JPS5841123Y2 - 充填ノズル - Google Patents
充填ノズルInfo
- Publication number
- JPS5841123Y2 JPS5841123Y2 JP1732579U JP1732579U JPS5841123Y2 JP S5841123 Y2 JPS5841123 Y2 JP S5841123Y2 JP 1732579 U JP1732579 U JP 1732579U JP 1732579 U JP1732579 U JP 1732579U JP S5841123 Y2 JPS5841123 Y2 JP S5841123Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- cylinder
- filling
- inert gas
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vacuum Packaging (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は容器の開口部を通じて液体とくに酸化によって
変性し易い内容物を充填するに際し、充填終了時の液切
れを良くシ、かつ容器内の充填物のヘッドスペースの空
気を窒素等の不活性ガスで置換することにより変性を防
ぐことを目的とする充填ノズルに関するものである。
変性し易い内容物を充填するに際し、充填終了時の液切
れを良くシ、かつ容器内の充填物のヘッドスペースの空
気を窒素等の不活性ガスで置換することにより変性を防
ぐことを目的とする充填ノズルに関するものである。
従来第1図の断面図に示すような構造の充填装置がある
。
。
Aは充填すべき容器の開口部であり1はピストン、2は
シリンダーである。
シリンダーである。
3はピストンリングであり、4はピストン内中心に貫通
する不活性ガスを圧送するための導管で、その噴射口6
は容器内容物充填ノズル5の中心に真直ぐに開口してい
る。
する不活性ガスを圧送するための導管で、その噴射口6
は容器内容物充填ノズル5の中心に真直ぐに開口してい
る。
7は充填すべき液体、とくに粘稠な液体のシリンダー内
への入口で゛ある。
への入口で゛ある。
ピストン1はシリンダー側面を自在に摺動し、ピストン
1が上った時には充填物はシリンダー側面の入ロアから
ノズル5を通じて容器の開口部Aに注入される。
1が上った時には充填物はシリンダー側面の入ロアから
ノズル5を通じて容器の開口部Aに注入される。
注入を終ればピストン1は第1図のように下がり充填物
の入ロアは遮断される。
の入ロアは遮断される。
と同時に容器へのノズル5が閉鎖される。
閉鎖と同時にシリンダー1の中心を通って窒素等の不活
性ガスの導管4の先端6から加圧されて容器内に噴射さ
れ容器内の空気を不活性ガスで置換する。
性ガスの導管4の先端6から加圧されて容器内に噴射さ
れ容器内の空気を不活性ガスで置換する。
8はシリンダー3の中に導入される滅菌用スチームのパ
イプで9はエアーの導入パイプである。
イプで9はエアーの導入パイプである。
しかしながら、この方法では単に窒素ガスを噴出して空
気と混合し、徐々に窒素ガスの濃度を高めて行くのであ
るから、その作業能率は悪く、また窒素ガスの浪費も多
い。
気と混合し、徐々に窒素ガスの濃度を高めて行くのであ
るから、その作業能率は悪く、また窒素ガスの浪費も多
い。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、放出
不活性ガスの損失を防ぐとともに作業能率を向上させる
ものである。
不活性ガスの損失を防ぐとともに作業能率を向上させる
ものである。
以下、本考案の充填ノズルを第2図に図示の実施例によ
って説明する。
って説明する。
すなわち本考案の充填ノズルはピストン1とシノンダ−
2より戒っており、このピストン1はその上部に備えら
れたエヤーシリンダー11によりシリンダー2に対して
摺動自在に装置されている。
2より戒っており、このピストン1はその上部に備えら
れたエヤーシリンダー11によりシリンダー2に対して
摺動自在に装置されている。
該ピストン1はその中心に窒素ガス等の不活性ガス導管
4を有しており、このガス導管4はピストン1より突出
したガス噴出口6に接続し、その他方はシリンダー2に
設けられたガス人口10を通して外部へ接続しており、
ここから不活性ガスが導入される。
4を有しており、このガス導管4はピストン1より突出
したガス噴出口6に接続し、その他方はシリンダー2に
設けられたガス人口10を通して外部へ接続しており、
ここから不活性ガスが導入される。
なお、後述するようにガス人口10とガス導管4とはピ
ストン1の摺動によって開閉する。
ストン1の摺動によって開閉する。
またピストン1はガス噴出口6の周縁に真空吸引口12
を有し、これはピストン1中のパイプを通じ、更にシリ
ンダ−2側面の吸引パイプ13を通じて外部へと接続し
ている。
を有し、これはピストン1中のパイプを通じ、更にシリ
ンダ−2側面の吸引パイプ13を通じて外部へと接続し
ている。
ガス噴出口6は吸引口12より突出していなければなら
ない。
ない。
またピストン1の摺動により、ピストン1とシリンダー
2の間から雑菌の侵入を防ぐため、この間にスチーム導
管14(実際には間隙である)を設け、スチーム用バイ
ブ8を通じてスチームを導出する。
2の間から雑菌の侵入を防ぐため、この間にスチーム導
管14(実際には間隙である)を設け、スチーム用バイ
ブ8を通じてスチームを導出する。
スチームは常圧のものでも良く、また必要ならば高圧高
温のものでも良い。
