JPS5838557B2 - レンゾクテキニセンシヨクシタ コウシユウシユクセイフイラメント オヨビ センイノセイゾウホウホウ - Google Patents

レンゾクテキニセンシヨクシタ コウシユウシユクセイフイラメント オヨビ センイノセイゾウホウホウ

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JPS5838557B2
JPS5838557B2 JP50064426A JP6442675A JPS5838557B2 JP S5838557 B2 JPS5838557 B2 JP S5838557B2 JP 50064426 A JP50064426 A JP 50064426A JP 6442675 A JP6442675 A JP 6442675A JP S5838557 B2 JPS5838557 B2 JP S5838557B2
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    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、重合体のにg当り少なくとも150ミリ当量
の酸基を含有する、乾式紡糸したアクリロニトリル共重
合体の染色した高収縮性のフィラメント及び繊維の連続
的製造方法に関する。
乾式紡糸したアクリロニトリル共重合体から、そのトウ
(tow )を、例えばその元の長さの150%〜25
0%間まで延伸し、それを130℃以下の温度で乾燥す
ることによって、高収縮性、白色の光沢ある繊維を、ま
た2酸化チタン又は顔料もしくは実質的に不溶性で高分
子量の、一般に塩基性化合物の形の染料の存在下で紡糸
することによって、半つや消しの染色された、少なくと
も35%の回収縮性をもつアクリル繊維を製造すること
ができることは公知である(米国特許第3097415
号、西独国特許出願公開 1435611号参照)。
しかしながら、上記方法によっては、水溶液から染色し
た高収縮性アクリル繊維を製造することはできない。
次に染色した場合に、繊維は、その回収縮性を損失する
このたび、乾式紡糸したアクリル繊維でも、染色のため
に、重合体のkg当り、少なくとも150ミリ当量、好
ましくは200ミリ当量の酸基を含有するアクリルトウ
又はフィラメントを用いることにより、そしてその乾式
紡糸したフィラメントに対し、染色前に、結合した洗浄
、プレス及び乾燥処理を施すことによって、急速に、そ
して十分に染色することができることを見出した。
したがって本発明は、アクリロニトリル共重合体の均一
にそして十分に染色した、高収縮性(high −sh
rinkage ) の繊維又はフィラメントを連続
的に製造する方法に関するものであり、重合体のにg当
り少なくとも150ミリ当量の酸基を含有するアクリロ
ニトリル共重合体を常法で乾式紡糸する工程、その未延
伸の繊維又はフィラメントを、軽い張力下、70℃まで
の温度で水浴を通過させる工程、そのフィラメントを圧
搾することによって、該繊維又はフィラメント中に存在
する残留水分の少なくとも30%、だが最大70%まで
を除去する工程、ついでフィラメントを加熱下に乾燥し
て、多くてIO重量%の残留水分含量とする工程、次に
60秒間までの染浴中の滞留時間、20〜100℃の温
度でフィラメントを染色する工程、70〜90℃の温度
で、その元の長さの1.5〜2.5倍まで延伸する工程
、更に該フィラメント又は繊維を後処理する工程の各工
程を包含することを特徴とする。
この仕方で製造した繊維又はフィラメントは、その製造
サイクルの延伸段階前に、室温で小数秒間内に染色する
ことができる。
好適に行われる染色物のスチーム固定には、1〜3分間
、好ましくは2分間を要する。
このアクリルトウ又はフィラメント中に存在する多数の
酸基によって、良好な堅ろう変時性をもつ、十分に染色
された繊維が得られる。
通常の乾式紡糸した繊維又はフィラメントは、その長い
固定時間のために、本発明方法による製造中に染色する
のには不適当なものである。
結合した洗浄、プレス及び乾燥前処理後、未延伸の繊維
又はフィラメントを、20〜100℃の範囲内の温度で
、小数秒間染色し、好適には、飽和蒸気で処理すること
によって、染料又は染料混合物を固定し、次に70〜9
0℃の温度で、その元の長さの1.5〜2.5倍間まで
延伸することによって、フィラメントを更に加工し、そ
して100℃以下の温度で乾燥して、少なくとも35%
、しかし一般的には40%より大きい可収縮性をもつ、
高収縮性の、十分に染色した繊維又はフィラメントを生
