JPS5840736B2 - 電子写真現像剤 - Google Patents

電子写真現像剤

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Publication number
JPS5840736B2
JPS5840736B2 JP51055342A JP5534276A JPS5840736B2 JP S5840736 B2 JPS5840736 B2 JP S5840736B2 JP 51055342 A JP51055342 A JP 51055342A JP 5534276 A JP5534276 A JP 5534276A JP S5840736 B2 JPS5840736 B2 JP S5840736B2
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JP
Japan
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toner
resin
weight
fluidity
parts
Prior art date
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Expired
Application number
JP51055342A
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English (en)
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JPS52138932A (en
Inventor
憲吉 武藤
進 根本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS52138932A publication Critical patent/JPS52138932A/ja
Publication of JPS5840736B2 publication Critical patent/JPS5840736B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子写真現像剤中、特に乾式トナーの流動性
、凝集性の改良に関するものである。
電子写真に用いられるトナーは、現像方式により、キャ
リヤーと混合して用いられる所謂二成分系トナーと、ト
ナーのみで現像を行う一成分系トナーとがある。
前者の場合は トナーが消費されるにしたがって、キャ
リヤー・トナー系にトナーが補給されるのが普通であり
、後者の場合は勿論、トナーのみに補給される。
従来、トナーの補給には種々の方式が考えられているが
、いずれの方法でも、トナーが円滑に補給されるために
は、トナーの流動性が良いことが望ましく、−成分系ト
ナーでは特に重要な課題となっている。
また、トナーは保存中にブロッキング、ケーキングを起
し易く、画像の品質を損うか、甚しい場合には、使用に
耐えない状態となる。
このような現象は、特に定着温度を低下させる目的で作
製したトナーに起り易い。
例えば、従来、非粘着性物質、特に無機微粉末をトナー
に添加し、その流動性、凝集性を改良することは良く知
られているが、不溶融性の微粉体によりトナー表面が被
覆されるため、定着性は低下する。
また脂肪酸金属塩等の添加により、流動性、凝集性を改
良することも知られているが、多量に添加しないと効果
が少な(、多量に添加した場合には帯電性等トナーの他
の物性を損う場合が多い。
また、ポリフッ化ビニル等、フン化炭素系ポリマは表面
エネルギが少なく、潤滑性、非粘着性にすぐれた物質と
して知られているが、その溶融粘度は高く、他の物質と
も混和し難いのでトナーに添加して用いることは困難で
ある。
本発明は、以上のように従来トナーにおける問題点とさ
れている流動性、凝集性を改良し、もって補給性、保存
性を改善して、常時良品質の画像を得ることができるよ
うなトナーを提供するものである。
さらに本発明は、トナーの感光体への付着を防止し、地
汚れのない画像を得ることも目的とするものである。
具体的には、本発明は、パーフロロアルキル化合物を添
加することによって電子写真現像剤の流動性、凝集性を
改良するものである。
パーフロロアルキル化合物としてはつぎのような化合物
を用いる。
1)X(CF、、)ncOOH 2X(CF2 )nCH2opo(OH)23)X(C
F2)nCH2SO3H 4H(CF2)nPO(OH)2 5 X(CF2)ncH2NR2 6)X(CF2)n(OCH2CH2,)mOH7(1
)ないしく4)のNH4%アルカリ金属塩8(5)のH
Cl、H2SO4、H3P0.の四級塩(ただし X=
HまたはF n=6〜12 R−炭素数1〜4のアルキル m=6〜12) これらのパーフロロアルキ化合物は、樹脂や染料、顔料
および場合によっては帯電制御剤などとともに溶融混練
し、粗粉砕、微粉砕および分級な経てトナーとするもの
である。
このとき使用される樹脂、染料、顔料、帯電制御剤とし
ては、通常のトナーに用いられているものでよい。
たとえば、樹脂としては、スチレン樹脂、アクリル樹脂
、塩化ビニル樹脂、石油樹脂、エポキシ樹脂、フェノー
ル樹脂、ブチラール樹脂等を利用することができ、樹脂
に限定されることはない。
また、パーフロロアルキル化合物が樹脂に完全に相溶し
なくとも、その効果が減殺されることはない。
その使用量は0.25ないし5重量%程度がよい。
パー70口アルキル化合物の添加方法としては、上述の
