JPS5839288B2 - 超音波式厚み計 - Google Patents

超音波式厚み計

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JPS5839288B2
JPS5839288B2 JP8112878A JP8112878A JPS5839288B2 JP S5839288 B2 JPS5839288 B2 JP S5839288B2 JP 8112878 A JP8112878 A JP 8112878A JP 8112878 A JP8112878 A JP 8112878A JP S5839288 B2 JPS5839288 B2 JP S5839288B2
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JP
Japan
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output
circuit
signal
average value
counter
Prior art date
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Expired
Application number
JP8112878A
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English (en)
Other versions
JPS557665A (en
Inventor
和之 伊藤
嘉孝 吉山
幸男 吉田
哲男 中野
勝彦 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
Tokyo Keiki Co Ltd
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Publication of JPS557665A publication Critical patent/JPS557665A/ja
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  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は超音波式厚み計の改良に関する。
物体の厚みを測定する装置として、従来、超音波式厚み
計が広く使われている。
この超音波式厚み計は、一般に、被測定物に超音波パル
スを入射させ、上記被測定物の表面および裏面からの反
射波間の時間差を測定することによって上記被測定物の
厚みを測定するようにしている。
そして、実際に時間差を測定するに当っては、通常、被
測定物の表面からの反射波信号が所定レベルまで立上っ
た時点で、たとえばフリップフロップ回路をセット状態
にし、また裏面からの反射波信号が所定レベルまで立上
った時点で上記フリップフロップ回路をリセット状態に
し、セット状態になっている期間だけクロックパルスを
計数することにより、時間差、つまり厚みに対応した信
号を得るようにしている。
しかしながら、上記のように構成された従来の厚み計に
あっては、次のような問題があった。
すなわち、この厚み計は、入射したキャリアパルスが反
射されて必ず戻ってくると云うことを前提にして構成さ
れている。
しかし、実際には、被測定物の表裏面に必ず凹凸がある
ので、この凹凸の存在によって反射パルスが散乱および
干渉を起こし、その結果、たとえば前述したフリップフ
ロップ回路を反転させるのに十分なレベルの反射波信号
が帰ってこないことも起こり得る。
すなわち、従来の厚み計では第3図aに示すように得ら
れる指示値がキャリアパルスのほぼ一周期に相当する分
だけ変動することを免れ得ない欠点があり、測定器とし
て好ましいものではなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、被測定物の表裏面に細かい凹凸
が存在していても、これらの影響を受けることなく厚み
を測定でき、しかも内部欠陥も測定し得る超音波式厚み
計を提供することにある。
以下本発明の詳細を図示の実施例によって説明する。
第1図において、図中1はタイミング回路であり、この
タイミング回路1は、たとえは第2図に示すように所定
時間差の信号C,、C2を周期的に送出するように構成
されている。
そして、上記信号C1は、送出回路2に導入される。
この送出回路2は、信号C1が導入されると、これに同
期した高電圧パルスTを送出し、このパルスTは超音波
トランデューサ3と増幅器4とに導入される。
超音波トランデューサ3は、パルスTが与えられると超
音波パルスPを送出し、この超音波パルスPは、たとえ
ば液体媒質5を介して被測定物6に向けて進行する。
しかして、前記増幅器4の出力は、ゲート回路7に導入
される。
このゲート回路7は、前記信号C1によって駆動される
単安定マルチバイブレーク8によって所定期間、つまり
第2図に示すように高電圧パルスTが送出される直前か
ら被測定物6の表面における反射信号S1が到来する直
前までの期間”閉″状態に制御される。
したがって、ゲート回路7は、表面からの反射信号S1
および裏面からの反射信号B1だけを通過させる。
そして上記ゲート回路7を通過した反射信号S1はフリ
ップフロップ回路9のセット信号に供され、また反射信
号B0はリセット信号に供される。
上記フリップフロップ回路9のセット信号はゲート回路
10の開制御信号として与えられる。
これによってゲ′−ト回路10はオシレータ11の出力
パルスを通過させ、この通過パルスはラッチ機能をもっ
たカウンタ12で計数される。
ゲート回路10が開いている期間は反射信号51jB1
の時間差と等しいので、カウンタ12の計数値は上記時
間差に対応したものとなる。
なお、この時間差は、前述した説明から明らかなように
被測定物6の厚みに正確に対応しているとは限らず、誤
差分を含んでいる可能性が多分にある。
しかして上記カウンタ12の内容は表示器13に与えら
れるとともに次に述べる信号処理回路14に与えられる
信号処理回路14は、平均値算出回路15、ゲート回路
16、デジタルアナログ変換器17、ゲート回路18、
上下限判定回路19、平均量数計20およびフリップフ
ロップ回路21からなり、次のような構成および作用を
なす。
すなわち、フリップフロップ回路21がセット状態にあ
るものとすると、この回路21のセット出力を受けてゲ
ート回路18が′°開′”に、また上記回路21のリセ
ット出力を受けてゲート回路16が”閉″となっている
カウンタ12の内容は、上記ゲート回路18を通って、
まず上下限判定回路19に与えられる。
この上下限判定回路19は前記信号C2が与えられる毎
に動作しゲート回路18を介して与えられたカウンタ1
2の内容が予め定められた上下限範囲(これは被測定物
のおSよその厚みによって決定される)の±Lの範囲に
入るか否かを判別する。
そして、上記範囲内に入ると判定したときにはパルス出
力を平均量数計20に与える。
平均量数計20は、上記パルスが与えられる毎にこのパ
ルスを計数するとともに平均値算出回路15に書き込み
