JPS5840083Y2 - 舗装機械の走行装置 - Google Patents
舗装機械の走行装置Info
- Publication number
- JPS5840083Y2 JPS5840083Y2 JP16256179U JP16256179U JPS5840083Y2 JP S5840083 Y2 JPS5840083 Y2 JP S5840083Y2 JP 16256179 U JP16256179 U JP 16256179U JP 16256179 U JP16256179 U JP 16256179U JP S5840083 Y2 JPS5840083 Y2 JP S5840083Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- main
- traveling device
- vehicle body
- paving machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Road Paving Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は舗装機械の走行装置の改良に関するものである。
舗装機械は、ダンプトラックから舗装機械前部のホッパ
に受は入れたアスファルト合材を一時的に貯留する一方
、フィーダコンベアにより車体後部へ送り、スプレーダ
により撒布し、最後にスクリード装置により締め固する
ものであり、舗装機械の重心位置がアスファルト合材の
移動に伴って変動するが、スクリードの自重と設定した
アタックアングル(舗装仕上面とスクリード底面とのな
す角度)により生じたアスファルト合材からの揚力とが
釣り合っていれば、舗装作業中の舗装厚さが一定になる
。
に受は入れたアスファルト合材を一時的に貯留する一方
、フィーダコンベアにより車体後部へ送り、スプレーダ
により撒布し、最後にスクリード装置により締め固する
ものであり、舗装機械の重心位置がアスファルト合材の
移動に伴って変動するが、スクリードの自重と設定した
アタックアングル(舗装仕上面とスクリード底面とのな
す角度)により生じたアスファルト合材からの揚力とが
釣り合っていれば、舗装作業中の舗装厚さが一定になる
。
しかしアタックアングルはスクリード装置を車体に取付
けているサイドアームの上下の変化により変動するので
、舗装面に不陸が生じる。
けているサイドアームの上下の変化により変動するので
、舗装面に不陸が生じる。
そこで舗装前の不整地が車体に及ぼす影響を緩和、消滅
する走行装置がいままでに研究、実施されてきた。
する走行装置がいままでに研究、実施されてきた。
その一つに、大形土木機械の足廻り等に適用しているイ
コライザ式走行装置がある。
コライザ式走行装置がある。
これは、車体から突出した大径の主軸の先端にピボット
ブラケットを設け、同ピボットブラケットから突出した
ピンの先端に別のピボットブラケットを設けるという繰
返しの枝分れ構造で、ピンが片持梁であり、ピンのブラ
ケットに対する溶接部に大きな曲げモーメントがかかる
ため、大径の主軸及びピンと大形のブラケット板とを必
要として、ホッパの地上高さがダンプトラックの床台の
最低地上高さよりも高くなる惧れがあった。
ブラケットを設け、同ピボットブラケットから突出した
ピンの先端に別のピボットブラケットを設けるという繰
返しの枝分れ構造で、ピンが片持梁であり、ピンのブラ
ケットに対する溶接部に大きな曲げモーメントがかかる
ため、大径の主軸及びピンと大形のブラケット板とを必
要として、ホッパの地上高さがダンプトラックの床台の
最低地上高さよりも高くなる惧れがあった。
そこで主軸の数をふやし、転輪の数を多くして、各軸の
負担を小さくしたり、イコライザの段数を減らすことに
より、イコライザを小形化しているが、未舗装の路面は
、モータフレーダにより整地されているものの、大きな
波状の不陸をなくす程度には仕上げられていないので、
上記多軸の走行装置が通過して、谷にさしかかれば、端
の転輪だけが接地して車体中央部付近の転輪が浮くシ、
山にさしかかれば重心位置の関係から前端または後端の
転輪が浮いて、走行装置本体の機能を果さない。
負担を小さくしたり、イコライザの段数を減らすことに
より、イコライザを小形化しているが、未舗装の路面は
、モータフレーダにより整地されているものの、大きな
波状の不陸をなくす程度には仕上げられていないので、
上記多軸の走行装置が通過して、谷にさしかかれば、端
の転輪だけが接地して車体中央部付近の転輪が浮くシ、
山にさしかかれば重心位置の関係から前端または後端の
転輪が浮いて、走行装置本体の機能を果さない。
しかも後者の場合、重心の移動から接地する転輪が急に
変り、車体が大きく揺動して、アタックアングルに悪影
響を与えるという問題があった。
変り、車体が大きく揺動して、アタックアングルに悪影
響を与えるという問題があった。
本案は前記の問題点に対処するもので、サイドアームの
車体に対する取付部の前方及び後方の車体に一対の主軸
を突設するとともに同各主軸のそれぞれに主ブラケット
を揺動可能に取付け、同各主ブラケットの対向端部に転
輪を取付けるとともに反対側端部に一対の転輪を有する
副ブラケットを揺動可能に取付けたことを特徴とする舗
装機械の走行装置に係り、その目的とする処は、小形化
できる。
車体に対する取付部の前方及び後方の車体に一対の主軸
を突設するとともに同各主軸のそれぞれに主ブラケット
