JPS584092Y2 - フイルム駆動制御装置 - Google Patents

フイルム駆動制御装置

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JPS584092Y2
JPS584092Y2 JP10826677U JP10826677U JPS584092Y2 JP S584092 Y2 JPS584092 Y2 JP S584092Y2 JP 10826677 U JP10826677 U JP 10826677U JP 10826677 U JP10826677 U JP 10826677U JP S584092 Y2 JPS584092 Y2 JP S584092Y2
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JP
Japan
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film
capstan
loop
pinch roller
drive
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Application number
JP10826677U
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JPS5434739U (ja
Inventor
森田常夫
Original Assignee
株式会社エルモ社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は、シネカメラ特に画像と該画像に対応するオーデ
ィオ信号を同時に記録するサウンド方式シネカメラに好
適なフィルム駆動制御装置の改良に関するものである。
画像及びオーディオ信号を同時に記録するサウンド方式
シネカメラは、通常2つの駆動モータを有し、一方の駆
動モータ送り爪によるフィルム駆動を、又、他方の駆動
モータによってキャプスタン、ピンチローラによるフィ
ルム駆動を行っている。
又、上述した如く、2つの駆動モータでフィルム駆動を
行うサウンド方式シネカメラにおいては、前言3羞り爪
及びキャプスタン、ピンチローラ間の適宜個所にセンサ
ー及びスイッチよりなるループ検知部材を設け、一方の
駆動モータの駆動速度を、フィルムループの増減に応じ
て可変制御し、基準となる他方の駆動速度に追従させう
るよう構成されている。
通常キャプスタン及びピンチローラによるフィルム駆動
は、フライホイールを用いることによって比較的容易に
定速化できるため、この種サウンド方式シネカメラにお
いては、基準となるフィルム駆動速度を、キャプスタン
及びピンチローラによってうる一方、送り爪によるフィ
ルム駆動速度を、これに追従するようにしたフィルム駆
動方式が広く採用されている。
しかしながら、一方において、上述した如くフライホイ
ールを用いたフィルム駆動方式においては、フィルムの
起動操作後フィルムが定常速度に達する渣でに成る程度
の時間遅延が生ずるため、例えば−コマ撮影の如く、短
時間繰返してフィルムの起動停止操作を行うに際しては
、フィルムループの著しい増大成いは減少を伴ない往々
にして円滑な画像記録が不可能となることがあった。
したがって、この種構成よりなるサウンド方式シネカメ
ラにかいては、一般に一コマ撮影機能を除去することに
よって、上述した欠点を回避している。
一方、本案は、上述したサウンド方式シネカメラの改良
に関するもので、その目的とするところは、標準速度に
よる撮影の際フィルムの定速駆動を行うためのループ検
知部材を有効に利用することによって、−コマ撮影を正
確に行うことを可能にしたフィルム駆動制御装置の提供
にある。
本案装置のか〜、る目的は、−コマ撮影時、前配送シ爪
のみにより駆動されるフィルムのフィルムループの増大
を前記ループ検知部材によって検知し、該ループ検知部
材を構成するスイッチの作動期間即ちフィルムループの
増大した短期間に限ってキャプスタン、ピンチローラに
よるフィルム駆動を行うことによって達成される。
即ち、本案フィルム駆動制御装置によれば標準速度によ
る撮影時、送り爪によるフィルム駆動速度を基準となる
キャプスタン、ピンチローラによるフィルム駆動速度に