成させる。
約35%及びそれ以上の収縮能力をもつ収縮可能な繊維
は、バルクヤーンの製造のため、またパイル布、特に擬
毛のために、相当興味あるものである。
この染色したトウ又はフィラメントを、次に70〜90
℃の範囲内の延伸浴温、好ましくは75℃の延伸浴温で
、染浴中に染料がブリードする( bleeding
)、いかなる形跡もなく、すなわち染料が失われること
なく、その元の長さの1,5倍〜2.5倍間まで延伸す
ることによって、更に加工する。
これは、本発明の別の利点であり、それは、染色後、大
量染色した乾式紡糸アクリル繊維は、延伸、洗浄及び仕
上浴中で、しばしばブリードするからである。
このトウ又はフィラメントの洗浄、仕上げ及び100℃
以下のドライヤ一温度での乾燥後、35〜40%の可収
縮性をもつ、染色した高収縮性アクリル繊維を、連続操
作で製造することができる。
従来、重合体のにg当り、少な(とも150ミリ当量の
酸基を含有するアクリロニトリル重合体は、連続製造サ
イクルで加工して、高収縮性の染色した繊維又はフィラ
メントを生成させることができる、ということは知られ
ていなかった。
この種の染色した高収縮性アクリル繊維は、重合体溶液
に対して着色顔料を添加する、いわゆるゞジェット染色
〃によって製造されているに過ぎなかった。
本発明は数餉の利点を与えるものであり、それは、例え
ばジェット染色においては、その染料の選定に制限があ
るのに対して、本発明では、アゾ、媒染、トリフェニル
メタン及び金属錯体染料のような、いかなる水溶性の塩
基性染料の使用が可能である点にある。
染料は、ポリアクリロニトリル共重合体用に使用した溶
媒中に、可溶性又は分散可能なものでなげればならない
更に、染料は、後処理中、即ち延伸、洗浄及び仕上処理
中に溶出することができないように、水中に実質的に不
溶性又は完全に不溶性のものでなげればならない。
使用する染料が満たすべき他の要件には、乾式紡糸中に
おけるダクト温度に耐える能力、また粒度及び粒度分布
があり、それ故染料の回分散性、可濾過性及び可紡性が
ある。
本発明方法は、染料の選定に関するこれからの限定を、
すべて排除するものである。
しかしながら、別の化学的組成のアクリロニトリル共重
合体と一緒に、重合体のkg当り例えば200ミリ当量
の酸基を含有する乾式紡糸したアクリル繊維を使用する
こと、また染料の適用後スチームで固定することが、染
色したアクリル繊維の高収縮性能力において具体化され
る、更に予想外の利点を与えるものである。
意外にも 重合体中に増加した量の酸基を含有する繊維
は、重合体の−当り60〜100ミリ当量の酸基を含有
する、常法で乾式紡糸したアクリル繊維と比較して、収
縮能力における増加(多くて7〜9%)を達成すること
が判明した。
これが、本発明の他の著しい利点である。
例えば、平均で重合体のkg当り200ミリパルの酸基
を含有するアクリロニトリル共重合体は、250%まで
延伸後、普通の酸基含量(60〜100ミリパル/kg
)をもつ乾式紡糸したアクリル繊維より、5%高い収縮
能力を示すことが判明した。
本発明の別の重要な特色は、使用する紡糸した物質を前
処理する方法にある。
下記の各側でより詳細に説明する、未延伸の繊維材料の
結合した洗浄、プレス及び乾燥前処理中に、完全に均一
で、縞のない染色仕上物及び連続的染色方法が得られる
ことが判明した(比較例7a及び7b参照)。
したがって、連続的に染色した、高収縮性のアクリル繊
維の製造中に含まれる各工程段階が、本発明の重要な部
分である。
か(して、各研究は、洗浄、プレス及び乾燥前処理と、
染料の適用後のスチーム固定が、アクリロニトリル共重
合体において異なる酸基含量をもつ乾式紡糸したアクリ
ル繊維の最大回収縮性に対してもつ各影響について行わ
れた(表■及びV)。
該前処理、異なる染浴温度さえも、繊維の収縮度に対し
て何らの効果ももたないのに対して、未延伸の紡糸した
物質に対する染料の適用後の蒸熱工程が、繊維の収縮レ
ベルにおいて更に増加をもたらす。
これらの各パラメーターに加えて、後記の表■〜■に示
したように、連続的に染色した、高収縮性アクリル繊維
の製造中において、最大可収縮性嘴k及び短時間内の十
分な染色に対する、染浴温度及び染料助剤を各種の量で
もつアクリロニトリル共重合体の組成の影響について研
究を行った。
重合体のkg当り必要な最小含量である150ミリ当量
の酸基をもつアクリロニトリル重合体は、標準の工業的
品位のアクリル繊維中に結合される型の、いずれかのエ
チレン不飽和カルボン酸及びスルホン酸又はそれらの混