を揺動可能に取付け、同各主ブラケットの対向端部に転
輪を取付けるとともに反対側端部に一対の転輪を有する
副ブラケットを揺動可能に取付けたことを特徴とする舗
装機械の走行装置に係り、その目的とする処は、小形化
できる。
また舗装面の仕上り精度を向上できる改良された舗装機
械の走行装置を供する点にある。
械の走行装置を供する点にある。
本案の舗装機械の走行装置は前記のようにサイドアーム
の車体に対する取付部の前方及び後方の車体に一対の主
軸を突設するとともに同各主軸のそれぞれに主ブラケッ
トを揺動可能に取付け、同各主ブラケットの対向端部に
転輪を取付けるとともに反対側端部に一対の転輪を有す
る副ブラケットを揺動可能に取付けたので、主軸が2本
で、大径のものを必要としない。
の車体に対する取付部の前方及び後方の車体に一対の主
軸を突設するとともに同各主軸のそれぞれに主ブラケッ
トを揺動可能に取付け、同各主ブラケットの対向端部に
転輪を取付けるとともに反対側端部に一対の転輪を有す
る副ブラケットを揺動可能に取付けたので、主軸が2本
で、大径のものを必要としない。
また副ブラケットを揺動可能に支持するピンの両端部を
主ブラケットに、各転輪を回転可能に支持するピンの両
端部を主、副ブラケットに、それぞれ取付けることが可
能で、ピンに大径のものを必要としない。
主ブラケットに、各転輪を回転可能に支持するピンの両
端部を主、副ブラケットに、それぞれ取付けることが可
能で、ピンに大径のものを必要としない。
従ってブラケット板にも大形のものを必要としなくて、
主軸から多段に枝分れする構造にかかわらず、走行装置
を小形化できるものである。
主軸から多段に枝分れする構造にかかわらず、走行装置
を小形化できるものである。
また本案の走行装置は前記のように構成されており、モ
ータフレーダにより整地されているものの、大きな波状
の不陸をなくす程度に仕上げられていない未舗装の路面
を通過して、谷や山にさしかかっても、転輪が浮くこと
がなく、アタックアングルに悪影響を与えることがなく
て、舗装面の仕上り精度を向上できるものである。
ータフレーダにより整地されているものの、大きな波状
の不陸をなくす程度に仕上げられていない未舗装の路面
を通過して、谷や山にさしかかっても、転輪が浮くこと
がなく、アタックアングルに悪影響を与えることがなく
て、舗装面の仕上り精度を向上できるものである。
また本案の走行装置は前記のように構成されており、未
舗装路面の不陸による各主軸の上下方向の変位を充分に
縮小できる。
舗装路面の不陸による各主軸の上下方向の変位を充分に
縮小できる。
しかも同各主軸をサイドアームの車体に対する取付部の
前方及び後方の車体に設けたので、同各主軸の上記変位
の半分しかサイドアームに伝えない。
前方及び後方の車体に設けたので、同各主軸の上記変位
の半分しかサイドアームに伝えない。
従ってこの点からも舗装面の仕上り精度を向上できるも
のである。
のである。
次に本案の舗装機械の走行装置を第1図乃至第3図に示
す一実施例により説明すると、第1図の1が車体、2が
走行装置、3が油圧ジヤツキにより傾動可能なホッパ、
4がコンベア、5がサイドアーム、6がスクリード装置
、7がスプレーダ、8が上記サイドアーム5の上記車体
1に対する取付部である。
す一実施例により説明すると、第1図の1が車体、2が
走行装置、3が油圧ジヤツキにより傾動可能なホッパ、
4がコンベア、5がサイドアーム、6がスクリード装置
、7がスプレーダ、8が上記サイドアーム5の上記車体
1に対する取付部である。
次に前記走行装置2を第2,3図により具体的に説明す
ると、9,9が前記取付部8の前方及び後方の車体1か
ら外方に突出した一対の主軸、13.13が主ブラケツ
l−116aが同各主ブラケット13に固定したブツシ
ュで゛、同各主ブラケット13が同ブツシュ16aを介
して上記各主軸9に揺動自在に支持されている。
ると、9,9が前記取付部8の前方及び後方の車体1か
ら外方に突出した一対の主軸、13.13が主ブラケツ
l−116aが同各主ブラケット13に固定したブツシ
ュで゛、同各主ブラケット13が同ブツシュ16aを介
して上記各主軸9に揺動自在に支持されている。
また10.10が上記各主ブラケット13の反対側端部
に固定したピン、14.14が副ブラケットで、同各側
ブラケット14が主ブラケット13と同様、ブツシュ(
図示せず)を介して上記各ピン10に揺動自在に支持さ
れている。
に固定したピン、14.14が副ブラケットで、同各側
ブラケット14が主ブラケット13と同様、ブツシュ(
図示せず)を介して上記各ピン10に揺動自在に支持さ
れている。
また11が上記各主ブラケット13の対向端部と上記各
副ブラケット14の両端部とに固定した合計6個のピン
、12が同数の転輪、16bが同各転輪12に固定した
ブツシュで、同各転輪12が同ブツシュ16bを介して
上記各ピン11に回動自在に支持されている。
副ブラケット14の両端部とに固定した合計6個のピン
、12が同数の転輪、16bが同各転輪12に固定した
ブツシュで、同各転輪12が同ブツシュ16bを介して
上記各ピン11に回動自在に支持されている。
本案の走行装置は前記のように構成されており、主軸9
が2本で、大径のものを必要とない。
が2本で、大径のものを必要とない。
また副ブラケット14を揺動可能に支持するピン10の
両端部を主ブラケット13に、各転輪12を回転可能に
支持するピン11の両端部を主、副ブラケツ) 13.
