JPS5839639A - 蒸留装置からアクリル酸ポリマ−を除去する方法 - Google Patents

蒸留装置からアクリル酸ポリマ−を除去する方法

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JPS5839639A
JPS5839639A JP13867081A JP13867081A JPS5839639A JP S5839639 A JPS5839639 A JP S5839639A JP 13867081 A JP13867081 A JP 13867081A JP 13867081 A JP13867081 A JP 13867081A JP S5839639 A JPS5839639 A JP S5839639A
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JP
Japan
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polymer
ester
column
acrylic acid
phthalate
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JP13867081A
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English (en)
Inventor
エリオツト・マイケル・ハシユク
ベニ−・ジヨ−・ルイス
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Dow Chemical Co
Original Assignee
Dow Chemical Co
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 重合可能なビニルモノマーの精製にお匹て、蒸留カラム
およびそれに付属する熱交換器および配管の内部表面に
ポリマーが生成する傾向がある。
結局は、蓄積したポリマーはカラムを完全に閉塞させる
かあるいはその効率を着るしく減少させる。蒸留カラム
を洗浄するために用いられている現在の方法は充てん物
(バッキング)を除去することおよび(または)充てん
物および内壁【その場で水噴射(ハイドロプラースティ
ング)処理することt含んでいる。生産から失なわれる
時間は高価でt?)り労務費はかなりなものである。あ
る種のポリマーにとって、カラムの内面部分の完全な取
シ替えがポリマー【除く唯一の方法である。
アクリル酸の精製において、見られるポリマーの蓄積物
は特に除去が困難である。交差結合ポリマーおよびコポ
リマーは特に通常の溶媒には不溶である。アクリル酸の
ホモポリマーは種々の物理形体をもち、そのうちの着干
は高度に不溶性である。このポリマーは重合防止剤の不
存在下での縮合が起るカラムの壁のまわシに薄いフィル
ムとして生成することができ、またはそれはボブコーン
の形状および大きさの充てん物中にくまなく小さな塊9
として生成する仁とができる。このポリマーはまた透明
なゲル状の塊りまたは硬い白色不透明の塊りであ)うる
。色は一般に透F!Aまえは白色である。然しカラムの
底部付近の区域では、ポリマーは分解生成物が濃縮され
た場合褐色または黒色で65うる。
アクリル酸の低分子量ポリマーはふつう水溶性であるけ
れども、苛酷な条件下すなわち高すぎる温度および(i
たは)低量の重合防止剤のもとでは不溶性ポリマーが生
成する。通常の有機および無機の溶媒はカラム中に生成
したポリマーを溶解しな込。それ故、カラムの解体なし
に且つ装置の停止時間を最小にしてこのようなポリマー
を効果的に除去する方法全発見することは非常に望まし
いことである。
ある種のジアルキルフタレートがこれらの好ましからざ
るポリマーを溶解および(または)分解するということ
が今や発見された。
本発明はアクリル酸ポリマー全それぞれのアルキル基に
1〜4個の炭素原子をもつジアルキルフタレートエステ
ルと、感知されるはどの該エステルの分解表しに該ポリ
マーを分解または溶解する温度において、接触させるこ
とを特徴とする蒸留器からアクリル酸ポリマーを除去す
る方法である。
特に有効なのはジメチルフタレート、ジエチル7タレー
ト、およびジプチルフタレートであって、これらはポリ
マーとこれらのエステルとを大気圧におけるその還流温
度またはそれに近い温度で接触させることによって使用
される。他の有用なジアルキルフタレートはアルーdf
k基が1〜4個の炭素原子を含むものであり、またそれ
