JPS5840057B2 - ドウリヨクデンタツヨウヘンソクソウチ - Google Patents
ドウリヨクデンタツヨウヘンソクソウチInfo
- Publication number
- JPS5840057B2 JPS5840057B2 JP50079357A JP7935775A JPS5840057B2 JP S5840057 B2 JPS5840057 B2 JP S5840057B2 JP 50079357 A JP50079357 A JP 50079357A JP 7935775 A JP7935775 A JP 7935775A JP S5840057 B2 JPS5840057 B2 JP S5840057B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- planetary gear
- clutch
- gear
- stator
- gear train
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、流体変速機と液圧制御式トランスミッション
よりなる動力伝達用変速装置に関するものである。
よりなる動力伝達用変速装置に関するものである。
従来のこの種の動力伝達装置、例えば小型建設機械の変
速機として多用されている前進3段後進3段のものは第
1図に示すようになっていて、5列の遊星歯車列a、b
、C9d、eおよび5個のクラッチR、F + 3 r
d t 2 n d + 1 s tから構成されて
いて、速度段に応じた遊星歯車列とクラッチを要してお
り、それぞれのクラッチの組合わせにより前進3段、後
進3段とし第2図に示すような例えば前進段の1段f1
.2段f2.3段f3のけん引力を得られるようになっ
ていたが、上記したようにこの従来例にあっては、遊星
歯車列およびクラッチを速度段に応じた数からなってい
たため前進3段、後進3段程度の変速装置にあっても大
形となりかつその構成が複雑となりしたがって高価であ
ると共に、オペレータが作業条件に応じて変速操作しな
ければならず操作が面倒であるという問題があった。
速機として多用されている前進3段後進3段のものは第
1図に示すようになっていて、5列の遊星歯車列a、b
、C9d、eおよび5個のクラッチR、F + 3 r
d t 2 n d + 1 s tから構成されて
いて、速度段に応じた遊星歯車列とクラッチを要してお
り、それぞれのクラッチの組合わせにより前進3段、後
進3段とし第2図に示すような例えば前進段の1段f1
.2段f2.3段f3のけん引力を得られるようになっ
ていたが、上記したようにこの従来例にあっては、遊星
歯車列およびクラッチを速度段に応じた数からなってい
たため前進3段、後進3段程度の変速装置にあっても大
形となりかつその構成が複雑となりしたがって高価であ
ると共に、オペレータが作業条件に応じて変速操作しな
ければならず操作が面倒であるという問題があった。
本発明は上記のことにかんがみなされたもので、前後進
の切換え以外は無段変速化して変速操作を簡略化すると
共に、コンパクトで軽量なる動力伝達用変速装置を提供
しようとするものである。
の切換え以外は無段変速化して変速操作を簡略化すると
共に、コンパクトで軽量なる動力伝達用変速装置を提供
しようとするものである。
以下本発明の構成を第3図に示した実施例に基づいて説
明する。
明する。
図中1はエンジン2に連結した流体変速機、3はそのポ
ンプ、4はタービン、5は第1ステータ5aと第2ステ
ータ5bとに2分割したステータであり、ポンプ2はエ
ンジン2に連結した入力軸6に結合されており、タービ
ン4は入力軸5と同軸状の軸7に結合し、またステータ
5のうち第1ステータ5aは軸7に嵌合したスリーブ8
にフリーホイール9を介して連結してあり、第2ステー
タ5bは機枠側に固定しである。
ンプ、4はタービン、5は第1ステータ5aと第2ステ
ータ5bとに2分割したステータであり、ポンプ2はエ
ンジン2に連結した入力軸6に結合されており、タービ
ン4は入力軸5と同軸状の軸7に結合し、またステータ
5のうち第1ステータ5aは軸7に嵌合したスリーブ8
にフリーホイール9を介して連結してあり、第2ステー
タ5bは機枠側に固定しである。
一方10は液圧制御式のトランスミッションでこのトラ
ンスミッション10はダブルピニオン式の第1遊星歯車
列11とシングルピニオン式の第2遊星歯車列12とか
らなっており、第1遊星歯車列11が前進用であり第2
遊星歯車列12が後進用である。
ンスミッション10はダブルピニオン式の第1遊星歯車
列11とシングルピニオン式の第2遊星歯車列12とか
らなっており、第1遊星歯車列11が前進用であり第2
遊星歯車列12が後進用である。
そして前進用の遊星歯車列11の太陽歯車13はタービ
ン4に結合した軸7に結合され、この太陽歯車13は第
1遊星歯車14、第2遊星歯車15を介して内歯車16
に噛合し、また後進用の遊星歯車列12の太陽歯車17
はスリーブ8に結合され、この太陽歯車17は遊星歯車
19に噛合している。
ン4に結合した軸7に結合され、この太陽歯車13は第
1遊星歯車14、第2遊星歯車15を介して内歯車16
に噛合し、また後進用の遊星歯車列12の太陽歯車17
はスリーブ8に結合され、この太陽歯車17は遊星歯車
19に噛合している。
そして上記前進用の遊星歯車列11の第1遊星歯車14
と後進用の遊星歯車列12の遊星歯車19は同一歯数で
