JPS583894B2 - 熱可塑性合成樹脂より成る一体構造のボツクス - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、飲料びんの持ち運びケース若しくはミニボッ
クス並びに個個の飲料びんを運搬するための熱可塑性合
成樹脂より成る一体構造のボックスであって、側壁及び
底壁より成る箱体として構成されており、箱体内部で底
壁から突出している少なくとも１つの柱体を有しており
、該柱体は、ボックスに入れられるびんを互いに隔てる
側面を有していると共に、少なくとも１つの持ち運びケ
ース若しくはミニボックスの壁を収容する中間スペース
によって部分柱壁に分割されている形式のものに関する
。

飲料びん用のプラスチックボックスは例えば直方体状で
あって、側壁及び底壁を有しており、該底壁は、底リブ
より成る底格子として構成されている。

底壁を底格子として構成することによって、ボックスの
重量が可能な限り軽減せしめられ、土砂又はダストなど
のボックス内でのたい積量が最少限にされ、ボックスの
洗浄が容易になる。

ボックスの内部は、なんらかの形式で、適当な大きさの
びん収容区分に分割されている。

ある形式のボックスにおいては、底壁から鉛直に延びる
多数の柱体によってボックス内部かびん収容区分に分割
されている。

柱体は、ほぼ十字形の横断面を有していて、４つのびん
の間で鉛直に延びるように配置されており、十分な間隔
をおいてびんを保持することによって、びんが打ち当た
って割れることを防止する。

この形式の若干のボックスにおいては柱体は、側壁に対
して平行な少なくとも１つの方向でスリットをつけられ
ており、これにより２重壁構造の１群の柱壁が形成され
ている。

これによって、例えば６本入り持ち運びケースにびんを
入れたままでボックス内に収容することができる。

このようなボックスは例えば、米国特許第４０７１１６
２号明細書に記載されている。

この場合持ち運びケースの単数又は複数の壁が柱体のス
リット内に押し込まれる。

柱体は、持ち運びケースの底に形成されている開口を通
って持ち運びケース内に突入する。

柱体は、持ち運びケースだけによっても十分である保護
作用を更に増大させる。

持ち運びケースなしの空のびんを引き取る場合には、び
んの割れは、柱体だけによって防止される。

空のびんは、十分に保護されていない場合には微細なひ
びを生じやすいのであるが、これを確実に検出すること
は極めて困難である。

スリットを付けられた柱体を少なくとも１つ有している
前述の形式のボックスにおける問題は、底壁が底格子と
して構成されている場合にボックスの成形後に１つの柱
体の柱壁が互いに接近して、スリットの幅が狭くなるた
めに、持ち運びケースのじん速な装着が困難になること
である。

このようにスリットの幅が減少するのは、型から取り外
した後にボックスが冷却して変形するからである。

底壁を底格子として構成することは、材料の節減のため
あるいは前述のような理由から必要とされている。

本発明の目的は、最初に述べた形式のボックスを更に改
善して、特にその形状安定性を増大させることである。

本発明によれば、ボックスを型から取り外した後に１つ
の柱体の柱壁の間隔の著しい寸法変化が生じないように
柱体が構成されている。

更に、多数の特徴を組み合わせることによって中間スペ
ース若しくはスリットの寸法安定性が高められる。

単壁構造の成形された柱壁はそれらの互いに向き合う面
が開いていて、殊にこれらの内面に、上方に向かって延
びている補強リブを有している。

中間スペースの下方部分の近くで各側に、短い充てん壁
が中間スペース内に存在している。

柱壁の外面の、前記補強リブと丁度向き合う箇所におい
て柱体を底壁と結合しておくのがよい。

本発明によるボックスは、熱可塑性合成樹脂若しくはプ
ラスチックより成る一体構造のボックスであり、少なく
とも１つの柱体が部分柱壁に分割されており、これらの
部分柱壁は、ボックス内で十分にびんを隔てるためにボ
ックスの底壁から直立して、びんの出し入れ及び輸送の
際のびん割れを阻止する。

