JPS5841337B2 - 白色耐磁性時計用ケ−ス - Google Patents
白色耐磁性時計用ケ−スInfo
- Publication number
- JPS5841337B2 JPS5841337B2 JP48072415A JP7241573A JPS5841337B2 JP S5841337 B2 JPS5841337 B2 JP S5841337B2 JP 48072415 A JP48072415 A JP 48072415A JP 7241573 A JP7241573 A JP 7241573A JP S5841337 B2 JPS5841337 B2 JP S5841337B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- watch case
- magnetic
- resistance
- watch
- Prior art date
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- Expired
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- Soft Magnetic Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、外部磁気撹乱による精密部品、電子部品等の
動作特性の変化を極力少なくでき、且つ耐摩耗性にすぐ
れた耐磁性時計用ケースに係るものである。
動作特性の変化を極力少なくでき、且つ耐摩耗性にすぐ
れた耐磁性時計用ケースに係るものである。
従来、耐磁性合金は、Fe−Ni系合金、純鉄。
フェライト系不銹鋼、酸化物系ソフトフェライト材など
を、磁気遮蔽ケースに加工して使っていた。
を、磁気遮蔽ケースに加工して使っていた。
これら合金は、衆知のように硬さ、強度が低いため、こ
のままの状態では衝撃、摩擦、応力に対して極めて弱く
、通常はさらに外側に保護物体を設けている。
のままの状態では衝撃、摩擦、応力に対して極めて弱く
、通常はさらに外側に保護物体を設けている。
従って容積が限定されている時間用ケースにこれらの金
属を用いた場合は、どうしても無理がかかり易いもので
あった。
属を用いた場合は、どうしても無理がかかり易いもので
あった。
このような使われ方の場合、耐摩耗性、耐蝕性9強度に
劣ることは必須で、さらに特性の良いものが末輩されて
いる。
劣ることは必須で、さらに特性の良いものが末輩されて
いる。
本発明は、従来合金のこれら欠点を除去できるもので、
硬質炭化物と強磁性体金属または合金からなるものであ
る。
硬質炭化物と強磁性体金属または合金からなるものであ
る。
すなわち、本発明の硬質炭化物はWC,TiCで、これ
らは硬度が高いため、耐摩耗性、改善効果が極めて大き
いものである。
らは硬度が高いため、耐摩耗性、改善効果が極めて大き
いものである。
さらに研摩加工を行なうような場合、鏡面光沢が現出さ
れ、且つ長期間にわたり初期特性が維持できる効果もあ
る。
れ、且つ長期間にわたり初期特性が維持できる効果もあ
る。
また、一番の目的である耐磁性効果は、これら硬質炭化
物を含有させても若干性能の低下は認められるが、使用
上差し障りない範囲である。
物を含有させても若干性能の低下は認められるが、使用
上差し障りない範囲である。
特に、78多(重量比、以下同じ)Ni残部Feからな
るFe−Ni合金を用いれば、耐蝕性、耐磁性効果は大
きいものである。
るFe−Ni合金を用いれば、耐蝕性、耐磁性効果は大
きいものである。
強磁性金属としては、Fe 、Co 、Ni 、Mo
、Cr等が知られており、また合金はこれらの2種以上
からなるもので、高透磁率合金のFe−Ni合金、フェ
ライト系ステンレス鋼等は、その代表的なものである。
、Cr等が知られており、また合金はこれらの2種以上
からなるもので、高透磁率合金のFe−Ni合金、フェ
ライト系ステンレス鋼等は、その代表的なものである。
更に本発明は、時計ケースとして欠くことのできない装
飾的観点から、白色をもたらすものである。
飾的観点から、白色をもたらすものである。
つまり、前述の硬質炭化物も強磁性体金属合金も、白色
系となることから、時計ケースも白色となる。
系となることから、時計ケースも白色となる。
上=a硬質炭化物と強磁性金属あるいは合金を用いて作
られる耐磁性時計用ケースは、次のような方法が採用で
きる。
られる耐磁性時計用ケースは、次のような方法が採用で
きる。