14に、それぞれ取付けることが可能で、ピン10.1
1に大径のものを必要としない。
両端部を主ブラケット13に、各転輪12を回転可能に
支持するピン11の両端部を主、副ブラケツ) 13.
14に、それぞれ取付けることが可能で、ピン10.1
1に大径のものを必要としない。
従ってブラケット板13.14にも大形のものを必要と
しなくて、主軸9から多段に枝分れする構造にかかわら
ず、走行装置を小形化できるものである。
しなくて、主軸9から多段に枝分れする構造にかかわら
ず、走行装置を小形化できるものである。
また本案の走行装置は前記のように構成されており、モ
ータフレーダにより整地されているものの、大きな波状
の不陸をなくす程度に仕上げられていない未舗装の路面
を通過して、谷や山にさしかかっても、転輪12が浮く
ことがなく、アタックアングルに悪影響を与えることが
なくて、舗装面の仕上り精度を向上できるものである。
ータフレーダにより整地されているものの、大きな波状
の不陸をなくす程度に仕上げられていない未舗装の路面
を通過して、谷や山にさしかかっても、転輪12が浮く
ことがなく、アタックアングルに悪影響を与えることが
なくて、舗装面の仕上り精度を向上できるものである。
また本案の走行装置は前記のように構成されており、未
舗装路面の不陸による各主軸9の上下方向の変位を充分
に縮小できる。
舗装路面の不陸による各主軸9の上下方向の変位を充分
に縮小できる。
しかも同各主軸9をサイドアーム5の車体1に対する取
付部8の前方及び後方の車体に設けたので、同各主軸9
の上記変位の半分しかサイドアーム5に伝えない。
付部8の前方及び後方の車体に設けたので、同各主軸9
の上記変位の半分しかサイドアーム5に伝えない。
従ってこの点からも舗装面の仕上り精度を向上できるも
のである。
のである。
以上本案を実施例について説明したが、勿論本案はこの
ような実施例にだけ局限されるものではなく、本案の精
神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施しうるも
のである。
ような実施例にだけ局限されるものではなく、本案の精
神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施しうるも
のである。
例えば車体1の重心が主軸9,9間の範囲を越えて移動
する惧れのある場合には、第4図に示すように副ブラケ
ット14に当接する揺動防止用ストッパ15を車体1に
設けるようにしてもよい。
する惧れのある場合には、第4図に示すように副ブラケ
ット14に当接する揺動防止用ストッパ15を車体1に
設けるようにしてもよい。
また段数、主軸及びピンの数は前記例に限定されない。
第1図は本案に係る舗装機械の走行装置の一実施例の概
略を示す斜視図、第2図はその詳細を示す側面図、第3
図は第2図矢視III −III線に沿う縦断正面図、
第4図は他の実施例を示す側面図である。 1・・・・・・車体、5・・・・・・サイドアーム、8
・・・・・・取付部、9・・・・・・主軸、12・・・
・・・転輪、13・・・・・・主ブラケット、14・・
・・・・副ブラケット。
略を示す斜視図、第2図はその詳細を示す側面図、第3
図は第2図矢視III −III線に沿う縦断正面図、
第4図は他の実施例を示す側面図である。 1・・・・・・車体、5・・・・・・サイドアーム、8
・・・・・・取付部、9・・・・・・主軸、12・・・
・・・転輪、13・・・・・・主ブラケット、14・・
・・・・副ブラケット。
Claims (1)
- サイドアームの車体に対する取付部の前方及び後方の車
体に一対の主軸を突設するとともに同各主軸のそれぞれ
に主ブラケットを揺動可能に取付け、同各主ブラケット
の対向端部に転輪を取付けるとともに反対側端部に一対
の転輪を有する副ブラケットを揺動可能に取付けたこと
を特徴とする舗装機械の走行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16256179U JPS5840083Y2 (ja) | 1979-11-26 | 1979-11-26 | 舗装機械の走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16256179U JPS5840083Y2 (ja) | 1979-11-26 | 1979-11-26 | 舗装機械の走行装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5682011U JPS5682011U (ja) | 1981-07-02 |
JPS5840083Y2 true JPS5840083Y2 (ja) | 1983-09-09 |
Family
ID=29673553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16256179U Expired JPS5840083Y2 (ja) | 1979-11-26 | 1979-11-26 | 舗装機械の走行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840083Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2595349Y2 (ja) * | 1993-12-14 | 1999-05-31 | 新キャタピラー三菱株式会社 | アスファルト舗装車両の走行装置 |
-
1979
- 1979-11-26 JP JP16256179U patent/JPS5840083Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5682011U (ja) | 1981-07-02 |
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