JPS5841251Y2 - 給水栓用防寒具 - Google Patents
給水栓用防寒具Info
- Publication number
- JPS5841251Y2 JPS5841251Y2 JP4279981U JP4279981U JPS5841251Y2 JP S5841251 Y2 JPS5841251 Y2 JP S5841251Y2 JP 4279981 U JP4279981 U JP 4279981U JP 4279981 U JP4279981 U JP 4279981U JP S5841251 Y2 JPS5841251 Y2 JP S5841251Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- block
- hole
- faucet
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は給水栓用防寒具に関するものである。
元来、特に寒冷地においては、屋外の水柱または各種壁
面などに装着され外気にさらされた給水栓が厳寒期に凍
結して使用に供せなくなることが多く、このように凍結
した場合には熱湯をかけたりして解凍しなくてはならず
厄介であると共に給水栓を破損する虞があった。
面などに装着され外気にさらされた給水栓が厳寒期に凍
結して使用に供せなくなることが多く、このように凍結
した場合には熱湯をかけたりして解凍しなくてはならず
厄介であると共に給水栓を破損する虞があった。
そこでこのような給水栓の凍結を防止するには、給水栓
を保温断熱材で隠蔽保護することが必要であるが、従来
は適当なものがなく、殆んど放置されたよ・であった。
を保温断熱材で隠蔽保護することが必要であるが、従来
は適当なものがなく、殆んど放置されたよ・であった。
また従来主として蒸気や温水配管系のバルブなどの保温
に見られるように、バルブ本体を珪藻上、岩綿などの保
温材料で成型した分割式シェル形の保温体で隠蔽するこ
とは知られているが、これは・・ンドル操作部を残して
バルブ本体外表面のみを隠蔽保温するもので、バルブの
バンドルを含む操作軸部が外気に露出するため、屋外の
給水栓の凍結防止にこの保温体を適用する場合には、上
記露出部から内部に亙って凍結をもたらすもので不適当
であった。
に見られるように、バルブ本体を珪藻上、岩綿などの保
温材料で成型した分割式シェル形の保温体で隠蔽するこ
とは知られているが、これは・・ンドル操作部を残して
バルブ本体外表面のみを隠蔽保温するもので、バルブの
バンドルを含む操作軸部が外気に露出するため、屋外の
給水栓の凍結防止にこの保温体を適用する場合には、上
記露出部から内部に亙って凍結をもたらすもので不適当
であった。
さりとてバンドルを含むバルブ全体を隠蔽する構造とす
れば、バルブ操作、使用時における保温体の脱外が厄介
で不都合は避けられなかった。
れば、バルブ操作、使用時における保温体の脱外が厄介
で不都合は避けられなかった。
この考案は上記に鑑み、以下説明するような給水栓用防
寒具を提供して従来の諸欠点、諸問題を解消するように
したものである。
寒具を提供して従来の諸欠点、諸問題を解消するように
したものである。
この考案の給水栓用防寒具を図面実施例について詳細に
説明すると、1は例えば発泡ポリエチレンのビーズ成形
品である発泡性合成樹脂材料など弾性及び保温性を有す
る材料でなる直方体の方形ブロックで、まず該方形ブロ
ック1の後部には、後面及び下面が開口2a、2bした
木柱用切込孔2が設けられている。
説明すると、1は例えば発泡ポリエチレンのビーズ成形
品である発泡性合成樹脂材料など弾性及び保温性を有す
る材料でなる直方体の方形ブロックで、まず該方形ブロ
ック1の後部には、後面及び下面が開口2a、2bした
木柱用切込孔2が設けられている。
なおこの水柱用切込孔2は後記する木柱10の上端部に
嵌合できる形状、大きさに設定しである。
嵌合できる形状、大きさに設定しである。
そして上記切込孔2を含む方形の後部ブロック1aを分
断するための切条3が上記方形ブロック1の外周面に設
けられている。
断するための切条3が上記方形ブロック1の外周面に設
けられている。
また方形ブロック1には、給水栓6を上記切込孔2の前
面4から方形ブロック1の弾性作用で緊密かつ脱外自在
に嵌合できる給水栓用切込孔5が穿設しである。
面4から方形ブロック1の弾性作用で緊密かつ脱外自在
に嵌合できる給水栓用切込孔5が穿設しである。
なお上記給水栓用切込孔5は上端孔部5aを有する丁字
形孔に構威しである。
形孔に構威しである。
6aは給水栓の給水管部、6bは同吐水管部、7は同バ
ンドル、8は上記給水管部6a基部の鍔、9は同螺管部
である。
ンドル、8は上記給水管部6a基部の鍔、9は同螺管部
である。
また10は屋外の地上または床上に立てられた給水栓用
木柱で、その上端部には給水栓6が装着され、該木栓1
0内に配管した給水配管を介して水道本管側に接続され
るものである。
木柱で、その上端部には給水栓6が装着され、該木栓1