ほかに、パーフロロアルキル化合物の水溶液を作り、こ
れにトナーを浸漬懸濁させて均一に湿潤させることや、
あるいは該水溶液をトナー表面に噴霧させる方法などが
あり、何れの方法によってもトナー材料中にパー70口
アルキル化合物が均一に添加される。
つぎに本発明の実施例について述べる。
実施例 l ポリスチレン ioo重量部四三酸
化鉄微粉末 100重量部カーボンブラ
ック(#44三菱化 40重量部成製品) パーフロロアルキルスルホン酸力 1重量部リウム
(フロラードFC95,3M 社製) を二本加熱ローラで加熱混練し、均一な分散物を得た。
これをスタンプミルで粗粉砕したのち、ジエ・ットミル
で微粉砕し、分級機で分級して10ないし20μの粒径
のトナーを得た。
このトナーとパーフロロアルキル化合物未添加で他は同
様な方法で作製したトナーとを、次の方法で流動性を比
較した。
磁極を内蔵する円筒スリーブ上にトナーを付着させ、磁
極を回転させたときのスリーブ上のトナー移動速度をみ
たところ、パーフロロアルキル化合物の添加で移動速度
は1.6倍となった。
また、このトナーを用いニューリコピーNT630(I
Jココ−製)によって現像したところ鮮明な画像を得た
実施例 2 フェノール樹脂 60重量部エポキ
シ樹脂 40重量部四三酸化鉄微
粉末 100重量部カーボンブランク(
#44三菱化 10重量部或社製) パーフロロアルキルスルホン酸力 2重f部リウム
(フロラードFCl28. 3M社製) を用いて実施例1と同様の方法でトナーを作成した。
このトナーとフロラードFCl28未添加以外は同じ方
法で作成したトナーとを、共に50℃で8時間保存した
が、前者は全く凝集を生じなかったのに対して、後者で
は一部にブロッキングを生じた。
また、ニューリコピーNT630(lJココ−製)の現
像部にトナーを装填し、スリーブ上のトナーをかきとり
ながら、トナーの落下状態を観察したところ、ホッパ一
部からの均一な供給が認められた。
さらに、アクリル樹脂とZnOを3:1の割合で混合し
たものをアルミニウム板上に塗布した感光体を用い、磁
極を内蔵した円筒スIJ’−7” テ現像’k 行い、
チャーヂ転写により普通紙に転写したところ良好な画像
を得た。
実施例 3 エポキシ樹脂 5重量部フェノ
ール樹脂 5重量部カーボンブラ
ック(#44、三菱化成 1重量部社製) を二本ロールで加熱混練したのち冷却し、スタンプミル
による粗粉砕、ジェットミルによる微粉砕を行ったのち
、分級し5〜25μの粒度分布のトナーを作成した。
このトナー502にパーフロロアルキルスルホン酸カリ
(フロラードF96(3M社製) ’) 0.1%水溶
液を1eの割合で混合攪拌し、均一な懸濁液とした。
さらに攪拌を30分行ったのち、放置してトナーを自然
沈降させ、上澄みを除いてトナーを取り出し40℃で風
乾した。
乾燥したトナーはケーキ状となるが簡単な粉砕により処
理前の粒径となる。
このようにして得られたトナーの流動性は処理前に比し
著しく改良された。
このトナーを150〜200メツシユの鉄粉と混合し、
PPC900複写機(リコー社製)で現像に用いたとこ
ろ、良好な画像が得られた。
また連続して1000枚現像したが、感光体へのトナー
付着はみられず地汚れはなかった。
本発明は以上のとおり通常の現像剤にパーフロロアルキ
ル化合物を添加するという簡単な手段により、流動性、
凝集性を改善することができ、しかも良好な現像、複写
画像が得られるものであって、その有用性は犬である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 パーフロロアルキル化合物を添加してなることを特
    徴とする電子写真現像剤。
JP51055342A 1976-05-17 1976-05-17 電子写真現像剤 Expired JPS5840736B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP51055342A JPS5840736B2 (ja) 1976-05-17 1976-05-17 電子写真現像剤

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JP51055342A JPS5840736B2 (ja) 1976-05-17 1976-05-17 電子写真現像剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52138932A JPS52138932A (en) 1977-11-19
JPS5840736B2 true JPS5840736B2 (ja) 1983-09-07

Family

ID=12995823

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JP51055342A Expired JPS5840736B2 (ja) 1976-05-17 1976-05-17 電子写真現像剤

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0347537U (ja) * 1989-09-19 1991-05-02

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JPS52138932A (en) 1977-11-19

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