JPS5838639A - 金属の連続鋳造装置 - Google Patents
金属の連続鋳造装置Info
- Publication number
- JPS5838639A JPS5838639A JP13747481A JP13747481A JPS5838639A JP S5838639 A JPS5838639 A JP S5838639A JP 13747481 A JP13747481 A JP 13747481A JP 13747481 A JP13747481 A JP 13747481A JP S5838639 A JPS5838639 A JP S5838639A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- water cooling
- jackets
- graphite mold
- tightening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/04—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
- B22D11/045—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds for horizontal casting
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、黒鉛鋳型の冷却能力を向上した金属の連続
鋳造装置に関するものである。
鋳造装置に関するものである。
従来、この種の装置として第1図に示すものがあった。
図において、1は内部に冷却水を流す流路を設けた水冷
ジャケット、2はこのジャケット1に取囲まれている黒
鉛鋳型で、水冷ジャケット1は黒鉛鋳型2にスプリング
3を介して締結ボルト4により接触圧力をかけて密着し
である。5は保持炉、6は炉内に貯えた銅または銅合金
の溶融金属である。
ジャケット、2はこのジャケット1に取囲まれている黒
鉛鋳型で、水冷ジャケット1は黒鉛鋳型2にスプリング
3を介して締結ボルト4により接触圧力をかけて密着し
である。5は保持炉、6は炉内に貯えた銅または銅合金
の溶融金属である。
溶融金属6は黒鉛鋳型2内に注湯され、水冷ジャケット
1の冷却水により冷却作用をうけて凝固して鋳型2の出
口よシ鋳塊8となって出てくると共に、牽引ロール7に
よシ連続または間歇的に引き出される。一方、溶融金属
6が凝固する過程は、冷却水が水冷ジャケット1内で熱
交換を行なって該ジャ冬ット1を冷却し、この冷却エネ
ルギーは黒鉛鋳゛型2へ伝わって冷却し、これによって
鋳型2内に注湯された溶融金属60顕熱および潜熱を奪
って鋳塊8ができる。
1の冷却水により冷却作用をうけて凝固して鋳型2の出
口よシ鋳塊8となって出てくると共に、牽引ロール7に
よシ連続または間歇的に引き出される。一方、溶融金属
6が凝固する過程は、冷却水が水冷ジャケット1内で熱
交換を行なって該ジャ冬ット1を冷却し、この冷却エネ
ルギーは黒鉛鋳゛型2へ伝わって冷却し、これによって
鋳型2内に注湯された溶融金属60顕熱および潜熱を奪
って鋳塊8ができる。
ところで、冷却水から溶融金属の鋳塊までの伝熱解析は
、水冷ジャケットと黒鉛鋳型の間の接触熱抵抗が大きく
、冷却能力を低下させていると同時に、この接触熱抵抗
は頻繁に変動しこれに伴なって冷却能力も変化している
ことが解る。これは水冷ジャケットと黒鉛鋳型の間が不
完全な接触で空隙が存在しているためである。この空隙
の存在のため黒鉛鋳型から水冷ジャケットへの熱変動が
阻害または変動し、鋳型内での熱交換が不充分で不安定
なものとな夛、したがって鋳肌の局部的な傷の発生・や
表面層近くの異常偏析または結晶粒の粗大化等の様々な
品質上の欠陥が生じていた。すなわち、黒鉛鋳型と水冷
ジャケットとの間には膨大な熱流束が存在し、さらにこ
の熱流束は黒鉛鋳型内で溶融金属がIl!同する付近に
集中している。
、水冷ジャケットと黒鉛鋳型の間の接触熱抵抗が大きく
、冷却能力を低下させていると同時に、この接触熱抵抗
は頻繁に変動しこれに伴なって冷却能力も変化している
ことが解る。これは水冷ジャケットと黒鉛鋳型の間が不
完全な接触で空隙が存在しているためである。この空隙
の存在のため黒鉛鋳型から水冷ジャケットへの熱変動が
阻害または変動し、鋳型内での熱交換が不充分で不安定
なものとな夛、したがって鋳肌の局部的な傷の発生・や
表面層近くの異常偏析または結晶粒の粗大化等の様々な
品質上の欠陥が生じていた。すなわち、黒鉛鋳型と水冷
ジャケットとの間には膨大な熱流束が存在し、さらにこ
の熱流束は黒鉛鋳型内で溶融金属がIl!同する付近に
集中している。
このため熱流束による熱応力の発生やこれに伴なう熱変
形は量的に非常に大きなものであると同時に接触平面に
対し極端に片寄った本のである。このような熱変形に対
し、従来の装置の欠陥は締付圧力が不充分であると同時
に平面的に均一に締付けているためである。
