直角にある(第1
図a)、又、#l〜#nの振動子をdi−dnの距離に
相当する所で各振動子の音波の波面が同位相になるよう
に各振動子に遅延時間τ1〜τn(τn = d n
/V 、 Vは被測媒体内での音速)を与えて励振すれ
ば超音波の主ビームはθ(θ=siff−’ Vτn
/ 11 )だけ偏向される。
(第1図b)、次に第2図は超音波主ビームを収束する
様子を示したものである。
様子を示したものである。
収束点をA、A点から中心の振動子までの距離をlとす
れば、dfl〜dfnの距離に相当する所で各振動子の
音波の波面が同位相になるように各振動子に遅延時間τ
f1〜τfnを与えて励振すれば、超音波主ビームはA
点の所に収束することができる。
れば、dfl〜dfnの距離に相当する所で各振動子の
音波の波面が同位相になるように各振動子に遅延時間τ
f1〜τfnを与えて励振すれば、超音波主ビームはA
点の所に収束することができる。
上述したことよす、各エレメントに(τ1+τft)〜
(τn+τfn)の遅延時間を持たせることにより超音
波主ビームを収束しながら偏向する効果は、若干の制限
内において可能である。
(τn+τfn)の遅延時間を持たせることにより超音
波主ビームを収束しながら偏向する効果は、若干の制限
内において可能である。
さてこのような遅延時間を作成するには、例えば第3図
に示す構成が考えられる。
に示す構成が考えられる。
まず、シフトレジスタ1に偏向角に対応したデータをプ
リセットし、シフトレジスタ1の各出力をアンドゲート
2に接続し、シフトレジスタをシフトするクロックとア
ンドゲートのクロックを同一のCPIとする。
リセットし、シフトレジスタ1の各出力をアンドゲート
2に接続し、シフトレジスタをシフトするクロックとア
ンドゲートのクロックを同一のCPIとする。
各アンドゲートの出力はカウンタ3のパルスとする。
カウンタ3の各ホロウは、パルス遅延線4に接続され、
各パルス遅延線には前記τf1〜τfnの遅延量を持た
せる。
各パルス遅延線には前記τf1〜τfnの遅延量を持た
せる。
このような構成により、あらかじめカウンタ3に偏向角
に相当する遅延データを入れ、超音波振動子の励振時に
、各カウンタに一齋に減算パルスを加えることにより、
所望の遅延時間を得ることができる。
に相当する遅延データを入れ、超音波振動子の励振時に
、各カウンタに一齋に減算パルスを加えることにより、
所望の遅延時間を得ることができる。
このような構成については例えば本発明者が先に出願し
た特願昭50−82734・「超音波振動子駆動装置」
や特願昭50−135082号・「超音波振動子制御方
法及びその装置」に詳しい。
た特願昭50−82734・「超音波振動子駆動装置」
や特願昭50−135082号・「超音波振動子制御方
法及びその装置」に詳しい。
上述した構成では、収束のためにパルス遅延線4が必要
となり、特にエレメント数の多い時にはコストならびに
スペースの面で問題があった。
となり、特にエレメント数の多い時にはコストならびに
スペースの面で問題があった。
本発明はこの問題を大巾に軽減する手段を提供するもの
でありその一実施例を第4図に示す。
でありその一実施例を第4図に示す。
収束に必要な各データτfl〜τfnを量子化し2進符
号を発生するデータ発生器5の出力をプリセット可能な
カウンタ6のプリセット入力に接続する。
号を発生するデータ発生器5の出力をプリセット可能な
カウンタ6のプリセット入力に接続する。
このLPにより、データ発生器5の出力はプリセット可
能なカウンタ6に並列に入力される。
能なカウンタ6に並列に入力される。
−例としてデータ発生器5の最大データは以下である。
エレメント条件としてピッチ0.5mm個数32ケ、収
束点を75mmと選択すれば第2図のdfl又はdfn
は0.43mmとなり音速を1500m/Secにとれ
ば、290nSの遅延時間である。
束点を75mmと選択すれば第2図のdfl又はdfn
は0.43mmとなり音速を1500m/Secにとれ
ば、290nSの遅延時間である。
これを50nSで量子化すれば、カウンタにプリセット
する最大遅延データは6であり、0110の2進データ
である。
する最大遅延データは6であり、0110の2進データ
である。
この2進データは両サイドのエレメントに対応したカウ
ンタに入力されるが、その他のカウンタについてもフォ
ーカスに必要な遅延時間を50nSで量子化して与えれ
ばよい。
ンタに入力されるが、その他のカウンタについてもフォ
ーカスに必要な遅延時間を50nSで量子化して与えれ
ばよい。
こののちは従来の手順通りで良い。本発明における構成
手段を用いることにより、従来のパルス遅延線などの特
別のハードウェアを必要としなくなる。
手段を用いることにより、従来のパルス遅延線などの特
別のハードウェアを必要としなくなる。