柱体は、中間スペースによって柱壁に分割されており、
持ち運びケース若しくはミニボックスに入れたままのび
んを収容する場合に、１つの持ち運びケース若しくはミ
ニボックスの内側の壁あるいは２つの持ち運びケース若
しくはミニボックスの外側の壁が柱体の中間スペースに
押し込まれる。

本発明によれば柱壁は、単壁構造の成形壁であり、箱体
の側壁に向き合っている成形壁の一方の表面が柱体の側
面の一部であり、成形壁の他方の表面が、中間スペース
の仕切り面の一部である。

中間スペースの上方開口部をスリット形状にすると、持
ち運びケース若しくはミニボックスの装着作業が容易に
なる。

例えばリブ又は波状部・ぎざぎざなどとして構成されて
いる鉛直の補強成形部を設けて、柱壁を安定化すること
ができる。

柱壁の互いに向き合っている角部の間のスペースは底壁
に接して短いウエブ若しくは壁で満たされる。

柱体を底格子と結合する箇所は、柱壁内面の補強リブと
丁度向き合う外面の箇所にするとよい。

これによって、柱壁の間の中間スペースが安定化され、
型抜き後に生ずる応力により柱壁が互いに接近すること
がない。

以下においては、図面に示した実施例に基づいて本発明
の構成を具体的に説明する。

本発明によるボックス１０の第１実施例は第１図〜第３
図に示されている。

第１図においてボックス１０は、直方形の箱体として構
成されていて、互いに間隔をおいて平行に配置されてい
る２つの長い側壁１２とこれらの側壁１２の端部を互い
に結合している別の２つの側壁１４とを有している。

側壁１２及び１４はそれぞれグリップ開口１６を有して
いる。

更に側壁１２，１４の種種の箇所にそのつど多数の平行
なリブ１８が形成されており、輸送の場合に互いに接し
合っているボックスが前後左右方向並びに上下方向に滑
り合うことが阻止される。

ボックス１０の底壁は底格子２０として構成されており
、その底リブ２２はほぼ直交模様を形成していて、側壁
１２又は１４に対して平行に延びている。

底リブ２２は、側壁１２，１４の縁を越えて延びていて
、側壁１２，１４の下縁は段部を形成しているので、ボ
ックス１０を、ずれ動かないように上下に重ね合わせる
ことができる。

更に底リブ２２の下面には通路２４が形成されていて、
互いにずらせてボックス１０を積み重ねることもできる
ようになっている。

ボックス１０の内部は中間壁３０によって、同じ大きさ
の２つの区分２６，２８に分割されている。

ボックス１０の各区分２６，２８内で、互いに向き合っ
ている２つの柱体３２が底格子２０から直立しており、
各柱体３２は、狭い中間スペース３６をはさんで向き合
っている単壁構造の２つの柱壁３４にそれぞれ分割され
ている。

各柱壁３４は上方から見てほぼ丁字形の横断面を有して
いて、柱体の上端部のところでスリットを形成している
。

つまり各柱壁３４はウエブ３８とその両側の２つの縁部
４０とを有している。

ウエブ３８と各縁部４０との間には円筒面区分状のおう
面４２があり、その曲率半径は、ボックス１０に入れら
れるびんの直径に適合せしめられていて、少なくとも１
つの支持線が生じるようにしてある。

おう面４２の．半径とびんの半径とを等しくする必要は
なく、後者に比して前者を小さくするのが有利である。

ボックスの各区分１６，２８内でそれぞれ２つの柱体３
２によって６つのびん受容スペースが仕切られている。

柱壁３４は、ボックスに入れられたびんを十分に分離し
て、びん割れを避け得るような寸法を有している。

柱壁３４の間の中間スペース３６内には、第２図に示し
た持ち運びケース４６若しくはミニボックスの中間仕切
り壁４４又は２つの持ち運びケースの互いに隣り合って
いる外壁を押し込むことができる。

持ち運びケース４６の底に形成されている１対の開口４
８を通して柱体３２の柱壁群が持ち運びケース４６内に
突入し、持ち運びケースの中間仕切り壁４４は中間スペ
ース３６内に収容される。

