JPS583995A - カチオン電着水洗泡の除去方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カチオン電着塗装法におけるカチオン電着水
洗濯の除去方法及び装置に係り、特に簡易な構成によっ
て水洗液中に混合する水洗泡を除去して水洗タンク内の
水洗泡を大幅に減少させるようにした方法及び装置に関
する。

カチオン電着塗装法は自動車等被塗装物の下塗り塗装に
用いらｎ１被塗装物を陰電極、塗料を陽電極として塗装
する方法であり、従来のアニオン電着塗装法に比べて耐
食性、つきまわり性、等に優ｎるという利点があり、最
近多用さｎるようになったが、−刃板塗装物に電気的に
付着したもの以外の物理的に付着した系別を水洗により
除去する必要があり、この水洗液に多量の水洗濯が混入
し、その除去が困難であるという欠点があった。

水洗用の水洗液に水洗濯が多量に混合すると、水洗効果
が損わｎるばかりでなく、水洗タンクよシ該泡が溢れ出
て、公害防止の小から排水処理が困難となる欠点があっ
に０ 即ち、従来例のカチオン電着塗装法における水洗装置１
を第１図によシ説明すると、該装置は、カチオン電着塗
装さまた被塗装物２がハンガ３によ＃）懸吊さｊて搬入
さｊ、る水洗チャンバー４と、該水洗チャンバー内に配
設さｎ水洗液５が噴射さ１、るライザー６と、水洗液５
を回収貯溜する水洗タンク７と、該水洗タンク内の水洗
液をライザー６に圧送するポンプ８を備えており、水洗
チャンバー４の底部４ａは中央部で最も低くなシ、該底
部にパイプ９が連通接続さｎ１該パイプはパルプ１０を
介して水洗タンク７に直接連通接続さｎている。またポ
ンプ８け水洗タンク７の底部４ａ及びライザー６に連通
接続さｆＬだパイプ１１の途中に配設さｎている。

このような従来例においては、水洗タンク７内の水洗液
５がポンプ８によシバイブ１１の中を圧送さフ１てライ
ザー６から噴射さｎｌこの時多量の空気を巻き込むため
、水洗液５に多量の水洗濯１２が発生して混合し、水洗
チャンバー４の底部４ａからパイプ９を通ってその甘ま
水洗タンク７に戻濱扛る。このため水洗濯１２は水洗タ
ンク７の上部に溜ま９、水洗タンク７の蓋７ａから溢れ
出し、一般排水路等に塗料や溶剤が混合して排出さｎ１
公害防止上好ましくなく、捷た上記した稍々の欠点が生
じていた。

本発明は、上記１．た従来技術の欠点を除くためになさ
ｎたものであって、その目的とするところは、カチオン
電着塗装法において、水洗により生じる水洗液中の水洗
濯を水洗チャンバーから直接水洗タンクに戻すことなく
、Ｕ字管中を循環させて消滅させ、水洗液のみを水洗タ
ンクに戻すことによって、水洗タンク内の水洗濯を大幅
に減少さぜることであり、またそｎによって水洗効果の
向上を図ると共に水洗濯が一般排水路等に溢れ出るのを
防止し、公害の発生を防ぐことである。

要するに本発明方法は、カチオン電着塗装された被塗装
物を水洗チャンバー内でライザーから噴射さｎる水洗液
で洗浄し、該洗浄によシ生じた水洗濯を前記水洗液と共
に前記水洗チャンバーの底部に集め、該底部に連通接続
さｎたＵ字管に前記水洗濯と水洗液を流し、該Ｕ字管の
下部に接続さＩたパルプを介して水洗液のみを水洗タン
クに導き、水洗濯はＵ字管内を上昇させながら消滅させ
、前記水洗チャンバーの底部へ戻し、前記水洗タンクに
流入する水洗液から水洗濯を除去するようにしたことを
特徴とするものであり、また本発明装置は、カチオン電
着塗装された被塗装物が搬入さｎる水洗チャンバーと該
水洗チャンバー内に配設され水洗液が噴射さ扛るライザ
ーと、水洗液を回収貯溜する水洗タンクと、該水洗タン
ク内の水洗液を前記ライザーに圧送するポンプとを備え
たものにおいて、前記水洗チャンバーの底部に上端が開
口して連通接続さｎたＵ字管を配設し、該０字５− 管の下部に形成さｎた湾曲部の下流側をパルプを介して
前記水洗タンクに連通接続したことを特徴とするもので
ある。

以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。第２
図において、被塗装物２、ハンガ３、水洗液５、ライザ
ー６、水洗タンク７、蓋７ａ、ポンプ８、パルプ１０、
パイプ、１１及び水洗濯１２は第１図に示す従来例と同
様であるので、同一部分には同一符号を付して説明は省
略する。

