JPS5838718A - 振動吸収性樹脂組成物 - Google Patents
振動吸収性樹脂組成物Info
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- JPS5838718A JPS5838718A JP13819081A JP13819081A JPS5838718A JP S5838718 A JPS5838718 A JP S5838718A JP 13819081 A JP13819081 A JP 13819081A JP 13819081 A JP13819081 A JP 13819081A JP S5838718 A JPS5838718 A JP S5838718A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコテ塗り可能で、かつ常温で硬化後良好な性能
を有する振動吸収性樹脂組成物に関する。
を有する振動吸収性樹脂組成物に関する。
従来より、振動減衰材は車輌、機械、建築材料等の構造
部材の振動又は騒音を防止するために、部材表面にシー
ト状に貼りつける等して使用されている＠このような振
動減衰材としては一般に、ブチルゴムや塩化ビニル系ポ
リマーを主体とするものが使用されているが、これらは
コテ塗りができないため、複雑な形状の場所には使用で
きなかった。
部材の振動又は騒音を防止するために、部材表面にシー
ト状に貼りつける等して使用されている＠このような振
動減衰材としては一般に、ブチルゴムや塩化ビニル系ポ
リマーを主体とするものが使用されているが、これらは
コテ塗りができないため、複雑な形状の場所には使用で
きなかった。
一方一般にコテ塗り可能な材質としては、常温で液状の
エポキシ樹脂、ポリブタジェン、エチレシー酢酸ビニル
共重合体、ポリノルボーネン等力あげられるが、これら
は通常振動減衰特性が悪いため振動減衰材として使用さ
れることはなかった。
エポキシ樹脂、ポリブタジェン、エチレシー酢酸ビニル
共重合体、ポリノルボーネン等力あげられるが、これら
は通常振動減衰特性が悪いため振動減衰材として使用さ
れることはなかった。
本発明者らは、ベースポリマーとして液状エポキシ樹脂
を使用しながらも、このもの１００重量部に、ｏ■塑剤
２０〜１００重量部と充填剤５０〜７００重量部と硬化
剤３０〜８０重蓋部とを混合して使用すれば、振動減衰
特性が大幅に改良され、又耐水性、耐油性、耐炎性、接
着性も良好であるので、船舶構造のような複雑な形状に
対してもコテ塗りができ、又そのまま常温で硬化するの
で作業性も良く、しかも有機溶剤を使用しないので密閉
した室内でも厚ぬりができ、クラック発生が少ない等の
利点をもった振動吸収性樹脂組成物が得られることを見
い出した。
を使用しながらも、このもの１００重量部に、ｏ■塑剤
２０〜１００重量部と充填剤５０〜７００重量部と硬化
剤３０〜８０重蓋部とを混合して使用すれば、振動減衰
特性が大幅に改良され、又耐水性、耐油性、耐炎性、接
着性も良好であるので、船舶構造のような複雑な形状に
対してもコテ塗りができ、又そのまま常温で硬化するの
で作業性も良く、しかも有機溶剤を使用しないので密閉
した室内でも厚ぬりができ、クラック発生が少ない等の
利点をもった振動吸収性樹脂組成物が得られることを見
い出した。
本発明はこのような知見に基づいてなされたものであっ
て液状エポキシ樹脂１００嶌量部、可塑剤２０−１００
重景部、充填剤５０〜７００重量部、硬化剤３０〜８０
重量部から成る常ｆＭ嫂化型エポキシ混和物で未峡化時
の軟度が２０〜４０であることを特徴とする振動吸収性
樹脂組成物に関する。本発明で使用する液状エポキシ樹
脂はビスフェノールＡタイプ等の汎用品でよく、例えは
アラルダイト０Ｙ２３０（チバガイキー社製商品名）等
がある。
て液状エポキシ樹脂１００嶌量部、可塑剤２０−１００
重景部、充填剤５０〜７００重量部、硬化剤３０〜８０
重量部から成る常ｆＭ嫂化型エポキシ混和物で未峡化時
の軟度が２０〜４０であることを特徴とする振動吸収性
樹脂組成物に関する。本発明で使用する液状エポキシ樹
脂はビスフェノールＡタイプ等の汎用品でよく、例えは
アラルダイト０Ｙ２３０（チバガイキー社製商品名）等
がある。
可塑剤には７タル酸系エステル、鉱油、塩素化パラフィ
ン等があり、配合量は２０〜１００重ｉｔ部が好ましい
。２０重置部以下の時は振動減衰特性が悪く、１００重
量部以上の時は流れやすい。
ン等があり、配合量は２０〜１００重ｉｔ部が好ましい
。２０重置部以下の時は振動減衰特性が悪く、１００重
量部以上の時は流れやすい。
本発明に使用する充填剤には炭酸カルシウム、１マイカ
、シリカ等がありその配合量は、硬化前の組成物の軟度
（ＪＩ８ Ａ ５７５２法による）が２０〜４０に
なるよう５０〜７００重量の範囲内で適宜選定する。５
