JPS5842365Y2 - ボビン - Google Patents
ボビンInfo
- Publication number
- JPS5842365Y2 JPS5842365Y2 JP3881279U JP3881279U JPS5842365Y2 JP S5842365 Y2 JPS5842365 Y2 JP S5842365Y2 JP 3881279 U JP3881279 U JP 3881279U JP 3881279 U JP3881279 U JP 3881279U JP S5842365 Y2 JPS5842365 Y2 JP S5842365Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- string
- bobbin
- winding
- flange
- flanges
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は金属製のワイヤ、合成樹脂製の糸又は紐、天然
繊維系の糸又は紐、及び帯状の線条体等を巻取りかつ繰
出すためのボビンに関する。
繊維系の糸又は紐、及び帯状の線条体等を巻取りかつ繰
出すためのボビンに関する。
従来、合成樹脂製又は天然繊維系の糸や紐の巻取りボビ
ンにおいてこれらの糸や紐の端部を固定するためには木
製又は合成樹脂製のボビンの両端に設けられたフランジ
の最外周面に鋭いV字型の切り込みを形成し、このV字
型の切り込みに糸等の端部を喰い込曾せこの糸等がほぐ
れない工うにしている。
ンにおいてこれらの糸や紐の端部を固定するためには木
製又は合成樹脂製のボビンの両端に設けられたフランジ
の最外周面に鋭いV字型の切り込みを形成し、このV字
型の切り込みに糸等の端部を喰い込曾せこの糸等がほぐ
れない工うにしている。
しかしながら、V字型の切り込みによる糸の固定方式は
、この糸がV字型の切り込みから離脱し易く、固定に緩
みが生じ易い。
、この糸がV字型の切り込みから離脱し易く、固定に緩
みが生じ易い。
また、ニクロム線又は銅線等金属製ワイヤの巻取りボビ
ンにおいては、ボビンの両端に設けられたフランジに2
個以上の小孔寥穿設し、これらの小孔に金属製ワイヤの
端部をUターン状に嵌挿して固定している。
ンにおいては、ボビンの両端に設けられたフランジに2
個以上の小孔寥穿設し、これらの小孔に金属製ワイヤの
端部をUターン状に嵌挿して固定している。
しかしながら、この方式に工ればワイヤを小孔に嵌挿す
る作業に煩しさが伴い、かつ作業を迅速にできない欠点
がある。
る作業に煩しさが伴い、かつ作業を迅速にできない欠点
がある。
本考案の目的は糸又は紐の端部の固定が確実、かつ迅速
に行われるボビンを提供することである。
に行われるボビンを提供することである。
この目的を達成するため本考案は紐を巻装する巻取り胴
部の両端にフランジを設け、これらのフランジのうち少
なくともいずれか一方のフランジの外周縁に所定間隔を
釦いて少なくとも2本の組付溝を配設し、これらの組付
溝間に紐端掛止部を設けるとともに、この紐端掛止部の
径方向先端に少なくとも上記紐の径より大きく上記フラ
ンジ外方側に突出するカギ部を設けたことを要旨とする
。
部の両端にフランジを設け、これらのフランジのうち少
なくともいずれか一方のフランジの外周縁に所定間隔を
釦いて少なくとも2本の組付溝を配設し、これらの組付
溝間に紐端掛止部を設けるとともに、この紐端掛止部の
径方向先端に少なくとも上記紐の径より大きく上記フラ
ンジ外方側に突出するカギ部を設けたことを要旨とする
。
以下、本考案の好適な実施例を第1図ないし第5図に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
第1図はボビン1の縦断面の一部を示した一部断面正面
図であり、第2図はボビン1の左側面図であり、第3図
はボビン1の右側面図であり、第4図は紐の巻取り回転
装置の一部を示す斜視図であり、第5図はこの巻取り回
転装置にボビンを組付けた状態を示す断面図である。
図であり、第2図はボビン1の左側面図であり、第3図
はボビン1の右側面図であり、第4図は紐の巻取り回転
装置の一部を示す斜視図であり、第5図はこの巻取り回
転装置にボビンを組付けた状態を示す断面図である。
ボビン1は巻取り胴部4の両端に円盤状のフランジ2と
3とを有し、上記巻取り胴部4の内部にこの巻取り胴部
4と同軸状に配設された内径胴部5を有している。
3とを有し、上記巻取り胴部4の内部にこの巻取り胴部
4と同軸状に配設された内径胴部5を有している。
こm揉胴部5ば巻取り胴部4に放射状のリブ6に工って
結合されているとともに、フランジ2側に側板7によっ
て結合されている。
結合されているとともに、フランジ2側に側板7によっ
て結合されている。
内径胴部5と巻取り胴部4との間に形成されるボビン中
空部8はフランジ3側において開口している。
空部8はフランジ3側において開口している。
