JPS58415B2 - ピロ−ル誘導体 - Google Patents

ピロ−ル誘導体

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JPS58415B2
JPS58415B2 JP9718677A JP9718677A JPS58415B2 JP S58415 B2 JPS58415 B2 JP S58415B2 JP 9718677 A JP9718677 A JP 9718677A JP 9718677 A JP9718677 A JP 9718677A JP S58415 B2 JPS58415 B2 JP S58415B2
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JP
Japan
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group
dimethyl
general formula
pyrrole
thiouridocopyrrole
Prior art date
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Expired
Application number
JP9718677A
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English (en)
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JPS5432468A (en
Inventor
佐藤忠夫
中川量之
田房不二男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はピロール誘導体に関する。
本発明のピロール誘導体は新規化合物であり、下記一般
式 〔式中R1及びR,はメチル基を、またR3は低級アル
コキシ低級アルキル基、置換基を有しないフェニル基、
置換基として1または2個のハロゲン原子、アミノ基、
低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルカノイル
アミノ基を有するフェニル基を示す。
〕上記一般式〔0で表わされる本発明のピロール誘導体
、胃酸分泌抑制作用、降圧作用を有し、胃酸分泌抑制剤
、抗潰瘍剤、降圧剤として有用である。
上記一般式〔I〕中R1及びR,はいずれもメチル基で
ある。
R,で示される低級アルコキシアル基には、炭素数1〜
4の直鎖状若しくは分枝状アルコキシ基と炭素数1〜4
の直鎖状若しくは分枝状アルキレン基とが結合した基例
えばメトキシメチル基、3−メトキシプロピル基、2−
エトキシエチル基、3−イソプロポキシブチル基、4−
エトキシブチル基、2−エトキシ−1,1−ジメチルエ
チル基、2−プロポキシエチル基、3−メトキシ−2−
メチルプロピル基、2−tert−ブトキシエチル基等
が包含される。
また置換基を有することのあるフェニル基には、ベンゼ
ン環上に例えば塩素原子、臭素原子、沃素原子、弗素原
子等のハロゲン原子、メチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル等のアルキル基、アセチルアミノ、プロピ
オニルアミノ、ブチリルアミノ、イソブチリルアミノ基
等のアルカノイルアミ7基及びアミン基から選ばれた同
−又は異なる1若しくは2個の置換基を有することのあ
るフェニル基が包含される。
代表例としては例えばフェニル基、4−クロロフェニル
基、2−ブロモフェニル基、3−ヨードフェニル基、4
−フロロフェニル基、4−ブロモフェニル基、3、4−
ジクロロフェニル基、3,5−ジブロモフェニル基、4
−ブロモ−2−クロロフェニル基、2−メチルフェニル
基、4−エチルフェニル基、3−プロピルフェニル基、
4−イソプロピルフェニル基、3,4−ジメチルフェニ
ル基、3,5−ジエチルフェニル基、2,6−ジメチル
フェニル基、4−アセチルアミノフェニル基、2−アセ
チルアミノフェニル基、3−プロピオニルアミノ基、4
−インブチリルアミノ基、4−アミノフェニル基、2−
アミノフェニル基、3,4−ジアミノフェニル基、3−
アミノ−2−メチルフェニル基、3−アセチルアミノ−
2−メチルフェニル基、3−アミノ−4−クロロフェニ
ル基、4−アミノ−3−メトキシフェニル基等を例示で
きる。
本発明の上記一般式〔I〕で表わされるピロール誘導体
の代表的化合物を例示すれば次の通りである。
2.5−ジメチル−1−(3−(3−メトキシプロピル
)チオウレイドコピロール 2.5−ジメチル−1−(3−(2−プロポキシエチル
)チオウレイドコピロール 2.5−ジエチル−1−(3−(2−エトキシエチル)
チオウレイドコピロール 2.5−ジメチル−1−(3−(3−イソプロポキシブ
チル)チオウレイドコピロール 2.5−ジメチル−1−(3−(2−tert −ブト
キシエチル)チオウレイドコピロール2.5−ジメチル
−1−(3−(4−クロロフェニル)チオウレイドコピ
ロール 2.5−ジメチル−1’−(3−(4−ブロモフェニル
)チオウレイドコピロール 2.5−ジメチル−1−(3−(3,4−ジクロロフェ
ニル)チオウレイドコピロール 2.5−ジエチル−1−(3−(3−ヨードフェニル)
チオウレイドコピロール 2.5−ジメチル−1−(3−(4−ブロモ−2−クロ
ロフェニル)チオウレイドコピロール2.5−ジメチル
−1−(3−(2−メチルフェニル)チオウレイドコピ
ロール 2.5−ジメチル−1=(3−(2,6−シメチルフエ
ニル)チオウレイドコピロール 2.5−ジメチル−1−(3−(4−エチルフェニル)
