JPS5842272B2 - キンゾク ノ フシヨクボウシザイ - Google Patents
キンゾク ノ フシヨクボウシザイInfo
- Publication number
- JPS5842272B2 JPS5842272B2 JP48125786A JP12578673A JPS5842272B2 JP S5842272 B2 JPS5842272 B2 JP S5842272B2 JP 48125786 A JP48125786 A JP 48125786A JP 12578673 A JP12578673 A JP 12578673A JP S5842272 B2 JPS5842272 B2 JP S5842272B2
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- JP
- Japan
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- corrosion
- copper
- water
- thiocyanuric acid
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- Prior art date
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- Expired
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- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属の腐食防止剤に関する。
水を冷却器として使用する熱交換器、冷却器熱交換部と
、これに流体を送るポンプ系配管および水タンク等から
なる熱交換部の材料は伝熱係数の観点から主として銅も
しくは銅合金が使用されているが、他の部分は価格、そ
の他の観点から鋼など、鉄を主成分とする材料が使用さ
れている。
、これに流体を送るポンプ系配管および水タンク等から
なる熱交換部の材料は伝熱係数の観点から主として銅も
しくは銅合金が使用されているが、他の部分は価格、そ
の他の観点から鋼など、鉄を主成分とする材料が使用さ
れている。
この熱交換器は使用中、冷却水そのものもしくは含有さ
れる不純物等の腐食作用により、孔食や応力腐食割れを
生じ使用不能となる結果、美大な損害をきたすことがあ
る。
れる不純物等の腐食作用により、孔食や応力腐食割れを
生じ使用不能となる結果、美大な損害をきたすことがあ
る。
このため従来、腐食防止剤としてクロム酸塩系を使用し
てきたが、クロム公害のため使用できなくなり、重合リ
ン酸塩系のものを使用するようになった。
てきたが、クロム公害のため使用できなくなり、重合リ
ン酸塩系のものを使用するようになった。
しかし、これらは腐食防止剤としての作用にとぼしく熱
交換器のごとき銅と鉄の共存系においては腐食を助長す
ることさえあり、比較にならないほど腐食防止性が悪い
。
交換器のごとき銅と鉄の共存系においては腐食を助長す
ることさえあり、比較にならないほど腐食防止性が悪い
。
このためクロム酸塩系にかわって銅−鉄系に効果のある
腐食防止剤が強く要望されていた。
腐食防止剤が強く要望されていた。
従来、水中における銅および銅合金の腐食防止剤トして
は種々提案されているが、その中でベンゾトリアゾール
、メルカプトチアゾール等が特に効果がある。
は種々提案されているが、その中でベンゾトリアゾール
、メルカプトチアゾール等が特に効果がある。
ベンゾトリアゾールは銅イオンと不溶性の塩をつくるこ
とにより、メルカプトチアゾールは銅表面への吸着によ
り、銅を防食するといわれている。
とにより、メルカプトチアゾールは銅表面への吸着によ
り、銅を防食するといわれている。
これらはともに高価であり、メルカプトチアゾールは水
に対する溶解度が非常に小さい。
に対する溶解度が非常に小さい。
更に共に鉄に対しては防食効果がないという大きな欠点
があった。
があった。
本発明者等は先にチアシアヌル酸誘導体が銅および銅合
金さらに、鉄に対しても優れた腐食防止性を示すことを
見出し、このチオシアヌル酸誘導体を活性成分とする金
属腐食防止剤を提供した(特願昭48−105608号
)。
金さらに、鉄に対しても優れた腐食防止性を示すことを
見出し、このチオシアヌル酸誘導体を活性成分とする金
属腐食防止剤を提供した(特願昭48−105608号