正確に追従して制御するための制御手段たるループ検知
部材を一コマ撮影時において停止状態に維持されるキャ
プスタン、ピンチローラの起動、停止制御を行うための
制御手段として利用するため形成されるフィルムループ
ははx一定の大きさに維持される。
したがって本案装置によれば一コマ撮影時形成されるフ
ィルムループは過大成いは過小になることはなく、この
種フィルムループに起因する撮影障害を確実に回避する
ことができる。
以下、本案装置の一実施例を図面によって詳細に洋間す
る。
第1図はサウンド方式シネカメラに適用されるカートリ
ッジ1の要部構成を示したもので収納されたフィルム2
は上部開口部(図示せず)で画像の記録を蔦又、下部開
口部3でオーディオ信号の記録を行うことができる。
該下部開口部3には記録用磁気ヘッド4の他、圧力パッ
ト5.2つのガイド板6更にフライホイール7と一体結
合されたキャプスタン8及びピンチローラ9が設けられ
てイル。
周知の如くピンチローラ9はキャプスタン8にフィルム
2を押圧することによってフィルム2の定速駆動を行う
がレリーズ解除時、レバー10の回動によって破線位置
に復帰している。
ループ検知部材11は前記上部開口部と下部開口部間に
形成されるフィルムループ12の大きさを検出するため
のもので第2図に示す如くセンサー13とスイッチ14
によって溝底される。
特にセンサー13はフィルムループ12の増減に伴ない
上下動するよう構成されている一方、スイッチ14は前
記センサー13の上下動に応動して開閉制御される。
又、図中破線12aはフィルムループ12が著じく増大
した場合におVプるフィルム位置を示したものである。
又、第1図じ示す突起15は撮影終了時フィルム2の終
端部に形成された通孔を係合しフィルム2を係止するた
めのものでカートリッジ1内に設けられている。
第3図は本案装置の要部回路構成図を示したものである
第3図において、スイッチ16はレリーズ操作時閉制御
されるもので電池17からの電源をトランジスタ等各種
制御素子に供給する。
駆動モータ18はキャプスタン8を駆動するためのもの
で第1のモータ制御回路19及びトランジスタ20によ
って速度制御される。
又、駆動モータ21は送り爪を駆動するためのもので第
2のモータ制御回路22及びトランジスタ23によって
速度制御される。
前記第1のモータ制御回路19はキャプスタン8によっ
て駆動されるフィルム2がが毎秒18コマ或いは24コ
マの標準速度となるように設定されている一方、第2の
モータ制御回路22は送り爪によって駆動されるフィル
ム2が標準速度よシ僅かに速い速度及び遅い速度のいず
れか一方に選択設定しうるよう構成されている。
特に、上述した、第1のモータ制御回路19は入力端子
19aにスイッチ14を接続して釦シスイッチ14が閉
じたとき不作動状態となり駆動モータ18を停止制御す
ることができるよう構成されている。
一方、第2のモータ制御回路22は同じく入力端子22
aにスイッチ14を接続してムシ、スイッチ14が閉制
御されたとき駆動モータ21を標準速度より僅かに速い
速度で、又、スイッチ14が開制御されたとき前記標準
速度よシ僅かに遅い速度で駆動しつるよう構成されてい
る。
スイッチ24.25.26は標準速度による撮影及び−
コマ撮影を行う際に選択操作するスー1ツチで可動接点
を固定接点aに接続することによって標準速度の撮影を
又、固定接点すに接続することによって−コマ撮影を可
能にする。
又、スイッチ27゜28は各々標準速度の撮影時、−コ
マ撮影時に閉制御されるスイッチである。
マグネット29はレリーフ操作解除時シャッタ(図示せ
ず)かアパーチュアマスクを閉じた所定位置に停止制御
するためのものでトランジスタ30によって励起制御さ
れる。
マグネット31はレリーズ操作解除時第1図に示すピン
チローラ9を実線位置から破線位置昔で回動復帰させる
ためのものでトランジスタ32によって励起制御される
トランジスタ33は前記トランジスタ30.32を導通
制御するためのもので、入力側にはレリーズ操作解除後
シャツタが前記所定位置捷で回転するためのシャッタ接
点34が接続されている。
サイリスタ35は一コマ撮影時トランジスタ36を導通
制御するためのものでコンデンサ37及び抵抗38を経
て加えられるパルス信号によって導通する。
