JPS5838809Y2 - 断熱施工用のグラスウ−ル等の吹込口 - Google Patents

断熱施工用のグラスウ−ル等の吹込口

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JPS5838809Y2
JPS5838809Y2 JP1978026729U JP2672978U JPS5838809Y2 JP S5838809 Y2 JPS5838809 Y2 JP S5838809Y2 JP 1978026729 U JP1978026729 U JP 1978026729U JP 2672978 U JP2672978 U JP 2672978U JP S5838809 Y2 JPS5838809 Y2 JP S5838809Y2
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JP
Japan
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port
glass wool
heat insulating
fitting
inlet
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978026729U
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English (en)
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JPS54131324U (ja
Inventor
和夫 菊地
勝 大牟礼
Original Assignee
パラマウント硝子工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、既存建造物における内壁と外壁との間の空間
部、床下空間部或は天井裏等に、グラスウール等を吹き
込み、断熱層を形成する断熱施工時に使用するグラスウ
ール等の吹込口に関するもので、断熱材が充填される被
充填体内へ、グラスウール等の断熱材を、圧縮空気の吹
き返しを伴うことなく、シかも均一に分散9分配させな
がら吹込み得るような吹込口を提供することを目的とし
ている。
既存建造物の側壁、床、天井等に後から断熱層を付設す
る施工方法として、内壁と外壁との間の空間部や床下の
空間部、或は天井裏に可撓性の中空袋を挿置し、この袋
内に圧縮空気を利用して小塊状としたグラスウール塊や
ロックウール塊等を吹き込み充填する方法が提案されて
いる。
この工法では中空袋に多数の空気抜き用の小孔群を設け
、該小孔群から吹き込まれた空気を逃がし、グラスウー
ル塊等のみを袋内に堆積させるものであるが、袋体の抵
抗のため、中空袋の吹込用開口部から多量の空気がグラ
スウール塊等と共に吹き返す現象を避けられず、建造物
内にグラスウール塊等が飛散し、作業環境を悪化させる
欠点があった。
本考案は実用新案登録請求の範囲に記載する上述のよう
な欠点を伴うことなく、シかも断熱材が充填される被充
填体内へグラスウール塊等の断熱材を均一に分散5分配
させながら吹込み、均一な断熱層を形成し得るような吹
込口を得たものである。
以下図示例についてその構成を説明する。
本考案に係る吹込口1は、図面に示されるように、1端
が図示を省略した圧縮空気吹出パイプ等へのジヨイント
たる取付口2とされ、他端は中空袋3等の断熱材被充填
体への嵌着口4とされており、取付口2と嵌着口4との
間の周壁が防虫網の如き網状体5で構成されたものであ
り、前記被充填体への嵌着口4の口径が、前記圧縮空気
吹出パイプへの取付口2の口径に比較して著しく大とさ
れており、取付口2と嵌着口4との間の前記網状体5に
よる周壁によって構成される吹込通路が、取付口2から
嵌着口4へ向かうに従って漸次拡開する扁平な末広がり
形状とされているものである。
この種のグラスウール或はロックウール等を小塊状とし
て中空袋内へ吹き込んで断熱層を形成する際の、前記中
空袋は、扁平な形状の断熱層を形成するものであるから
、嵌着口4は長方形開口とすることが好ましく、その両
側長辺には紙ばさみ状のクリップ6.7を付設し、中空
袋の開口辺8を挟着固定しうるようにしておくことが好
ましい。
前述の断熱材被充填体の1例たる中空袋3の1例は、第
2図に示される如きもので、半周面9に多数の空気抜き
小孔10群を穿設した合成樹脂フィルムのエンドレス中
空袋を所要長さに切断し、その下端をホッチキス止め1
1等で封止したものであって、本考案に係る吹込口1を
