JPS5839201Y2 - 自転車用スポ−ク - Google Patents

自転車用スポ−ク

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Publication number
JPS5839201Y2
JPS5839201Y2 JP10673978U JP10673978U JPS5839201Y2 JP S5839201 Y2 JPS5839201 Y2 JP S5839201Y2 JP 10673978 U JP10673978 U JP 10673978U JP 10673978 U JP10673978 U JP 10673978U JP S5839201 Y2 JPS5839201 Y2 JP S5839201Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
spoke
diameter
hole
larger
Prior art date
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Expired
Application number
JP10673978U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5523915U (ja
Inventor
周三 松本
Original Assignee
株式会社シマノ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社シマノ filed Critical 株式会社シマノ
Priority to JP10673978U priority Critical patent/JPS5839201Y2/ja
Publication of JPS5523915U publication Critical patent/JPS5523915U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5839201Y2 publication Critical patent/JPS5839201Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自転車スポーク、詳しくはハブ鍔におけるスポ
ーク孔に膨大部をもつ屈曲した頭部を係合し、先端に二
ソプルを螺合して車輪リムに結合するごとく自転車用ス
ポークに関する。
一般にこの種スポークの頭部には、該頭部の係合部をハ
ブ鍔のスポーク孔に係合して支持するための屈曲部があ
るため、この頭部の直径は、ハブ鍔のスポーク孔径より
相当小径として、前記屈曲部をスポーク孔に容易に挿通
させ得るようにする必要があった。
即ちスポーク組みを行なうとき、第7図の如くハブ鍔2
aのスポーク孔3aにスポーク頭部4aの屈曲部42a
を挿通して、該屈曲部42aと膨大部41aとの間の係
合部43aをスポーク孔3aに係合させねばならないの
であるが、前記屈曲部42aをスポーク孔3aに挿通す
るとき、該屈曲部42aが、スポーク孔3a内面のa、
b 、c3地点と接当するため、スポーク孔3aの直径
りに対する頭部4aの直径D2が制限され、この頭部4
aを、スポーク孔3aに対し一定値以上に大きくするこ
とができなかったのである。
従ってスポークのうちで一番荷重の加わる頭部に充分な
強度を与えることができず、そのためこの頭部に作用す
る集中荷重により、該頭部が変形したり、亀裂が生じて
短期間で使用不能になることがあった。
所で前記スポーク頭部の直径を、充分な強度が得られる
程度に大きくして、その増大分だけ前記スポーク孔の直
径を大きくすれば前記した問題は解消できるけれども、
この場合には、既製のハブを使用することができないば
かりか、ハブ鍔のスポーク孔間隔が短かくなって、ハブ
鍔の強度が低下する等の問題があった。
本考案は以上の点に鑑みて考案したもので、目的とする
処は、ハブ鍔のスポーク孔径を変えることなく、スポー
ク頭部の直径を大きくすることができて充分の強度を得
ることができ、しかも既製のハブを使用することのでき
る自転車用スポークを提供する点にある。
しかして本考案は頭部の直径りをスポーク本体の直径d
より大径とすると共に前記頭部における屈曲部を、屈曲
側に短軸をもつ楕円形とし、長軸の長さDlを、前記頭
部における直径りより大きく前記スポーク孔の直径D2
とほぼ同じ長さとし、短軸の長さD3を前記頭部におけ
る直径りより小さくし、前記屈曲部にむける断面積を前
記頭部における断面積とほぼ同じ断面積としたことを特
徴とするものである。
以下本考案スポークの実施例を図面に基づいて説明する
1は細いステンレス線などの硬鋼線材を用いて形成する
スポーク本体で、このスポーク本体1の一端には、バブ
鍔2のスポーク孔3より大径な膨大部41をもつ屈曲し
た頭部4が設けられてむり、又他端にはニップル5の螺
合部6が設けられている。
しかして前記頭部4は、スポーク本体1の直径dより大
径になっていて、スポーク本体1側端部と膨大部41側
端部とかが断面円形で、中間の屈曲部42が断面楕円形
になって訃り、前記円形部分における直径りを、第4図
の如く既存のスポーク頭部における直径D4より所定長
さ大径にして前記スポーク孔3の直径D2に対し一定値
以上に大径とし、更に前記屈曲部42における長軸の長
さD を、第5図の如く頭部4の直径りより大きく、か
つスポーク孔3の直径D2とほぼ同じ長さとし、短軸の
長さD2を頭部4の直径りより小さくして既存のスポー
ク頭部における直径D4と同じか又は梢々小さくし、屈