従来から知られている粉末焼結法、溶解、鋳造法は、最
も生産性良くできる。
も生産性良くできる。
取分の限定理由について述べれば、強磁性体の金属また
は合金の量は、40多以下では目的とする耐磁性すなわ
ち透磁率が低くなり、磁気遮蔽効果が減少するため40
%以上とし、また90饅以上になると磁気遮蔽効果は大
きいが、強度、耐摩耗性、鏡面光沢等に難点を生じ易い
ため、90%までとする。
は合金の量は、40多以下では目的とする耐磁性すなわ
ち透磁率が低くなり、磁気遮蔽効果が減少するため40
%以上とし、また90饅以上になると磁気遮蔽効果は大
きいが、強度、耐摩耗性、鏡面光沢等に難点を生じ易い
ため、90%までとする。
以下、実施例から本発明の詳細な説明する。
実施例 1
各種炭化物および金属または合金の粉末を秤量し、トル
エンを用いたボールミル中で粉砕混入し、粒度調整後、
真空乾燥し、圧粉成形を行なった。
エンを用いたボールミル中で粉砕混入し、粒度調整後、
真空乾燥し、圧粉成形を行なった。
圧粉成形条件は、油圧プレスを用い2 ton/c4
+35φ×25φX、5tmmの形状に加工し、焼結を
行なった。
+35φ×25φX、5tmmの形状に加工し、焼結を
行なった。
第1表に成分組成を、第2表に焼結条件と機械的性質を
示す。
示す。
ここで試料AI 5は、炭素タングステン以外にパー
マロイ合金PCを用いている。
マロイ合金PCを用いている。
パーマロイ合金PCは、高透磁率合金で高Ni基合金で
あり、弱磁界で、高い透磁率を示す合金である。
あり、弱磁界で、高い透磁率を示す合金である。
本実施例では、組成が7s%Ni、残部鉄(Fe)から
なる高透磁率合金のパーマロイ合金PC級を用いた。
なる高透磁率合金のパーマロイ合金PC級を用いた。
試料AI 7のフェライトステンレス鋼は、13〜1
5%Cr、残部Feからなる、合金粉末を焼結して得ら
れたものを用いた。
5%Cr、残部Feからなる、合金粉末を焼結して得ら
れたものを用いた。
次に、実際に耐磁性試験を行なった本試験は、腕時計の
機械体水晶時計を時計用ケースに類似する形状の丸いリ
ングの中に装着し、直流磁場を印加し、時計が停止した
時の磁場の強さで比較した。
機械体水晶時計を時計用ケースに類似する形状の丸いリ
ングの中に装着し、直流磁場を印加し、時計が停止した
時の磁場の強さで比較した。
第3表にその結果を示す。
比較例の従来方法は、時計用ケースの内側に純鉄のリン
グおよび文字板下板と裏板をつけたものの耐磁性は、だ
いたい50G〜70Gの範囲である。
グおよび文字板下板と裏板をつけたものの耐磁性は、だ
いたい50G〜70Gの範囲である。
従って、本発明の時計用ケースの耐磁性もほとんど同等
の性能を有することがわかった。
の性能を有することがわかった。
色調はいずれも白色を呈した。
実施例 2
各成分組成からなる試料を、先ず金属または合金を高周
波溶解炉で溶製し、次に金型に鋳造する時に、−緒に他
の炭化物を添加した。
波溶解炉で溶製し、次に金型に鋳造する時に、−緒に他
の炭化物を添加した。
次に鍛造、および熱処理を重ねて所定の形状に仕上げ、
特性試験を行なった。
特性試験を行なった。
第4表に成分組成を示す。
試料AII 2のパーマロイ合金PCは実施例1の第
1表の試料AI5と同じ組成の高透磁率合金を用いた。
1表の試料AI5と同じ組成の高透磁率合金を用いた。
11−6のパーマロイ合金PBは、高透磁率合金で、組
成は45%Ni、残部Feからなるものを用いた。
成は45%Ni、残部Feからなるものを用いた。
また、ll−7は、18%Cr、残部Feからなるフェ
ライト系ステンレス鋼を用いた。
ライト系ステンレス鋼を用いた。
第5表に示すように、機械的性質、耐蝕性とも、従来合
金に比べて格段にすぐれたものである。
金に比べて格段にすぐれたものである。
耐蝕試験条件は、人工汗および人工海水に湿度95多収
上の雰囲気でそれぞれ各1週間浸漬したときの結果であ
る。
上の雰囲気でそれぞれ各1週間浸漬したときの結果であ
る。
又、いづれの試料も白色を呈した。次に、35φ×25
φX7tmmの時計用ケースに類似する形状のリングに
加工したサンプルで耐磁性テストを行なった。
φX7tmmの時計用ケースに類似する形状のリングに
加工したサンプルで耐磁性テストを行なった。
第6表に結果を示す。
従来から行なわれている純鉄リングを用いた時計用ケー
スの耐磁性は、直流磁場でだいたい50G〜70Gの範
囲で作動停止となる。
スの耐磁性は、直流磁場でだいたい50G〜70Gの範
囲で作動停止となる。
従って本発明合金の耐磁性は、同等の性能を有するもの
