JPS58400B2 - カンネツフクシヤザイリヨウノ セイゾウホウホ - Google Patents
カンネツフクシヤザイリヨウノ セイゾウホウホInfo
- Publication number
- JPS58400B2 JPS58400B2 JP50054422A JP5442275A JPS58400B2 JP S58400 B2 JPS58400 B2 JP S58400B2 JP 50054422 A JP50054422 A JP 50054422A JP 5442275 A JP5442275 A JP 5442275A JP S58400 B2 JPS58400 B2 JP S58400B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- frost
- frosted
- average roughness
- point average
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/36—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using a polymeric layer, which may be particulate and which is deformed or structurally changed with modification of its' properties, e.g. of its' optical hydrophobic-hydrophilic, solubility or permeability properties
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は感熱複写材料の製造方法に係り、更に詳しくは
、表面に特定範囲の微細な凹凸(以下単にフロストと称
する)を形成したプラスチックフィルムの該フロストを
消去して、見掛上平滑な面状態となすものであって、再
加熱によりフロストの復元性にすぐれ、高濃度の鮮明画
像を提供する感熱複写材料の製造方法に関するものであ
る。
、表面に特定範囲の微細な凹凸(以下単にフロストと称
する)を形成したプラスチックフィルムの該フロストを
消去して、見掛上平滑な面状態となすものであって、再
加熱によりフロストの復元性にすぐれ、高濃度の鮮明画
像を提供する感熱複写材料の製造方法に関するものであ
る。
本発明者らは、先にプラスチックの有する記憶現象を応
用し、一旦表面にフロスト付型したプラスチックフィル
ムの該フロスト面に鏡面体を圧接することによる見掛上
透明な感熱複写材料の製造法を発明したが、更に一層コ
ントラストのよい鮮明画像の得られるプラスチックフィ
ルムについて研究の結果、本発明に至ったものである。
用し、一旦表面にフロスト付型したプラスチックフィル
ムの該フロスト面に鏡面体を圧接することによる見掛上
透明な感熱複写材料の製造法を発明したが、更に一層コ
ントラストのよい鮮明画像の得られるプラスチックフィ
ルムについて研究の結果、本発明に至ったものである。
すなわち、本発明は表面に十点平均あらさl〜〜3μ(
JIBBO601規格にもとずく測定値)であって、突
起密度50個/1mm以上のフロストを形成したプラス
チックフィルムの該フロスト面に鏡面体を重ね合わせ、
加熱、加圧のもとて上記フロストを消去することを特徴
とする感熱複写材料の製造方法を要旨とするものである
。
JIBBO601規格にもとずく測定値)であって、突
起密度50個/1mm以上のフロストを形成したプラス
チックフィルムの該フロスト面に鏡面体を重ね合わせ、
加熱、加圧のもとて上記フロストを消去することを特徴
とする感熱複写材料の製造方法を要旨とするものである
。
本発明で用いるフロストを形成したプラスチックフィル
ム(以下、単にフロスト化フィルムと言う)は、エツチ
ング、電解腐蝕、サンドブラスト、ラップ研磨等の方法
により表面を特定の粗さにフロスト処理した金属製のも
の等表面硬度の高い材質よりなる面体をプラスチックフ
ィルムがその融点付近の温度となるように該面体を加熱
してプラスチックフィルムに密着加圧し、しかる後冷却
しプラスチックフィルムを面体より剥離することにより
面体に形成したフロストがほぼ忠実にプラスチックフィ
ルム面上に転写されて、フロスト化フィルムが作製され
るものである。
ム(以下、単にフロスト化フィルムと言う)は、エツチ
ング、電解腐蝕、サンドブラスト、ラップ研磨等の方法
により表面を特定の粗さにフロスト処理した金属製のも
の等表面硬度の高い材質よりなる面体をプラスチックフ
ィルムがその融点付近の温度となるように該面体を加熱
してプラスチックフィルムに密着加圧し、しかる後冷却
しプラスチックフィルムを面体より剥離することにより
面体に形成したフロストがほぼ忠実にプラスチックフィ
ルム面上に転写されて、フロスト化フィルムが作製され
るものである。
また、前記面体はフロスト化フィルムの表面が十点平均
あらさl〜3μであって、しかも突起密度50個/1m
m以上となるように予めフロスト処理しでおくことが肝
要である。
あらさl〜3μであって、しかも突起密度50個/1m
m以上となるように予めフロスト処理しでおくことが肝
要である。
この十点平均あらさとは基準長さQ、 8mmの範囲内
で、高い方から3番日の山頂と深い方から3番目の谷底
との差で表わしたJIS B0601規格による測定値
であり、また、突起密度とは基準長さ1.0mmの範囲
内の突起の個数を示す。
で、高い方から3番日の山頂と深い方から3番目の谷底
との差で表わしたJIS B0601規格による測定値
であり、また、突起密度とは基準長さ1.0mmの範囲
内の突起の個数を示す。
上記十点平均あらさが3μを超えて大きい場合は、フロ