合物、例えばアクリル酸及びメタクリル酸、アリル又は
メタリルスルホン酸、ビニル及びビニルベンゼンスルホ
ン酸及びそれらのアルカリ金属塩を用いて製造すること
ができる。
酸官能基をもつエチレン性不飽和単量体、例えばメタク
ロイルアミノベンゼンベンゼンジスルホンアミド、p−
スルホフェニルメチルエーテル、オキザリルスルホンア
ミド及びこれら化合物の混合物のようなものも、適当な
ものである。
その他の適当なモノオレフィン性単量体の例には、不飽
和カルボン酸のエステル、例えばアクリル酸エステル、
メタクリル酸エステルのようなもの、又はビニルエステ
ル例えば酢酸ビニルがある。
染色試験のために使用する繊維は、乾燥紡糸によって製
造し、その特定の紡糸した物質を、下記のようにして後
処理した。
略36.5%の含水量をもつ結合したトウを、室温の水
を満たした浴で、その後に一対の加圧ローラーが接続し
ている浴中において前洗浄する。
ついでそのトウを、一対の加圧ローラー間で圧搾し、穿
孔したドラムをもつドライヤー中、130℃の最大温度
で張力下前乾燥して、それが多くて10%の残留水分含
量をもつようにするが、そのうちの2〜3%は、残留溶
媒、例えばジメチルホルムアミドであってもよい。
この仕方で前処理したトウを、ついで下記式に相当する
染料を60 ?/1で用い、各種の染色温度で染色する
この染浴中での滞留時間をi、多くて3〜4秒間である
この染色したトウな、 ついで飽和蒸気条件 下、2〜3分間固定する。
延伸度及び延伸浴の温度を変え、繊維横断面を通じての
染料の浸透、及びアクリロニトリル共重合体の組成に対
応してのその回収縮性を測定した。
各々の場合に、乾燥は、穿孔したドラムドライヤー中、
70℃の最大ドライヤ一温度で、張力下に行った。
この乾燥した、染色した高収縮性繊維の含水量は、平均
5〜6%間、多くて8.2%に達した。
各々の場合に、この加熱処理した繊維に対して、煮沸誘
起収縮率を測定した。
沸騰水中での収縮率は、各繊維について、該4〜6%大
きかった。
1、煮沸誘起収縮率(boiling −induce
dshrinkage )の測定 煮沸誘起収縮率(K)の測定では、初めの長さlA(略
0.0IP/デニールの荷重下で測定)をもつ、10〜
15毛管の薄フィラメント玉を、熱水で、98〜100
℃において、張力の不在下、5分間処理し、続いて略2
0℃の温度をもつ水浴中で急冷する。
30分間後、その間張力のない状態に保持した、収縮し
たフィラメント又はフィラメントの玉の長さlKを、同
じ荷重下で測定する。
ついで、%で表わされる煮沸誘起収縮率を、下式に従っ
て算出する・・・−・・・・・2、アクリロニトリル共
重合体中の酸基の測定塩類を除去するために、試験すべ
きアクリロニトリル共重合体を、蒸留水中で30分間煮
沸し、ついで真空乾燥キャビネット中、50℃で乾燥す
る。
ついで500m9の重合体を、25Fdのジメチルスル
ホキシド中に加熱下溶解させ、溶解した試料を、レワチ
ッ) (Lewatit )S100(メルクカンパニ
ー製の陽イオン交換体)を含有する交換管(管直径12
1m:管長路200mm)に、2度通す。
75rrLlのジメチルスルホキシドで洗浄後、溶離液
に10滴のフェノールフタレインを添加し、続いて0.
05ノルマルノアルコール性水酸化カリウム溶液を用い
て、色が青色に変色するまで測定する。
純ジメチルスルホキシド溶液の空試験値を、同じ方法で
測定して、上記の滴定値から差引く。
3、染色した繊維上の染料の量の測定 上記の染料の20 ?/lの溶液の5rnlをピペット
でとり、11まで希釈する。
590mμの波長で、1crflセル中での吸光値は、
2.1に達する(吸光最大)。
換算:1007n9の染料/11の溶液−2,1;した
がって、100m9の繊維/100r/llに対する0
、5の測定吸光値は、繊維のt当り略23.8r11g
の染料に相当する。
表■から明らかなように、重合体のkg当り80ミリ当
量の酸基を含有する乾式紡糸したアクリル繊維は、20
〜100℃の範囲内の染色温度、及び3〜4秒間の染浴
中での滞留時間においては、その外周区域が染色される
に過ぎない。
適当な繊維強度値をもつ繊維を製造するために必要な1
:2.5の延伸比を用いて、染色した繊維の少なくとも
35%の可収縮率は、20〜100℃の範囲内の染色温
度、及び75〜90℃の範囲内の延伸浴温度において得
られる。
その毛管破壊のために、より低い延伸浴温度においては
、連続方法が不可能である。
より高い延伸浴温度、例えば98〜100℃において、
その元のケーブル長さの250%より大きい延伸レベル
