JPS5839478A - 活字式プリンタの印字圧制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、活字式プリンタの印字圧制御装置に関する。

活字バーや活字ベルトを用いた活字式プリンタは、ソレ
ノイド駆動される印字ハンマーで活字（バーまたはベル
ト）を打撃して活字面を記録紙に打圧して印字を行なう
。この種の活字式プリンタにお諭ては、印字品位を高め
たり活字の摩耗を軽減するために活字の大きさや画数に
よって印字ハンマーの打撃力を制御して印字面圧を一定
にする印字圧制御が行なわれるｄ従来の印字圧制御装置
としては、ソレノイドへ印字する電圧の大きさを変える
方式、電源周波数を変える方式、電源とソレノイドの間
に挿入した抵抗の値を変える方式、印加電圧の断続比（
デユティ）を変える方式鱒が提案されている。しかし句
読点のような小画数の活字の印字圧を最適状態に制御す
るのがむずかしい欠点があった。これは印字ハンマーの
静止摩擦抵抗（潤滑状態）が使用状態によって変化した
シ、ソレノイドの電気抵抗が変化したりするためである
と考えられる。また従来の各制御方式はアナログ的な切
換え回路が必要で回路が複雑化する欠点があった。

本廃明の目的は、最適な印字圧制御を実現し印字品質の
向上と活字の摩耗を軽減できる活字式プリンタの印字圧
制御装置を提供することにある。

特に印字圧を不安定にする原因は印字ハンマーの静止摩
擦抵抗が潤滑状態によって大きく変動することにある。

従って本発明は、印字ノ・７マーの移動を検出し、この
検出信号によシ印字ハンマーの移動量に応じてハンマー
駆動ンレノイドの駆動電流の通電時間幅を制御するよう
にしたことを特徴とする。

以下図面に示す実施例に基づいて説明する。

第１図は基本的な回路図、第２図はその信号波形図で、
マイクロコンピュータ１は印字すべき活字の選択指令信
号を出し所定の活字が選択されると印字指令信号をイン
ターフェース回路２に与える。インターフェース回路２
は印字指令信号に基づいて印字指令信号ａを出力してフ
リップフロップ３をセットする。マリツブフロップ３は
セットされると出力Ｑはハイレベルとなり、定電流駆動
回路４からハンマー、駆動ソレノイド５に駆動電流が供
給される。ハンマー駆動ソレノイド５には第３図に示す
ように印字ハンマー６が設けられ、と−の印字ハンマー
６は戻しばね７で矢印（ロ）方向の力が与えられている
がソレノイド５へ駆動電流通電時には矢印（イ）方向に
移動して活字を打撃する。印字ハンマー６の後端にはコ
ード板８が設けられ、コード板８を挾んで光電センサ９
が配置される。

・・ンマー駆動ソレノイド５が通電され印字ハンマー６
が矢印方向に所定量移動すると、光電センサ９は検出信
号Ｃを出力゛してフリップフロップ３をリセットする。

これによりフリップフロップ３の出力ｄは、ロウレベル
となるから定電流駆動回路４からハンマー駆動ソレノイ
ド５に供給されていた駆動電流が遮断される。従ってフ
リップフロップ３の出力Ｑの信号波形（）・ンマー駆動
ソレノイドの駆動電流通電波形）はｂのようになり、こ
のフリップ７０ツブ３と定電流駆動回路４はソレノイド
駆動パルス発生回路を構成する。

印字ハンマー６の活字面までの移動距離をｔ。

動作力をＦとすると印字圧Ｗは Ｗ＝に−Ｆ−ｔ　　　　　　（ｋ：定数）となシ、ソレ
ノイド５のインダクタンスをＬ１駆動電流を１１通電時
間をＴとすると動作力ＦはＦ＝ｑ−Ｌ・■・Ｔ　　　　
　　（ｑ：定数）となる。定数ｑには印字ハンマー６の
静止摩擦抵抗などが含まれており、この静止摩擦抵抗が
変動すると動作力Ｆが変化する。しかし本発明によれば
印字ハンマー６が所定量移動したことを検出した結果で
ソレノイド５への駆動電流の通電を遮断するので印字ハ
ンマー６の動作力Ｆの変動が小さくなる。すなわち、印
字ハンマー６の動作力Ｆに影響を与える摩擦抵抗のうち
動摩擦抵抗の変化量は少なく、静止摩擦抵抗の変化量が
大きいからこれを補正できれば実用上の問題はなくなる
。従って印字ハンマー６カ５所定量移動するまでソレノ
イド５に駆動電流を通電するようにすれば、静止摩擦抵
抗の変化で印字ハンマー６の移動の立上シが変化しても
この寒化は通電時間Ｔの変化となって現われ、結局ｑ−
’Ｔ＝（１’・Ｔ′の関係となるので、動作力Ｆは実質
的に問題となる程変化しない。