上記巻取り胴部4の1箇所には小孔9が穿設されている
。
。
こC小孔9に紐1oの始端部10aが嵌挿され、上記ボ
ビン中空部8内に突出される。
ビン中空部8内に突出される。
紐10の始端部10aはフランジ2,3の外側面エリも
外方には突出しないので、紐10を巻取ったボビン1を
複数個並べる場合でも、この始端部10aにさオたげら
れることなく、これらのボビン1をコンパクトに整列す
ることができる。
外方には突出しないので、紐10を巻取ったボビン1を
複数個並べる場合でも、この始端部10aにさオたげら
れることなく、これらのボビン1をコンパクトに整列す
ることができる。
すた、円筒状の巻取り胴部4を第4図に示す巻取り回転
装置の巻取り回転軸18に嵌合させてボビン1に紐10
を巻取る場合にも、この巻取り回転軸18の周囲にこの
巻取り回転軸18と一体的に配設されている紐固定軸1
9をボビン中空部8に嵌挿して始端部10aを巻取り胴
部4と共働して押圧することにより簡単に紐10の巻取
りが可能となるからフランジ2,3の外側面エリも外方
に始端部10が飛出した場合のように特別な始端部押え
装置を必要としない。
装置の巻取り回転軸18に嵌合させてボビン1に紐10
を巻取る場合にも、この巻取り回転軸18の周囲にこの
巻取り回転軸18と一体的に配設されている紐固定軸1
9をボビン中空部8に嵌挿して始端部10aを巻取り胴
部4と共働して押圧することにより簡単に紐10の巻取
りが可能となるからフランジ2,3の外側面エリも外方
に始端部10が飛出した場合のように特別な始端部押え
装置を必要としない。
上記フランジ2,30円周部位にはこれらのフランジ2
,3の外周面に対して円外向きに立上った円周リブ11
.12が設けられている。
,3の外周面に対して円外向きに立上った円周リブ11
.12が設けられている。
そして、これら円周リブ11,12のフランジ外側端面
からの突出量は上記紐10の径エリも大きくなるように
形成されている。
からの突出量は上記紐10の径エリも大きくなるように
形成されている。
これらの円周リブlL12工りも内方には更に径の小さ
い環状リブ13がフランジ2,3の外側面に設けられ、
これらのリブlL12及び13は複数本の放射状リブ1
4に工り結合され、フランジ2,3を補強している。
い環状リブ13がフランジ2,3の外側面に設けられ、
これらのリブlL12及び13は複数本の放射状リブ1
4に工り結合され、フランジ2,3を補強している。
フランジ2の最大径部2a及び円周リブ11には平行な
2本の角溝状の組付溝15,16を含む紐端固定機構部
17が2箇所に形成されている。
2本の角溝状の組付溝15,16を含む紐端固定機構部
17が2箇所に形成されている。
これらの組付溝15の底部15a及び組付溝16の底部
16aは円周リブ11の内径測面11a工りも更に巻取
り胴部4に近い側にある。
16aは円周リブ11の内径測面11a工りも更に巻取
り胴部4に近い側にある。
そして、これら各組付溝15916の間には紐端掛止部
11bが形成されており、この紐端掛止部11bの径方
向先端にはフランジ2の外方に突出した上記円周リブ1
1にてカギ部11cが形成されている。
11bが形成されており、この紐端掛止部11bの径方
向先端にはフランジ2の外方に突出した上記円周リブ1
1にてカギ部11cが形成されている。
このために、紐10の終端部10bを巻取り胴部4から
フランジ2の外側に向って一旦組付溝15内に組付け、
このフランジ2の外側から巻取り胴部4に向って再度組
付溝16内にUターンさせて組付けると、この紐10が
合成樹脂製である時にば紐10のU状屈曲部10cは紐
端掛止部11bのカギ部11cに弾発的に掛止され、フ
ランジ2から紐10の弾性に工って離脱することがない
。
フランジ2の外側に向って一旦組付溝15内に組付け、
このフランジ2の外側から巻取り胴部4に向って再度組
付溝16内にUターンさせて組付けると、この紐10が
合成樹脂製である時にば紐10のU状屈曲部10cは紐
端掛止部11bのカギ部11cに弾発的に掛止され、フ
ランジ2から紐10の弾性に工って離脱することがない
。
フランジ2の周縁部全体に円周リブ11が設けられてい
なくても工い。
なくても工い。
即ち、組付溝15゜16の間に7ランジ2の外側面方向
に突出する紐端掛止部が設けられていればよい。
に突出する紐端掛止部が設けられていればよい。
紐端固定機構部17の組付溝15.16を角溝状とした
のは、特に紐10が合成樹脂製である場合にこの紐10
の弾性と組付溝15,16の縁部が掛合し合ってこり紐
10が外れにくくなり好都合であるからである。
のは、特に紐10が合成樹脂製である場合にこの紐10
の弾性と組付溝15,16の縁部が掛合し合ってこり紐
10が外れにくくなり好都合であるからである。
また、組付溝は2本でなくでも必要に工す増数しても工
い。
い。
紐端固定機構17を上記フランジ2の中心に対して対称
位置に配設することにエリ、紐10の終端10□□□:
紐10の巻き具合で巻取り胴部4のどの位置に現われて
も平均的に最も緩みの来ない状態で掛止され得る。
位置に配設することにエリ、紐10の終端10□□□:
紐10の巻き具合で巻取り胴部4のどの位置に現われて
も平均的に最も緩みの来ない状態で掛止され得る。
また、紐端固定機構部17はフランジ3側に設けられて
いてもよい。
いてもよい。
紐10の材料には天然繊維、銅、鉄及びア)vi等の金
属、又はナイロン等の合成樹脂など種々のものがあり得
るがボビン1によれば、特に紐が合成樹脂の場合に最も
確実に固定できる。
属、又はナイロン等の合成樹脂など種々のものがあり得
るがボビン1によれば、特に紐が合成樹脂の場合に最も
確実に固定できる。
また、紐10の終端部を左右のフランジ2,3内におい
て切断すれば、紐10を巻取つよボビン1は複数個並べ
ても整然となり包装も容易である。
て切断すれば、紐10を巻取つよボビン1は複数個並べ
ても整然となり包装も容易である。
この工うに、本考案によれば、フランジの周辺部位に少
くとも2本の組付溝を有しているため、紐の終端部を固
定する作業に煩しさがないと同時に紐端掛止部により紐
の終端部がこのフランジから離脱することがなく、紐の
終端部を確実に固定できる効果を奏する。
くとも2本の組付溝を有しているため、紐の終端部を固
定する作業に煩しさがないと同時に紐端掛止部により紐
の終端部がこのフランジから離脱することがなく、紐の
終端部を確実に固定できる効果を奏する。
筐た、上記紐端掛止部の先端部に設けられたカギ部より
上記紐がこのカギ部先端より突出することなく、例えば
輸送途中にこの紐が他の物とこすれたりすることがなく
この紐の緩み、損傷等を防止することができる。
上記紐がこのカギ部先端より突出することなく、例えば
輸送途中にこの紐が他の物とこすれたりすることがなく
この紐の緩み、損傷等を防止することができる。
第1図は本考案のボビンの縦断面の一部を示した一部断
面正面図、第2図は上記ボビンの左側面図、第3図は上
記ボビンの右側面図、第4図は紐の巻取り回転装置の一
部を示す斜視図、第5図はこの紐の巻取り回転装置にボ
ビンを組付けた状態を示す断面図である。 1・・・・・・ボビン、2,3・・・・・・フランジ、
4・・・・・・巻取り胴部、10・・・・・・紐、11
b・・・・・・紐端掛止部、15.16・・・・・・組
付溝。
面正面図、第2図は上記ボビンの左側面図、第3図は上
記ボビンの右側面図、第4図は紐の巻取り回転装置の一
部を示す斜視図、第5図はこの紐の巻取り回転装置にボ
ビンを組付けた状態を示す断面図である。 1・・・・・・ボビン、2,3・・・・・・フランジ、
4・・・・・・巻取り胴部、10・・・・・・紐、11
b・・・・・・紐端掛止部、15.16・・・・・・組
付溝。
Claims (1)
- 紐を巻装する巻取り胴部の両端にフランジを設け、これ
らのフランジのうち少なくともいずれか一方のフランジ
の外周縁に所定間隔をおいて少なくとも2本の組付溝を
配設し、これらの組付溝間に紐端掛止部を設けるととも
に、この紐端掛止部の径方向先端に、少なくとも上記紐
の径エリ大きく上記フランジ外方側に突出するカギ部を
設けたことを特徴とするボビン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3881279U JPS5842365Y2 (ja) | 1979-03-27 | 1979-03-27 | ボビン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3881279U JPS5842365Y2 (ja) | 1979-03-27 | 1979-03-27 | ボビン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55140053U JPS55140053U (ja) | 1980-10-06 |
JPS5842365Y2 true JPS5842365Y2 (ja) | 1983-09-26 |
Family
ID=28904470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3881279U Expired JPS5842365Y2 (ja) | 1979-03-27 | 1979-03-27 | ボビン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5842365Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-27 JP JP3881279U patent/JPS5842365Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55140053U (ja) | 1980-10-06 |
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