形は量的に非常に大きなものであると同時に接触平面に
対し極端に片寄った本のである。このような熱変形に対
し、従来の装置の欠陥は締付圧力が不充分であると同時
に平面的に均一に締付けているためである。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、水冷ジャケットと黒鉛鋳型との間
を熱応力に抗し得るまで締付は圧力を上げると同時に、
熱流束に伴なう変形量に比例して締付圧力を配分させる
ようKしたもので、これによシ水冷ジャケットと黒鉛鋳
型間の接触を熱流束が存在する場合でも、良好かつ安だ
にして接触熱抵抗の減少および安定化を計ることのでき
る金属の連結鋳造装置を提供することを目的としている
。
めになされたもので、水冷ジャケットと黒鉛鋳型との間
を熱応力に抗し得るまで締付は圧力を上げると同時に、
熱流束に伴なう変形量に比例して締付圧力を配分させる
ようKしたもので、これによシ水冷ジャケットと黒鉛鋳
型間の接触を熱流束が存在する場合でも、良好かつ安だ
にして接触熱抵抗の減少および安定化を計ることのでき
る金属の連結鋳造装置を提供することを目的としている
。
以下この発明の一実施例を図について説明する。
第2図は水冷ジャケットと黒鉛鋳型との平面図を示し、
第3図は同じく断面図を示している。図において、1は
内部に冷却水を流す流路を設けた水冷ジャケット、2は
このジャケット1に取囲まれている黒鉛鋳型で、水冷ジ
ャケラ)1は黒鉛鋳型2にスプリング3を介して締結ボ
ルト4により接触圧力をかけて密着している。
第3図は同じく断面図を示している。図において、1は
内部に冷却水を流す流路を設けた水冷ジャケット、2は
このジャケット1に取囲まれている黒鉛鋳型で、水冷ジ
ャケラ)1は黒鉛鋳型2にスプリング3を介して締結ボ
ルト4により接触圧力をかけて密着している。
上記締結ポル)4#′i、その締付は力を向上させる次
めに複[(実施例では4つずつ)並列に設けであると同
時に、局部的な変形等による黒鉛鋳型2の破壊を防止す
る目的でバネの変形量を大きくするために1本の締結ボ
ルト4に対してスプリング3を数段直列に取シ付けであ
る。さらにスプリング3を取付けた締結ボルトの平面配
置は熱流束に伴なう熱応力および構造的強度の両面から
の変形量に対して締付力による接触圧力が比例するよう
になっている。
めに複[(実施例では4つずつ)並列に設けであると同
時に、局部的な変形等による黒鉛鋳型2の破壊を防止す
る目的でバネの変形量を大きくするために1本の締結ボ
ルト4に対してスプリング3を数段直列に取シ付けであ
る。さらにスプリング3を取付けた締結ボルトの平面配
置は熱流束に伴なう熱応力および構造的強度の両面から
の変形量に対して締付力による接触圧力が比例するよう
になっている。
上記のように黒鉛鋳型内の熱流束による熱応力に伴なう
熱変形量およびその量的分布や構造的要素を考慮して、
水冷ジャケットとの締付力およびその分布の最適条件を
調べた結果、接触圧力については平均値で10¥1以上
必要であることが解った。なお、接触圧力が10%未満
では接触熱抵抗が不安定となシ、15製以上の圧力を加
えると鋳型が破壊してしまうので10〜15%が好まし
い。
熱変形量およびその量的分布や構造的要素を考慮して、
水冷ジャケットとの締付力およびその分布の最適条件を
調べた結果、接触圧力については平均値で10¥1以上
必要であることが解った。なお、接触圧力が10%未満
では接触熱抵抗が不安定となシ、15製以上の圧力を加
えると鋳型が破壊してしまうので10〜15%が好まし
い。
また圧力分布については溶湯側と中央部の熱応力が大き
いので締結ボルトを密に配置しである。このように構成
した締付圧力および圧力分布にすると、水冷ジャケット
と鋳型との接触面の平坦度かへ 良好となシ、その接触による粗さが10〜20μ程度以
下であれば、鋳造による熱流束に伴なう熱応力が鋳型内
に発生して変形を起こし、水冷ジャケットとの間に空隙
が生じようとしてもこれを防止し、は望熱流束が存在し
ない場合と同様な接触状態が維持できる。この結果、鋳
造時の水冷ジャケットと黒鉛鋳型間の接触抵抗の減少と
安定化が計れる。
いので締結ボルトを密に配置しである。このように構成
した締付圧力および圧力分布にすると、水冷ジャケット
と鋳型との接触面の平坦度かへ 良好となシ、その接触による粗さが10〜20μ程度以
下であれば、鋳造による熱流束に伴なう熱応力が鋳型内
に発生して変形を起こし、水冷ジャケットとの間に空隙
が生じようとしてもこれを防止し、は望熱流束が存在し
ない場合と同様な接触状態が維持できる。この結果、鋳
造時の水冷ジャケットと黒鉛鋳型間の接触抵抗の減少と
安定化が計れる。
上記に述べた実施例では水平型連続鋳造装置について説
明したが、縦型連続鋳造装置においても上記同様適用で
きる。また溶融金属としては銅および銅合金について述
べたが、その他鋳鉄およびその他の合金であってもよい
。さらに固体間接触における熱流束が大きく熱応力が発
生し、この分布が不均一でこれに伴なう熱変形が熱抵抗