第４図は印字圧を活字の大きさや画数によって複数段階
に制御する印字圧制御回路図、第５図はその信号波形図
、第６図はコード板の斜視図を示す。この実施例は、マ
イクロコンピュータ１からインターフェース回路２にリ
セット指令信号と、印字圧指令信号と、印字指令信号が
与えられる。

第１〜第４のフリップフロップ１０〜１３は通を時間Ｔ
を段階的に変えるために用いられ、印字圧指令信号によ
るインターフェース回路２からの印字指令信号ａで何れ
かがセットされる。各フリップフロップ１０〜１３の出
力Ｑの信号すは４人力ＯＲ回路１４を介して定電流駆動
回路４を制御しハンマー駆動ソレノイド５への駆動電流
の通電時間を制御する。印字ハンマー６の後端には第６
図に示すようなスリット状のコード板８′が設けられ、
従って光電センサ９からは印字ハンマー６の移動に比例
した検出パルス信号列Ｃ′が出力される。カウンタ１５
はこの検出パルス信号Ｃ′を計数し、デコーダ１６はカ
ウンタ１５の内容をデコードして設定されたパルス数（
印字・・ンマーの移動量）毎に出力Ｑ１〜Ｑ、に通電停
止用リセット信号ｄを出力する。デコーダ１６の各出力
Ｑ１〜Ｑ４はＯＦＬ回路１７〜２０を介してフリップフ
ロップ１０〜１３の入力端子に接続される。このように
各７リツプフロツプ１０〜１−３のリセットは印字ハン
マー６の移動量によって行なわれるので、このリセット
条件を考慮し必要印字圧に対応したフリップフロップの
１つを選択してセットすれば、必要な印字圧に対応した
通電制御信号すが得られる。また、インターフェース回
路２から出力されるリセット条件ｅは制御回路を初期状
態にリセットするためにカウンタ１５のリセット端子に
入力されると共に、前記ＯＲ，回路１７〜２０を介して
フリップフロップ１０〜１３のリセット端子に入力され
る。この実施例ではソレノイド駆動パルス発生回路はフ
リップ７０ツブ１０〜１３、ＯＲ，回路１４．１７〜２
０、定電流駆動回路４、カウンタ１５、デコーダ１６で
構成される。

以上に述べたような制御回路によれば、ノ・ツマ一駆動
ソレノイドの駆動電流の通電時間幅は印字ハンマーの移
動量に応じて制御されるので、印字ハンマーの静止摩擦
抵抗の大きさが変化するとそれに応じて通電時間幅も変
化することになり、印字圧が所定値に制御される。また
そのだめの制御回路もディジタル信号処理回路で対処で
き、複数の印字圧設定に対しても簡単に対処できる。

以上のように本発明によれば、ハンマー駆動ソレノイド
の駆動電流の通電時間幅を印字ハンマーの移動量に基づ
いて制御するようにしたので印字ハンマーの静止摩擦抵
抗による印字圧の変動を防止して安定な印字圧が得られ
る効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は基本回路
図、第２図はその信号波形図、第３図は印字ハンマ一部
の斜視図、第４図は複数段階に制御する印字圧制御回路
図、第５図はその信号波形図、第６図はスリット状コー
ド板の斜視図である。 １・・・マイクロコンずユータ、２・・・インターフェ
ース回路、３・・・フリップフロップ、４・・・定電流
駆動回路、５・・・ノ・ツマー駆動ソレノイド、６・・
・印字ノ・ンマー、９・・・センサ。 Ｋ２因 。−」］−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　活字をソレノイド駆動の印字ハンマーにより打撃
   して印字するものにおいて、前記印字ハンマーの移動を
   検出するセンサーと、このセンサーの出力信号により印
   字ハンマーの移動量によって駆動電流の通電時間幅を制
   御するソレノイド駆動パルス発生回路を設けたことを特
   徴とする活字式プリンタの印字圧制御装置。 ２、特許請求の範囲第１項において、前記センサーは印
   字ハンマーの移動に比例して検出パルス信号列を発生し
   、前記ソレノイド駆動パルス発生回路は印字指令信号で
   通電信号を発生させその状態を保持する記憶手段と、前
   記検出パルス信号を計数するカウンタと、このカウンタ
   の内容により前記記憶手段の通電信号発生状態を解除す
   る回路手段を備えたことを特徴とする活字式プリンタの
   印字圧制御装置。