JPS5839392Y2 - 熱電対取付け装置 - Google Patents

熱電対取付け装置

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Publication number
JPS5839392Y2
JPS5839392Y2 JP6396578U JP6396578U JPS5839392Y2 JP S5839392 Y2 JPS5839392 Y2 JP S5839392Y2 JP 6396578 U JP6396578 U JP 6396578U JP 6396578 U JP6396578 U JP 6396578U JP S5839392 Y2 JPS5839392 Y2 JP S5839392Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermocouple
pipe
receiving groove
mounting device
outside
Prior art date
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Expired
Application number
JP6396578U
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English (en)
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JPS54166888U (ja
Inventor
隆明 篠井
Original Assignee
東芝プラント建設株式会社
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Publication date
Application filed by 東芝プラント建設株式会社 filed Critical 東芝プラント建設株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱電対取付は装置に係り、特に内部に液体金属
を通す配管の管壁の温度を検知することができる熱電対
取付は装置に関する。
一般に原子炉プラントに釦いては、原子炉容器、蒸気発
生器、熱交換器等の間に配管が施され、これら配管中を
冷却材としての液体ナトリウムが流される。
この液体ナトリウムは、その融点が98°Cであるから
、配管内のナトリウムを液体の状態に保つためには、配
管の管壁を少なくとも98℃以上に予熱および保温して
むかなければならない。
さらに、配管内を流れる冷却材の温度は、配管系統によ
って異なっているから、各系統を流れる冷却材の温度を
管理するには、冷却材の温度を外部から検知する必要が
ある。
そのために、通常熱電対の検出端を測定すべき配管の管
壁上にセットして管壁の温度を検出することが行われて
いる。
この場合、熱電対の検出棒は、配管の管壁の熱膨張によ
る影響を受けるから、それによる変位を吸収できるよう
に取付けられなければならない。
そこで、本考案の目的は、取付は取外しが容易であって
、管壁の熱膨張による変位を吸収できると共に検出棒の
先端を管壁に密着できるようにした熱電対取付は装置を
提供することにある。
以下本考案による熱電対取付は装置の一実施例を図を参
照して説明する。
第1図に耘いて、符号1は配管の一部の横断面を示し、
この配管1の内部を冷却材としての液体ナトリウムが流
れる。
上記配管1の外側には、環状空間2をおいて保温筒3が
配管1と同心的に配置されている。
上記環状空間2は、スペーサ4゜4、・・・、4によつ
で確保されている。
また、上記保温筒3は、持ち運び易すくするために半径
面内で分割可能に構成するのが好ましく、例えばセラミ
ックスファイバー等の断熱材で構成される。
さらに、上記保温筒3の外側にはステンレス製の外装板
5が貼設され、内側には内装板6が貼設されている。
しかして、上記配管1と内装板6との間の環状空間2内
には、外部より熱電対7の検出棒8の先端部が差し込ま
れ、検出棒8の検出端8aが配管1の表面に接して配置
される。
上記熱電対7は、全体を符号10で示した取付は装置を
介して外装板5に対して保持されている。
この取付は装置10は、上記外装板5の上に固定された
基板11を有し、この基板11の上面にはコの字形の支
持金具12の脚部12aがビスによって取付けられてい
る。
この支持金具12の一側は受溝13によって切欠れ、こ
の受溝13は、支持金具12の天板12bの中央で終端
している。
上記熱電対7の検出棒8は、上記受溝13を通して配管
1に向って差し込まれ、この検出棒8の軸上にはフラン
ジ14が固定され、このフランジ14と上記支持金具1
2の天板部12bとの間には、スプリング15が組込ま
れている。
このスプリング15は、検出棒8に遊嵌されたコイルス
プリングであって、このスプリング15の上端と支持金
具12の天板部12bとの間にはワッシャ16が挿入さ
れている。
このように構成された熱電対7の取付装置10によれば
、スプリング15のばね力は、フランジ14を介して熱
電対7の検出棒8を常時下方へ押し下げるように作用し
、検出棒8の検出端8aは、配管1の管壁に押し付けら
れている。
したがって、配管1が、その内部を流れる冷却材の温度
によって膨張変形したときであっても、スプリング15
がその熱膨張による変位を吸収して接触圧を維持するこ
とになる。
なお、熱電対7の取付は取外しに際しては、支持金具1
2の脚部12aのビスを弛めて取り外せば良い。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、コの
字状の支持金具の天板に形成され、一側に開口し、かつ
中央部で終端する受溝内に熱電対の検出棒を側方から収
容できるようにしたので、熱電対を分解することなく保
温筒の外側より熱電対の検出棒を環状空間内に差し込む
ことができる。
また、固定された支持金具と検出棒との間にスプリング
を組込んだから、スプリングのばね力を利用して検出棒
の検出端を常時配管の表面に押圧することができ、この
スプリングによって配管の熱膨張による検出棒の変位を
容易に吸収することができる。
さらに、スプリングのばね力を適当に調整することによ
り、熱電対の検出棒の検出端を配管の周面に適当な接触
圧をもって密着させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による熱電対取付装置を使用した状態を
示す正面図、第2図は取付装置の要部を示す斜視図であ
る。 1・・・・・・配管、2・・・・・・環状空間、3・・
・・・・保温筒、T・・・・・・熱電対、8・・・・・
・検出棒、10・・・・・・取付は装置、12・・・・
・・支持金具、12a・・・・・・脚部、12b・・・
・・・天板、13・・・・・・受溝、14・・・・・・
フランジ、15・・・・・・スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に液体金属を通す配管の外側に環状空間を残して保
    温筒を同心的に配置し、この保温筒の外側より熱電対の
    検出棒を上記環状空間内に差し込み、その検出端で配管
    の管壁の温度を検知するようにしたものにむいて、コの
    字形の支持金具の胸部を上記保温筒の外側に固着し、こ
    の支持金具の天板には一側に開口し、かつはビ中央部で
    終端する長手方向の受溝を形成しておき、この受溝内に
    熱電対の検出棒を収容し、上記検出棒の軸上にフランジ
    を固着し、この検出棒のフランジと支持金具の天板との
    間にスプリングを組込んだことを特徴とする熱電対取付
    装置。
JP6396578U 1978-05-15 1978-05-15 熱電対取付け装置 Expired JPS5839392Y2 (ja)

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JP6396578U JPS5839392Y2 (ja) 1978-05-15 1978-05-15 熱電対取付け装置

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JP6396578U JPS5839392Y2 (ja) 1978-05-15 1978-05-15 熱電対取付け装置

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Publication Number Publication Date
JPS54166888U JPS54166888U (ja) 1979-11-24
JPS5839392Y2 true JPS5839392Y2 (ja) 1983-09-05

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ID=28967640

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