つまり、遅延媒体としては、偏向用に用いるカウンタで
兼用できる利点があり収束のために新たに遅延媒体を付
加する必要がない。
兼用できる利点があり収束のために新たに遅延媒体を付
加する必要がない。
また収束点を変更する時はデータ発生器のデータ値を変
更すれば良い。
更すれば良い。
さらに収束を必要としない時はロードパルスLPを印加
しなければ良い。
しなければ良い。
またデータ発生器5は収束点に応じ各々複数個のデータ
を持ち、収束点に応じてこれら複数個のデータより選択
しカウンタ6に供給することにより、収束点を電子的に
切り換えることができる。
を持ち、収束点に応じてこれら複数個のデータより選択
しカウンタ6に供給することにより、収束点を電子的に
切り換えることができる。
これらの複数個のデータは先と同様に収束点に対応した
遅延時間を量子化した値として求められる。
遅延時間を量子化した値として求められる。
第5図は収束点a、b、cの3つについてのデータ発生
器の構成を示したものである。
器の構成を示したものである。
今Aの線に信号がカロえられると#1〜#nのデータ発
生器は各々aの内容を各々の出力に供給する装置である
。
生器は各々aの内容を各々の出力に供給する装置である
。
このデータ発生器5としてはROMなどのメモリを用い
ればよい。
ればよい。
又、収束点a、b、cとしては例えば50mm275m
m、100mmを選択すればよい。
m、100mmを選択すればよい。
このように本発明による構成を用いることにより、装置
の構成が簡単になることに加え、収束点の変更も容易と
なり、大きなメリットがある。
の構成が簡単になることに加え、収束点の変更も容易と
なり、大きなメリットがある。
第1図は超音波主ビームの偏向の様子を示すための説明
図、第2図は超音波主ビームの収束を説明するための図
、第3図は本発明を説明するための説明図、第4図、第
5図は本発明による一実施例を示す図である。
図、第2図は超音波主ビームの収束を説明するための図
、第3図は本発明を説明するための説明図、第4図、第
5図は本発明による一実施例を示す図である。
Claims (1)
- 1 アレー形超音波振動子の各エレメントに適当な遅延
時間を与えて振動子を励振し、超音波主ビームを走査す
る方式において、超音波主ビームを収束するため、当該
収束に必要な上記遅延時間に相当するデータを、プリセ
ット可能な複数個のカウンタにあらかじめプリセットし
、こののち、上記超音波主ビームを走査するための遅延
時間を前記カウンタに力日算する手段を有し、励振時に
前記複数個のカウンタに加算パルス(又は減算パルス)
をカロえ、カウンタからのキャリイ(又はホロウ)のタ
イミングを利用し、前記アレー形超音波振動子の各エレ
メントを励振することを特徴とする超音波振動子駆動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51023542A JPS5842433B2 (ja) | 1976-03-04 | 1976-03-04 | 超音波振動子駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51023542A JPS5842433B2 (ja) | 1976-03-04 | 1976-03-04 | 超音波振動子駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52107187A JPS52107187A (en) | 1977-09-08 |
| JPS5842433B2 true JPS5842433B2 (ja) | 1983-09-20 |
Family
ID=12113346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51023542A Expired JPS5842433B2 (ja) | 1976-03-04 | 1976-03-04 | 超音波振動子駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5842433B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61201156A (ja) * | 1985-03-04 | 1986-09-05 | Tokyo Keiki Co Ltd | 走査型超音波探傷装置のセクタ回路 |
-
1976
- 1976-03-04 JP JP51023542A patent/JPS5842433B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52107187A (en) | 1977-09-08 |
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