JPS5839017B2 - 鋳造用砂型の製作方法 - Google Patents
鋳造用砂型の製作方法Info
- Publication number
- JPS5839017B2 JPS5839017B2 JP55052390A JP5239080A JPS5839017B2 JP S5839017 B2 JPS5839017 B2 JP S5839017B2 JP 55052390 A JP55052390 A JP 55052390A JP 5239080 A JP5239080 A JP 5239080A JP S5839017 B2 JPS5839017 B2 JP S5839017B2
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- JP
- Japan
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- sand mold
- sand
- fire
- paint
- water
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
- B22C9/12—Treating moulds or cores, e.g. drying, hardening
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mold Materials And Core Materials (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は鋳造用砂型の製作方法の改良に関するもので
ある。
ある。
本出願人は、さきに砂型の塗装法として耐熱塗料を内布
及び外布でサンドウィッチ状に構成した塗料層で被覆し
て鋳物砂を充てんし、これに通電加熱する思想を提案(
特開昭53−76923号公報)したが、この発明は前
記発明を更に改良するものである。
及び外布でサンドウィッチ状に構成した塗料層で被覆し
て鋳物砂を充てんし、これに通電加熱する思想を提案(
特開昭53−76923号公報)したが、この発明は前
記発明を更に改良するものである。
この発明の技術思想は砂型上に電導性の耐火塗料を0.
1〜2.0闘塗布し、金属枠と前記塗料に通電するもの
で、鋳造金属と砂型の焼結を防止する耐火塗料と、砂型
のジュール熱によって塗料と砂型を一体に乾燥固着する
ものである。
1〜2.0闘塗布し、金属枠と前記塗料に通電するもの
で、鋳造金属と砂型の焼結を防止する耐火塗料と、砂型
のジュール熱によって塗料と砂型を一体に乾燥固着する
ものである。
通電手段は特に限定しないが、この発明によれば電圧を
制御することによって、10分〜90分で所期の強固な
砂型をうろことができる。
制御することによって、10分〜90分で所期の強固な
砂型をうろことができる。
又ジュール熱を利用するので輻射、対流放熱が無視でき
るので熱損失が少なく、赤外線や高温ガス乾燥法に比し
て、短時間に塗料固着が完了し、熱効率も高い。
るので熱損失が少なく、赤外線や高温ガス乾燥法に比し
て、短時間に塗料固着が完了し、熱効率も高い。
この発明の他の特徴は、電導性の耐火塗料を用いた点に
あって、電導物質として黒鉛、木炭、コークス、カーバ
イト粉末、弱酸、弱アルカリ、中性水溶液のイオン性物
質をあげることができる。
あって、電導物質として黒鉛、木炭、コークス、カーバ
イト粉末、弱酸、弱アルカリ、中性水溶液のイオン性物
質をあげることができる。
カーバイトとは例えばSiCであり、イオン性物質とし
ては次のものが例示される。
ては次のものが例示される。
塩化物: FeC4、NaC1,、KCt硫酸塩”、
Na2 so4. FeSO4,CaSO4水酸化物:
Ca(OH)2.NaOH,KOH弱 酸: H3P0
. y HCtt H2804等更に実験によると、C
r 203 s M g Ot S i02 tZrO
2,At203等を含む耐火塗料を改質して、電導性を
付与したものも本発明の目的を達成しうるものである。
Na2 so4. FeSO4,CaSO4水酸化物:
Ca(OH)2.NaOH,KOH弱 酸: H3P0
. y HCtt H2804等更に実験によると、C
r 203 s M g Ot S i02 tZrO
2,At203等を含む耐火塗料を改質して、電導性を
付与したものも本発明の目的を達成しうるものである。
溶剤としては水、アルコール等の通常のものでよい。
一般にダイカル、フラン、フェノール樹脂ラバインダー
とする自硬性砂は1時間以内に硬化するのに反して、セ
メント水又は粘土水を含み、約8嶺水分の砂型は10時
間以内では殆んど硬化しない。
とする自硬性砂は1時間以内に硬化するのに反して、セ
メント水又は粘土水を含み、約8嶺水分の砂型は10時
間以内では殆んど硬化しない。
これは非自硬性砂として知られている。本発明の砂型は
、約8俤の粘土水又はセメント水を含み、硬化剤省略型
の非自硬性砂を用いる。
、約8俤の粘土水又はセメント水を含み、硬化剤省略型
の非自硬性砂を用いる。
従って含水電導性である。
又砂型層の厚い場合は砂型強度を発揮する最小限のとこ
ろに電極を挿入し、鋳造時の溶融金属の圧力に耐えるべ
き砂層のみを乾燥固化するとよい。
ろに電極を挿入し、鋳造時の溶融金属の圧力に耐えるべ
き砂層のみを乾燥固化するとよい。
以下この発明を図面について説明する。
第1図は金属枠3内に造型した砂型2の表面の耐火塗型
層1と鋼枠3間に220ボルトの電圧をかけた実施例の
断面図を示している。
層1と鋼枠3間に220ボルトの電圧をかけた実施例の
断面図を示している。
砂型2は珪砂に6優の粘土と8優の水分を混和した。
耐火塗料1を含ペーストジルコン粉に100優の水を混
和したものとすると、電流は第3図の曲線9となり、3
0分たっても乾燥固化は不充分であった。
和したものとすると、電流は第3図の曲線9となり、3
0分たっても乾燥固化は不充分であった。
