JPS584154Y2 - 電気ギタ−用マイク - Google Patents
電気ギタ−用マイクInfo
- Publication number
- JPS584154Y2 JPS584154Y2 JP6926077U JP6926077U JPS584154Y2 JP S584154 Y2 JPS584154 Y2 JP S584154Y2 JP 6926077 U JP6926077 U JP 6926077U JP 6926077 U JP6926077 U JP 6926077U JP S584154 Y2 JPS584154 Y2 JP S584154Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microphone
- electric guitar
- coil
- conductive material
- magnetic circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は雑音が少なく音質を向上した電気ギター用マ
イクに関するものである。
イクに関するものである。
一般に、電気ギターには弦の振動を電気的に検出するマ
イクとして電磁型の機械・電気変換器が使われている。
イクとして電磁型の機械・電気変換器が使われている。
第１図は一般の電気ギターの正面図である。
図において、ボディ１には柄状にのびたネック２が取付
けられ、ボディ１の端に設けられたブリッジ３とネック
２の先端に設けられた糸巻４の間には弦５が張架されて
いる。
けられ、ボディ１の端に設けられたブリッジ３とネック
２の先端に設けられた糸巻４の間には弦５が張架されて
いる。
弦５は鉄線等の導磁性材料で作られている。
ボディ１上の弦５の下の位置にこの弦５の振動を電気的
に検出するマイクロが設けられている。
に検出するマイクロが設けられている。
ボディ１上には、このほか音量調節つ１み７、音質調製
つ渣み８、アンプ接続用のジャック９等が設けられてい
る。
つ渣み８、アンプ接続用のジャック９等が設けられてい
る。
第２図は、従来のマイクの部分切断斜視図である。
マイクプレート１０上には複数個の円柱形の磁石１１が
配列され、ボビン１２０間にはすべての磁石１１を囲む
ようにコイル１３が巻かれている。
配列され、ボビン１２０間にはすべての磁石１１を囲む
ようにコイル１３が巻かれている。
これらの上に磁石１１の先端だけが突出するようにマイ
クカバー１４が被されている。
クカバー１４が被されている。
磁石１１の先端には図示してないが弦５が各々対向して
おり、弦５と磁石１１により磁気回路が構成されている
。
おり、弦５と磁石１１により磁気回路が構成されている
。
弦５がはじかれて振動するとこの磁気回路の磁気抵抗が
この振動に応じて変化し、コイル１３に電気信号が発生
する。
この振動に応じて変化し、コイル１３に電気信号が発生
する。
マイクカバー１４としては樹脂製のものと金属製のもの
とがあるが、樹脂製のものは絶縁性であるため外部雑音
に対するシールド効果が全くないので、コイル１３が誘
導雑音等を拾ってし渣うことかあった。
とがあるが、樹脂製のものは絶縁性であるため外部雑音
に対するシールド効果が全くないので、コイル１３が誘
導雑音等を拾ってし渣うことかあった。
金属製のものはニッケルやモネルメタル等からなり、導
電性を有するので外部雑音に対するシールド効果は十分
にあるが、高価であるとともに交番磁界により渦電流が
発生してコイル１３に発生した起電力の一部が損失とな
って流れてし１う欠点があった。
電性を有するので外部雑音に対するシールド効果は十分
にあるが、高価であるとともに交番磁界により渦電流が
発生してコイル１３に発生した起電力の一部が損失とな
って流れてし１う欠点があった。
この損失は周波数が高い程大きくなるため、ギター音の
高音域の利得が大きく低下して音質が悪くなってし渣う
ことになる。
高音域の利得が大きく低下して音質が悪くなってし渣う
ことになる。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、雑音が少なくしかも高音域減衰のない
良好な音質が得られるような電気ギター用マイクを提供
することにある。
とするところは、雑音が少なくしかも高音域減衰のない
良好な音質が得られるような電気ギター用マイクを提供
することにある。
この目的を達成するために、この考案は弦振動検出用の
コイルの外周に導電性材料からなる膜を巻き、この膜を
電気的に接地したものである。
コイルの外周に導電性材料からなる膜を巻き、この膜を
電気的に接地したものである。
以下、この考案を図面に基づいて詳細に説明する。
第３図はこの考案に係る電気ギター用マイクの一実施例
の側断面図である。
の側断面図である。
図において、第２図と同一部品には同一番号を付しであ
る。
る。
ボビン１２の間にコイル１３を巻いた後、その外周にア
ルミニウム箔や船テープ等の導電性材料からなる膜１５
が巻かれている。
ルミニウム箔や船テープ等の導電性材料からなる膜１５
が巻かれている。
そして、この膜１５に接続された導体１６が引出され、
この導体１６は接地される。
この導体１６は接地される。
第４図は他の実施例の部分側断面図である。
第３図と同一部品には同一番号を付しである。
膜１５を巻くときにリード線１７の一端を挾んで巻き、
このリード線１７の他端はマイクプレート１０に半田１