かつ一体状のロングピニオンとなっており、その軸心に
キャリヤ20が支軸として貫挿され、キャリヤ20は出
力軸22に結合されている。
と後進用の遊星歯車列12の遊星歯車19は同一歯数で
かつ一体状のロングピニオンとなっており、その軸心に
キャリヤ20が支軸として貫挿され、キャリヤ20は出
力軸22に結合されている。
スリーブ8は後進用クラッチ23を介して機枠側に連結
してあり、また前進用の遊星歯車列11の内歯車16は
後進用クラッチ24を介して機枠側に連結しである。
してあり、また前進用の遊星歯車列11の内歯車16は
後進用クラッチ24を介して機枠側に連結しである。
上記構成よりなる動力伝達装置において、まず前進の場
合は、クラッチ24を入れる。
合は、クラッチ24を入れる。
かくすると動力伝達の流れは第4図に太線で示すように
なり、キャリヤ20はロングピニオンを介して流体変速
機1のタービン4と第1ステータ5aから動力が伝達さ
れる。
なり、キャリヤ20はロングピニオンを介して流体変速
機1のタービン4と第1ステータ5aから動力が伝達さ
れる。
このときの減速比ρFはロングギヤ14.19の歯数d
0.d2が同一ならばbl −al ρF=−でその値はだいたい1.2〜 1 2.5程度が操りやすい。
0.d2が同一ならばbl −al ρF=−でその値はだいたい1.2〜 1 2.5程度が操りやすい。
なおこ\でa、は太陽歯車13の歯数、blは内歯車1
6の歯数を示す。
6の歯数を示す。
この前述の場合の第1ステータ5aの回転速度比の速さ
で逆転されてこの逆転トルクは歯車にて正転トルクに変
換され低速比の間で出力キャリヤ20に付加される。
で逆転されてこの逆転トルクは歯車にて正転トルクに変
換され低速比の間で出力キャリヤ20に付加される。
この結果低速域では約10.0程度の高トルク比が得ら
れる。
れる。
また、中高速域比になるとステータトルクは反転してフ
リーホイール9により空転する。
リーホイール9により空転する。
後進の場合はクラッチ23を入れてスリーブ8を固定す
る。
る。
かくするとその動力伝達の流れは第5図に太線で示すよ
うになり、キャリヤ20は太陽歯車13、ロングピニオ
ンの第1遊星歯車14を介して流体変速機1のタービン
4から動力が伝達される。
うになり、キャリヤ20は太陽歯車13、ロングピニオ
ンの第1遊星歯車14を介して流体変速機1のタービン
4から動力が伝達される。
このときの減速比ρRはdl−d2のa2+a1
場合にはρR−であり、この値はおN
1
よそ1.5〜2.5となる。
この場合は第1ステータ5aも固定となり通常のトルク
コンバータの性能を示す。
コンバータの性能を示す。
ただし第1ステータ5aは高速域にて空転する。
上記走行性能を図に示すと第6図のようになる。
図中f1 (rl ) p t2(r2) + f3(
r3)は従来の前後進釜3段形の各速度段の前進(およ
び後進)性能を示し、Fは本発明に係る伝達装置の前進
性能、Rは同じくその後進性能を示す。
r3)は従来の前後進釜3段形の各速度段の前進(およ
び後進)性能を示し、Fは本発明に係る伝達装置の前進
性能、Rは同じくその後進性能を示す。
この図において明らかなように前進Fは従来型の各速度
段を無段変速状にして得られる。
段を無段変速状にして得られる。
また後進Rは上記前進Fの場合に比してその性能が若干
劣るが実作業においてはほとんど影響されない。
劣るが実作業においてはほとんど影響されない。
本発明は以上の様に構成したので、前進及び後進時に広
範囲のトルクが得られ無段変速による操作性が向上され
て変速時の変速操作が簡略化される。
範囲のトルクが得られ無段変速による操作性が向上され
て変速時の変速操作が簡略化される。
また2列の遊星歯車列11.12と2個のクラッチ・バ
ック23.24だけの構成で従来の5列の遊星歯車列と
5個のクラッチからなるものと同等の性能を得ることが
できコンパクトで軽量とすることができる。
ック23.24だけの構成で従来の5列の遊星歯車列と
5個のクラッチからなるものと同等の性能を得ることが
できコンパクトで軽量とすることができる。
さらに1速度段における作動するクラッチは1つである
ためクラッチへの油圧コントロールが容易かつ確実であ
ると共に空転クラッチが1個であることによりドライブ
トルクロスがない。
ためクラッチへの油圧コントロールが容易かつ確実であ
ると共に空転クラッチが1個であることによりドライブ
トルクロスがない。
第1図は従来の変速装置の一例を示す構成説明図、第2
図はそのけん引力線図、第3図は本発明に係る変速装置
の一実施例を示す構成説明図、第4図はその前進時の動
力伝達状態図、第5図は後進時の動力伝達状態図、第6
図はけん引力線図である。 1は流体変速機、4はタービン、5はステータ、9はフ
リーホイール、11.12は第1.第2遊星歯車列、1
3.17は太陽歯車、14は第1遊星歯車、15は第2
遊星歯車、19は遊星歯車、23.24はクラッチ。
図はそのけん引力線図、第3図は本発明に係る変速装置
の一実施例を示す構成説明図、第4図はその前進時の動
力伝達状態図、第5図は後進時の動力伝達状態図、第6
図はけん引力線図である。 1は流体変速機、4はタービン、5はステータ、9はフ
リーホイール、11.12は第1.第2遊星歯車列、1
3.17は太陽歯車、14は第1遊星歯車、15は第2
遊星歯車、19は遊星歯車、23.24はクラッチ。
Claims (1)