を用いると、その染色した繊維の可収縮率は、35%よ
り以下に落下する。
200%付近の延伸レベルに対して、20〜75℃の範
囲内の染浴温度において、最高の煮沸誘起収縮値が得ら
れる。
表■は、重合体のkg当り160ミリ当量の酸基を含有
する乾式紡糸したアクリル繊維が、20〜100℃の範
囲内の染色温度において、3〜4秒間に完全に染色され
ることを示す。
1:2.5の延伸比を用い、20℃〜煮沸温度間の染色
温度及び75〜90℃の範囲内の延伸浴温度において、
80ミリパル/kgの酸基を含有する乾式紡糸したアク
リル繊維(表I)と比較して、=般に略3%より高い煮
沸誘起収縮値が得られる。
再び、75〜90℃の延伸浴温度及び室温最近の染色浴
温度においては、200%付近の延伸レベルにおいて、
最高の煮沸誘起収縮値が得られる。
延伸を90 ’C以上の温度で行う場合には、染色した
繊維の、回収縮性は相当に減少する。
表■から明らかなように、重合体のにg当り198ミリ
パルの酸基を含有する乾式紡糸したアクリル繊維は、2
0〜100℃の範囲内の染色温度において、染色浴中3
〜4秒間の滞留後、完全に染色される。
1:2.25〜1:2.5の延伸比を用い、75℃〜煮
沸温度の延伸浴温度において、40%より大きく、最大
46%の染色した繊維の可収縮率が得られる。
より高い延伸比を用いると(例えばその元の長さの30
0%までトウを延伸する場合)、その煮沸誘起収縮値は
、40%より以下、一般に30〜35%の値まで落下す
る。
再び、200%付近へ250%の延伸レベルで、最高の
煮沸誘起収縮値が得られ、染色温度は、重大な影響を及
ぼさない。
もし、表I〜■のアクリロニトリル共重合体の化学的組
成が、煮沸誘起収縮値のレベルに関連しているならば、
実質的に同じアクリル酸メチル含量において、煮沸誘起
収縮値は、アクリロニトリル共重合体中の酸基含量の増
加に伴って増大することになる。
1:2.5の延伸比を用い、75〜90℃の範囲内の延
伸浴温度において、kg当り198ミリパルの酸基を含
有するアクリロニトリル重合体の煮沸誘起収縮値は、そ
の他の製造条件を同じにして、アクリロニトリル重合体
のにg当り80ミリ当量の酸基を含有するアクリロニト
リル※※共重合体の値よりも、平均で5%は大きくなる
これは、アクリロニトリル重合体の増大するコモノマー
含量のためと考えることができ、それが増大する収縮化
傾向をもたらす。
100℃の延伸浴温度においては、2種のアクリロニト
リル重合体間の収縮レベルにおける差異が減少する(略
1.5%)。
アクリロニトリル重合体のkg当り160ミリ当量の酸
基を含有するアクリロニトリル共重合体は、回収縮性の
点では、中間の位置を占める。
したがって、本発明の別の顕著な利点は、アクリロニト
リル重合体中に増大した数の酸基、例えば重合体のkg
当り200ミリ当量の酸基をもつアクリロニトリル共重
合体を使用することによって、通常のアクリロニトリル
重合体組成(重合体のkg当り略60〜100ミリパル
の酸基)をもつ繊維と比較して、略5%大きい可収縮率
をうろことが可能である点にある。
繊維の最大回収縮性に対する、未延伸の繊維の洗浄、プ
レス及び乾燥前処理の影響を、別の一連の試験で試験す
る(表■)。
このために、新らしく紡糸した物質を結合してトウを作
り(含水量酪38%、そのうちの18.5%はジメチル
ホルムアミドである)・、更にいかなる前処理を行うこ
となく、下記式に相当する染料を2of/l用い、室温
で3〜4秒間直接に染色した。
飽和蒸気条件下、2分間固定後、各種の水温において、
トウをその元の長さの200%〜250%間まで延伸し
た。
続いてこれを、穿孔したドラムドライヤー中、70℃で
乾燥し、その後、この染色した繊維の煮沸誘起収縮値を
測定した。
表■から明らかなように、染色した繊維の回収縮性は、
未延伸繊維の前処理によって、最小限度の影響を受ける
に過ぎない。
すべての繊維(kg当り80〜200ミリパルの酸基)
の最大収縮レベルは、前処理によって1%付近まで減少
する。
連続的に染色したアクリル繊維の最大回収縮率に影響を
与える別の要因として、染色した未延伸繊維の蒸熱につ
いて研究した。
高収縮性の白色アクリル繊維を製造するためには、蒸熱
を必要としないのに対して、本発明方法による連続的に
染色した、乾式紡糸したアクリル繊維の製造においては
、蒸熱によって、染料固定が助長され、適当な堅ろう度
値が得られる。
再び、各繊維を結合してトウな作り、続いて更にいかな
る前処理することなく、上記した染料を201773用
いて、室温で染色した。