らはメチルエチルフタレート、エチルブチルフタレート
およびメチルエチルフタレートのような混合エステルを
も包含する。好ましくは、該エステルはりボイラー器に
入れて還流温度に加熱し、こパによって蒸気および液が
蒸留装置の壁土のおよび充てん物中のポリマーと接触し
これに浸透するようにする。
次のことは不溶性アクリル酸ポリマーを如何にして蒸留
力2ムまたは類似容器から除去しうるかを述べた遂次法
である。
(1)  アクリル酸またはこれと副生物との混合物は
りボイラ一部分から除き、十分量のジメチル7タレー)
1−加えてリボイラー全操作しなければなら表い。痕跡
量の七ツマ−をカラムから除く必要はない。
(2)十分な熱を系に加えてカラム全体tジアルキル7
タレートエステル蒸気でみたす。低沸点分解生成物はオ
ーバーヘッドから取多出すべきである。然し、オーバー
ヘッドから取り出すエステルの量は適正な還流制御によ
り限定すべきである。
(3)1〜5時間の還流時間が解重合にとってふつう十
分である。然しこれよシ長い時間が必要なこともある。
冷却期間およびフタレートエステルの除去の後、カラム
をスタートアップすることができ、残存するジアルキル
フタレートエステルはボトム生成物中に除かれる。
ジメチルフタレートおよびジエチルフタレートはポリマ
ーの除去に特に効果的である。ジブチルフタレートは効
果的であるけれども、それはその通常の還流温度(32
5℃、1気圧)−よフやや低い温度で使用するのが好ま
しい。従って蒸気を還流させるために減圧が必要である
。325℃における長時間の加熱後にこのエステル扛若
干の分解を示すことが見出された。
ジオクチルフタレートはポリマーの良好な溶媒であるが
、それは無水7タル酸に分解して昇華1カラAii閉塞
させる傾向が強い。
還流蒸気を使用するより本不経済である力ζカラム全体
を液体のジアルキル7タレーFでフラッディングさせて
所望のポリマー除去を達成することができる。
ジアルキルフタレートエステルとの初期の接触中に、ポ
リマーは脱水されて硬い塊りに収縮する。エステルの沸
点にまて更に加熱すると、ポリマーに膨潤しはじめて結
局は分解/溶解して、小粒子のみが残シ、これは還流液
によってカラムからフラッシュされる。
実施例 1゜ 1.5インチ(内径)X3.5フイー) (3,813
X 1.07講)のガラス製カラムにHインチ(1,4
2cs)のステンレス鋼りングを充てんし、アクリJ/
fR′tその中ではX40閤Hf圧で還流させた。カラ
真中でのポリマー形成の実際の条件全模擬するために、
少量のパラホルムアルデヒドを加えた。少量のベンゾイ
ルパーオキサイドを加えて重合速度を増大させた。8時
間の還流後に、カラム壁および充てん物は273.1i
Fのポリマーで被覆された。
50−のフラスコ全カラムの底部に取り付けて372.
2fのジメチルフタレートを充てんした。底部温度t−
285℃に調整し、ジメチル7タレート蒸気t−3,5
時間還流させた。頂部から放出させる水およびアクリル
酸七ツマ−を含む蒸気を凝縮させた。
還流期間後に、カラムから液を排出させた。カラムの最
上部5インチ(25,4m)に種々の分解段階のポリマ
ーが含まれていたことが注目された。カラムの他の部分
にはポリマー社なかった。
カラムの底部の分析結果は次のとお夕であった。
未知の低沸点生成物        0,5重量%無水
フタル酸           2.42重量%ジメチ
ル7タレー)         89.12重量優高沸
点7タル酸系ポリエステル類    残 余オーバーヘ
ッドの全生成物の組成(重量−として)Fi、下記に示
すとおりであった。
ホルムアルデヒド        0,77メタノール
           1.40メチルアクリレート0
.3 H2OT’1.4 フ−クリ4                    
      17.4酢酸      0.05 安息香酸メチル         0.04ジメテルフ
タレー)         2.78その他     
        0,2実施例 λ アクリル酸ポリマーの溶解についてのジオクチルフタレ
ートCD0P)およびジメチル7タレー)(DMP)の
相対効力を求めるために、該溶媒をそれぞれ約100f
含む25−のエルレンメイヤーフラスコを熱板上に置い
て282℃〜285℃の温度に加熱した。アクリル酸パ
イロットプラント蒸留カラムからとったポリマーの約7
ft−それぞれのフラスコに加えた。
DOPは60分の終りにポリマーの大部分全溶解したカ
ーフラスコの首部に結晶が蓄積し、溶媒が所望の温度に
達した時から8分以内にそれが観察され友。赤外スペク
トルで無水7タル酸であると同定されたこの結晶はDO
