JPS5838761Y2 - 絶縁バスダクト - Google Patents
絶縁バスダクトInfo
- Publication number
- JPS5838761Y2 JPS5838761Y2 JP17023080U JP17023080U JPS5838761Y2 JP S5838761 Y2 JPS5838761 Y2 JP S5838761Y2 JP 17023080 U JP17023080 U JP 17023080U JP 17023080 U JP17023080 U JP 17023080U JP S5838761 Y2 JPS5838761 Y2 JP S5838761Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulated
- contact
- bus duct
- conductor
- insulated bus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主に屋外で使用する場合に好適する絶縁バスダ
クトの改良に関する。
クトの改良に関する。
一般に屋外で使用される絶縁バスダクトは、JIS C
0920(電気機械器具および配線材料の防水試験通則
)における防雨形に適合することが必要とされている。
0920(電気機械器具および配線材料の防水試験通則
)における防雨形に適合することが必要とされている。
このため、従来の防雨形密着絶縁バスダクトは、第1図
に示す屋内形密着絶縁パスダクトMの上下蓋H1,H2
を改良し第2図および第3図に示すように簡便的な防雨
形外被に代替した構造としている。
に示す屋内形密着絶縁パスダクトMの上下蓋H1,H2
を改良し第2図および第3図に示すように簡便的な防雨
形外被に代替した構造としている。
すなわち、第2図に示すものは複数条の密着配設された
絶縁導体1 a、1 b、I Cと、この両側に当接さ
れた側板2a、2bと、該側板の上下に絶縁管3a、3
bを介して、前記両側板2a、2bを螺着、保持するよ
うに挿通した貫通ボルト4a、4bとから成る密着絶縁
バスダクl−Mをコ字状外被5で覆い、開口部を塞いだ
ものであるが、係る構造においては、絶縁導体1 a、
1 b、I Cの発生熱により最も高温となるA部が側
板2 a 、2 bにより内部隔離されるので熱放散が
悪くなり、この結果内部温度分布の不均衡が生じ極部加
熱によって導体の許容電流が低減する欠点がある。
絶縁導体1 a、1 b、I Cと、この両側に当接さ
れた側板2a、2bと、該側板の上下に絶縁管3a、3
bを介して、前記両側板2a、2bを螺着、保持するよ
うに挿通した貫通ボルト4a、4bとから成る密着絶縁
バスダクl−Mをコ字状外被5で覆い、開口部を塞いだ
ものであるが、係る構造においては、絶縁導体1 a、
1 b、I Cの発生熱により最も高温となるA部が側
板2 a 、2 bにより内部隔離されるので熱放散が
悪くなり、この結果内部温度分布の不均衡が生じ極部加
熱によって導体の許容電流が低減する欠点がある。
ところで、貫通ポル)4a、4bは導体に短絡電流が流
れた場合生じる応力から導体の変形を保護するために必
要不可欠であるが、このような構成のものにおいては貫
通ポルI・を長さ方向に一定間隔かつ導体縁部上下に装
着しなければならず組立作業上面倒である。
れた場合生じる応力から導体の変形を保護するために必
要不可欠であるが、このような構成のものにおいては貫
通ポルI・を長さ方向に一定間隔かつ導体縁部上下に装
着しなければならず組立作業上面倒である。
更に防雨用外被5および底蓋6を側板の折曲部にボルト
締めする場合、それぞれ防雨処置を施す必要があり、面
倒である。
締めする場合、それぞれ防雨処置を施す必要があり、面
倒である。
一方、第3図に示すものは前述の密着絶縁バスダク)M
を外被7から分離させて、内部雰囲気温度の均等化を図
ったものであるか′、このようなものにおいても依然と
して貫通ポル)4a、4bの挿着を要し、外被構成部品
が多いので組立工数を増加させ、また防雨性能上難点が
ある。
を外被7から分離させて、内部雰囲気温度の均等化を図
ったものであるか′、このようなものにおいても依然と
して貫通ポル)4a、4bの挿着を要し、外被構成部品
が多いので組立工数を増加させ、また防雨性能上難点が
ある。
本考案はこの、ような点に鑑みてなされたもので密着絶
縁バスダクトの利点を失わずに従来の問題点を解決し、
更に緒特性を向上させ且つ安価に組立てし得る絶縁バス
ダクトを提供することを目的としている。
縁バスダクトの利点を失わずに従来の問題点を解決し、
更に緒特性を向上させ且つ安価に組立てし得る絶縁バス
ダクトを提供することを目的としている。
以下、本考案を一実施例の図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図に示すものと同一部分に同一番号を付し
た第4図a、l)において本考案に係る絶縁バスダクト
