JPS5840697Y2 - 水平afc回路 - Google Patents

水平afc回路

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Publication number
JPS5840697Y2
JPS5840697Y2 JP3629078U JP3629078U JPS5840697Y2 JP S5840697 Y2 JPS5840697 Y2 JP S5840697Y2 JP 3629078 U JP3629078 U JP 3629078U JP 3629078 U JP3629078 U JP 3629078U JP S5840697 Y2 JPS5840697 Y2 JP S5840697Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
horizontal
circuit
signal
television
phase shift
Prior art date
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Expired
Application number
JP3629078U
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English (en)
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JPS54140619U (ja
Inventor
徹 熊谷
浩 佐原
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はCCIR方式(PAL方式、SECAM方式)
とNTSC方式との如く異なる方式のテレビジョン放送
共に受信することができるテレビジョン受像機に適用し
て好適な水平AFC回路に関する。
CCIR方式とNTSC方式のテレビジョン放送を共に
受信できるテレビジョン受像機に於いては、CCIR方
式とNTSC方式とで画面の水平方向の位置が僅かでは
あるがずれる。
これは小型のテレビジョン受像機ではあまり目立たない
が、例えば32型等の大型のテレビジョン受像機ではこ
れが目立ち易くなる。
以下にこの理由を第1図を参照して説明する。
第1図はテレビジョン信号の水平ブランキング期間の信
号波形を示す。
HDは水平周期信号である。
aは水平ブランキング期間の時間を示し、bは水平同期
信号HDの前縁から水平ブランキング期間の終点即ち映
像信号の始点までの時間を示し、Cは水平ブランキング
期間の始点から水平同期信号HDの前縁までの時間を示
し、dは水平同期信号HDの時間幅を示す。
そしてこれら時間a−dはNTSC方式のテレビジョン
信号とCCIR方式のテレビジョン信号とでは次のよう
に異なる。
即ち、aはNTSC方式では10.2〜11.4μS、
CCIR方式では12±0.3μsである。
bはNTSC方式では8.9〜10.3μS、CCIR
方式では10.5μsである。
CはNTSC方式では1.27〜2.54μS、CCI
R方式では1.5±0.3μsである。
dはNTSC方式では4゜19〜5.71μS、CCI
R方式では4.7±0.2μsである。
水平周期はNTSC方式では63.492μs、CCI
R方式では64μsである。
水平周波数はNTSC方式では15.734 K土、C
CIR方式では15゜625にルである。
このようにNTSC方式とCCIR方式とではテレビジ
ョン信号の水平ブランキング期間の種々の時間が異なる
が、特に水平ブランキング期間の時間aが大きく異なる
ために、例えばNTSC方式のテレビジョン放送を受信
するに適するように映像信号と水平偏向電流の位相が一
致するようにテレビジョン受像機の回路を設計したとす
ると、このテレビジョン受像機でCCIR方式のテレビ
ジョン放送を受信すると、映像信号と水平偏向電流の位
相がずれ、即ち、水平偏向電流の位相が映像信号の位相
より僅かに遅れ、このためCCIR方式のテレビジョン
放送を受信する場合にはその画像が右側に僅かずれるこ
とになる。
これは小型のテレビジ、ヨン受像機ではあまり問題ない
が、例えば32型等のテレビジョン受像機では可成り目
立つことになる。
この画面の水平方向の位置ずれを補正するための方法と
しては次のようなものが考えられる。
その一つの方法としては水平センタリング回路を調整し
て水平偏向コイルに流す直流電流を変化させることであ
る。
しかしながら、このような方法では映像信号と水平偏向
電流の位相とが一致するわけでないので、水平オーバス
キャンの量が少ないテレビジョン受像機では画面の一部
が欠ける虞がある。
又、他の方法としては水平AFC回路に供給する水平同
期信号の位相を例えば単安定マルチバイブレータを用い
て遅延させることも考えられる。
しかしながら、このような方法は回路構成が複雑となり
価格上昇につながり好ましくない。
斯る点に鑑み、本考案は回路構成簡単にして、異なる方
式のテレビジョン放線を受信するテレビジョン受像機に
於てその各方式のテレビジョン信号の水平ブランキング
期間の時間に差があっても、画面に水平方向のいずれが
生じないようにすることのできる水平AFC回路を提案
せんとするものである。
以下に図面を参照して本考案をその一実施例につき詳細
に説明する。
第2図は本考案の一実施例である。
1は入力端子5よりの水平出力パルスの供給される積分
回路である。
この積分回路1は本例ではコンデンサ11.12及び抵
抗器10から構成されており、コンテ゛ンサ11はコン
デンサ12よりも大容量のものである。
抵抗器10の抵抗値は3.3KJ7、コンデンサ11.
12の容量は夫々1μF、0゜047μFである。
入力端子5に供給される水平出力パルスとしてはフライ