0内に配管した給水配管を介して水道本管側に接続され
るものである。
次にこの考案の給水栓防寒具の使用状態を説明すると、
先ず木柱10に取付けられた給水栓6に装備する場合に
は、本案防寒具Aをそのま・手に持って上記給水栓6を
切込孔2から切込孔5内に嵌め込むようにして図面第4
図のように切込孔2を木柱10の上端部に嵌着して取付
けるものである。
先ず木柱10に取付けられた給水栓6に装備する場合に
は、本案防寒具Aをそのま・手に持って上記給水栓6を
切込孔2から切込孔5内に嵌め込むようにして図面第4
図のように切込孔2を木柱10の上端部に嵌着して取付
けるものである。
また壁11に取付けられた給水栓6に装備する場合には
、先ず前記方形ブロック1の後部ブロック1aを切条3
によって分断して取除き、その後部ブロック1aを取除
いた方形ブロック1の防寒具A′を、壁11に取付けら
れている水栓6を後端から切込孔2内に嵌め込んで後端
面が壁11面に衝止する図面第5図のように嵌着するも
のである。
、先ず前記方形ブロック1の後部ブロック1aを切条3
によって分断して取除き、その後部ブロック1aを取除
いた方形ブロック1の防寒具A′を、壁11に取付けら
れている水栓6を後端から切込孔2内に嵌め込んで後端
面が壁11面に衝止する図面第5図のように嵌着するも
のである。
なお上記の各場合とも切込孔5の孔幅が給水栓6の大径
本体部の径よりも僅か小さくしてあり、方形ブロック1
の弾性作用で切込孔5の両側壁面を変形窪ませて給水栓
6が緊密かつ嵌脱自在に嵌入させるものであり、そして
上記状態から防寒具A。
本体部の径よりも僅か小さくしてあり、方形ブロック1
の弾性作用で切込孔5の両側壁面を変形窪ませて給水栓
6が緊密かつ嵌脱自在に嵌入させるものであり、そして
上記状態から防寒具A。
A′を脱外する場合には防寒具A、A’を手で持って前
方に強く引抜けば給水栓(および氷柱)の嵌合から簡単
に脱外でき、かつその脱外によって上記変形した切込孔
5の両側壁面は弾性作用で元の形状に復元するものであ
る。
方に強く引抜けば給水栓(および氷柱)の嵌合から簡単
に脱外でき、かつその脱外によって上記変形した切込孔
5の両側壁面は弾性作用で元の形状に復元するものであ
る。
また図面実施例では給水栓6として普通一般家庭で多く
使用される横水栓を例としたが、他の例えば胴長水栓、
竪水栓、自在水栓などにも適用できるものである。
使用される横水栓を例としたが、他の例えば胴長水栓、
竪水栓、自在水栓などにも適用できるものである。
この考案の給水栓用防寒具は斜上のような構成で、この
防寒具をそのま・手に持って、木柱10に取付けられて
いる給水栓6を切込孔2から切込孔5内に嵌め込むよう
にして、上記切込孔2を水柱10の上端部に嵌め付けす
るだけの簡単な操作で頗る容易に装備でき、保温材の方
形ブロック1で給水栓6を緊密に隠蔽被覆できて給水栓
6の凍結を完全に防止できると共に脱外も前方へ引張る
だけで容易に行えるため、厳寒期に断続的に頻繁に給水
を行う際も少しも煩わしさがなく、かつ細かい取付部品
などがないため不使用時の保管も容易であるなどの卓抜
した効果がある。
防寒具をそのま・手に持って、木柱10に取付けられて
いる給水栓6を切込孔2から切込孔5内に嵌め込むよう
にして、上記切込孔2を水柱10の上端部に嵌め付けす
るだけの簡単な操作で頗る容易に装備でき、保温材の方
形ブロック1で給水栓6を緊密に隠蔽被覆できて給水栓
6の凍結を完全に防止できると共に脱外も前方へ引張る
だけで容易に行えるため、厳寒期に断続的に頻繁に給水
を行う際も少しも煩わしさがなく、かつ細かい取付部品
などがないため不使用時の保管も容易であるなどの卓抜
した効果がある。
また特にこの防寒具の方形ブロック1は弾性材料で構成
され、給水栓6が木柱用切込孔2の前面4から弾性作用
で緊密、かつ嵌脱自在に嵌合できる給水栓用切込孔5を
穿設しであるから、給水栓6への嵌脱が軽快容易に行え
ると共に給水栓6に切込孔5を嵌め込んで方形ブロック
1を装備した場合、給水栓6は切込孔5周壁面を弾性作
用で凹ませ、給水栓6は周壁の弾性復元力で圧接挾持さ
れ、かつ方形ブロック1は後部の切込孔2が木柱10に
嵌合保持されるため、方形ブロック1は頗る安定性があ
り、強い外力を加えない限り、妄りにずれ動いたり、が
たついたりすることがなく給水栓6の凍結防止を長時間
に亙って安定維持できるなどの優れた効果がある。
され、給水栓6が木柱用切込孔2の前面4から弾性作用
で緊密、かつ嵌脱自在に嵌合できる給水栓用切込孔5を
穿設しであるから、給水栓6への嵌脱が軽快容易に行え
ると共に給水栓6に切込孔5を嵌め込んで方形ブロック
1を装備した場合、給水栓6は切込孔5周壁面を弾性作
用で凹ませ、給水栓6は周壁の弾性復元力で圧接挾持さ
れ、かつ方形ブロック1は後部の切込孔2が木柱10に
嵌合保持されるため、方形ブロック1は頗る安定性があ
り、強い外力を加えない限り、妄りにずれ動いたり、が
たついたりすることがなく給水栓6の凍結防止を長時間
に亙って安定維持できるなどの優れた効果がある。