前記サイリスタ35はトランジスタ39の導通時、強制
的に非導通制御される。
又、トランジスタ40は前記モータ18を強制的に停止
制御するためのもので前記トランジスタ32と同時に導
通制御される。
尚、図中の41乃至48はいずれもダイオードを49゜
50はコンデンサを、51は定電圧ダイオードを示して
いる。
上述した構成よシなる本案装置は以下の如く作用する。
通常の撮影即ち、フィルムを標準速度で駆動して撮影を
行うに際しては捷ず第3図の各スイッチ24.25.2
6の可動接点を固定接点24a。
25a、26aに切換接続すると共にスイッチ27を閉
じておく。
か\る状態にセットした後レリーズ操作を行うとスイッ
チ16が閉制御されるので2つの駆動モータ18,21
は駆動を開始する。
特に上述したレリーズ操作の際、ピンチローラ9は第1
図の破線位置から実線位置まで回動制御されるのでフィ
ルム2は前記ピンチローラ9及び駆動モータ18によっ
て駆動されるキャプスタン8によって連続的に駆動され
る。
又、この時、フィルム2は前記モータ21により駆動さ
れる送り爪によって間欠的に駆動される。
上述したフィルム2の駆動時、第1、第2のモータ制御
回路19.22のうち第1のモータ制御回路19はキャ
プスタン8によるフィルム駆動が標準速度になるよう設
定されているのに対し第2のモータ制御回路22は送り
爪によるフィルム駆動が前記標準速度よりやX速くなる
よう設定されティるので第1図、第2図に示すフィルム
ループ12は順次増大する傾向にある。
い筐フィルムループ12が増大し12aに達するとセン
サー13はフィルム2の押圧力で下方に偏位しスイッチ
14を閉制御するもので第2のモータ制御回路22の入
力端子22aは開放される。
したがって駆動モータ21は標準速度より遅い速度で駆
動制御される。
7’)h%る駆動モータ21の低速駆動時駆動モータ1
8は依然として定速駆動状態にあるためフィルムループ
12は減少し再びスイッチ14を閉制御するので駆動モ
ータ21は再び標準速度より速い速度で駆動される。
上述した如く駆動モータ21はフィルムループ12の増
減に応じ増減速制御を繰返すので結果的に駆動モータ1
8に追従して定速駆動されることになる。
フィルム上への画像記録及びオーディオ信号の記録用磁
気ヘッド4による記録は上述したフィルム駆動状態下で
円滑に行われる。
かXる状態下でレリーズ操作を解除するとスイッチ16
が先ず開制御される。
又、この状態でシャッタが所定位置まで到達していない
ときシャッタ接点34は短絡状態となっているので、ト
ランジスタ33にはシャッタ接点34、ダイオード42
゜41を経てベース電流が流れ導通制御される。
したがってトランジスタ33のコレクタ電流によってト
ランジスタ30.32は導通制御されマグネット29.
31を励起状態にする。
即ちマグネット29はシャッタストッパ(図示せず)を
作動させシャッタをアパーチュアマスクを閉じた所定位
置に正確に停止制御する一方マグネット31はピンチロ
ーラ9を第1図の破線位置迄回動復帰させる。
かXる動作後シャッタ接点34は開放状態となるためモ
ータ21は停止し又、トランジスタ40によってモータ
18も停止するので全ての撮影操作は終了する。
一方、−コマ撮影を行うに際しては第3図の各スイッチ
24,25.26の可動接点を固定接点24b、25b
、26bに切換接続すると共にスイッチ28を閉じてお
く。
この状態でレリーズ操作を行うとスイッチ16は閉制御
され同時にピンチローラ9も回動制御される。
この時コンデンサ37を介してゲート信号がサイリスタ
35に加えられるのでサイリスタ35及びトランジスタ
36は同時に導通制御される。
したがってモータ21は直ちに駆動状態になり送り爪に
よるフィルム駆動が開始される。
前記スイッチ16は短期間で開制御されるがシャッタ接
点34が短絡状態になっているので上述したと同様にし
てトランジスタ38は導通制御され前記モータ21の駆
動状態が維持される。
トランジスタ33の導通時その出力信号はトランジスタ
3oに加えられるのでマグネット29は励起制御された
シャッタストッパが作動する。
このため駆動モータ21は送シ爪によるフィルム駆動が
一コマ分だけ行われシャッタが所定位置に達した状態で
停止制御される。
方、第3図によって明らかな通9、か\るーコマ撮影時