つまり柱壁３４は、持ち運びケース内の個個の区分５０
内に位置して、びんに対する保護作用を増大させる。

持ち運びケースなしの空のびんを回収する場合には、柱
壁３４だけによってびんが保護される。

第２図及び第３図から分かるように、柱壁３４は、単壁
構造の成形壁であって、互いに向き合って中間スペース
３６を形成している面が開いている。

各柱壁３４のこの内面に沿って補強リブ５２の長手方向
に延びており、これは、ウエブ３８と各縁部４０との中
間のところに位置している。

補強リブ５２の横断面はＬ字形であって、Ｌ字の長い方
の脚部が柱壁３４の表面に接している。

各柱壁３４が底格子２０と結合されている箇所で、各柱
壁の縁部４０及びウエブ３８が底リブ２２に結合されて
いる。

更に付加的に、底リブの交点から、柱壁３４の内面の補
強リブ５２と向き合った外面の箇所に短い結合ウエブ５
４が延びている。

互いに向き合っている柱壁３４の互いに向き合っている
縁部４０の間のスペースは底格子２０の近くで短い結合
壁５８によって満たされている。

したがって中間スペース３６はボックス１０の底格子２
０まで完全には延びていない。

この結合壁５８は、持ち運びケース４６を装着する場合
の障害とはならない。

すなわち第２図に示すように、持ち運びケース４６の中
間仕切り壁の範囲は普通は底を上げられているからであ
って、そうでない場合には持ち運びケースに相応した切
り欠きを形成しておけばよい。

互いに向き合って開いている面を柱壁３４が有し、その
内面に補強リブ５２が設けられており、互いに向き合う
柱壁の縁部４０の間のスペース内に短い結合壁５８が設
けられており、補強リブ５２と向き合う外面の箇所を少
なくとも含んでいる箇所において柱壁３４が底格子２０
に結合されていることによって、型抜き後に、中間スペ
ースの幅が所望の値から変化することはない。

更に、柱壁３４は底格子２０に確実に結合されている。

柱壁３４が単壁構造であって、閉じられていないので、
洗浄水の排出が申し分なく行われる。

３つ以上の柱壁によって１つの柱体を構成することも可
能である。

例えば、十字形のスリットを柱体に形成しておくのが望
ましいことがある。

すなわち、前述の互いに向き合っている柱壁のウエブ部
分にそれぞれスリットをつけておくと、１つの柱体が４
つの柱壁に分割されることになる。

本発明による構成は、直交模様の底格子を有するボック
スの場合に特に有利であるけれども、別の模様例えば斜
交模様の底格子であっても差し支えはない。

第４図の上半部の柱壁は第１図〜第３図に示した柱壁と
同じであるが、下半部の柱壁は変化せしめられている。

この場合、柱体３４の４分円筒状のおう面４２の代わり
に、同じ大きさの２つの平面４３が形成されており、こ
れらの平面は、互いに鈍角をなして突き合わされている
。

そして両方の平面４３の突き合わせ箇所において結合ウ
エブ５４が結合されている。

更に、柱体の上方から見た場合に柱壁３４の上端部から
外方及び下方に傾斜しているそれぞれ２つの３角形の傾
斜面４５が形成されている。

これらの傾斜面４５は、第４図の上半部においておう面
４２の上縁から柱壁の上端部にまで延びている半月形の
傾斜面に相当するものである。

３角形の傾斜面４５は、結合ウエブ５４を延長して柱壁
の上縁４９にまで達している縁４７に沿って突き合わさ
れている。

更に、スリットを形成する上縁４９は、柱壁の曲げ強度
を付加的に増大させるために、中央からウエブ３８にま
で分岐している補強区分を有している。

第５図に示した実症例では十字形の中間スペース３６が
柱体３２に形成されており、柱体の上端部において中間
スペースを仕切っているスリットはこの場合４つの柱体
３４の丸みをもった直角の上縁４９によって形成されて
いる。