)。
この金属腐食防止剤によれば、銅、および銅合金に対し
ては優れた金属腐食防止性を示すにかかわらず鉄に対し
てはその腐食防止が劣るという欠点がある。
ては優れた金属腐食防止性を示すにかかわらず鉄に対し
てはその腐食防止が劣るという欠点がある。
したがって、銅−鉄共存系の腐食防止剤としてチオシア
ヌル酸誘導体を単独で用いることは好ましくない。
ヌル酸誘導体を単独で用いることは好ましくない。
本発明は銅および銅合金のみならず、鉄鋼に対しても銅
、銅合金と同様な腐食防止性を有し、しかも安価で無毒
な金属の腐食防止剤を提供することを目的とする。
、銅合金と同様な腐食防止性を有し、しかも安価で無毒
な金属の腐食防止剤を提供することを目的とする。
したがって本発明は、チオシアヌル酸誘導体と亜硝酸塩
を含むことを特徴とする金属の腐食防止剤である。
を含むことを特徴とする金属の腐食防止剤である。
本発明によれば、鉄鋼に対しても、銅、銅合金に対する
腐食防止性と同様な良好な腐食防止効果する金属の腐食
防止剤が提供される。
腐食防止性と同様な良好な腐食防止効果する金属の腐食
防止剤が提供される。
しかも本発明の金属の腐食防止剤は安価でかつ毒性がな
いと言う重要な利点を有するものである。
いと言う重要な利点を有するものである。
本発明を更に詳しく述べれば、本発明において用いられ
るチオヌル酸誘導体は特願昭48105608号におい
て開示したものと同様である。
るチオヌル酸誘導体は特願昭48105608号におい
て開示したものと同様である。
即ち、下記の一般式
(式中Rは−NR′2、−NHR’、を表わし、R′は
低級アルキル基、フェニル基またはアミノフェニル基で
あり、置換基Mはナトリウム、カリウム、水素およびア
ミン類から選ばれ、Mの少なくとも一つはナトリウムま
たはカリウムである。
低級アルキル基、フェニル基またはアミノフェニル基で
あり、置換基Mはナトリウム、カリウム、水素およびア
ミン類から選ばれ、Mの少なくとも一つはナトリウムま
たはカリウムである。
)を有するチオシアヌル酸誘導体である。
このチオシアヌル酸誘導体の例として、例えば、2−ジ
エチルアミノ−4・6−ジメルカプ)−8−トリアジン
、2−ブチルアミノ−4・6−ジメルカプト−S−)リ
アジン、2(パラ−アミノアニリノ)−4・6−ジメル
カプ)−8−)リアジンまたは2−アニリノ−4・6−
ジメルカプトS−トリアジンのアルカリ金属塩等を挙げ
ることができる。
エチルアミノ−4・6−ジメルカプ)−8−トリアジン
、2−ブチルアミノ−4・6−ジメルカプト−S−)リ
アジン、2(パラ−アミノアニリノ)−4・6−ジメル
カプ)−8−)リアジンまたは2−アニリノ−4・6−
ジメルカプトS−トリアジンのアルカリ金属塩等を挙げ
ることができる。
このようなチオシアヌル酸誘導体、特にそのアルカリ金
属塩は水に可溶であり、酸化剤に対しても安定であるば
かりでなく、無色、無臭、殺菌効果があり、加えて毒性
が極めて低いという利点がある。
属塩は水に可溶であり、酸化剤に対しても安定であるば
かりでなく、無色、無臭、殺菌効果があり、加えて毒性
が極めて低いという利点がある。
本発明に用いられる亜硝酸塩はこのチオシアヌル酸誘導
体に反し鉄鋼に対しては優れた腐食防止性を示すにかか
わらず、銅ないし銅合金に対してはその腐食防止効果が
貧弱である。
体に反し鉄鋼に対しては優れた腐食防止性を示すにかか
わらず、銅ないし銅合金に対してはその腐食防止効果が
貧弱である。
本発明はこのようなチオシアヌル酸誘導体および亜硝酸
塩を組み合わせることによって、鉄および銅、銅合金に
対し、著しく有効な金属の腐食防止剤を提供せんとする
ものである。
塩を組み合わせることによって、鉄および銅、銅合金に
対し、著しく有効な金属の腐食防止剤を提供せんとする
ものである。
この亜硝酸塩の例として、例えば亜硝酸のアルカリ金属
塩、アルカリ土類金属塩、重金属塩が用いられる。
塩、アルカリ土類金属塩、重金属塩が用いられる。
特に亜硝酸のアルカリ金属塩が好ましい。
亜硝酸のアルカリ金属塩は水に可溶であり、さらに毒性
がないからである。
がないからである。
チオシアヌル酸誘導体にこのような亜硝酸塩を組合せる
のは、亜硝酸塩が鉄に対して腐食防止効果を示すからの
みばかりでなく、チオシアヌル酸誘導体の銅ないし銅合
金に対する腐食防止性を減少させることがないのに加え
て、亜硝酸塩をチオシアヌル酸誘導体に組合せても、亜
硝酸塩自体の腐食防止性が低下しないばかりでな(向上