染浴中でのトウの滞留時間は、3〜4秒間に達した。
ついでトウを、直接に、即ち蒸熱することな(、延伸浴
中、各種の水温で、その元の長さの200%〜250%
まで延伸し、70℃の最高温度で乾燥して、染色した繊
維の煮沸誘起収縮率を測定した。
表I〜■からの、重合体のkg当り各種の量の酸基をも
つ、染色したアクリル繊維の煮沸誘起収縮値と、いかな
る前処理又は蒸熱なしに製造した繊維の類似の煮沸誘起
収縮値(表■)との比較は、紡糸した物質の染色後で延
伸前の蒸熱は、可収縮率における増加を生じることを示
している。
250%の延伸度を用いると、蒸熱した、染色した繊維
の可収縮率は平均で2〜4%まで増加するのに対して、
200%付近の延伸レベルにおける、収縮率の増加率は
、アクリロニトリル重合体のkg当り200ミリ当量の
酸基を含有する繊維について、約7〜9%間に達する。
したがって、連続的に染色した、高収縮性アクリル繊維
の製造に関する限り、本発明の他の重要な利点は、重合
体中に増加した数の酸基をもつ染色した繊維が、好適に
は、その染料の適用後で、延伸前にスチームを用いる固
定を受け、その結果、その繊維の最大回収縮率を、延伸
度に対応して、9%まで増大させることができるという
事実によって与えられる。
本発明方法によって得られる型の、40〜45%可収縮
率をもつ高収縮性繊維は、例えば異形品カーペット、レ
リーフ様模様物及び多段階プラッシュ物品の製造のため
に特に興味あるものである。
例えばフィルター用の高密度ニードルフェルトを製造す
ることも可能である。
本発明方法の好適な実施態様の若干を以下に記載する。
各側に引用した堅ろう度は、下記のようにして測定した
〔文献ベルリン市ボイド販売株式%式% 行ドイツ規格委員会編の1色堅ろう度規格“(Farb
echtheitsnormen ) ポケットブッ
ク16の30〕 ■、光堅ろう度は、DIN54004のp68〜★★
72に従って測定した。
2、洗たく堅ろう度(40℃洗浄)は、DIN5401
4のp88〜89に従って測定した。
3、汗堅ろう度は、DIN54020のp96〜97に
従って測定した。
4、摩擦堅ろう度(乾時及び湿時)は、DIN5402
1のp98に従って測定した。
5、過度染色堅ろう度は、DIN54049のp139
〜140に従って測定した。
例1 91.1%のアクリロニトリル、5.5%のアクリル酸
メチルエステル及び3.4%のメタリルスルホン酸ナト
リウムを含有するアクリロニトリル重合体を、当業者に
おいて公知の標準の操作によって乾式紡糸した。
各繊維を、合わせて(combine )300000
dtex の全デニールをもつトウとし、かくして製
造したトウを、室温で水を満たした浴に通して、トウを
平均化すると共に溶媒を除去した。
浴を先行させ、続いて一対の加圧ローラーを設けた。
この160關の幅及び67%の含水量をもつ湿った、平
行にしたトウを、一対の加圧ローラー間で圧搾し、穿孔
したドラムをもつドライヤーを、張力下に通過させた。
このドライヤーの温度は、トウの走行速度に従って、ト
ウが略5〜8%の残留水分含量をもってドライヤーから
出てい(ように調節する。
例えば、前記した全デニールをもつトウに対し、20m
/分の走行速度におけるドライヤーの最高温度は100
℃である。
残留水分含量は7.8%であり、そのうち2,7%は残
留溶媒(ジメチルホルムアミド)である。
ついでこの未延伸のトウを、浸漬タンク中、室温で染色
する。
トウは、下記の各式に相当する各染料を、下記の合量で
用いた染料混合物で染色した。
染浴中の滞留時間は、2〜3秒間とした。
ついでこの染色したトウを、花づな型蒸熱器中、105
℃における飽和蒸気条件下、略1分間固定する。
ついで、この固定した、染色したトウを、75℃におけ
る水浴中、その元の長さの2.5倍まで延伸し、70℃
で水洗し、帯電防止剤で仕上処理する。
ついでこの染色したトウを、穿孔したドラムをもつドラ
イヤー中、65〜70℃で張力下に乾燥する。
トウの走行速度は、略50m/分であり、ドライヤー中
の滞留時間は、略60秒間である。
ついでこの染色したトウを、圧縮げん縮し、ステーブル
ファイバーに切断して包装する。
この5.0dtex のデニールをもつ染色した繊維は
、回収縮性繊維の含水量7.1%のため、40.9%の
煮沸誘起収縮率をもっている。
繊維横断面:十分に染色 染料吸収量(m9/1gJj、維)f)=11.7吸光
値−0,021(100■の繊維/100扉lの★★
DMF) この染色した繊維上の染料の量の測定: 4.35■の式(a)の染料、87.8■の弐由)の染