スト化フィルム面上のフロストは感熱複写の際に復元性
不良となり、また1μを下廻って小さい場合は光線透過
率が増し、何れもコントラストのよい画像が得られない
。
スト化フィルム面上のフロストは感熱複写の際に復元性
不良となり、また1μを下廻って小さい場合は光線透過
率が増し、何れもコントラストのよい画像が得られない
。
さらに、上記突起密度が50個/1mmを下廻って少な
い場合は、高濃度の画像が得られない。
い場合は、高濃度の画像が得られない。
上記のようにして得られたフロスト化フィルムを次の消
去工程で該フィルムがそのガラス転移点以上で、上記フ
ロスト付型温度以下の温度となるように加熱した鏡面体
に圧接されて、上記フロストは完全に消去され、見掛上
平滑な透明フィルムとなる。
去工程で該フィルムがそのガラス転移点以上で、上記フ
ロスト付型温度以下の温度となるように加熱した鏡面体
に圧接されて、上記フロストは完全に消去され、見掛上
平滑な透明フィルムとなる。
かかるフロストが消去された透明フィルムはそのガラス
転移点以上、好ましくは上記フロスト消去温度以上に加
熱されるとプラスチックの記憶現象によりフロストが再
現(復元)し、はぼ元のフロスト化フィルムとなる。
転移点以上、好ましくは上記フロスト消去温度以上に加
熱されるとプラスチックの記憶現象によりフロストが再
現(復元)し、はぼ元のフロスト化フィルムとなる。
従って、本発明で得られるフロスト消去フィルムを印刷
用マスターに重ね合わせ、赤外線等の熱線を照射するな
どして画線相当部分を加熱することにより、画線部のみ
が十点平均あらさl〜3μ、突起密度50個/1mmn
以上のフロストを再現して、きわめて鮮明な高濃度画像
が得られるものである。
用マスターに重ね合わせ、赤外線等の熱線を照射するな
どして画線相当部分を加熱することにより、画線部のみ
が十点平均あらさl〜3μ、突起密度50個/1mmn
以上のフロストを再現して、きわめて鮮明な高濃度画像
が得られるものである。
しかして、本発明に用い得るプラスチックフィルムは、
ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニ
ル等のビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等の
オレフィン樹脂、ポリメチルアクリレート、ポリメチル
メタクリレート等のアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、
セルローズ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹
脂など、またはこれらの共重合体、混合物からなるプラ
スチックをフィルム状に成形したものであって、なかで
もポリ塩化ビニルフィルムは最も好適に使用されるもの
である。
ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニ
ル等のビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等の
オレフィン樹脂、ポリメチルアクリレート、ポリメチル
メタクリレート等のアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、
セルローズ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹
脂など、またはこれらの共重合体、混合物からなるプラ
スチックをフィルム状に成形したものであって、なかで
もポリ塩化ビニルフィルムは最も好適に使用されるもの
である。
以下、ポリ塩化ビニルフィルムに例をとり、十点平均あ
らさおよび突起密度と光線透過率との関係を第1図およ
び第2図に示す。
らさおよび突起密度と光線透過率との関係を第1図およ
び第2図に示す。
第1図に示す如く、フロスト化フィルムのフロストの十
点平均あらさが大きい程、また突起密度が多い程光線透
過率が小さくなっておりフロスト効果の大きい傾向を示
し、また、第2図に示す如く、十点平均あらさの大きい
もの程より高温で処理しないと、フロストが消去されて
透明(光線透過率80%以上)とならないこと、逆に、
十点平均あらさの小さいもの程より低温で消去できるこ
とが示されている。
点平均あらさが大きい程、また突起密度が多い程光線透
過率が小さくなっておりフロスト効果の大きい傾向を示
し、また、第2図に示す如く、十点平均あらさの大きい
もの程より高温で処理しないと、フロストが消去されて
透明(光線透過率80%以上)とならないこと、逆に、
十点平均あらさの小さいもの程より低温で消去できるこ
とが示されている。
感熱複写材料としては、フロストをより低温で容易に消
去できて、しかも一旦消去されたフロストの再加熱によ
る復元率が大きいことが望ましい。
去できて、しかも一旦消去されたフロストの再加熱によ
る復元率が大きいことが望ましい。
すなわち、表−1に示す如く、フロスト消去フィルムを
再加熱することにより、元のフロスト化フィルムの十点
平均あらさが1〜3μであって、突起密度が50個/1
mm以上の場合は、フロストの復元率が大きいことが示
されている。
再加熱することにより、元のフロスト化フィルムの十点
平均あらさが1〜3μであって、突起密度が50個/1
mm以上の場合は、フロストの復元率が大きいことが示
されている。
本発明品は以上の如く、特定範囲の表面あらさ、ならび
に突起密度を有するフロスト化フィルムを用いたことに
より、従来にないきわめて濃度の高い鮮明画像を有する
感熱複写材料が得られるものである。
に突起密度を有するフロスト化フィルムを用いたことに
より、従来にないきわめて濃度の高い鮮明画像を有する
感熱複写材料が得られるものである。