バックパルスが用いられる。
この回路では負極性のフライバックパルスが入力端子5
に供給される。
この積分回路1からは鋸歯状波信号が出力される。
2はこの積分回路1よりの鋸歯状波信号及び入力端子4
よりの水平同期信号を位相比較し、その比較出力を出力
端子9から制御信号として水平発振器(図示せず)に供
給する位相比較回路である。
本例の位相比較回路はダブルパルス形位相比較回路であ
って、入力端子4よりの水平同期信号をトランジスタQ
のベースに供給し、そのコレクタ及びエミッタより互い
に逆極性の水平同期信号を得るようにしている。
そして、この水平同期信号と入力端子3からの鋸歯状波
信号とを位相比較し、出力端子9に鋸歯波信号より成る
AFC信号を得、これを水平発振器の制御信号として供
給するものである。
尚、十B1は電源である。
本考案に於いては、積分回路1の前段に所定の移相量の
移相回路6を設けると共に、この移相回路6を作動状態
及び非作動状態に切換えるスイッチング素子7を設け、
方式を異にするテレビジョン信号の水平ブランキング期
間の時間の違いに応じてスイッチング素子を切換えるよ
うにするものである。
この実施例の移相回路6は抵抗器(6,8Kg)13、
コンデンサ(680pF)14より戒る積分回路で構成
される。
又、スイッチング素子7はトランジスタ(NPN形)で
構成されるそしてトランジスタ7のコレクタがコンデン
サ14及び抵抗器(IKJ7)15の直列回路を介して
積分回路1の入力側に接続される。
又、このコレクタは抵抗器(47に、Q)17を介して
電源十B2に接続される。
トランジスタ7のベースから抵抗器16を介して入力端
子8が導出され、この入力端子8はNTSC方式及びC
CIR方式に応じた制御信号が供給される。
そしてNTSC方式のテレビジョン信号を受信するとき
はトランジスタ7がオンとなり、CCIR方式のテレビ
ジョン放送を受信するときはこのトランジスタ7がオフ
となるように成されている。
即ち、この移相回路6ではCCIR方式に比べてNTS
C方式のときに積分回路1に供給する水平パルスを所定
量その移相を遅延させるものである。
次に第3図及び第4図を参照して本考案の他の実施例を
説明する。
尚、第3図及び第4図に於いて第2図と対応する部分に
は同一符号を付して重複説明を省略する。
第3図の例では移相回路としてインダクタ(コイル)6
を設け、これを入力端子5と積分回路1の入力側との間
に直列に挿入しこのコイル6と並列にスイッチング素子
7を接続する。
そして、NTSC方式のテレビジョン信号を受信すると
きはスイッチング素子7をオフとし、CCIR方式のテ
レビジョン信号を受信するときはオンにする。
そしてNTSC方式のテレビジョン信号を受信するとき
にはCCIR方式のテレビジョン信号を受信するときに
比べて積分回路1に供給する水平出力パルスの位相を所
定量遅らせるものである。
第4図の例では移相回路6としてコンテ゛ンサを用い、
このコンテ゛ンサ6をスイッチング素子7を介して積分
回路1の抵抗器1oの両端に並列接続する。
そして、このスイッチング素子7をNTSC方式のとき
はオフに、CCIR方式のときにはオンにして、CCI
R方式のテレビジョン信号の受信時には積分回路1に供
給する水平出力パルスの位相をNTSC方式に比べて所
定量進ませるものである。
上述せる本考案によれば、異なる方式のテレビジョン信
号に於いてその水平ブランキング期間の時間に差があっ
ても、画面の水平方向のずれを除去することができる。
しがも回路構成は簡単で価格の上昇の虞はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は波形図、第2図は本考案の一実施例を示す回路
結線図、第3図及び第4図は本考案の異なる他の実施例
の一部を示す回路結線図である。 1は積分回路、2は位相比較回路、6は移相回路、7は
スイッチング素子である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平出力パルスの供給される積分回路と、水平同期信号
    と該積分回路よりの鋸歯状波信号とを位相比較し、その
    比較出力を制御信号として水平発振器に供給する位相比
    較回路とを有する水平AFC回路に於いて、上記積分回
    路の前段に所定の移相量を有する移相回路を設けると共
    に、該移相回路を作動状態及び非作動状態に切換えるス
    イッチング素子を設け、方式を異にするテレビジョン信
    号の水平ブランキング期間の時間の違いに応じて上記ス
    イッチング素子を切換えるようにして戊る水平AFC回
    路。
JP3629078U 1978-03-22 1978-03-22 水平afc回路 Expired JPS5840697Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3629078U JPS5840697Y2 (ja) 1978-03-22 1978-03-22 水平afc回路

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JP3629078U JPS5840697Y2 (ja) 1978-03-22 1978-03-22 水平afc回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54140619U JPS54140619U (ja) 1979-09-29
JPS5840697Y2 true JPS5840697Y2 (ja) 1983-09-13

Family

ID=28897169

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