用いて断熱層を形成する施工工程の1例は第3図に示す
ごとくである。
第3図は、内壁12と外壁13との間の空間部14に断
熱層を構成する場合であって、天井裏の空間から、前記
空間部14内へ中空袋3を垂下させその開口辺8を天井
裏に引き出しておき、ここに吹込口1を嵌着する。
次いで図示を省略した圧縮空気の吹出パイプを取付口2
に結合し、圧縮空気と共に小塊状としたグラスウール或
はロックウール等を中空袋内へ吹き込み、下底部から堆
積、充填させ、満杯となった時点で吹込口1を外し、開
口辺8を適宜封止して施工を終るものである。
第3図中符号15は中空袋3の下垂用の重錘体である。
上述の施工時に、圧縮空気は中空袋3の空気抜き用の小
孔10群から排出され、また吹き返された空気は、網状
体5の網目から排出されるが、グラスウール塊等は中空
袋3および網状体5の内側で捕捉され、外部に飛散する
ことが無く、シかもグラスウール塊等の断熱材を、断熱
材被充填体たる中空袋3内に、該中空袋の開口部に合っ
た形状とされている嵌着口を通して、嵌着口の口径に比
較して著しくその口径が小とされている取付口から漸次
拡開させながら吹込むものであるから、断熱材を均一に
分散5分配させながら吹込むことが出来、中空袋3内に
、断熱材を均一に堆積、充填させることが出来る。
本考案は、上述の構成5作用のものであって、中空袋等
の断熱材被充填体内へグラスウール塊等を圧縮空気と共
に吹き込み断熱層を形成する際、中空袋等の開口辺に嵌
着し、圧縮空気吹出パイプと連結することにより、該開
口辺からの吹き出し空気のみを外部へ排出し、グラスウ
ール塊等を捕捉しうるので、その飛散を防止し、作業環
境を良好に維持しうる効果を奏する。
さらに、本考案のグラスウール等の吹込口は、圧縮空気
吹出パイプから吹出されるグラスウール塊等の断熱材を
、中空袋の開口部に合った形状の嵌着口へ向かって漸次
拡開させてから、中空袋内へ吹込むものであるので、中
空袋内へ断熱材を均一に分散2分配させながら吹込むこ
とが出来、グラスウール塊等の断熱材が均一に堆積、充
填された断熱層を形成することが出来るという効果も奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の1例の側面図、第2図は取付状態の1例
の斜面図、第3図は施工状態を示す略示縦断面図である
。 1・・・・・・吹込口、2・・・・・・取′付口、3・
・・・・・断熱材被充填体の1例たる中空袋、4・・・
・・・嵌着口、5・・・・・・網状体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮空気吹出パイプへの取付口とされている一端と、グ
    ラスウール塊等の断熱材が充填される被充填体への嵌着
    口とされている他端とを具備し、前記取付口と嵌着口と
    の間の周壁が網状体で構成されている断熱施工用のグラ
    スウール等の吹込口で、前記断熱材が充填される被充填
    体への嵌着口の口径が、前記圧縮空気吹出パイプへの取
    付口の口径に比較して著しく大とされており、取付口と
    嵌着口との間の前記網状体による周壁によって構成され
    る吹込通路が、取付口から嵌着口へ向かうに従って漸次
    拡開する扁平な末広がり形状とされていることを特徴と
    する断熱施工用のグラスウール等の吹込口。
JP1978026729U 1978-03-01 1978-03-01 断熱施工用のグラスウ−ル等の吹込口 Expired JPS5838809Y2 (ja)

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JPS54131324U JPS54131324U (ja) 1979-09-12
JPS5838809Y2 true JPS5838809Y2 (ja) 1983-09-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4589070B2 (ja) * 2004-09-30 2010-12-01 大和ハウス工業株式会社 吹込み用断熱材の送込み方法
JP7060328B2 (ja) * 2017-03-06 2022-04-26 旭化成ホームズ株式会社 断熱構造及び断熱方法

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JPS54131324U (ja) 1979-09-12

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