料及び8.7In9の式(e)の染料が、11のDMF
中に溶解する。
吸光値:0.180(波長420mμで最大)堅ろう度
:光堅ろう度−7;洗たく及び汗堅ろう度−5;湿時及
び戦時の摩擦堅ろう度−5;過度染色堅ろう度:ポリア
クリロニトリルに対するブリード中性で酢酸中−3−4
;重合体のにg当りの酸基のミリ当量数−198 例2 例1におけると同じ組成、及び300000dtexの
全デニールをもつアクリロニトリル共重合体のトウを、
例1に記載したのと同じ仕方で前処理した。
このトウを、浸漬タンク中、下記の式に相当する各染料
を、下記の合量で用いた染料混合物を用いて、室温で染
色した。
染浴中の滞留時間は3〜4秒であった。
この染色したトウを、再び、飽和蒸気条件下で固定し、
次に75℃における水浴中で、その元の長さの2,5倍
まで延伸し、70℃で水洗し、仕上処理し、ついで穿孔
したドラムをもつドライヤー中、65〜70℃の最大温
度で張力下に乾燥した。
この染色したトウを、圧縮げん縮し、ついで120mm
長さのステーブルファイバーに切断した。
4.9dtex の各個別のデニールをもつ、この染色
した繊維は、8,1%の含水量のため、40.8%の煮
沸誘起収縮率をもっている。
重合体の−当りの酸基の、917当量数−198;繊維
横断面二十分に染色 染料吸収量(1n9/?/繊維)=3.3吸光値−0,
031(100JVの繊維/100FrllのDMF) 染色した繊維上の染料の量の測定:47rn9の染料(
a)、42■の染料(b)及び111rI9の染料(c
)が、11のDMF’中に溶解する。
窄★吸光値−0,929(波長
445mμで最大)堅ろう度:光堅ろう度−6;洗た(
、汗、戦時及び湿時の摩擦堅ろう度−5:ポリアクリロ
ニトリルに対するブリード、中性で酢酸中−3−4例3 91.5%のアクリロニトリル、5,5%のアクリル酸
メチル及び3.0%のメタリルスルホン酸ナトリウムを
含有するアクリロニトリル共重合体を乾式紡糸した。
各繊維を合わせて、305000d tex の全デニ
ールをもつトウにし、得られるトウを、室温において水
で前洗浄し、圧搾し、例1に記載したのと同じ仕方で、
穿孔したドラムをもつドライヤー中、100℃において
張力下、前乾燥した。
残留水分含量は8.0%に達し、そのうち3.1%はジ
メチルホルムアミドである。
ついでこの未延伸のトウを、浸漬タンク中、下記式に相
当する染料を20S’/Jで用い、室温において染色す
る。
染浴中O帯留時間は3〜4秒である。
ついで染色したトウな、飽和蒸気条件下、105℃で2
分間固定する。
75℃における水浴中、1:2.5の比で延伸後、トウ
を70℃で水洗して仕上処理する。
ついで穿孔したドラムドライヤー中、65〜70℃で張
力下乾燥し、圧縮げん縮して、120mπ長さのステー
プルファイバーに切断する。
5.1dtexの各個別デニールをもつ染色した繊維は
、6.6%の含水量のため、39.3%の煮沸誘起収縮
率をもっている。
繊維横断面:十分に染色 染料吸収量(W19/繊維のf)=35.0吸光値−0
,734(1001n9の繊維/100rIllのDM
F ) 染色した繊維上の染料の量の測定二上記した方法3参照
、堅ろう度:光堅ろう度−5−6;洗たく及び汗堅ろう
度−5;湿時摩擦堅ろう度=4−5;乾時摩擦堅ろう度
−5:過度染色堅ろう度:ポリアクリロニトリルに対す
るブリード、中性で酢酸中−2−3;重合体のにg当り
の酸基のミリ5里−160 例4 例1におけると同じ組成をもつアクリロニトリル共重合
体を乾式紡糸し、各繊維を合わせて、816000 d
tex の全デニールをもつトウを作った。
このトウを、前洗浄し、圧搾し、再び例1に記載のよう
に前乾燥した。
残留水分含量は5.4%であり、そのうち2.3%はジ
メチルホルムアミドである。
ついでこの未延伸のトウを、浸漬タンク中、下記式に相
当する染料の30 ?/lを用い、50〜52℃で染色
する。
染浴中0帯留時間は3〜4秒である。
飽和蒸気条件下、略2分間固定後、赤色に染色されたト
ウを75℃における水浴中、1:2.5の比で延伸し、
70℃で水洗して、帯電防止剤で仕上処理する。
ついでトウを、穿孔したドラムドライヤー中、70℃の
最高温度で張力下、乾燥する。
染色したトウを圧縮−げん縮して、ステーブルファイバ
ーに切断する。
4.7dtexの各個別デニールをもつ、この切断した
繊維は、7.7%の含水量のため、39.8%の煮沸誘
起収縮率をもっている。
繊維横断面:十分に染色 染料吸収量(即/繊維のP)=19.7 吸光値−0,543(100dの繊維/100rnJ!
