JPS584187Y2 - アキシヤルタイプ電子部品のリ−ド線抵抗溶接における加圧装置 - Google Patents
アキシヤルタイプ電子部品のリ−ド線抵抗溶接における加圧装置Info
- Publication number
- JPS584187Y2 JPS584187Y2 JP1978087787U JP8778778U JPS584187Y2 JP S584187 Y2 JPS584187 Y2 JP S584187Y2 JP 1978087787 U JP1978087787 U JP 1978087787U JP 8778778 U JP8778778 U JP 8778778U JP S584187 Y2 JPS584187 Y2 JP S584187Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- welding
- type electronic
- electronic components
- axial type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
汎用のアキシャルタイプ電子部品のリード線抵抗溶接装
置にあっては第1図に示す如く加圧部Aのチャックにコ
イルスプリングBを介し電子部品のキャップCにチャッ
クに固定のリード線C′を圧着し、これに溶接電流をス
イッチDにより通電してキャップCとリード線C′の接
触部Eを溶融し溶接している。
置にあっては第1図に示す如く加圧部Aのチャックにコ
イルスプリングBを介し電子部品のキャップCにチャッ
クに固定のリード線C′を圧着し、これに溶接電流をス
イッチDにより通電してキャップCとリード線C′の接
触部Eを溶融し溶接している。
この溶接にあってはキャップCとリード線C′の接触部
Eは溶融するためリード線C′は常にキャップCに一定
加圧により追従させる必要があるが、溶融速度に対しス
プリング加圧によるリード線C′の追従性が悪く、又ス
プリングは伸縮度に応じて加圧力が変化し、一定加圧を
かけ得ない等のため溶接不良を起し易く、殊に溶接スピ
ードを高めれば高める程溶接不良の多く出る欠点を有し
ている。
Eは溶融するためリード線C′は常にキャップCに一定
加圧により追従させる必要があるが、溶融速度に対しス
プリング加圧によるリード線C′の追従性が悪く、又ス
プリングは伸縮度に応じて加圧力が変化し、一定加圧を
かけ得ない等のため溶接不良を起し易く、殊に溶接スピ
ードを高めれば高める程溶接不良の多く出る欠点を有し
ている。
この追従性を高めるために加圧を強スプリングにより行
なう方法も考えられるが加圧が定められた強さより強す
ぎると機械的衝撃或はキャップCとリード線C′の接触
抵抗が0Ωに近づくため発熱量が少なくなり溶接不良を
来たす。
なう方法も考えられるが加圧が定められた強さより強す
ぎると機械的衝撃或はキャップCとリード線C′の接触
抵抗が0Ωに近づくため発熱量が少なくなり溶接不良を
来たす。
本案はこのような汎用溶接装置の欠点を解消すべく工夫
されたもので、アキシャルタイプ電子部品のキャップと
リード線の加圧をソレノイド機構によって行なうことに
よりリード線の溶融に対する追従性を高めると共に常に
一定加圧をかけられるようにし溶接性能を高めると共に
確実な溶接を行なわんとするものである。
されたもので、アキシャルタイプ電子部品のキャップと
リード線の加圧をソレノイド機構によって行なうことに
よりリード線の溶融に対する追従性を高めると共に常に
一定加圧をかけられるようにし溶接性能を高めると共に
確実な溶接を行なわんとするものである。
本案を図示せるアキシャルタイプ電子部品の溶接につき
詳記すると、電子部品1のキャップ1’、1’を受台2
,2′間に固定し、リード線3をチャック4に固定し、
該リード線3を一定加圧により電子部品のキャップ1,
1′側に押し付けるが、溶接電流回路5の負極側を受台
2,2′に接続し、同回路5の正極側は電流調整器IR
を介してチャック4の軸部4′が走行自在に嵌装してい
るソレノイド6の電流コイル7の一端に接続し、コイル
7の他端はチャック4に接続し、溶接電流回路5のスイ
ッチ8の閉成により溶接電流が流れその間ソレノイド6
はチャック4を電子部品のキャップ1’、1’側に一定
圧に加圧し、リード線3の溶融につれ追従していくよう
になっている。
詳記すると、電子部品1のキャップ1’、1’を受台2
,2′間に固定し、リード線3をチャック4に固定し、
該リード線3を一定加圧により電子部品のキャップ1,
1′側に押し付けるが、溶接電流回路5の負極側を受台
2,2′に接続し、同回路5の正極側は電流調整器IR
を介してチャック4の軸部4′が走行自在に嵌装してい
るソレノイド6の電流コイル7の一端に接続し、コイル
7の他端はチャック4に接続し、溶接電流回路5のスイ
ッチ8の閉成により溶接電流が流れその間ソレノイド6
はチャック4を電子部品のキャップ1’、1’側に一定
圧に加圧し、リード線3の溶融につれ追従していくよう
になっている。
図中9は溶接トランス、10は電圧コイルで溶接電流回
路5の電源11側に電圧調整器VRを介して接続されて
いる。
路5の電源11側に電圧調整器VRを介して接続されて
いる。
12はコイルスプリングでチャック4の後方に位置し、
溶接電流の流れる前にチャック4を電子部品のキャップ
1′側に加圧している。
溶接電流の流れる前にチャック4を電子部品のキャップ
1′側に加圧している。
13はコイルスプリング12の受台である。
(尚実際は前述の溶接装置は他方のキャップ側にも設置
されていて、両極のキャップに同時にリード線が溶接さ
れるようになっているが、同構造のため片方の溶接装置
については省略する) 本案は以上の如く具現されるもので、これを使用するに
は電子部品1のキャップ1’、1’を受台2゜2′間に
締着した後、図示しないカム機構により掛止鉤14とチ
ャック4の掛合を解き、コイルスプリング12によりチ