すると言う利点を有するからである。
のは、亜硝酸塩が鉄に対して腐食防止効果を示すからの
みばかりでなく、チオシアヌル酸誘導体の銅ないし銅合
金に対する腐食防止性を減少させることがないのに加え
て、亜硝酸塩をチオシアヌル酸誘導体に組合せても、亜
硝酸塩自体の腐食防止性が低下しないばかりでな(向上
すると言う利点を有するからである。
更にチオシアヌル酸誘導体と亜硝酸塩との特殊な組合せ
は、銅−鉄の完全な金属腐食防止性を発揮するばかりで
なく、亜硝酸塩の少量のチオシアヌル酸誘導体への添加
で大きな腐食防止効果をあげることができ、亜硝酸塩を
単独で鉄に対する腐食防止性を相乗的に高めることとな
るからである。
は、銅−鉄の完全な金属腐食防止性を発揮するばかりで
なく、亜硝酸塩の少量のチオシアヌル酸誘導体への添加
で大きな腐食防止効果をあげることができ、亜硝酸塩を
単独で鉄に対する腐食防止性を相乗的に高めることとな
るからである。
亜硝酸塩およびチオシアヌル酸誘導体の配合比は、その
銅−鉄共存系の装置に用いられた銅ないし銅合金の量、
および鉄鋼の量、および冷却媒として使用する水の種類
、経済的理由によって機能的に定められる。
銅−鉄共存系の装置に用いられた銅ないし銅合金の量、
および鉄鋼の量、および冷却媒として使用する水の種類
、経済的理由によって機能的に定められる。
チオシアヌル酸誘導体が多げれば多い程、本発明の腐食
防止性は向上する。
防止性は向上する。
しかし実用上、亜硝酸塩1重量部に対し、チオシアヌル
酸誘導体0.1〜1重量部を配合することが特に好まし
い。
酸誘導体0.1〜1重量部を配合することが特に好まし
い。
これはチオシアヌル酸誘導体が亜硝酸塩に較べて高価で
あるからである。
あるからである。
このように配合された腐食防止剤の使用量は冷却媒とし
て用いられる水の種類(例えば水道水、河川水、海水等
)によって異なる。
て用いられる水の種類(例えば水道水、河川水、海水等
)によって異なる。
例えば水道水、河川水等の淡水の場合、亜硝酸塩50〜
500PPMに対する割合で用いられるのが好ましい。
500PPMに対する割合で用いられるのが好ましい。
しかしながら、塩水等の金属塩を多く含む水に対しては
、この量は多くなる。
、この量は多くなる。
これは塩水等金属塩を含む水は電解質であることより、
金属の腐食性が淡水に較べて強力であるからである。
金属の腐食性が淡水に較べて強力であるからである。
本発明の金属腐食防止剤を有効に作用させるため、冷却
媒たる水のPHを調整することが望ましい。
媒たる水のPHを調整することが望ましい。
即ち、本発明の金属腐食防止剤はPH6〜10の間にお
いて、特に有効に作用する。
いて、特に有効に作用する。
したがって、ホウ酸塩、リン酸塩等緩衝剤を添加して、
冷却媒をPH6〜10の緩衝溶液とすることが特に好ま
しい。
冷却媒をPH6〜10の緩衝溶液とすることが特に好ま
しい。
しかしながら、このような緩衝剤の添加は本発明におい
て必須のものではないことは物論である。
て必須のものではないことは物論である。
以下、本発明を更に理解しやすくする為、本発明の実施
例について説明する。
例について説明する。
下記の実施例は本発明の一態様を成すものであり、本発
明の範囲内で任意に変更が可能である。
明の範囲内で任意に変更が可能である。
例1
脱塩水に亜硝酸ナトリウムとチオシアヌル酸誘導体(2
−ジエチルアミノ−4・6−ジメルカプト−S−トリア
ジンモノナトリウム)を配合した腐食防止剤を添加し、
50℃、20日間試験片(炭素鋼)を浸漬して、腐食減
量と表面状態をみた。
−ジエチルアミノ−4・6−ジメルカプト−S−トリア
ジンモノナトリウム)を配合した腐食防止剤を添加し、
50℃、20日間試験片(炭素鋼)を浸漬して、腐食減
量と表面状態をみた。
結果は表−1に示される。例2
脱塩水に亜硝酸ナトリウムとチオシアヌル酸誘導体(2
−ジエチルアミノ−4・6−ジメルカプ)−8−トリア
ジンモノナトリウム)を配合した腐食防止剤を添加し、
50℃20日間試験片(銅合金)を浸漬して腐食減量と
表面状態をみた。
−ジエチルアミノ−4・6−ジメルカプ)−8−トリア
ジンモノナトリウム)を配合した腐食防止剤を添加し、
50℃20日間試験片(銅合金)を浸漬して腐食減量と
表面状態をみた。
結果は表−2に示される。
例3
脱塩水に亜硝酸ナトリウムとチオシアヌル酸誘導体(2
(パラ−アミノアニリノ)−4・6−ジメルカプト−S