０重量部以下又は軟度４０以上では流れやすいためフチ
塗りができず、７００重量部以上又は軟度２０以下では
変形し使用できない。
、シリカ等がありその配合量は、硬化前の組成物の軟度
（ＪＩ８ Ａ ５７５２法による）が２０〜４０に
なるよう５０〜７００重量の範囲内で適宜選定する。５
０重量部以下又は軟度４０以上では流れやすいためフチ
塗りができず、７００重量部以上又は軟度２０以下では
変形し使用できない。
常温硬化型の液状エポキシ樹脂の硬化剤には八−ドナー
ＨＹ９５６（チバカイギー社製商品名）等があり、３０
〜８０重量部が好ましい。
ＨＹ９５６（チバカイギー社製商品名）等があり、３０
〜８０重量部が好ましい。
本発明においては上述の成分を万能攪拌機等でよく混練
し、得られた組成物をコテやへヶ等で減衰を必要とする
部位への塗布厚としては、金属板のような振動減衰特性
の悪いものには金属板厚さの１〜２．５倍、合成樹脂板
のような比較的振動減衰特性のあるものには０．５〜１
．５倍の厚みで塗るのが適当である。
し、得られた組成物をコテやへヶ等で減衰を必要とする
部位への塗布厚としては、金属板のような振動減衰特性
の悪いものには金属板厚さの１〜２．５倍、合成樹脂板
のような比較的振動減衰特性のあるものには０．５〜１
．５倍の厚みで塗るのが適当である。
次に本発明の実施例、実験例を説明する。
〔実験例１〕
常温硬化型の樹脂のベースポリマーの槙順による損失係
数と接着性への影響を調べるため、第１表に示す各成分
を軟度（ＪＩＳ Ａ ５７５２法）が約３０になる
ように混合し、厚さ１０１１１１の強化ポリエステル樹
脂（ＦＲＰ ）に約１０ｍの厚さにコテ塗り後、室温硬
化させ、試験片を作成した。
数と接着性への影響を調べるため、第１表に示す各成分
を軟度（ＪＩＳ Ａ ５７５２法）が約３０になる
ように混合し、厚さ１０１１１１の強化ポリエステル樹
脂（ＦＲＰ ）に約１０ｍの厚さにコテ塗り後、室温硬
化させ、試験片を作成した。
得られた試験片に対する各種周波数に対する損失係数と
、ＦＲＰに対する接着性を試験した。その結果を第１表
に示す。
、ＦＲＰに対する接着性を試験した。その結果を第１表
に示す。
以 下 余 白
５−
−〇 −
これによれば、各種周波数に対して高い損失係数を保有
し、かつ接着性の良好なものは液状エポキシ樹脂であり
、又可塑剤を加えるのが好ましい事がわかる。
し、かつ接着性の良好なものは液状エポキシ樹脂であり
、又可塑剤を加えるのが好ましい事がわかる。
〔実験例２〕
充填剤の種類による損失係数への影響を調べるためエポ
キシ樹脂１００重量部と硬化剤６５重量部と可塑剤８０
重量部に各種充填剤を軟度が約３０になるよう加え混合
したものを実施列１と同様の試験片を作製し、同様に損
失係数を調べた。その結果を第２表に示す。
キシ樹脂１００重量部と硬化剤６５重量部と可塑剤８０
重量部に各種充填剤を軟度が約３０になるよう加え混合
したものを実施列１と同様の試験片を作製し、同様に損
失係数を調べた。その結果を第２表に示す。
以下余白
７−
第 ２ 表
これによれば充填剤としては、炭酸カルシウム、マイカ
、シリカが良いことがわかる。
、シリカが良いことがわかる。
（実験［３）
コテ塗り可能でかつ形状の変化のない振動減衰材の未峡
化時の軟度を関ぺる為にエポキシ樹脂１００重量部と硬
化剤６５重量部と可塑剤８０重量部に炭酸カルシウムを
混合比を変えて加えたものをＪＩ８ Ａ ５７５２
法に従って軟度試験を行なった。その結果を第３表に示
す・ ８− 第 ３ 表 以上より軟度が２０〜４０の範囲でないとコテ塗りがで
きないかあるい４よ施工後変形し使用できないことがわ
かった。
化時の軟度を関ぺる為にエポキシ樹脂１００重量部と硬
化剤６５重量部と可塑剤８０重量部に炭酸カルシウムを
混合比を変えて加えたものをＪＩ８ Ａ ５７５２
法に従って軟度試験を行なった。その結果を第３表に示
す・ ８− 第 ３ 表 以上より軟度が２０〜４０の範囲でないとコテ塗りがで
きないかあるい４よ施工後変形し使用できないことがわ
かった。
以上の実施例から明らかなように、本発明に係る振動吸
収性樹脂組成物はコテ塗り可能で硬“化後良好な性質を
有する。
収性樹脂組成物はコテ塗り可能で硬“化後良好な性質を
有する。
９−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、液状エポキシ樹脂１００重量部、可塑剤２０〜１０
０重量部、充填剤５０〜７００重鴬部、硬化剤３０〜８
０重量部から成る常温硬化型エポキシ混和物で未妓化時
の軟度が２０〜４０であることを特徴とする振動吸収性
樹脂組成物０ ２、充填剤として炭酸カルシウムを使用することを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の振動吸収性樹脂組成