曲部42を前記スポク孔3に挿通させるとき、該屈曲部
42がスポーク孔3のa、b、c3地点と接当しないよ
うにすると共に、屈曲部42における断面積(−π・D
・1 D)を頭部40円形部分における断面積(−π・IIy
lり4 とほぼ同じ断面積にするのである。
本考案スポークは以上の如く構成するもので、スポーク
組みを行なう場合には、前記スポーク本体1を、螺合部
6側から・・ブ鍔2のスポーク孔3に挿通し、このスポ
ーク孔3に前記頭部4を係合させて膨大部41により抜
止めを行なうと共に、車輪リム7のスポーク孔8に前記
ニップル5を前記スポーク本体1の螺合部6に螺合し、
このニップル5の締付けにより、スポークに張力を与え
るるのである。
このとき、スポークのうちで一番荷重の加わる頭部4は
、その直径りを、既存のスポーク頭部より大径で、かつ
バブ鍔2のスポーク孔径に対し一定値以上に大径となっ
ているため、この頭部4に集中荷重が作用しても、該頭
部に変形とか、亀裂が生じるのをなくし得るのである。
またスポーク組みを行なうとき、第2図の如く頭部4に
むける屈曲部42が)・ブ鍔2のスポーク孔3を通過し
て、該屈曲部42と膨大部41との間にある係合部43
が第3図の如く前記スポーク孔3に係合するのであるが
、前記屈曲部42は、屈曲側に短軸をもつ楕円形になっ
ていて、短軸の長さD が頭部4の円形部分に訟ける直
径りより小さくなっているため、前記スポーク孔3の直
径D2を大きくしなくとも、前記屈曲部42を、スポー
ク孔3の内面a、b、C3地点に接当させることなく容
易に挿通させることができるのである。
以上の如く本考案によれば、ノ・フ゛鍔のスポーク孔径
を変えることなくスポーク頭部の屈曲部を、屈曲側に短
軸をもつ楕円形にするだけで、前記頭部の直径を、既存
のスポーク頭部の直径より所定長さ大キク、しかもバブ
鍔のスポーク孔径に対し一定値以上に大径にできるから
、スポークとして一番荷重の加わる頭部に充分の強度を
与えることができるのである。
従って頭部に集中荷重が作用しても、この頭部に変形と
か亀裂が生じるのをなくし得るのである。
その上前記頭部の直径を大きくしたに拘わらず、バブ鍔
のスポーク孔径を変えなくとも、このスポーク孔に対し
頭部の屈曲部を容易に挿通させ得るので、既製のバブを
使用することができて極めて実用的であり、tfcノ・
ブ鍔のスポーク孔間隔も充分にとれるので、ノ・ブ鍔の
強度低下をなくし得るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案スポークの一部省略正面図、第2図及び
第3図はスポーク組み時の拡大図、第4図は第3図TV
−TV線断面図、第5図は第2図V−V線断面図、第6
図は使用状態を示す概略図、第7図は従来例の説明図で
ある。 1・・・・・・スポーク本体、2・・・・・・バブ鍔、
3・・・・・・スポーク孔、4・・・・・・頭部、41
・・・・・・膨大部、42・・・・・・屈曲部、5・・
・・・・ニップル、7・・・・・・車輪リム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハブ鍔にトけるスポーク孔に膨大部をもつ屈曲した頭部
    を係合し、先端に二ソプルを螺合して車輪リムに結合す
    るごとくした自転車用スポークであって、前記頭部の直
    径りをスポーク本体の直径dより大径とすると共に前記
    頭部における屈曲部を、屈曲側に短軸をもつ楕円形とし
    、長軸の長さり、を、前記頭部における直径りより大き
    く前記スポーク孔の直径D2とほぼ同じ長さとし、短軸
    の長さD3を前記頭部にむける直径りより小さくし、前
    記屈曲部における断面積を前記頭部における断面積とほ
    ぼ同じ断面積としたことを特徴とする自転車用スポーク
JP10673978U 1978-08-02 1978-08-02 自転車用スポ−ク Expired JPS5839201Y2 (ja)

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JP10673978U JPS5839201Y2 (ja) 1978-08-02 1978-08-02 自転車用スポ−ク

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JP10673978U JPS5839201Y2 (ja) 1978-08-02 1978-08-02 自転車用スポ−ク

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Publication Number Publication Date
JPS5523915U JPS5523915U (ja) 1980-02-15
JPS5839201Y2 true JPS5839201Y2 (ja) 1983-09-05

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ID=29050188

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JP10673978U Expired JPS5839201Y2 (ja) 1978-08-02 1978-08-02 自転車用スポ−ク

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JPS5523915U (ja) 1980-02-15

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