−トリアジンモノナトリウム)を配合した腐食防止剤を
添加し、50℃で20日間、試験片(銅合金)を浸漬し
て腐食減量と表面状態をみた。
(パラ−アミノアニリノ)−4・6−ジメルカプト−S
−トリアジンモノナトリウム)を配合した腐食防止剤を
添加し、50℃で20日間、試験片(銅合金)を浸漬し
て腐食減量と表面状態をみた。
結果は表−3に示される。例4
脱塩水に亜硝酸ナトリウム(50PPM) と、さら
にチオシアヌル酸誘導体(2−ジエチルアミノ−4・6
−ジメルカプト−S−)リアジンモノナトリウム)およ
び比較の為ベンゾトリアゾールをそれぞれ配合した腐食
防止剤を添加し、50℃20日間試験片(銅合金)を浸
漬して腐食減量と表面状態をみた結果は表−4に示され
る。
にチオシアヌル酸誘導体(2−ジエチルアミノ−4・6
−ジメルカプト−S−)リアジンモノナトリウム)およ
び比較の為ベンゾトリアゾールをそれぞれ配合した腐食
防止剤を添加し、50℃20日間試験片(銅合金)を浸
漬して腐食減量と表面状態をみた結果は表−4に示され
る。
例5
脱塩水に亜硝酸ナトリ
導体(2−アニリノ−4
一トリアジンモノナトリ
ラムとチオシアヌル酸誘
・6−ジメルカプト−S
ラム)を配合した腐食防★
・止剤を添加し、50℃、20日間試験片(炭素鋼)を
浸漬して、腐食減量と表面状態をみた。
浸漬して、腐食減量と表面状態をみた。
結果は表−5に示される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1一般式 (式中Rは−NR/2、−NHR’を表わし、R′は低
級アルキル基、フェニル基またはアミノフェニル基であ
り、置換基Mはナトリウム、カリウム、水素およびアミ
ン類から選ばれ、Mの少なくとも一つはナトリウムまた
はカリウムである)で示されるチオシアヌル酸誘導体と
、亜硝酸塩とを含むことを特徴とする金属の腐食防止剤
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48125786A JPS5842272B2 (ja) | 1973-11-08 | 1973-11-08 | キンゾク ノ フシヨクボウシザイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48125786A JPS5842272B2 (ja) | 1973-11-08 | 1973-11-08 | キンゾク ノ フシヨクボウシザイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5075536A JPS5075536A (ja) | 1975-06-20 |
JPS5842272B2 true JPS5842272B2 (ja) | 1983-09-19 |
Family
ID=14918811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP48125786A Expired JPS5842272B2 (ja) | 1973-11-08 | 1973-11-08 | キンゾク ノ フシヨクボウシザイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5842272B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53102237A (en) * | 1977-02-18 | 1978-09-06 | Toshiba Corp | Anticorrosive agent for metal |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5056337A (ja) * | 1973-09-19 | 1975-05-17 |
-
1973
- 1973-11-08 JP JP48125786A patent/JPS5842272B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5056337A (ja) * | 1973-09-19 | 1975-05-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5075536A (ja) | 1975-06-20 |
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