である。
である。
本試験に用いた時計は、水晶電子時計である。
このように、溶解鋳造法においても、焼結法と何ら変わ
りない特性が発揮される特徴を有する。
りない特性が発揮される特徴を有する。
且つ、耐摩耗性、耐擦傷性にすぐへ また鏡面光沢も現
出できることから、腕時計用ケースにそのまま用いるこ
とは大きな利点である。
出できることから、腕時計用ケースにそのまま用いるこ
とは大きな利点である。
実施例 3
実施例1と同様の方法で、第7表に示す組成の焼結合金
を、第8表に示す製造条件の下でつくった。
を、第8表に示す製造条件の下でつくった。
ここで得た時計用ケースの外観は、光沢ある白色を呈し
、大変高級感にすぐれたものであった。
、大変高級感にすぐれたものであった。
次に、本願の目的である耐磁性について、実施例1と同
様の試験方法で調べたところ、第9表に示すように、従
来と同等もしくはそれ以上の性能を有した。
様の試験方法で調べたところ、第9表に示すように、従
来と同等もしくはそれ以上の性能を有した。
以上、各実施例から理解されるように、本発明の時計用
ケースは、前記硬質金属炭化物と強磁性体金属または合
金とからなり、透磁率が高く、且つ硬質であるため、耐
摩耗性、耐擦傷性が極めて高く、シかも白色を呈して装
飾的要求にこたえ、且つ鏡面光沢が長期間維持され、さ
らに耐磁性であるため、時計用ケース自体が磁気遮蔽効
果がある。
ケースは、前記硬質金属炭化物と強磁性体金属または合
金とからなり、透磁率が高く、且つ硬質であるため、耐
摩耗性、耐擦傷性が極めて高く、シかも白色を呈して装
飾的要求にこたえ、且つ鏡面光沢が長期間維持され、さ
らに耐磁性であるため、時計用ケース自体が磁気遮蔽効
果がある。
従って、時計用ケースにおいて工業上極めて有益なもの
である。
である。
Claims (1)
- I WC,TiCの硬質炭化物の1種または2種に、
重量比で40% 〜90%のFe、Mo、Crの金属の
少なくとも1種又はFe−Ni合金あるいはフェライト
ステンレス鋼からなることを特徴とする白色耐磁性時計
用ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP48072415A JPS5841337B2 (ja) | 1973-06-27 | 1973-06-27 | 白色耐磁性時計用ケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP48072415A JPS5841337B2 (ja) | 1973-06-27 | 1973-06-27 | 白色耐磁性時計用ケ−ス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5020910A JPS5020910A (ja) | 1975-03-05 |
| JPS5841337B2 true JPS5841337B2 (ja) | 1983-09-12 |
Family
ID=13488614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP48072415A Expired JPS5841337B2 (ja) | 1973-06-27 | 1973-06-27 | 白色耐磁性時計用ケ−ス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5841337B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59107059A (ja) * | 1982-12-09 | 1984-06-21 | Kubota Ltd | 耐熱用セラミツク材料 |
| JPS59107970A (ja) * | 1982-12-09 | 1984-06-22 | 株式会社クボタ | 耐熱用セラミツク材料 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4836009A (ja) * | 1971-09-09 | 1973-05-28 |
-
1973
- 1973-06-27 JP JP48072415A patent/JPS5841337B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5020910A (ja) | 1975-03-05 |
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