JPS5842007Y2 - 流体中のゴミ除去装置 - Google Patents

流体中のゴミ除去装置

Info

Publication number
JPS5842007Y2
JPS5842007Y2 JP7441779U JP7441779U JPS5842007Y2 JP S5842007 Y2 JPS5842007 Y2 JP S5842007Y2 JP 7441779 U JP7441779 U JP 7441779U JP 7441779 U JP7441779 U JP 7441779U JP S5842007 Y2 JPS5842007 Y2 JP S5842007Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
filter element
amount
fluid
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7441779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55174913U (ja
Inventor
富雄 平中
Original Assignee
株式会社島津製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社島津製作所 filed Critical 株式会社島津製作所
Priority to JP7441779U priority Critical patent/JPS5842007Y2/ja
Publication of JPS55174913U publication Critical patent/JPS55174913U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5842007Y2 publication Critical patent/JPS5842007Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、流体中のゴミ除去装置、特に流体が流れる管
路中に設けられたフィルタエレメントに付着したゴミ量
をフィルタエレメントの前後の流体差圧測定により検出
し、一定以上のゴミ量が検出されたとき過流発生部を起
動して主起フィルタエレメント付近に過流を生ぜしめて
、ゴミをこのフィルタエレメントから遊離せしめて流体
中のゴミを除去するようにしたゴミ除去装置に関するも
のであり、使用中に多量のゴミが急激に流入したときに
も、多孔性のフィルタエレメント(以下渦流フィルタと
記す)が過度の目すまりを起こさず自己洗浄機能が自動
的に有効に維持されるようにしたものである。
一般に、過流フィルタにおいては、フィルタエレメント
固有の流体抵抗に、ゴミによる目詰りの影響が加わって
、フィルタエレメントの前後差圧が、ある値以上になっ
たとき、その発生差圧によって動作する洗浄工程制御器
が動作し、フィルタの前に配置された大口弁が全開から
半開へ、フィルタの後に配置された洗浄排出弁を全開か
ら全開にすることにより、エレメントの表面に渦流を発
生(洗浄工程制御器、大口弁および洗浄排出弁とで渦流
発生部を構成する)させ、その結果、ゴミをエレメント
から浮き上がらせフィルタ内部へのゴムの流入を困難に
するとともに、流体自身の一部は、浮き上ったゴミとと
もにフィルタ側面を通過して熱交換器などの負荷を通過
することなく、直接洗浄排出弁から排出されるようにな
っている。
しかしながら、従来の過流フィルタにおいては、急激に
多量のゴミが流れ込むと、エレメントに能力以上のゴミ
が吸い付き、差圧そのものは上昇しても、流速はそれに
伴って大きくならず、したがって渦流も発生せず、ゴミ
の吸い付きをさらに助長することになり、フィルタエレ
メントは完全に目詰りし、流体はまったくフィルタを通
過しなくなる。
このような状態になってから、渦流フィルターの大口弁
を閉めて渦流を起させるようにし、かつ洗浄排出弁を開
けて洗浄工程を開始しても、あまりにひどくなった目詰
りを解消することは困難である。
そこで急激に多量のゴミが流入する前に、それを予知し
前もって洗浄工程にしておき、ゴミをフィルタエレメン
ト表面に近づけず排出する必要がある。
この考案は上記の問題点を解消するもので、従来の差圧
検出器の他に、フィルターの入口より十分に衆議を見た
手前の配管路に、超音波の減衰を利用したゴミ検出器を
設け、その前方設置点において急激に多量のゴミが通過
した時のみ直ちに洗浄工程に入り、ゴミがフィルターに
到達した時には直ちにゴミを排出できるようにしておき
、洗浄能力以上の目づまりを防止するようにしたもので
ある。
次に図面について説明する。
1は渦流フィルタ、2はフィルタエレメント、3は大口
弁、4は人口弁駆動部、5は洗浄排出弁、6は洗浄排出
弁駆動部、7は入口配管、8は排出管、9は熱交換器、
10は差圧計、11は超音波発信器、12は超音波受信
器、13は超音波発信器、14は超音波増幅器、15は
減衰量および減衰時間判別器、16は洗浄工程制御器、
17はゴミである。
第1図において熱交換器9にゴミが混入することを防ぐ
ため、手前に設けられた渦流フィルター1の中には、8
φ〜10φの穴が無数にあけられたフィルタエレメント
2があり、ゴミの通過をさえぎり熱交換器9に流体のみ
を流す。
ゴミがフィルタエレメント2にたまり差圧計10で検出
された差圧がある値以上になると、洗浄工程のプログラ
ムが組み込まれた洗浄工程制御器16が働き、大口弁3
の駆動部4および洗浄排出弁5の駆動部6を作動させる
ようになっている。
第2図aは通常の濾過工程にある渦流フィルターの作用
効果を説明する図面で、大口弁3は全開され、洗浄排出
弁5は全開され、入口配管7により流入してきた熱交換
器9用の流体は全て熱交換器9に流れる。
洗浄工程時には第2図すのように大口弁3はフィルタエ
レメント2の表面に渦流を発生させるために半開状態と
なる。
渦流により浮き上がったゴミ17は洗浄排出弁5が開か
れ、排出管8を通って熱交換器流体の一部とともに排出
される。
以上は差圧計10と洗浄工程制御器16のみを装備した
従来の渦流フィルターについての説明であるが、次に本
考案により追加された超音波によるゴミ量検出器に関す
る部分の構成および作用について説明する。
フィルター1より十分な手前の入口配管7に超音波発信
器11およびその受信器12を取り付は超音波発信器1
3により超音波発信器11から超音波を発信させ、熱交
換器9用の流体内を通って、超音波受信器12で受信し
、超音波14で増幅後、減衰量および減衰時間判別器1
5に到達させる。
超音波発受信器間を通るゴミにより、減衰した受信量お
よび減衰に要する時間がある値になれば洗浄工程制御器
16に信号を送り、ただちに洗浄工程に入る。
なお、ゴミの量とそれにより減衰する超音波の受信量と
は、ある一定の関係があり、多量のゴミが急激に来た時
間のみ判別器15から洗浄開始信号を出すように判別器
15を調節できる。
渦流フィルター1と超音波発信器11との距離は、ゴミ
を検出してから、そのゴミが渦流フィルタ1に達する前
に大口弁3および洗浄排出弁5を洗浄状態にできる距離
とする。
実用新案登録請求の範囲記載の考案はゴミ量を超音波を
利用して検出するとともに、ゴミ量の変化速度(微分値
)、累積量(積分値)を計算し、それぞれの値が設定値
を越えた場合洗浄工程がスタートするようにしたもので
ある。
この考案により、フィルターの能力以上のゴミが急に米
でも、前もって洗浄工程に入ることができ、固有の濾過
機能を失うことがなくなり、フィルターの2次側たとえ
ば熱交換器に必要な流量が過大なエレメントの目づまり
で確保できなくなる状態が防げる。
また渦流フィルターの特徴である濾過しながら洗浄でき
る機能を、運転を停止してゴミの除去を行うなどのこと
なく、連続して維持することが可能となり、実用上有用
な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の構成を示す図面、第2図aは濾
過工程にある渦流フィルターの作用効果を示す図面、第
2図すは洗浄工程にある渦流フィルターの作用効果を示
す図面である。 1:渦流フィルタ、2:フィルタエレメント、3:入口
弁、5:洗浄排出弁、7:入口配管、8:排出管、9:
熱交換器、10:差圧計、11:超音波発信器、15:
超音波減衰量および減衰時間判別器、16:洗浄工程制
御器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体が流れる管路中に設けられたフィルタエレメントに
    付着したゴミ量をフィルタエレメントの前後の流体差圧
    測定により検出し、一定以上のゴミ量が検出されたとき
    過流発生部を起動して上記フィルタエレメント付近に渦
    流を生ぜしめて、ゴミをこのフィルタエレメントから遊
    離せしめて、流体中のゴミを除去するようにした装置に
    おいて、上記フィルタエレメントの前方の上記管路中を
    通過するゴミ量を超音波等を利用して検出する通過量検
    出部を設けるとともに、この検出部によって一定量以上
    のゴミの通過が検出されたときに上記過流発生部を起動
    せしめる制御部とを設け、フィルタエレメントに過剰に
    ゴミが付着することを防止するようにしたことを特徴と
    する流体中のゴミ除去装置。
JP7441779U 1979-05-31 1979-05-31 流体中のゴミ除去装置 Expired JPS5842007Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7441779U JPS5842007Y2 (ja) 1979-05-31 1979-05-31 流体中のゴミ除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7441779U JPS5842007Y2 (ja) 1979-05-31 1979-05-31 流体中のゴミ除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55174913U JPS55174913U (ja) 1980-12-15
JPS5842007Y2 true JPS5842007Y2 (ja) 1983-09-22