物。 ３、充填剤としてシリカを使用することを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の振動吸収性樹脂組成物。 ４、充填剤としてマイカを使用することを特徴とする特
許「θ求の範囲第１項記載の振動吸収性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13819081A JPS5838718A (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | 振動吸収性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13819081A JPS5838718A (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | 振動吸収性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5838718A true JPS5838718A (ja) | 1983-03-07 |
Family
ID=15216174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13819081A Pending JPS5838718A (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | 振動吸収性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838718A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59191713A (ja) * | 1983-04-02 | 1984-10-30 | Nec Corp | 制振材料 |
| JPH0288653A (ja) * | 1988-09-27 | 1990-03-28 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 難燃性制振材組成物 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5130836A (en) * | 1974-09-10 | 1976-03-16 | Kansai Paint Co Ltd | Banjotainoshindo no teigenhoho |
| JPS5221043A (en) * | 1975-08-11 | 1977-02-17 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Heat resistant vibration damping composition |
| JPS5456634A (en) * | 1977-10-14 | 1979-05-07 | Dainippon Toryo Co Ltd | Soundproofing coating |
| JPS54141101A (en) * | 1978-04-25 | 1979-11-02 | Boeicho Gijutsu Kenkyu Honbuch | Vibration attenuator |
| JPS5516073A (en) * | 1978-07-24 | 1980-02-04 | Sunstar Giken Kk | Epoxy resin composition and method of reinforcing damping and soundproofing of metal plate using the same |
-
1981
- 1981-09-02 JP JP13819081A patent/JPS5838718A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5130836A (en) * | 1974-09-10 | 1976-03-16 | Kansai Paint Co Ltd | Banjotainoshindo no teigenhoho |
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|---|---|---|---|---|
| JPS59191713A (ja) * | 1983-04-02 | 1984-10-30 | Nec Corp | 制振材料 |
| JPH0288653A (ja) * | 1988-09-27 | 1990-03-28 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 難燃性制振材組成物 |
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