JPS583885B2 - 無機質繊維マツトの真空包装方法 - Google Patents

無機質繊維マツトの真空包装方法

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JPS583885B2
JPS583885B2 JP51059093A JP5909376A JPS583885B2 JP S583885 B2 JPS583885 B2 JP S583885B2 JP 51059093 A JP51059093 A JP 51059093A JP 5909376 A JP5909376 A JP 5909376A JP S583885 B2 JPS583885 B2 JP S583885B2
Authority
JP
Japan
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mat
synthetic resin
resin film
hole
suction
Prior art date
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Expired
Application number
JP51059093A
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English (en)
Other versions
JPS52143184A (en
Inventor
十一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Fiber Glass Co Ltd
Original Assignee
Asahi Fiber Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Fiber Glass Co Ltd filed Critical Asahi Fiber Glass Co Ltd
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Publication of JPS52143184A publication Critical patent/JPS52143184A/ja
Publication of JPS583885B2 publication Critical patent/JPS583885B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Vacuum Packaging (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はグラスウール、ロックウールなどの無機質繊維
マットの真空包装方法に関するものである。
無機質繊維マットは断熱材、吸音材として広く用いられ
ているが、非常に嵩高性が大きいために製品を原形のま
ゝで包装した場合には、多量の包装材料を必要とし、ま
た貯蔵倉庫の占有面積が大きくなり、且つトラックの塔
載量が少なくなり、包装材料費、倉庫借用費及び輸送費
が高くなるなどの欠点があった。
前記欠点をなくするために従来より種々の真空包装方法
が実施されている。
例えば、マットを挿入した合成樹脂フイルム製袋の下部
閉鎖部分のほぼ中央部に孔をあけ、空気吸入孔を有する
台座の上に袋にあけられた孔が吸入孔上に位置するよう
マットを台座上に載置し、空気を吸入する方法が知られ
ているが、この方法は次のような欠点がある。
即ち、マットは極めて変形し易いために、フイルムにあ
けられた孔の位置を正確にその外周から治具を用いて定
めることは困難であり、また孔は小さく、これが大きい
容積を有するマットの下面に設けられているため視覚に
よって孔と吸入孔の位置を合せることは困難であり、孔
と吸入孔がずれることが屡々生ずる。
このために多数の小孔を有する円錐形の孔あけカッター
を先端に設けた吸入管を使用し、孔あけを行う方法も提
案されているが、この方法はカッターによるマットを損
傷する欠点がある。
本発明者は前記の欠点を解決するべく種々研究を行った
結果、マットを挿入した筒状合成樹脂フイルムの一端に
閉鎖部を他端にマットの上端部より突き出し且つ内側に
折り曲げた際に対向する上端縁どうしが重なり合うに充
分な長さの開放部を形成せしめ、マットを挿入した筒状
合成樹脂フイルムの閉鎖部を台座上に載置し、マットの
上端部より突き出した筒状合成樹脂フイルムの開放部を
重なり合うように内側に折り曲げ、台座に設けた吸入孔
に連結した空気吸入孔装置の吸引作用により、合成樹脂
フイルムを吸入孔に引込み、台座の上面より下方に位置
するように吸入孔内に設けた孔あけ用カッターに接触せ
しゆて吸入孔内に吸引された合成樹脂フイルムに穿孔し
、合成樹脂フイルムの開放部の重なり合い部分を密接せ
しめ、該孔を通して合成樹脂フイルムで囲まれたマット
内部の空気を吸引することにより極めて好適な結果を得
られることを見出し本発明として提案するものである。
本発明の実施例を第1図及び第2図に基づいて詳細に説
明する。
台座5に設けられた吸入孔6は下部で導管7の一端と連
っており、導管7の他端には空気吸入装置8が設置され
ている。
台座5の上面より下方に位置するように吸入孔6内に孔
あけ用カッター9が設けられており、この位置はフイル
ムの性質などによって適宜に定められるが、台座の上面
より5〜60m/m下方に位置するように定めるのが適
当である。
うす巻きロール状に巻かれたマット1をマット幅より長
い合成樹脂フイルム製袋2の開放部3より挿入した後、
袋2の閉鎖部4を下側にしてマット1を台座5の上面に
載置する。
マット1の上端部より突き出し且つ内側に折り曲げた際
に対向する上端縁どうしが重なり合うに充分な長さの袋
2の開放部3をうす巻きロール状マット1の上面に接触
させ、且つ重なり合うように両手で内側に抑え付ける。
空気吸入装置8の吸引作用により、台座5に設けられた
吸入孔6に面している袋2の閉鎖部4が吸入孔6内に引
込まれ、吸入孔6内に設けられた孔あけ用カッター9の
先端と接触して孔10があけられる。
袋2の閉鎖部4に孔10があけられると、空気吸入装置
8の吸引により空気は袋2の開放部3と対向する閉鎖部
4から吸引され、開放部3の重なり合い部分がほぼ直角
方向に吸引されるため、重なり合い部分が密接状態とな