チオウレイドコピロール 2.5−ジメチル−1−(3−(4−アセチルアミノフ
ェニル)チオウレイドコピロール2.5−ジメチル−1
−〔3−(3−プロピオニルアミノフェニル)チオウレ
イドコピロール2.5−ジメチル−1−(3−(,2−
アセチルアミノフェニル)チオウレイドコピロール2.
5−ジメチル−1−(3−(4−アミノフェニル)チオ
ウレイドコピロール 2.5−ジメチル−1−(3−(2−アミノフェニル)
チオウレイドコピロール 2.5−ジメチル−1−(3−(3,4−ジアミノフェ
ニル)チオウレイドコピロール 2.5−ジメチル−1−(3−(3−アセチルアミノ−
2−メチルフェニル)チオウレイドコピロール 2.5−ジメチル−1−’(3−(3−アミノ−4−ク
ロロフェニル)チオウレイドコピロール2.5−ジメチ
ル−1−(3−フェニルチオウレイド)ピロール 本発明のピロール誘導体は種々の方法により製造するこ
とができる。
例えば一般式(但し式中R3は上記に同じ) で表わされるチオセミカルバジッド誘導体と一般式 (但し式中R1及びR,は上記に同じ) で表わされる1、4−ジケトン誘導体とを反応させる方
法により製造できる。
上記一般式(II、l及び〔■〕で表わされる化合物は
、いずれも公知の化合物である。
上記反応は無溶媒でも行ない得るが通常ベンゼン、トル
エン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジグライム等の
エーテル類、ギ酸、酢酸、プロピオン酸等のカルボン酸
類、メタノール、エタノール、イソプロパツール等のア
ルコール類、ジメチルスルホキシド、N、N−ジメチル
ホルムアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等の非極
性溶媒中で有利に実施できる。
上記反応における原料化合物の使用割合は特に制限はな
いが、通常一般式(II)で表わされるチオセミカルバ
ジッド誘導体1モル当り一般式(1)で表わされるジケ
トン類を1〜5モル好ましくは1〜1.2モル程度用い
るのがよい。
また反応温度は通常0〜200℃好ましくは室温〜12
0℃程度とするのがよく、この温度で約30分〜30時
間通常30分〜5時間程度で反応は終了する。
かくして本発明の一般式CI)で表わされるピロール誘
導体を収得できる。
該化合物は、上記反応終了後常法に従い、例えば溶媒を
用いた場合は之を留去して、又はその後抽出して単離で
き、これは分別再結晶法、カラムクロマトグラフィー、
薄層クロマトグラフィー等の通常の手段により精製でき
る。
本発明の化合物は下記反応式に示す如くしても製造され
る。
一般式(IV、l及び一般式〔v〕の化合物は下記反応
式によっても製造される。
(上式に於て凡及び塊は低級アルキル基を、Xはハロゲ
ン原子を夫々示す。
R1、R2及び鳥は上記に同じ。
)以下本発明化合物の製造例を実施例として挙げる。
実施例 1 2.5−ジメチル−1−〔3−(2−メチルフェニル)
チオウレイド〕ピロールの合成 4−(2−メチルフェニル)チオセミカルバジド6gを
酢酸30m1に懸濁させ、2,5−ヘキサンジオン3.
8gを加えて、油浴上100〜110℃に加熱撹拌する
100分間加熱した後減圧で酢酸を留去し、得られる結
晶をエタノールに溶解し、次いで活性炭処理後エタノー
ルを留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル[ワコウC−200j、溶出液クロロホ
ルム)により処理し、得られる白色結晶をリグロイン−
エタノールより再結晶する。
かくして白色小葉状晶の2,5−ジメチル−1−(3−
(2−メチルフェニル)チオウレイド〕ピロール6、O
gを得る。
融点181.5〜183℃。実施例 2〜10 適当な出発原料を用いて、上記実施例1と同様にして下
記第1表記載の各化合物を得る。
第4表には得られた化合物を下記一般式で示し、またそ
の結晶形及び融点を併せ示す。
く薬理試験〉 下記化合物の薬理活性を、胃液分泌抑制作用を検定する
最も一般的な試験法であるシェイ・ラントの幽門結紮法
に従って試験した。
この試験には体重1702前後のウィスター系雄性ラッ
トを使用した。
該ラットを24時間絶食させ、幽門結紮30分前に試験
されるべき化合物を(500■/kg)皮下投与し、結
紮4時間後に胃液量を測定した。
生理食塩水投与群をOとして抑制率を%で求めた。
その結果を下記第1表に示す。なお、表中における抑制
率eの評価は下記のとおりである。
十 :10〜50%未満 十十:50%以上 供試化合物 A125−ジメチル−1−(3−(メトキシプロピル)
チオウレイド〕ピロール A225−ジメチル−1−(3−(フェニル)チオウレ
イド〕ピロール A32,5−ジメチル−1−〔3−(2−メトキシ−5
−メチル−フェニル) チオウレイド〕ピロール

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中R1及びR,はメチル基を、またR、はlアルコ
    キシ低級アルキル基、置換基を有しないフェニル基、置
    換基として1または2個のハロゲン原子、アミン基、低
    級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルカノイルア
    ミノ基を有するフェニル基を示す。 〕で表わされるピロール誘導体。
JP9718677A 1977-08-12 1977-08-12 ピロ−ル誘導体 Expired JPS58415B2 (ja)

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