Family

ID=29308000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7441779U Expired JPS5842007Y2 (ja) 1979-05-31 1979-05-31 流体中のゴミ除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5842007Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55174913U (ja) 1980-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11879236B2 (en) Intake filter for water collection system with pressure activated backwash valve
CN106193257A (zh) 雨水收集方法以及雨水收集系统
JPS5842007Y2 (ja) 流体中のゴミ除去装置
JPS6255074B2 (ja)
CN109610604A (zh) 一种市政排污管道用的防落物装置
JPH0342007A (ja) 液体流路用自動洗浄式濾過装置
CN208043160U (zh) 智能水表
CN215348744U (zh) 一种可过滤杂物的污水箱及洗地机
CN207469382U (zh) 抽水马桶冲水管负压排臭系统
CN205549762U (zh) 一种改进的反冲洗滤器
JPS6244638B2 (ja)
JPH0614780Y2 (ja) 自動警報弁
CN205269173U (zh) 抗污自动冲洗流道系统
CN218687552U (zh) 一种双层滤芯式的除油器
JPH0724458Y2 (ja) 水洗式便器の封水装置
CN214167424U (zh) 隔油池排水防跑油装置
CN109372073A (zh) 一种节水冲水马桶
CN109868880B (zh) 一种用于排洪管道防人员坠落装置
JPS5834612B2 (ja) 河川、ダム等の水替工法
JPH0415292Y2 (ja)
JPS6333440B2 (ja)
JP3032118B2 (ja) ドレン排出装置
CN114210117A (zh) 一种废水处理用防堵塞智能排污泵
JP3732000B2 (ja) 異物除去フィルタ装置
JPH0354233Y2 (ja)