８によって取付けられている。
このリード線１７の他端はマイクプレート１０に半田１
８によって取付けられている。
マイクプレート１０は黄銅等導電性材料からなり接地さ
れているので、膜１５もこれとリード線１７によって電
気的に接続されているために接地される。
れているので、膜１５もこれとリード線１７によって電
気的に接続されているために接地される。
このように構成すると、コイル１３の外周は膜１５によ
ってシールドされるため外部雑音を防ぐことができる。
ってシールドされるため外部雑音を防ぐことができる。
従ってマイクカバーは樹脂製のものでよいので金属製の
ものを使用した場合より大幅にコストが安くなる。
ものを使用した場合より大幅にコストが安くなる。
オた、金属製のマイクカバーは厚さがあり、導電抵抗が
低いので高周波の起電力により渦電流が多く流れるが、
この膜１５はこれに比してはるかに薄いため、導電抵抗
は高くなり渦電流は殆んど流れず、起電力の損失は少な
くなる。
低いので高周波の起電力により渦電流が多く流れるが、
この膜１５はこれに比してはるかに薄いため、導電抵抗
は高くなり渦電流は殆んど流れず、起電力の損失は少な
くなる。
このため、高音がのびて優れた音質のギター音が得られ
る。
る。
この考案は特にシングルコイル型のマイクに使用して７
−ルド効果が大きいが、電磁型の各種マイクに適用する
ことができる。
−ルド効果が大きいが、電磁型の各種マイクに適用する
ことができる。
このようにこの考案に係る電気ギター用マイクによると
、導磁性材料からなる弦と磁石により磁気回路を構威し
、この磁気回路を囲むように巻かれたコイルの外周に導
電性材料からなる膜を巻き、この膜を電気的に接地した
ことにより、外部雑音を少なくシ、特に高音域の感度を
あげて音質を良くシ、シかも安価にできる効果がある。
、導磁性材料からなる弦と磁石により磁気回路を構威し
、この磁気回路を囲むように巻かれたコイルの外周に導
電性材料からなる膜を巻き、この膜を電気的に接地した
ことにより、外部雑音を少なくシ、特に高音域の感度を
あげて音質を良くシ、シかも安価にできる効果がある。
第１図は一般の電気ギターの正面図、第２図は従来のマ
イクの部分切断斜視図、第３図はこの考案に係る電気ギ
ター用マイクの一実施例の側断面図、第４図は他の実施
例の部分側断面図である。 ５・・・・・・弦、６−、−・・マイク、１０・・・・
・・マイクプレート、１１・・・・・・磁石、１２・・
・・・・ボビン、１３・・・・・・コイル、１４・・・
・・・マイクカバー、１５・・・・・・膜、１６・・・
・・・導体。
イクの部分切断斜視図、第３図はこの考案に係る電気ギ
ター用マイクの一実施例の側断面図、第４図は他の実施
例の部分側断面図である。 ５・・・・・・弦、６−、−・・マイク、１０・・・・
・・マイクプレート、１１・・・・・・磁石、１２・・
・・・・ボビン、１３・・・・・・コイル、１４・・・
・・・マイクカバー、１５・・・・・・膜、１６・・・
・・・導体。
Claims (1)
- 導磁性材料からなる弦と共に磁気回路を構成する磁石と
、上記磁気回路を囲むように配置されたボビンと、この
ボビンに巻かれたコイルと、これらを覆って被せられた
マイクカバーとを備えた電気ギター用マイクにおいて、
上記コイルの外周に導電性材料からなる膜を巻き、この
膜を電気的に接地したことを特徴とする電気ギター用マ
イク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6926077U JPS584154Y2 (ja) | 1977-05-28 | 1977-05-28 | 電気ギタ−用マイク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6926077U JPS584154Y2 (ja) | 1977-05-28 | 1977-05-28 | 電気ギタ−用マイク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53163113U JPS53163113U (ja) | 1978-12-20 |
| JPS584154Y2 true JPS584154Y2 (ja) | 1983-01-24 |
Family
ID=28977911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6926077U Expired JPS584154Y2 (ja) | 1977-05-28 | 1977-05-28 | 電気ギタ−用マイク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584154Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5978499B2 (ja) * | 2011-06-21 | 2016-08-24 | 内田 裕之 | 弦楽器用ピックアップ |
-
1977
- 1977-05-28 JP JP6926077U patent/JPS584154Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53163113U (ja) | 1978-12-20 |
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