温のものでも良い。
充填すべき液体は第1図で説明したと同様に、ピストン
の摺動によりノズル5より注入される。
の摺動によりノズル5より注入される。
この装置を用いて充填する方法について説明すれば、ま
ず第2図の如くピストン1が下がった状態で、容器が装
置され、この後、 (イ)真空吸引口12より内部の空気を吸引する。
ず第2図の如くピストン1が下がった状態で、容器が装
置され、この後、 (イ)真空吸引口12より内部の空気を吸引する。
この時充填物注入ノズル5は閉じている。
(ロ)次にピストン1が上がり、充填物注入ノズル5が
開き、充填物が注入される。
開き、充填物が注入される。
この時真空吸引は停止している。
(ハ)一定量充填の後ピストン1が下がり、ノズル5を
閉じると共にガス噴出口6より不活性ガスが噴出する。
閉じると共にガス噴出口6より不活性ガスが噴出する。
この時真空吸引口12より吸引する。吸引は必ずしも必
要ではないが、効率及び空気の不活性ガスの置換率の点
から、真空吸引した方が有利であり、ガス噴出口6は吸
引口12より突出しているので、対流現象により効率よ
く置換される。
要ではないが、効率及び空気の不活性ガスの置換率の点
から、真空吸引した方が有利であり、ガス噴出口6は吸
引口12より突出しているので、対流現象により効率よ
く置換される。
次にノズルが外れ、容器にふたがされる。
なおスチームは以上の工程中常時通しておき、外部から
の雑菌の侵入を防止する。
の雑菌の侵入を防止する。
本考案は以上説明したように、外部からの雑菌の侵入の
ない無菌状態での内容物の充填ができると共に、作業効
率良く、また不活性ガスの浪費も少なく、不活性ガスで
空気を置換した充填ができ、泡の生じることもなくこう
して得られた充填物は長く保存することができる。
ない無菌状態での内容物の充填ができると共に、作業効
率良く、また不活性ガスの浪費も少なく、不活性ガスで
空気を置換した充填ができ、泡の生じることもなくこう
して得られた充填物は長く保存することができる。
第1図は従来からの充填装置の断面図、第2図は本考案
に係る充填ノズルの例を示す断面図である。 1・・・・・・ピストン、2・・・・・・シリンダー、
3・・・・・・ピストンリング、4・・・・・・ガス導
管、5・・・・・・内容物充填ノズル、6・・・・・・
ガス噴射口、7・・・・・・充填物のシリンダーへの入
口、8・・・・・・滅菌用スチームのパイプ、9・・・
・・・エアーの導入パイプ、10・・・・・・不活性ガ
ス入口、11・・・・・・エヤーシリンダー、12・・
・・・・真空吸引口、13・・・・・・吸引パイプ、1
4・・・・・・スチーム導管。
に係る充填ノズルの例を示す断面図である。 1・・・・・・ピストン、2・・・・・・シリンダー、
3・・・・・・ピストンリング、4・・・・・・ガス導
管、5・・・・・・内容物充填ノズル、6・・・・・・
ガス噴射口、7・・・・・・充填物のシリンダーへの入
口、8・・・・・・滅菌用スチームのパイプ、9・・・
・・・エアーの導入パイプ、10・・・・・・不活性ガ
ス入口、11・・・・・・エヤーシリンダー、12・・
・・・・真空吸引口、13・・・・・・吸引パイプ、1
4・・・・・・スチーム導管。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 シリンダー及びこれと摺動自在に装着されたピストンか
ら成り、 (イ)該ピストンが、その中心に不活性ガス導管及びこ
れに接続して突出した不活性ガス噴出口を有し、かつこ
の不活性ガス噴出口の周縁に真空吸引孔を有し、 (ロ)該ピストンの摺動により充填物注入ノズル口を開
閉でき、かつシリンダー側面の充填物入口がピストンリ
ングによって開閉でき、 (ハ)該ピストンとシリンダーの間に、摺動により侵入
する雑菌を防ぐためのスチーム導管を有する、 ことを特徴とする充填ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1732579U JPS5841123Y2 (ja) | 1979-02-14 | 1979-02-14 | 充填ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1732579U JPS5841123Y2 (ja) | 1979-02-14 | 1979-02-14 | 充填ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55117905U JPS55117905U (ja) | 1980-08-20 |
JPS5841123Y2 true JPS5841123Y2 (ja) | 1983-09-17 |
Family
ID=28842497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1732579U Expired JPS5841123Y2 (ja) | 1979-02-14 | 1979-02-14 | 充填ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841123Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-14 JP JP1732579U patent/JPS5841123Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55117905U (ja) | 1980-08-20 |
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