のDMF) 染色した繊維上の染料の量の測定:100r119の上
式の染料が、11ODMF中に溶解する。
吸光値=2.7(波長490mμで最大)堅ろう度:光
堅ろう度=7;洗たく及び汗堅ろう度−5:湿時摩擦堅
ろう度=4−5;乾時摩擦堅ろう度−5;過度染色堅ろ
う度:ポリアクリロ−トリルに対するブリード、中性で
酢酸中−2−例5 例1におけると同じ組成をもつアクリロニトリル共重合
体を乾式紡糸した。
再び各繊維を結合してトウを作り、例1におけると同じ
仕方で前処理した。
トウを、例3の染料2Of?/lを用い、沸騰温度で染
色した。
染浴中の滞留時間は、3〜4秒であった。
飽和蒸気条件下、2分間固定後、染色したトウを、75
℃における水浴中で、その元の長さの2.5倍まで延伸
した。
ついでトウを、70℃で水洗し、仕上処理し、穿孔した
ドラムドライヤー中、65〜70℃で張力下に乾燥した
染色したトウを、圧縮−げん縮して、ステープルファイ
バーに切断した。
4.9dtexの各藺別デニールをもつ、青色に染色さ
れた繊維は、5.9%の含水量のため、39.7%の煮
沸誘起収縮率をもっていた。
繊維横断面二十分に染色 染料吸収量(m9/繊維のP)=32 吸収値−0,67(100■(7)繊維/100dのD
MF ) 染色した繊維上の染料の量の測定:前記方法3参照 堅ろう度:例3のとおり 例 6(比較例) (a)93.6%のアクリロニトリル、5.7%のアク
リル酸メチル、0.4%のメタクロイルアミノベンゼン
ベンゼンジスルホンアミド及び0.3%のメタリルスル
ホン酸ナトリウムを含有するアクリロニトリル共重合体
を乾式紡糸した。
816000の全デニールをもつ繊維を、再び結合して
トウを作り、得られるトウを前洗浄し、圧搾して例1に
おけると同じ仕方で前乾燥した。
このトウな、浸漬タンク中、20 ?/lの例3の染料
を用いて室温で染色した。
染浴中の滞留時間は3〜4秒であった。
飽和蒸気条件下、2分間固定後、トウを、75℃におけ
る水浴中、1:2.5で延伸し、70℃で水洗して仕上
処理した。
ついでトウな、穿孔したドラムドライヤー中、70℃の
最大温度テ脹力下乾燥した。
4.8 dtex のデニールをもつ染色した繊維は
、37.0%の煮沸誘起収縮率をもっていた。
繊維横断面一外周染色 染料吸収量(II19/In9/繊維=7.6吸光値−
0,16(100rrI9の繊維/100WLlのDM
F) 重合体の−当りの酸基のミリ当量−80 (b) 同じ組成のアクリロニトリル共重合体をベー
スとしたトウを、室温より、むしろ沸騰温度で染色し、
もし同時に染浴中のトウの滞留時間を10倍に(即ち略
30秒まで)増大するならば、同様な後処理後、再び外
周区域のみが染色されたものが得られる。
繊維横断面:外周染色 染料吸収量(In9/繊維の?)=14.s吸光値=0
.31(100■の繊維/100m7のDMF) 例 7(比較例) (a) 例1におけると同じ組成で、815000d
texの全デニールをもつアクリロニトリル重合体の
トウを、再び、室温における水を満した浴を通過させ、
次に一対の加圧ローラー間で圧搾した。
残留水分含量は39.5%であった。ついでトウを、直
接に、即ち室温における前乾燥なしに、青色製品をうる
ため、例3の染料の20 ?/73を含有する染浴中で
染色した。
飽和蒸気で固定後、染色したトウを、75℃における水
中、1:2.5の比で延伸し、洗浄仕上げし、穿孔した
ドラムドライヤー中、70℃の最大温度で、張力下に乾
燥した。
ついでトウを、圧縮げん縮して、ステープルファイバー
に切断した。
染浴中の液体レベルは、染色中、絶え間なく上昇して、
最終的には約1.5時間後に溢流した。
同時に、染色したトウは、不規則な染色仕上げを示した
トウの内部にトラップされた水分が、染浴を連続的に希
釈して、トウのより淡色の着色をもたらした。
これは、本発明方法においては、前洗浄し、圧搾後の未
延伸、未固定のトウを、ドライヤー中、140℃の最大
温度で張力下に前乾燥して、その残留水分含量を5〜8
%付近に低下させることによって避けられる。
繊維横断面:全体染色、しかし不規則に、即ちある所は
淡く、ある所は濃い青色の唖鈴状に染色 (b) 前洗浄及び圧搾後、未延伸のトウ4、穿孔し
たドラムドライヤー中、170℃の温度で前乾燥する場
合には、張力下又は収縮を伴う場合でも、トウの感触は
、著しく硬化しているだけでなく、その自然色も、トウ
の黄変の結果として、不利な影響を受ける。
この乾燥物質は、堅い板様の特性をもち、染浴中及び蒸
熱器中でループ化及びカール化傾向を生じる。
毛管破壊の結果、延伸工程中、破壊が絶えず生じる。
例 8(比較例) 例1におけると同じ組成、及び816000の全デニー
ルをもつアクリロニトリル重合体のトウを、例1に記載
したのと同じ仕方で前処理し、20P/Jの例3の染料
を用い、沸騰温度で染色した。
染浴中の滞留時間は、略25秒であった。ついでこのト
ウを、75℃における水浴中、蒸熱することなく1:2
.5の比で延伸した。
延伸中に、染料はブリードしなかった。
70℃で水洗後、染色したトウを、帯電防止剤で仕上処
理し、穿孔したドラムドライヤー中、70℃で張力下に
乾燥する。