として無視できない場合にも上記同様の効果が得られる
。
明したが、縦型連続鋳造装置においても上記同様適用で
きる。また溶融金属としては銅および銅合金について述
べたが、その他鋳鉄およびその他の合金であってもよい
。さらに固体間接触における熱流束が大きく熱応力が発
生し、この分布が不均一でこれに伴なう熱変形が熱抵抗
として無視できない場合にも上記同様の効果が得られる
。
以上のようにこの発明によれば、水冷ジャケットと黒鉛
鋳型との間を熱応力に抗し得るまで締付圧力を上げると
同qK、熱流束に伴なう変形量に比例して締付圧力を配
分させるようにすることによシ、水冷ジャケットと黒鉛
鋳型間の熱移動が容易かつ大きなものとなシ、鋳型内で
の熱交換が促進されて鋳造の冷却効果が向上する。また
鋳肌が改善できる上、鋳造速度を高めることができる等
の効果がある。
鋳型との間を熱応力に抗し得るまで締付圧力を上げると
同qK、熱流束に伴なう変形量に比例して締付圧力を配
分させるようにすることによシ、水冷ジャケットと黒鉛
鋳型間の熱移動が容易かつ大きなものとなシ、鋳型内で
の熱交換が促進されて鋳造の冷却効果が向上する。また
鋳肌が改善できる上、鋳造速度を高めることができる等
の効果がある。
第1図は従来の鋳造装置の断面図、第2図および第3図
はこの発明による鋳造装置を示すもので、水冷ジャケッ
トと鋳型との平面図および断面図である。 1・・・水冷ジャケット、2・・・黒鉛鋳型、3・・・
スプリング、4・・・締結ボルト。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
はこの発明による鋳造装置を示すもので、水冷ジャケッ
トと鋳型との平面図および断面図である。 1・・・水冷ジャケット、2・・・黒鉛鋳型、3・・・
スプリング、4・・・締結ボルト。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 銅および銅合金等の連続鋳造装置において、黒鉛鋳型の
外周面に水冷ジャケットが締結ボルトにより装着されて
おシ、上記締結ボルトは、黒鉛鋳型と水冷ジャケットと
の接触圧力を高めると同時に熱流束に伴なう変形量に比
例して締付圧力を配分したことを特徴とする金属の連続
鋳造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13747481A JPS5838639A (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | 金属の連続鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13747481A JPS5838639A (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | 金属の連続鋳造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5838639A true JPS5838639A (ja) | 1983-03-07 |
Family
ID=15199453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13747481A Pending JPS5838639A (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | 金属の連続鋳造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5838639A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6220747U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-07 | ||
US5381853A (en) * | 1991-11-14 | 1995-01-17 | Outokumpu Castform Oy | Apparatus for intensifying cooling in the casting of metal objects |
-
1981
- 1981-09-01 JP JP13747481A patent/JPS5838639A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6220747U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-07 | ||
US5381853A (en) * | 1991-11-14 | 1995-01-17 | Outokumpu Castform Oy | Apparatus for intensifying cooling in the casting of metal objects |
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