第５図の下半部右側から明らかなように柱壁の上方の傾
斜面の下方の側面は２つの鉛直な平面４３によって形成
されている。

これらの平面の接続部の内側には第１図〜第３図の場合
と同じように鉛直の補強リブ５２が設けられている。

第５図においてつけ加えられた２つの中間スペース３６
ａは第６図に示すように著しく浅くされており、この場
合、互いに隣り合っている柱壁３４の縁部の間のスペー
スは柱体の高さの半分以上にも達する結合壁５８ａによ
って満たされている。

このことが可能であるのは、持ち運びケースの横方向の
仕切り壁がケースの底にまで達しでいないからである。

結合壁５８．５８ａの高さは、持ち運びケース若しくは
ミニボックスの実際の寸法に合わせて決定される。

第７図に示した実症例は直線状の中間スペース３６を有
しており、第８図に示した実癩例は十字形の中間スペー
ス３６を有している。

これら両方の実施例においては結合ウエブ５４が省略さ
れている。

すなわち、単壁構造の成形された柱壁はそれ自体十分に
剛性であって、多くの場合省略することができる。

更に、第７図及び第８図の上半部の柱壁３４ａと下半部
の柱壁３４ｂとは横断面がそれぞれ異なっている。

すなわち柱壁３４ａのスリットを形成する上縁４９ａは
柱壁３４ｂの上縁４９ｂよりも長くされている。

この延長範囲にはフランジ６０が形成されており、これ
は、柱体の全長にわたって延びていて、上部傾斜面の下
側で柱壁３４ａの側面に移行している。

この場合、フランジ６０は、柱体が支えるびんの中心の
間にまで達するようにすることができる。

このようにすると、ボックス１０内でびんが完全に分離
せしめられる。

フランジ６０は、平らな壁区分として形成しておくのが
有利である。

柱体の全長にわたってフランジ６０が延びていることは
第９図から明らかである。

第８図に示した実施例と異なって第１０図に示した実施
例では第１図〜第５図の場合のように結合ウエブ５４が
付加的に設けられている。

第７図の実症例も同じように変化させることができる。

更に第１０図に示した実施例ではスリットを形成する上
縁４９ａが幅広くされている。

この場合、上縁４９ａの幅は上縁４９ｂの幅の何倍にも
することができる。

以上述べた全ての実施例において、柱体は上部にスリッ
ト形成部を有しており、次いで個個の柱壁が外方に拡大
して大きな中間スリット３６を形成している。

第１１図及び第１２図に示した実症例も十字形の中間ス
ペース３６を有しており、４つの柱壁３４のスリットを
形成する上縁４９はそのまま鉛直に底壁にまで延びてい
るようにすることができる。