ついで染色したトウをげん縮(crimp )シて、ス
テーブルファイバーに切断する。
かくして製造した、4.7dtex の各側別デニール
をもつ繊維は、7.2%の含水量のため、36.7%の
煮沸誘起収縮率をもっている。
繊維横断面:全体に染色 染料吸収量(rr19//ffR維のP)=60.5吸
光値−1,27(100mgの繊維/100WLlのD
MF) 染色した繊維上の染料の量の測定:前記した方法3参照 堅ろう度:光堅ろう度−4;洗たく及び汗堅ろう度−4
−5;湿時摩擦堅ろう度−3;戦時摩擦堅ろう度=3−
4;過度染色堅ろう度二ポリアクリロニトリルに対する
ブリード、中性で酢酸中−したがって、適当な光及び摩
擦堅ろう度をうるためには、未延伸のトウの染色後のス
チーム固定は、絶対に必要なことである。
スチーム処理をしない場合に、その煮沸誘起収縮値は、
スチームで固定した高収縮性繊維と比較して、3〜4%
程度減少する。
以下本発明の実施の態様を要約して示す。
1、染色したが未延伸の繊維又はフイラメンチを、固定
のために、スチーム雰囲気に少なくとも1分間露出する
、特許請求の範囲に記載の方法2、該酸基は、カルボン
酸基、スルホン酸基、スルホンイミド基及びそれらの混
合物よりなる群から選択する、特許請求の範囲に記載の
方法3、該アクリロニトリル共重合体が、アリルスルホ
ン酸、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、メタリ
ルスルホン酸、メタクロイルアミノベンゼンベンゼンジ
スルホンイミド及びそれらのアルカリ金属塩を包含する
群からの少なくとも1種を、共重合した単量体の形で、
該酸基を特徴する特許請求の範囲に記載の方法 4、該アクリロニトリル共重合体が、追加して、少なく
とも1種の他のエチレン性不飽和コモノマーを、共重合
した形で含有する、特許請求の範囲に記載の方法 5、該他のエチレン性不飽和コモノマーが、酢酸ビニル
、アクリル酸低級アルキルエステル及びメタクリル酸低
級アルキルエステルよりなる群から選択した1員である
、特許請求の範囲に記載の方法 6、特許請求の範囲に記載の方法によって製造した場合
における、アクリロニトリル共重合体の染色した繊維又
はフィラメント

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アクリロニトリル共重合体の均一に、そして十分に
    染色した、高収縮性の繊維又はフィラメントを連続的に
    製造する方法において、重合体のkg当り少なくとも1
    50ミリ当量の酸基を含有するアクリロニトリル共重合
    体を常法で乾式紡糸する工程、その未延伸の繊維又はフ
    ィラメントを、軽い張力下、70℃までの温度で水浴を
    通過させる工程、そのフィラメントを圧搾することによ
    って、該繊維又はフィラメント中に存在する残留水分の
    少なくとも30%、だが最大70%までを除去する工程
    、ついでフィラメントを加熱下に乾燥して、多くて10
    重量%の残留水分含量とする工程、次に60秒間までの
    染浴中の滞留時間、20〜100℃の温度でフィラメン
    トを染色する工程、70〜90℃の温度で、その元の長
    さの1.5〜2.5倍まで延伸する工程、更に該フィラ
    メント又は繊維を、常法で後処理する工程、の各工程を
    包含することを特徴とする、上記の製造方法。
JP50064426A 1974-06-01 1975-05-30 レンゾクテキニセンシヨクシタ コウシユウシユクセイフイラメント オヨビ センイノセイゾウホウホウ Expired JPS5838557B2 (ja)

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DD (1) DD118131A5 (ja)
DE (1) DE2426675C2 (ja)
DK (1) DK243775A (ja)
ES (1) ES438046A1 (ja)
FR (1) FR2275571A1 (ja)
GB (1) GB1508025A (ja)
IE (1) IE41249B1 (ja)
LU (1) LU72622A1 (ja)
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JPS57121610A (en) * 1981-01-19 1982-07-29 Mitsubishi Rayon Co Ltd Pilling-resistant acrylic synthetic fiber and its production

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DD118131A5 (ja) 1976-02-12
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CA1068462A (en) 1979-12-25
NL7506378A (nl) 1975-12-03
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