は、長さ方向にそれ自身の側面が当接するように密着配
置された複数条の絶縁導体l a、1 b、I Cと、
これら絶縁導体の全体を包被するコ字状外被9と、該外
被9の両側面から連続的もしくは断続的にそれぞれ突出
され、それぞれの先端部が両側に配置された前記絶縁導
体1a、1Cの両側部に当接する一対の当接体8 a
、8 bと該当接体のそれぞれに、所定間隔をおいてそ
れ自身の端部か゛それぞれ固着され、それ自身の中間部
で前記絶縁導体を保持する保持体11j2と、前記コ字
状外被の開口部を塞ぐ底蓋14とで主に構成されている
。
た第4図a、l)において本考案に係る絶縁バスダクト
は、長さ方向にそれ自身の側面が当接するように密着配
置された複数条の絶縁導体l a、1 b、I Cと、
これら絶縁導体の全体を包被するコ字状外被9と、該外
被9の両側面から連続的もしくは断続的にそれぞれ突出
され、それぞれの先端部が両側に配置された前記絶縁導
体1a、1Cの両側部に当接する一対の当接体8 a
、8 bと該当接体のそれぞれに、所定間隔をおいてそ
れ自身の端部か゛それぞれ固着され、それ自身の中間部
で前記絶縁導体を保持する保持体11j2と、前記コ字
状外被の開口部を塞ぐ底蓋14とで主に構成されている
。
絶縁導体1 a、1 b、I Cは、断面矩形状の導体
と、この仲周に設けられたビニル等の絶縁体とで構成さ
れている。
と、この仲周に設けられたビニル等の絶縁体とで構成さ
れている。
当接体8a、8bは、例えばL字状金具から成り、その
一端は溶接等により外被9の側面に固着され、他端は絶
縁導体1a、lcの側面に当接されている。
一端は溶接等により外被9の側面に固着され、他端は絶
縁導体1a、lcの側面に当接されている。
この場合、他端は必要により絶縁導体の絶縁体を損傷さ
せないようにするためのパツキン等より成る緩衝材10
a、10bを介挿することか望ましい。
せないようにするためのパツキン等より成る緩衝材10
a、10bを介挿することか望ましい。
当接体8 a 、8 bはL字状のものに限定されず、
例えばT字状としてもよく、更に第5図に示すようにL
字状金具を2対用いてもよい。
例えばT字状としてもよく、更に第5図に示すようにL
字状金具を2対用いてもよい。
ところで、当接体8 a 、8 bを金属材料で形威し
、これを外被9に連結した場合には、通電時に発生する
導体熱が当接体を通して外被9に伝達されるので、熱放
散が良好となる。
、これを外被9に連結した場合には、通電時に発生する
導体熱が当接体を通して外被9に伝達されるので、熱放
散が良好となる。
その意味で第5図に示すものは第4図のものと比し、熱
放散が更に良好となる。
放散が更に良好となる。
当接体は、金属材料を用いなくともそれ自身が硬質材で
形成されておれば、短絡電流が流れたときに導体相互間
に作用する電磁力によって導体が変形するのを防止する
利点を有する。
形成されておれば、短絡電流が流れたときに導体相互間
に作用する電磁力によって導体が変形するのを防止する
利点を有する。
もちろん、当接体が金属材で形成されておればよl)一
層変形防止を向上させる。
層変形防止を向上させる。
当接体を外被内側面に連続的に設けた場合には、第6図
に示すように所要間隔毎に透孔Tを設けることが望まし
い。
に示すように所要間隔毎に透孔Tを設けることが望まし
い。
この場合には、当接体によって仕切られた上下空間の温
度を均等化できる利点があり、更に保持体を当接体に固
着する場合に、ボルトの挿通孔としても併用できる利点
がある。
度を均等化できる利点があり、更に保持体を当接体に固
着する場合に、ボルトの挿通孔としても併用できる利点
がある。
保持体11.12は、金属バンドなどでもよいが、第7
図に示すように断面孔字状に形成したものを使用しても
よい。
図に示すように断面孔字状に形成したものを使用しても
よい。
第7図の実施例においては、外被9を倒立させ、開口部
から複数条の絶縁導体を挿入する場合、ハ字状とされた
保持体がそのまま絶縁導体を支えた形になるので、バス
ダクトの組立てが簡便になる。
から複数条の絶縁導体を挿入する場合、ハ字状とされた
保持体がそのまま絶縁導体を支えた形になるので、バス
ダクトの組立てが簡便になる。
なお絶縁導体をハ字状の保持体に挿着した後は上方より
同形とされた保持体12が当接され、一対の保持体のフ
ランジ部どうしがボルトナツト類により固着される。
同形とされた保持体12が当接され、一対の保持体のフ
ランジ部どうしがボルトナツト類により固着される。
外被9の開口部には底蓋14がパツキン13を介して当
接され接合面がボルトナツト類により強固に結着され、
外部から雨水等が浸入しないようにされている。
接され接合面がボルトナツト類により強固に結着され、
外部から雨水等が浸入しないようにされている。
しかして、本考案に係る絶縁バスダクトを屋外で使用す
る場合は、底蓋が下部位置に配置されるように布設され
る。
る場合は、底蓋が下部位置に配置されるように布設され
る。