この場合、２つの平らな鉛直壁６２によって各柱壁が構
成され、これらの鉛直壁は互いに直角であって、丸みを
もった移行区分６４で互いに接続している。

このような単壁構造の柱壁を成形壁化して十分な強度を
もたせるために補強部４５ａが設ケラれている。

この場合ダストのたい積を防止するために、補強部４５
ａの上面は傾斜面４５にされている。

第１２図に示すように補強部４５ａは、柱体３２の高さ
のほぼ半分のところから底壁にまで達している。

この場合補強部４５ａの上方のところから中間スペース
３６が始まっている。

しかしながら補強部４５ａの高さ及び中間スペース３６
の深さはそのつどの条件に応じて任意に決定することが
できる。

第１２図から分かるように傾斜面４５の高さはかなり小
さく、その下方では、補強部４５ａはコンスタントな横
断面を有している。

もちろん型抜きを容易にするために、補強部を円すい状
にすることも可能である。

第１３図に示した実施例では３つの中間スペース３６ｃ
によって中間スペース３６が形成されている。

この場合３つの中間スペース３６ｃの間の角度は同じ大
きさである。

また補強部４５ａの代わりに、斜交模様の底格子との付
加的な結合が結合ウエブ５４によって行われている。

この場合においても、平らね鉛直壁６２の間の移行区分
６４に結合ウエブ５４が結合されている。

以上述べた実施例は種種に組み合わせることが可能であ
る。

例えば第１３図に示した実施例においても第７図及び第
８図に示したようなフランジ６０を設けることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、第１実施例の斜視図、第２図は、第１実施例
の部分的鉛直断面図、第３図は、第１実施例の底格子の
平面図、第４図は、第１実施例及び第２実施例の柱体の
平面図、第５図は、第３実施例の柱体の一部断面平面図
、第６図は、第３実施例の柱体の側面図、第７図は、第
４実施例及び第５実施例の柱体の平面図、第８図は、第
６実施例の柱体の平面図、第９図は、第４実施例〜第６
実施例の柱体の側面図、第１０図は、第７実施例の柱体
の平面図、第１１図は、第８実施例の柱体の平面図、第
１２図は、第８実施例の柱体の側面図、第１３図は、第
９実施例の柱体の平面図である。 １０・・・・・・ボックス、１２及び１４・・・・・側
壁、１６・・・・・・グリップ開口、１８・・・・・・
リブ、２０・・・・・・底格子、２２・・・・・・底リ
ブ、２４・・・・・・通路、２６及び２８・・・・・・
区分、３０・・・・・・中間壁、３２・・・・・・柱体
、３４及び３４ａ， ３４ｂ・・・・・・柱壁、３６及
び３６ａ，３６ｃ・・・・・・中間スペース、３８・・
・・・・ウエブ、４０・・・・・・縁部、４２・・・・
・・おう面、４３・・・・・・平面、４４・・・・・・
中間仕切り壁、４５・・・・・・傾斜面、４５ａ・・・
・・・補強部、４６・・・・・・持ち運びケース、４７
・・・・・・縁、４８・・・・・・開口、４９及び４９
ａ ，４９ｂ・・・・・・上縁、５０・・・・・・区分
、５２・・・・・・補強リブ、５４・・・・・・結合ウ
エブ、５８及び５８ａ・・・・・・結合壁、６０・・・
・・・フランジ、６２・・・・・・鉛直壁、６４・・・
・・・移行区分。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 飲料びんの持ち運びケース若しくはミニボックス並
   びに個個の飲料びんを運搬するための熱可塑性合成樹脂
   より成る一体構造のボックスであって、側壁及び底壁よ
   り成る箱体として構成されており、箱体内部で底壁から
   突出している少なくとも１つの柱体を有しており、該柱
   体は、ボックスに入れられるびんを互いに隔てる側面を
   有していると共に、少なくとも１つの持ち運びケース若
   しくはミニボックスの壁を収容する中間スペースによっ
   て部分柱壁に分割されている形式のものにおいて、柱壁
   ３４が、単壁構造の成形壁であって、箱体の側壁１２，
   １４に向き合っている成形壁の一方の表面が柱体３２の
   側面の一部であり、成形壁の他方の表面が、中間スペー
   ス３６の仕切り面の一部であることを特徴とする熱可塑
   性合成樹脂より成る一体構造のボックス。 ２ 柱壁３４の上端部が、少なくとも１つの持ち運びケ
   ース４６若しくはミニボックスの壁を中間スペース３６
   内にそう人するためのスリットを形成している特許請求
   の範囲第１項記載のボックス。 ３ 成形壁に、鉛直の補強部が設けられている特許請求
   の範囲第１項記載のボックス。 ４ 柱壁３４の外面下端部が、前記補強部と向き合った
   箇所において、底壁の一部をなす結合ウエブ５４と結合
   されている特許請求の範囲第３項記載のボックス。 ５ 鉛直の補強部が、ぎざぎざ又は波状部・リブなどで
   ある特許請求の範囲第３項記載のボックス。 ６ 中間スペース３６の下方かつ底壁の上方で互いに隣
   り合っている柱壁３４を短い結合壁５８が一体的に結合
   している特許請求の範囲第１項記載のボックス ７ 少なくとも１つの円筒面区分を成形壁が形成してい
   る特許請求の範囲第１項記載のボックス。 ・８ 互いに角度をなして結合されている平らな壁面を
   成形壁が形成している特許請求の範囲第１項記載のボッ
   クス。 ９ １つの柱体３２の柱壁３４が互いに異なった横断面
   を有していて、１つの成形壁だけが、互いに隣り合う２
   つのびんの中心の間に達するようにした特許請求の範囲
   第１項記載のボックス。