り、開放部3が閉鎖されてマット1は合成樹脂フイルム
で密閉され、孔あけ用カッター9と孔10の隙間から袋
2の内部の空気が吸引されて袋2の内部が真空状態とな
り、マット1の体積が収縮すると同時に袋2も収縮して
マット1に密着する。
次に内径が収縮した袋2の外径より若干大きく、幅がマ
ット幅とほゞ等しい所定厚みの合成樹脂フイルム又は紙
製の筒、或は合成樹脂フイルムの扁平糸で織られた筒(
図示せず)を収縮した袋2の外周に被せた後、空気吸入
装置8を停止させると、収縮したマット1の体積が若干
復元し、同時に袋2の外周は筒の内周に密着して真空包
装が完了する。
マットを挿入するのに筒状合成樹脂フイルムに予じめ閉
鎖部を形成せしめた袋の代りに同じ材料の長い筒を使用
してもよく、この場合にはマットを筒のほゞ中央部に挿
入し筒の下部の開放部が互に重なり合うように内側に折
り曲げて閉鎖部を形成せしめた後、台座の上面に載せて
真空包装を行うことができる。
上記の実施例ではうず巻きロール状に巻かれたマットに
ついて述べているが、同一長さに切断し複数枚並べたマ
ットについても同様な方法で真空包装を行うことができ
る。
図面に示されている孔あけ用カッターの形状は長方形に
なっているが、三角形、円錐形などでもよく、またカッ
ターは刃を有するもの或は電気加熱によるヒートカッタ
ーを使用してもよい。
本発明においては合成樹脂フイルムで被覆したマットを
台座上に載置しているが、台座とフイルムの密着性をよ
りよくするために、台座の上面をゴム板等の摩擦係数の
大きい材料で形成することにより吸引性を向上させるこ
ともできる。
本発明の合成樹脂フイルムとしては、例えばポリエチレ
ン、塩化ビニール、ポリエステル、ポリプロピレンなど
のフイルムを使用することができる。
上記の如く本発明においては筒状合成樹脂フイルムに挿
入したマットを台座上に載置するのに位置合せの必要が
なく、また合成樹脂フイルムが空気の吸引力により吸入
孔内に吸込まれ、台座の上面より下方に位置する孔あけ
用カッターと接触して孔があけられるので、カッターに
よりマットが損傷することがなく、且つまた空気吸入装
置の吸引により空気は筒状合成樹脂フイルムの開放部と
対向する閉鎖部から吸引され、開放部の重なり合い部分
がほぼ直角方向に吸引されるため、重なり合い部分が密
接状態となり、開放部が閉鎖されてマットは合成樹脂フ
イルムで密閉されるので開放部を緊密に縛る必要はなく
、更にまたマットを挿入した筒状合成樹脂フイルムの閉
鎖部を台座上に載置しているので、空気の吸引によりマ
ットと共に収縮した合成樹脂フイルムの外周に扁平糸で
織られた筒を被せるのに収縮物品を移動させる必要がな
く、開放部側から容易に被せることができるなどの格別
の効果有するものである。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明に係る実施例を示すもので、第1図は真空
包装実施前の状態を断面図である。 なお、図中1はマット、2は合成樹脂フイルム製袋、5
は台座、6は吸入孔、7は導管、8は空気吸入装置、9
は孔あけ用カッター、10は孔である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 マットを挿入した筒状合成樹脂フイルムの一端に閉
    鎖部を他端にマット上端部より突き出し且つ内側に折り
    曲げた際に対向する上端縁どうしが重なり合うに充分な
    長さの開放部を形成せしめ、マットを挿入した筒状合成
    樹脂フイルムの閉鎖部を台座5上に載置し、マットの上
    端部より突き出した筒状合成樹脂フイルムの開放部を重
    なり合うように内側に折り曲げ、該台座に設けた吸入孔
    に連結した空気吸入装置の吸引作用により、合成樹脂フ
    イルムを吸入孔6に引込み、台座の上面より下方に位置
    するように吸入孔内に設けた孔あけ用カッター9に接触
    せしめて吸入孔6内に引込まれた合成樹脂フイルムに穿
    孔し、合成樹脂フイルムの開放部の重なり合い部分を密
    接せしめ、該孔を通して合成樹脂フイルムで囲まれたマ
    ット内部の空気を吸引することを特徴とする無機質繊維
    マットの真空包装方法。
JP51059093A 1976-05-24 1976-05-24 無機質繊維マツトの真空包装方法 Expired JPS583885B2 (ja)

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JP51059093A JPS583885B2 (ja) 1976-05-24 1976-05-24 無機質繊維マツトの真空包装方法

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JPS52143184A JPS52143184A (en) 1977-11-29
JPS583885B2 true JPS583885B2 (ja) 1983-01-24

Family

ID=13103365

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5695823A (en) * 1979-12-20 1981-08-03 Owens Corning Fiberglass Corp Device for changing compressive material into package
JPS5728716A (en) * 1980-07-10 1982-02-16 Nihon Matai Co Ltd Vacuum packing method for fiber product
JPS63248628A (ja) * 1987-04-03 1988-10-14 旭フアイバ−グラス株式会社 ガラス繊維束マツトの圧縮包装方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52113886A (en) * 1976-03-03 1977-09-24 Johns Manville Method and equipment for packaging compressed material

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