さらに上記切込孔2を含む方形の後部ブロック1aを切
断するための切条3が方形ブロック1外周面に設けられ
ているから、給水栓6が屋外の木柱10でなく壁11な
どに設けられている場合にも上記切条3によって後部ブ
ロック1aを容易に分断してその方形ブロック1を給水
栓6に前記同様容易にかつ確実に装備できる効果がある
。
断するための切条3が方形ブロック1外周面に設けられ
ているから、給水栓6が屋外の木柱10でなく壁11な
どに設けられている場合にも上記切条3によって後部ブ
ロック1aを容易に分断してその方形ブロック1を給水
栓6に前記同様容易にかつ確実に装備できる効果がある
。
なおまたこの考案の給水栓用防寒具は夫々各給水栓6の
サイズに合わせて作製されるものであるが、方形ブロッ
ク1は発泡性合成樹脂材料などで構成され、軽量、緩衝
性があり、かつ腐蝕に強く美麗であるので、夫々そのま
・給水栓6の包装容器として供し得る副次的な効果があ
る。
サイズに合わせて作製されるものであるが、方形ブロッ
ク1は発泡性合成樹脂材料などで構成され、軽量、緩衝
性があり、かつ腐蝕に強く美麗であるので、夫々そのま
・給水栓6の包装容器として供し得る副次的な効果があ
る。
図面はこの考案の給水栓用防寒具の実施例を示すもので
、第1図は給水栓を内部に嵌入した状態の縦断側面図、
第2図は同平面図、第3図は縦断背面図、第4図は水柱
に取付けられた給水栓に装備した場合の縦断側面図、第
5図は壁面に取付けられた給水栓に装備した場合の縦断
側面図である。 1・・・・・・方形ブロック、1a・・・・・・後部ブ
ロック、2・・・・・・切込孔、2 a 、2 b・・
・・・・開口、3・・・・・・切条、4・・・・・・前
面、5・・・・・・切込孔、5a・・・・・・上端孔部
、6・・・・・・給水栓、6a・・・・・・給水管部、
6b・・・・・・吐水管部、7・・・・・・バンドル、
8・・・・・・鍔、9・・・・・・螺管部、10・・・
・・・木柱、11・・・・・・壁、A、A’・・・・・
・防寒具。
、第1図は給水栓を内部に嵌入した状態の縦断側面図、
第2図は同平面図、第3図は縦断背面図、第4図は水柱
に取付けられた給水栓に装備した場合の縦断側面図、第
5図は壁面に取付けられた給水栓に装備した場合の縦断
側面図である。 1・・・・・・方形ブロック、1a・・・・・・後部ブ
ロック、2・・・・・・切込孔、2 a 、2 b・・
・・・・開口、3・・・・・・切条、4・・・・・・前
面、5・・・・・・切込孔、5a・・・・・・上端孔部
、6・・・・・・給水栓、6a・・・・・・給水管部、
6b・・・・・・吐水管部、7・・・・・・バンドル、
8・・・・・・鍔、9・・・・・・螺管部、10・・・
・・・木柱、11・・・・・・壁、A、A’・・・・・
・防寒具。
Claims (1)
- 弾性及び保温性を有する発泡性合成樹脂材料などでなる
方形ブロック1の後部に、後面及び下面が開口2 a
、2 b した木柱用切込孔2を設け、該切込孔2を含
む方形の後部ブロック1aを分断するための切条3を上
記方形ブロック1外周面に設け、また方形ブロック1に
、給水栓6が上記切込孔2の前面4から方形ブロック1
の弾性作用で緊密、かつ嵌脱自在に嵌合できる給水栓用
切込孔5を穿設してなる給水栓用防寒具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4279981U JPS5841251Y2 (ja) | 1981-03-25 | 1981-03-25 | 給水栓用防寒具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4279981U JPS5841251Y2 (ja) | 1981-03-25 | 1981-03-25 | 給水栓用防寒具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57156565U JPS57156565U (ja) | 1982-10-01 |
JPS5841251Y2 true JPS5841251Y2 (ja) | 1983-09-17 |
Family
ID=29839815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4279981U Expired JPS5841251Y2 (ja) | 1981-03-25 | 1981-03-25 | 給水栓用防寒具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841251Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-25 JP JP4279981U patent/JPS5841251Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57156565U (ja) | 1982-10-01 |
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