- 1 太陽歯車13、第1遊星歯車14、第2遊星歯車1
5およびクラッチ24にて機枠側に係脱される内歯車1
6とからなる第1遊星歯車列11と、クラッチ23にて
機枠側に係脱自在とした太陽歯車17、上記第1遊星歯
車11の第2遊星歯車15と同一のキャリヤ20に支承
されかつ上記第1遊星歯車列11の第1遊星歯車14と
一体状のロングピニオンをなす遊星歯車19とからなる
第2遊星歯車列12との2列の遊星歯車列をもち、前記
第1遊星歯車列11の太陽歯車13を流体変速機1のタ
ービン4に、また第2遊星歯車列12の太陽歯車17を
フリーホイール9を介してステータ5にそれぞれ連結し
てなることを特徴とする動力伝達用変速装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50079357A JPS5840057B2 (ja) | 1975-06-27 | 1975-06-27 | ドウリヨクデンタツヨウヘンソクソウチ |
SE7606796A SE7606796L (sv) | 1975-06-27 | 1976-06-15 | Hydrodynamisk transmission med flerstegs planetvexel |
DE19762627844 DE2627844A1 (de) | 1975-06-27 | 1976-06-22 | Fluessigkeitsgetriebe mit zusammengesetztem planetengetriebe |
GB2621376A GB1551381A (en) | 1975-06-27 | 1976-06-23 | Variable ratio power transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50079357A JPS5840057B2 (ja) | 1975-06-27 | 1975-06-27 | ドウリヨクデンタツヨウヘンソクソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS523976A JPS523976A (en) | 1977-01-12 |
JPS5840057B2 true JPS5840057B2 (ja) | 1983-09-02 |
Family
ID=13687634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50079357A Expired JPS5840057B2 (ja) | 1975-06-27 | 1975-06-27 | ドウリヨクデンタツヨウヘンソクソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840057B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6336462U (ja) * | 1986-08-20 | 1988-03-09 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5424969A (en) * | 1977-07-27 | 1979-02-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Complicated molded resin article and its manufacture |
JPS5756784Y2 (ja) * | 1979-07-23 | 1982-12-06 | ||
JPS581526U (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-07 | 富士通株式会社 | 2色成形金型 |
JPH0621618B2 (ja) * | 1986-04-30 | 1994-03-23 | 株式会社大金製作所 | 自動変速機の遊星歯車列 |
JPH01283451A (ja) * | 1988-05-07 | 1989-11-15 | Daikin Mfg Co Ltd | 自動変速機の遊星歯車列 |
JP2554084Y2 (ja) * | 1991-08-14 | 1997-11-12 | 株式会社エクセディ | 多段トルクコンバータ装置 |
KR100204955B1 (ko) * | 1994-06-23 | 1999-06-15 | 정몽규 | 차량용 자동 변속기의 파워 트레인 |
JP5242514B2 (ja) * | 2009-07-10 | 2013-07-24 | 株式会社エクセディ | トルクコンバータ |
JP5167218B2 (ja) * | 2009-09-03 | 2013-03-21 | 株式会社エクセディ | トルクコンバータ |
-
1975
- 1975-06-27 JP JP50079357A patent/JPS5840057B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6336462U (ja) * | 1986-08-20 | 1988-03-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS523976A (en) | 1977-01-12 |
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