Pの分解の証拠である。
DMPf含むフラスコ中のポリマーは溶解するのに約8
0分かかったが、フラスコの首部に結晶が生成した証拠
はなかった。
実施例 3゜ この実施例はDOPの溶解力がDOP分解を避ける低温
において良好であるか否かを求めるための実験である。
DOPを47fそして実施例2に使用したのと同じアク
リル酸ポリマー2ft−含むフラスコを熱板上に置き、
温度會250±ICに保った。
1時間後に結晶がフラスコの首部に観察され、そして褐
色斑点がポリマーの表面上に現われはじめた。
2時間後に更に多くの結晶が現わわ、そして褐色外皮が
ポリマーのはソ全頂部表面にわたって生成した。
3輪時間後に、結晶は完全にフラスコの首部を覆い、そ
してDOPは明褐色に変化しはじめた。ポリマー頂部の
暗褐色外皮は更に濃くなり、そしてよ夕多くの褐色斑点
がポリマーのバルク上に現われた。
4時間後KDOPFi暗色化ムそしてポリマー上の外皮
は黒色であった。
5V4時間後に、DOPは暗赤褐色でTo9、そしてポ
リマー塊の75−は褐色外皮で覆われ、その頂部外皮は
黒色てらった。
6時間後に、DOP社は覧不透明になり、そして結晶の
重い蓄積がフラスコの首部に観察された。
7時間後に、ポリマーはなお溶解しないでDOP溶媒と
同様に黒色であった。
実施例2および3の結果は、DOP祉高温においてアク
リル酸ポリマー用の曳好な溶媒であるけれどもその無水
フタル酸への分解の友めに使用できないこと金示してい
る。無水フタル酸はこれらの温度において特徴として昇
華してカラムの上部および凝縮器中で凝縮してポリマー
除去を望むカラムを実際上閉塞させる。たとい低温を用
いたとしても、DOPd依然として分解ムそしてポリマ
ー溶解には過度の時間がかかる。
ジエチルフタレートは実施例1で行なった試験と同様の
性質を示す。よル大きなパイロットプラント装置での実
際の蒸留条件下で生成し良ポリマー鉱実験室カラ人中で
除去され充てんされる。ジメチルフタレート、ジエチル
7タレートおよびジブチルフタレートを用いる同様の処
理はこれらのポリマー類を効果的に溶解および分解させ
友。
オーバーヘッド生成物は蒸留してアクリル酸t−n収す
ることができ、ボトム生成物は蒸留して解重合に使用す
るエステルを回収することができる。
後者は本方法にリサイクルさせることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  アクリル酸ポリマーtそれぞれのアルキル基
    に1〜4個の炭素原子をもつジアルキル7タレートエス
    テルと、感知されるはどの該エステルの分解なしに該ポ
    リマーを分解また社溶解する温度において、接触させる
    ことt−特徴とする蒸留器からアクリル酸ポリマーを除
    去する方法。
  2. (2)  カラムを液体エステルでフラッディングする
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)  該エステルの蒸気をカラ人中で還流させる特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)  温度1275℃〜325℃の範囲に保つ特許
    請求の範囲第1項町載の方法。
  5. (5)  該低級ジアルキルエステルがジメチル7タレ
    ートである特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP13867081A 1981-09-04 1981-09-04 蒸留装置からアクリル酸ポリマ−を除去する方法 Pending JPS5839639A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107074990A (zh) * 2014-10-14 2017-08-18 艺康美国股份有限公司 减少丙烯酸酯/盐/甲基丙烯酸酯/盐过程中聚合物的结垢和团聚

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107074990A (zh) * 2014-10-14 2017-08-18 艺康美国股份有限公司 减少丙烯酸酯/盐/甲基丙烯酸酯/盐过程中聚合物的结垢和团聚
JP2017531005A (ja) * 2014-10-14 2017-10-19 エコラブ ユーエスエイ インク アクリレート/メタクリレートプロセスにおけるポリマーの汚損および凝集の低減

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