以下、実施例により説明するが本発明はこれに限定され
るものでないことはもちろんである。
るものでないことはもちろんである。
実施例1
表面に、10点平均荒さ2.5μ、突起密度55個/1
mmのフロストを形成したアルミ板の該フロスト面に可
塑剤3部添加した厚みlOOμのポリ塩化ビニルフィル
ムを重ね合わせ、温度160℃、圧力5QKg/cm2
、加圧時間5分の条件でプレスしで、10点平均荒さ2
.3μ、突起密度55個/1mm、光線透過率8%のフ
ロスト化フィルムを得た。
mmのフロストを形成したアルミ板の該フロスト面に可
塑剤3部添加した厚みlOOμのポリ塩化ビニルフィル
ムを重ね合わせ、温度160℃、圧力5QKg/cm2
、加圧時間5分の条件でプレスしで、10点平均荒さ2
.3μ、突起密度55個/1mm、光線透過率8%のフ
ロスト化フィルムを得た。
次いで、このフロスト化フィルムを温度100℃、線圧
i、8Kg/cm、ライン速度5m/分に調速度5消/
ロールに送り込んで、見掛上透明なフィルムを得た。
i、8Kg/cm、ライン速度5m/分に調速度5消/
ロールに送り込んで、見掛上透明なフィルムを得た。
得られたフィルムに印刷用マスター(原紙)を重ね合わ
せ、感熱複写装置(トラペンアップ機)により赤外線照
射(フロスト再生)を行なった結果、きわめで鮮明なコ
ントラストのよい画像が得られた。
せ、感熱複写装置(トラペンアップ機)により赤外線照
射(フロスト再生)を行なった結果、きわめで鮮明なコ
ントラストのよい画像が得られた。
なお、フロスト再生後の10点平均荒さは2.0μ、突
起密度は53個/1mm、光線透過率は10%であった
。
起密度は53個/1mm、光線透過率は10%であった
。
実施例2
表面に10点平均荒さ2.0μ、突起密度68/1mm
nのフロストを形成したアルミ板の該フロスト面に、実
施例1同様にポリ塩化ビニルフィルムを重ね、圧接して
10点平均荒さ1.8μ、突起密度65個/1mm、光
線透過率7%のフロスト化フィルムを得た。
nのフロストを形成したアルミ板の該フロスト面に、実
施例1同様にポリ塩化ビニルフィルムを重ね、圧接して
10点平均荒さ1.8μ、突起密度65個/1mm、光
線透過率7%のフロスト化フィルムを得た。
次いで、このフロスト化フィルムを温度90℃、線圧1
6Kg/cm、ライン速度5m/分に調整した消去ロー
ルに通して、見掛上透明なフィルムを得た。
6Kg/cm、ライン速度5m/分に調整した消去ロー
ルに通して、見掛上透明なフィルムを得た。
得られたフィルムを実施例1同様に感熱複写に供したと
ころ、きわめで鮮明なコントラストのよい画像が得られ
た。
ころ、きわめで鮮明なコントラストのよい画像が得られ
た。
なお、フロスト再生後の10点平均荒さは16μ、突起
密度は63個/1mm、光線透過率は9.5%であった
。
密度は63個/1mm、光線透過率は9.5%であった
。
第1図は本発明で用いるフロスト化フィルムのフロスト
の十点平均あらさと突起密度のフロスト効果を光線透過
率で示しており、第2図は上記フロスト化フィルムの十
点平均あらさくおよび突起密度)と、フロストの消去温
度と光線透過率との関係を表わしている。
の十点平均あらさと突起密度のフロスト効果を光線透過
率で示しており、第2図は上記フロスト化フィルムの十
点平均あらさくおよび突起密度)と、フロストの消去温
度と光線透過率との関係を表わしている。
Claims (1)
- 1 表面に十点平均あらさ1〜3μ、突起密度50個/
1mm以上のフロストを形成したプラスチックフィルム
の該フロスト面に鏡面体を重ね合わせ、加熱加圧下で上
記フロストを消去することを特徴とする感熱複写材料の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50054422A JPS58400B2 (ja) | 1975-05-07 | 1975-05-07 | カンネツフクシヤザイリヨウノ セイゾウホウホ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50054422A JPS58400B2 (ja) | 1975-05-07 | 1975-05-07 | カンネツフクシヤザイリヨウノ セイゾウホウホ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51130236A JPS51130236A (en) | 1976-11-12 |
JPS58400B2 true JPS58400B2 (ja) | 1983-01-06 |
Family
ID=12970262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50054422A Expired JPS58400B2 (ja) | 1975-05-07 | 1975-05-07 | カンネツフクシヤザイリヨウノ セイゾウホウホ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58400B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH066342B2 (ja) * | 1988-10-14 | 1994-01-26 | 三菱重工業株式会社 | 形状記憶性フィルム及びその使用法 |
-
1975
- 1975-05-07 JP JP50054422A patent/JPS58400B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51130236A (en) | 1976-11-12 |
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