ャック4をキャップ1′側に押圧し、リード線3の先端
をキャップ1′に一定加圧により接触させる。
されていて、両極のキャップに同時にリード線が溶接さ
れるようになっているが、同構造のため片方の溶接装置
については省略する) 本案は以上の如く具現されるもので、これを使用するに
は電子部品1のキャップ1’、1’を受台2゜2′間に
締着した後、図示しないカム機構により掛止鉤14とチ
ャック4の掛合を解き、コイルスプリング12によりチ
ャック4をキャップ1′側に押圧し、リード線3の先端
をキャップ1′に一定加圧により接触させる。
次にスイッチ8を閉成することにより溶接電流が流れ、
同時に電流コイル7が通電してソレノイド6が作動しチ
ャック4を一定加圧により電子部品1のキャップ1′側
に押し付ける。
同時に電流コイル7が通電してソレノイド6が作動しチ
ャック4を一定加圧により電子部品1のキャップ1′側
に押し付ける。
かくして電子部品1のキャップ1′のリード線3の接触
部は溶融し、その溶融につれてチャック4に締着された
リード線3が追従し溶接される。
部は溶融し、その溶融につれてチャック4に締着された
リード線3が追従し溶接される。
尚図示の如く溶接電流回路5中に電流コイル7を介装し
同期させることにより電圧、電流等の変化がそのまま電
流コイル7に影響して適正加圧が得られる。
同期させることにより電圧、電流等の変化がそのまま電
流コイル7に影響して適正加圧が得られる。
又溶接電流と電流コイルは必らずしも同期させなくとも
良い。
良い。
又電流と電圧の位相が90°ずれているため電圧コイル
10を併用することにより、より平均された加圧が得ら
れ、均一な溶接ができる。
10を併用することにより、より平均された加圧が得ら
れ、均一な溶接ができる。
本案の成上の如くアキシャルタイプの電子部品のリード
線抵抗溶接における加圧部のチャックの軸部に溶接電流
の通電時に応動するソレノイド機構に配置して該ソレノ
イド機構によりチャック貫通固定されるリード線を電子
部品のキャップの溶接部に加圧自在としたのでリード線
とキャップの溶接部の溶融速度に対しリード線の追従性
が良く、且常に一定加圧を加えておくことができるので
溶接不良がなく、歩留りの良い溶接ができる。
線抵抗溶接における加圧部のチャックの軸部に溶接電流
の通電時に応動するソレノイド機構に配置して該ソレノ
イド機構によりチャック貫通固定されるリード線を電子
部品のキャップの溶接部に加圧自在としたのでリード線
とキャップの溶接部の溶融速度に対しリード線の追従性
が良く、且常に一定加圧を加えておくことができるので
溶接不良がなく、歩留りの良い溶接ができる。
殊に溶接スピードの高速度化に対応でき汎用スプリング
加圧と、本願装置を比較した場合本願装置の溶接不良は
皆無であった。
加圧と、本願装置を比較した場合本願装置の溶接不良は
皆無であった。
又ソレノイド機構を使用することは溶接電流と同期させ
ることもできて、電流、電圧の変化にも拘らずこの変化
に応じた適正加圧を得ることもできる等多くの利点を有
する。
ることもできて、電流、電圧の変化にも拘らずこの変化
に応じた適正加圧を得ることもできる等多くの利点を有
する。
第1図は汎用のアキシャルタイプ電子部品のリード線抵
抗溶接における加圧装置の説明図、第2図は本案装置の
説明図である。 1は電子部品、1’、1’はキャップ、2,2′は受台
、3はリード線、4はチャック、6はソレノイド、7は
コイル。
抗溶接における加圧装置の説明図、第2図は本案装置の
説明図である。 1は電子部品、1’、1’はキャップ、2,2′は受台
、3はリード線、4はチャック、6はソレノイド、7は
コイル。
Claims (1)
- アキシャルタイプ電子部品のリード線抵抗溶接における
加圧部のチャックの軸部に溶接電流の通電時に応動する
ソレノイド機構を走行自在に配置して、該ソレノイド機
構によりチャックに貫通固定されるリード線の溶接部を
電子部品のキャップに加圧自在としたアキシャルタイプ
電子部品のリード線抵抗溶接における加圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978087787U JPS584187Y2 (ja) | 1978-06-26 | 1978-06-26 | アキシヤルタイプ電子部品のリ−ド線抵抗溶接における加圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978087787U JPS584187Y2 (ja) | 1978-06-26 | 1978-06-26 | アキシヤルタイプ電子部品のリ−ド線抵抗溶接における加圧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS555453U JPS555453U (ja) | 1980-01-14 |
JPS584187Y2 true JPS584187Y2 (ja) | 1983-01-24 |
Family
ID=29013643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978087787U Expired JPS584187Y2 (ja) | 1978-06-26 | 1978-06-26 | アキシヤルタイプ電子部品のリ−ド線抵抗溶接における加圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS584187Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-26 JP JP1978087787U patent/JPS584187Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS555453U (ja) | 1980-01-14 |
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