塗料を含ペーストジルコン粉60%、黒鉛粉40%とし
100%の水を混和すると、曲線8の如く、電流は10
分で最高3.8アンペアになり30分で乾燥固化した。
100%の水を混和すると、曲線8の如く、電流は10
分で最高3.8アンペアになり30分で乾燥固化した。
その塗料に食塩0.2%を添加すると、電流は曲線7の
如く4分で最高となり、5アンペアに達し15分で乾燥
固化が完了した。
如く4分で最高となり、5アンペアに達し15分で乾燥
固化が完了した。
第2図はこの発明の他の実施例を示す。
乾燥固化は砂型厚さにも支配された。
砂型が厚すぎる場合には、電極6を差し込み乾燥時間を
短かくすることが出来た。
短かくすることが出来た。
電圧を下げて100ボルトにすると乾燥終了時間が長く
なった。
なった。
砂のバインダにセメントを用いる時は硬化剤がなくても
短時間で(従来数時間を要していたものが10分〜60
分で)硬化した。
短時間で(従来数時間を要していたものが10分〜60
分で)硬化した。
逆テーパーの砂型の場合は第4図の実施例の如く、例え
ば本出願人がさきに提案した実公昭52−38566号
公報の可縮模型7の表面に、上記電導性耐火塗料1を2
7+!π塗り、枠3との間に鋳物砂を充てんし、塗料層
1と金属枠3の間に220vの電圧をかけ、塗型と砂型
が乾燥固着後、模型を収縮して抜き取って正確な鋳型を
得た。
ば本出願人がさきに提案した実公昭52−38566号
公報の可縮模型7の表面に、上記電導性耐火塗料1を2
7+!π塗り、枠3との間に鋳物砂を充てんし、塗料層
1と金属枠3の間に220vの電圧をかけ、塗型と砂型
が乾燥固着後、模型を収縮して抜き取って正確な鋳型を
得た。
かくの如く強制通電により短時間に塗料と砂型とを一体
に乾燥固化した鋳造用砂型を得た。
に乾燥固化した鋳造用砂型を得た。
本発明は含水電導性の非自硬性砂型を用いるので調砂や
砂落し時も湿式でよく、回収砂の乾燥も必要ない。
砂落し時も湿式でよく、回収砂の乾燥も必要ない。
又非自硬性砂型に電導性耐火塗料を塗布し、通電固化す
るので、耐火塗料が砂型に一体固化する。
るので、耐火塗料が砂型に一体固化する。
従来は砂型の成形硬化後、耐火塗料を塗り、塗料の輻射
、対流伝熱による乾燥工程を別に必要としていたことに
比較するとその工業的効果は大きい。
、対流伝熱による乾燥工程を別に必要としていたことに
比較するとその工業的効果は大きい。
第1図はこの発明の詳細な説明図、第2図はこの発明の
他の実施例の説明図、第3図は通電時間と電流変化のグ
ラフ、第4図は本発明の他の実施例の説明図である。 1:砂型表面耐火塗料、2:砂型、3:金属枠、4:固
定端子、5ニブロツク端子、6:電極、7:可縮模型。
他の実施例の説明図、第3図は通電時間と電流変化のグ
ラフ、第4図は本発明の他の実施例の説明図である。 1:砂型表面耐火塗料、2:砂型、3:金属枠、4:固
定端子、5ニブロツク端子、6:電極、7:可縮模型。
Claims (1)
- 1 粘土水又はセメント水を含む含水電導性で、かつ硬
化剤省略型の非自硬性の砂型に、炭素、カーバイト、イ
オン性質の1種以上を含む電導性の耐火塗料を0.1−
2.0mm塗布し、前記耐火塗料と金属枠に通電し、耐
火塗料と砂型とを一体に乾燥固化することを特徴とする
鋳造用砂型の製作方港
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55052390A JPS5839017B2 (ja) | 1980-04-22 | 1980-04-22 | 鋳造用砂型の製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55052390A JPS5839017B2 (ja) | 1980-04-22 | 1980-04-22 | 鋳造用砂型の製作方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56151137A JPS56151137A (en) | 1981-11-24 |
JPS5839017B2 true JPS5839017B2 (ja) | 1983-08-26 |
Family
ID=12913467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55052390A Expired JPS5839017B2 (ja) | 1980-04-22 | 1980-04-22 | 鋳造用砂型の製作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5839017B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102017217098B3 (de) * | 2016-12-06 | 2018-04-05 | Wolfram Bach | Verfahren und Form- oder Kernwerkzeug zur Herstellung von Formen oder Kernen |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4846517A (ja) * | 1971-10-19 | 1973-07-03 |
-
1980
- 1980-04-22 JP JP55052390A patent/JPS5839017B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4846517A (ja) * | 1971-10-19 | 1973-07-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56151137A (en) | 1981-11-24 |
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