においてフィルムループ12が小である場合スイッチ1
4は閉状態にあるため例えスイッチ16が閉じていても
第1モータ制御回路19は不作動状態iこなりキャップ
スタン8は駆動されない。
したがって−コマ撮影時フィルムループ12が小さい場
合キャプスタン8及びピンチローラ9によるフィルム駆
動は行われない。
しかしながら−コマ撮影を繰返すことによってフィルム
ループ12が増大し第2図のセンサー13が下方に移動
するとスイッチ14は開状態になるので第1のモータ制
御回路19は、作動状態になりキャプスタン8、ピンチ
ローラ9によるフィルム駆動を開始する。
該キャプスタン8によるフィルム駆動によりフィルムル
ープ12が減少すると再び第1のモータ制御回路19は
スイッチ14によって不作動状態になるのでモータ18
は停止する。
即ち、本案によれば一コマ掃影時キャプスタン8、ピン
チローラ9による間欠的なフィルム駆動はフィルムルー
プ12がセンサー13を下方へ移動させる程度の大きさ
に達したときはじめて行われるためフィルムループ12
は常に所定の大きさに保たれる。
したがって本案装置は一コマ撮影を円滑に行なう上で特
に好都合となる。
以上の如く、本案装置によれば従来装置に対し格別な構
成手段を加えることなくして円滑な一コマ撮影を可能に
するため実用上極めて効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案装置に適用されるカートリッジの要部構
成を示す平面図である。 第2図は、本案装置のループ検知部材の一実施例を示す
平面図である。 第3図は、本案装置の回路構成を示す回路構成図である
。 2:フィルム、3:キャプスタン、9:ピンチローラ、
11:ループ検知部材、12:フィルムループ、13:
センサー、14:スイッチ、1B。 21:駆動モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つの駆動モータを有し、一方の駆動モータで送り爪に
    よるフィルム駆動を、又、他方の駆動モータでキャプス
    タン、ピンチローラによるフィルム駆動を行うよう構成
    され、且つ標準速度による撮影時、前記送り爪及びキャ
    プスタン、ピンチローラ間に設けられたセンサー及びス
    イッチよりなるループ検知部材によってフィルムループ
    の増大、減少を検知し、前記送り爪によるフィルム駆動
    速度を基準となる前記キャプスタン、ピンチローラによ
    るフィルム駆動速度に追従して制御しうるよう構成した
    サウンド方式シネカメラに釦いて、−コマ撮影時前記送
    ジ爪のみにより駆動されるフィルムのフィルムループの
    増大を前記ループ検知部材によって検知し、前記スイッ
    チの作動期間に限って前記キャプスタン、ピンチローラ
    によるフィルムを駆動を行いうるよう構成したことを特
    徴とする前記サウンド方式シネカメラのフィルム駆動制
    御装置。
JP10826677U 1977-08-12 1977-08-12 フイルム駆動制御装置 Expired JPS584092Y2 (ja)

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JP10826677U JPS584092Y2 (ja) 1977-08-12 1977-08-12 フイルム駆動制御装置

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JPS5434739U JPS5434739U (ja) 1979-03-07
JPS584092Y2 true JPS584092Y2 (ja) 1983-01-24

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JPS5833139B2 (ja) * 1978-09-08 1983-07-18 日信工業株式会社 車輌用ブレ−キ油圧制御弁

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JPS5434739U (ja) 1979-03-07

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