パルスX1を与える。
平均値算出回路15は書き込みパルスX1が与えられる
と、カウンタ12の内容を読み増り、積算する。
そして、平均量数計20が予められた数mまでカウント
すると、この平均量数計20は演算指令X2を平均値算
出回路15に与える。
平均値算出回路15は指令X2が与えられると、積算値
mで除し、平均値を算出する。
一方、平均量数計20は、演算指令X2と同時に出力X
4を送出し、この出力X4はフリップフロップ回路21
のリセット信号として与えられ、この時点で第2図に示
すようにフリップフロップ回路21が反転作動する。
この結果、ゲート回路18が゛閉″に、ゲート回路16
が°゛開″切換わる。
そして、出力X4の送出に引続いて平均量数計20は、
出力X3を送出し、この出力X3は、デジタルアナログ
変換器17の動作信号として与えられる。
また、平均値算出回路15は、出力X3に同期させて出
力ゲ゛−トを開にする。
したがって平均値算出回路15で算出された平均値出力
は、ゲート回路16を介してデジタルアナログ変換器1
7に導入され、ここでアナログ値に変換されて出力端子
Zから出力される。
なお、平均値算出回路15は、第1回目の出力を送出し
た後は、前回の平均値の±Lの範囲内にあるデータだけ
m個積算し、m個積算した時点で自動的に平均値算出演
算を行なって平均値出力を変更し、その後、自身の出力
ゲートを°゛開”にするとともにデジタルアナログ変換
器17に動作信号を与えるように切換わる。
したがって、以後は、前回の平均値に対して±Lの範囲
にあるデータのm個毎の平均値出力が出力端子Zから出
力される。
また、平均値算出回路15および平均型数計20は、次
のような機能も備えた構成となっている。
すなわち、平均値算出回路15は、第1回目の出力送出
後は、前回の平均値より+L以上のデータは全てカット
し平均値算出に組入れず、また前回の平均値より−L以
下のデータが導入されると、出力Y1を送出する。
この出力¥1は平均型数計20にダウン信号として与え
られる。
平均型数計20は、この信号Y1が与えられると、予め
設定された値kを減算する。
この場合、連続的に¥1が与えられない限り減算動作は
行なわれない。
今、仮りに信号Y、かに個与えられると、この平均型数
計20は出力X6.HlおよびX3を出力する。
上記出力X、はフリップフロップ回路21のセット信号
として与えられ、出力H1は平均値算出回路15のリセ
ット信号として与えられ、また出力X3は前述の如くデ
ジタルアナログ変換器17の動作信号として与えられる
したがって、こうなると、こんどはカウンタ12のデー
タがゲート回路18を介して直接デジタルアナログ変換
器17に導入され、この変換器17でアナログ信号に変
換されて出力される。
なお、このように切換わった後は、再び上下限判定回路
19および平均型数計20の系統によって第1回目の動
作と同様な動作を再開する。
このように、カウンタ12で得られたデータのうち定め
られた範囲にあるものの平均値を算出して出力するよう
にしている。
したがって、被測定物6の表裏面に存在する凹凸の影響
によって極端におかしなデータが検出されても、これら
はカットされる形になるので、より実際値に近い値が得
られることになる。
また、悪影響を与えないデータはそのま5出力させるよ
うにしているので、被測定物6中の欠陥検出も同時に行
なうことができる。
なお、第3図aは、カウンタ12の出力を直接D/A変
換するようにした従来の厚み計の出力波形のオシログラ
ムを示し、また第3図す、c、dは本発明に係る厚み計
の出力波形のオシログラムを示すものである。
bはL−±0.3mm、 m=4、k二1に設定した場
合を示し、CはL−±0.3 mm。
m == 4 、k == 3に設定した場合を示し、
dはL二±0.3π4m二4、kニアに設定した場合を
示している。
dに示すようにkの設定値によって欠陥部が検出されな
いこともあるので、このことを考慮に入れてkの値を設
定すればよい。
倒れにしても、これらの図から判るように本発明を適用
すれば大幅なばらつきのない、扱い易い出力が得られる
なお、超音波トランデューサの設置の仕方は図示の方式
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成説明図、第2図は同実
施例の動作の一部を説明するための図、第3図a、b、
c、dは従来のものと本発明のものとの出力波形を比較
して示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被測定物に超音波パルスを間欠的に入射させ上記被
    測定物の表面および裏面からの反射波間の時間差に対応
    した出力を送出する第1の手段と、この第1の手段によ
    って得られた出力が予め定められた上下限範囲に入って
    いるかどうか判別し上記範囲に入っているものでかつ定
    められた変動範囲に入っているものだけをm個積算し、
    m個積算する毎にその平均値を出力する第2の手段と、
    前記第1の手段で得られた出力値が上記変動範囲よリプ
    ラス側のときこれを常にカットし、またマイナス側の場
    合、マイナス値かに個連続したとき平均化せずに出力す
    る第3の手段とを具備したことを特徴とする超音波式厚
    み計。
JP8112878A 1978-07-04 1978-07-04 超音波式厚み計 Expired JPS5839288B2 (ja)

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JP8112878A JPS5839288B2 (ja) 1978-07-04 1978-07-04 超音波式厚み計

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JPS557665A JPS557665A (en) 1980-01-19
JPS5839288B2 true JPS5839288B2 (ja) 1983-08-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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NL8002888A (nl) * 1980-05-19 1981-12-16 Neratoom Stelsel voor het meten van de wanddikte van een meetobject.
JPS609562A (ja) * 1983-06-28 1985-01-18 Mitsubishi Electric Corp 鋳片凝固厚み測定装置
JPS6031010A (ja) * 1983-07-29 1985-02-16 Nippon Steel Corp 鋳片凝固厚み測定装置
JPS60191380A (ja) * 1985-02-15 1985-09-28 株式会社日立製作所 紙幣の表裏判別装置

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