本考案は上述したように、複数条の密着配設された絶縁
導体を外被内側面より突設させた当接体に適宜間隔で設
けた保持体により保持固定しているので、従来のバスダ
クトに比しその構成を極めて簡素化でき、また、導体の
発生熱による熱滞留部が無いので熱放散が良好となり、
更に当接板による外被への熱伝達によって冷却効果が上
昇し、もって従来形の構造に比べ導体の許容電流の増大
を図ることができる。
導体を外被内側面より突設させた当接体に適宜間隔で設
けた保持体により保持固定しているので、従来のバスダ
クトに比しその構成を極めて簡素化でき、また、導体の
発生熱による熱滞留部が無いので熱放散が良好となり、
更に当接板による外被への熱伝達によって冷却効果が上
昇し、もって従来形の構造に比べ導体の許容電流の増大
を図ることができる。
更に本考案においては、当接体によって、短絡電流等の
応力による導体の変形を防止でき、また組立部品工数と
も激減できる。
応力による導体の変形を防止でき、また組立部品工数と
も激減できる。
また本考案においては、底部−面のみの開口させた外被
を用いているのでその形状の簡素化が計れ、また防雨性
能が著しく向上する。
を用いているのでその形状の簡素化が計れ、また防雨性
能が著しく向上する。
第1図は従来の屋内形密着絶縁バスダク)・の断面図、
第2図および第3図は従来の防雨形バスダクトの断面図
、第4図aは本考案の絶縁バスダクト断面図、同図すは
第4図の側面図、第5図は本考案の他の変形例を示す断
面図、第6図は当接体の変形例を示す要部斜視図、第7
図は第4図すのB−B’線断面図である。 1 a、1 b、I C・・・・・・絶縁導体、8 a
、8 b・・・・・・当接体、9・・・・・・外被、
11.72・・・・・・保持体、14・・・・・・底蓋
。
第2図および第3図は従来の防雨形バスダクトの断面図
、第4図aは本考案の絶縁バスダクト断面図、同図すは
第4図の側面図、第5図は本考案の他の変形例を示す断
面図、第6図は当接体の変形例を示す要部斜視図、第7
図は第4図すのB−B’線断面図である。 1 a、1 b、I C・・・・・・絶縁導体、8 a
、8 b・・・・・・当接体、9・・・・・・外被、
11.72・・・・・・保持体、14・・・・・・底蓋
。
Claims (1)
- 長さ方向にそれ自身の側面が当接するように密着配置さ
れた複数条の絶縁導体と、これら絶縁導体の全体を包被
するコ字条外被と、このコ字状外被の面内側面からそれ
ぞれ突出され、それぞれの先端が、前記コ字状外被の内
側面側に位置する絶縁導体の外側面にそれぞれ当接され
た一対の当接体と、長さ方向に所定の間隔をおいて、前
記各当接体間に跨って固着され、それ自身の中間部で前
記絶縁導体を保持する保持体と、前記外被の開口部を閉
塞する底蓋とから成ることを特徴とする絶縁バスダクト
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17023080U JPS5838761Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | 絶縁バスダクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17023080U JPS5838761Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | 絶縁バスダクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5793038U JPS5793038U (ja) | 1982-06-08 |
JPS5838761Y2 true JPS5838761Y2 (ja) | 1983-09-01 |
Family
ID=29528688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17023080U Expired JPS5838761Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | 絶縁バスダクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5838761Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITUB20159292A1 (it) * | 2015-12-16 | 2017-06-16 | Bticino Spa | Condotto a barre. |
-
1980
- 1980-11-27 JP JP17023080U patent/JPS5838761Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5793038U (ja) | 1982-06-08 |
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