本発明に係る水洗装置１３は、水洗チャンバー１４の底
部１４ａが一方向に傾斜して形成されており、その最下
部１４ｂに上端１５ａ、１５ｂが開口したＵ字管１５が
連通接続さ扛ておシ、該Ｕ字管の下部に形成さｎた湾曲
部１５Ｃの下流側１５ｄをパルプｌＯを介して水洗タン
ク７に連通接続しである。Ｕ字管１５の下流側の上端１
５ｂけ上流側の上端１５ａよシも高い位置に開口してお
シ、水洗濯１２が上昇し易く、また水洗チャンバー１４
内に出易いように構成さｎている。

本発明は、上記のように構成されておシ、以下６− その作用について説明する。カチオン電着塗装さｊ、た
被塗装物２はハンガ３によシ懸吊されて来て水洗チャン
バー１４内に搬入さｎ１該水洗チヤンバー内でライザー
６から噴射を扛る水洗液で洗浄さ１１、該洗浄により被
塗装物２に物理的に付着した塗料は水洗液５に混入して
除去さｎｌこのとき空気の巻き込みにより生ずる水洗濯
１２は水洗液５と共に水洗チャンバー１４の底部１４ａ
に集めらｎｌその最下部１．４　ｂからＵ字管１５の上
流側の上端１５ａに入って、下方に流ｎ１湾曲部１５ｃ
を通過して次第に水洗濯１２は消滅し、湾曲部１５Ｃ通
過したところで水洗液５のみがパルプ１０を通って水洗
タンク７に導かｎ１水洗泡１２は軽いのでそのま１Ｕ字
管１５の下流側を上昇し、次第に消滅しながら上端１５
ｂに至シ、こｎから水洗チャンバー１４の底部１４ａに
戻さｎ１水洗タンク７に流入する水洗液５から水洗濯１
２が除去さｎる。即ち水洗濯１２＋は、従来例と異なり
、Ｕ字管１５内を繰り返し循環するうちに時間がたつの
で水洗濯１２が消滅し易く、また水洗タンク７内にはほ
とんど入らなくなる。このため水洗タンク７にｂｖ−ｙ
ｎる水洗液５の水洗濯１２の量は従来ｆ＋１より大幅に
少なくなり、蓋７ａから水洗濯１２が溢ｒ出るというこ
とはなくなり、また水洗濯１２のない水洗液５がライザ
ー６から噴射さｎるので洗浄幼芽も良好となる。

本考案は、上記のように構成さｎＸ作用するものである
から、カチオン電着塗装法において、水洗によシ生じる
水洗液中の水洗濯を水洗チャンバーから直接水洗タンク
に戻すことなく、Ｕ字管中を循環させて悄滅はせ、水洗
液のみを水洗タンクに戻すようにしたので、水洗タンク
内の水洗濯を大幅に減少させることができる効果が得ら
れる。

またこれによって水洗効果の向上が図扛ると共に水洗濯
が一般排水路等に溢ｎ出ることはなくなるので、排水処
理が容易となｐＸまた公害防止の点でも顕著な効果が得
らｎる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例に係る水洗装置の概略縦断面図、第２図
は本発明の実施例に係る水洗装置及び水洗泡除去装置の
概略縦１つｆ面図である。 ２は被塗装物１．　５は水洗液、６はライザー、７は水
洗タンク、８Ｆｉポンプ、ｌｏはパルプ、１２は水洗濯
、１４は水洗チャンバー、１４ａは底部、１５はＵ字管
、１５ａ、］、５ｂは上端、１５ｃは湾曲部、１５ｄは
湾曲部の下流側である。 特許出願人　日野自動車工業株式会社 ９− 第１図　　　　　第χ；り１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　カチオン電着塗装さｊた被塗装物を水洗チャンバー
   内でライザーから噴射される水洗液で洗浄し、該洗浄に
   より生じた水洗泡を前記水洗液と共に前記水洗チャンバ
   ーの底部に集め、該底部に連通接続さｒ′Ｌだ０字管に
   前記水洗泡と水洗液を流し、該０字管の下部に接続さｎ
   たバルブを介して水洗液のみを水洗タンクに導き、水洗
   泡はＵ字管内を上昇させガから消滅させ、前記水洗チャ
   ンバーの底部へ戻し、前記水洗タンクに流入する水洗液
   から水洗泡を除去するようにしたことを物像とするカチ
   オン電着水洗濯の除去方法。 ２　カチオン電着塗装された被塗装物が搬入される水洗
   チャンバーと、該水洗チャンバー内に配役さｎ水洗液が
   噴射さｎるライザーと、水洗液を回収貯溜する水洗タン
   クと、該水洗タンク内の水洗液を前記ライザーに圧送す
   るポンプとを備えたものにおいて、前記水洗チャンバー
   の底部に上端が開口して連通接続さ′ｎた０字管を配設
   し、該０字管の下部に形成さｊ−だ湾曲部の下流側をバ
   ルブを介して前記水洗タンクに連通接続しまたことを特
   徴とするカチオン電着水洗濯の除去装置。