JPS5837931Y2 - セキメンセメントバン ノ トリヨウトソウソウチ - Google Patents
セキメンセメントバン ノ トリヨウトソウソウチInfo
- Publication number
- JPS5837931Y2 JPS5837931Y2 JP7501174U JP7501174U JPS5837931Y2 JP S5837931 Y2 JPS5837931 Y2 JP S5837931Y2 JP 7501174 U JP7501174 U JP 7501174U JP 7501174 U JP7501174 U JP 7501174U JP S5837931 Y2 JPS5837931 Y2 JP S5837931Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- asbestos cement
- cement board
- toriyoto
- sekimen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は石綿セメント板の塗料塗装装置に関するもので
ある。
ある。
石綿セメント板の製造においては、石綿セメント生原板
が自然養生により裁断に耐え得る強度に半硬化され、次
いで裁断後、表面に着色塗料が塗布され、而るのち、オ
ートクレーブ内で最終的に養生硬化される。
が自然養生により裁断に耐え得る強度に半硬化され、次
いで裁断後、表面に着色塗料が塗布され、而るのち、オ
ートクレーブ内で最終的に養生硬化される。
ところで、石綿セメント製品においては上記の養生中は
勿論のこと、製品とされた後でも、セメントの水和反応
の際に石灰が遊離され、これが水に解かされて表面に現
われる現象、所謂、白華現象が生じ、着色石綿セメント
板の場合は、特に、この白華現象が目につき易いので、
商品価値が著しく損なわれるといった問題がある。
勿論のこと、製品とされた後でも、セメントの水和反応
の際に石灰が遊離され、これが水に解かされて表面に現
われる現象、所謂、白華現象が生じ、着色石綿セメント
板の場合は、特に、この白華現象が目につき易いので、
商品価値が著しく損なわれるといった問題がある。
勿論、この他にも、機械的強度が低下する、ブロッキン
グが生じる等の難点もある。
グが生じる等の難点もある。
本考案に係る石綿セメント板の塗料塗装装置は、塗装工
程から、上記した白華現象、ブロッキング現象の軽減を
計って、これらの軽減に有利な塗装を施し得る構成とし
たものであり、搬送されてくる石綿セメント板に塗料を
吹付ける塗料噴射ノズルと、該噴射ノズル通過後の石綿
セメント板に、圧縮空気を吹付ける空気噴射具とを具備
せることを特徴とするものである。
程から、上記した白華現象、ブロッキング現象の軽減を
計って、これらの軽減に有利な塗装を施し得る構成とし
たものであり、搬送されてくる石綿セメント板に塗料を
吹付ける塗料噴射ノズルと、該噴射ノズル通過後の石綿
セメント板に、圧縮空気を吹付ける空気噴射具とを具備
せることを特徴とするものである。
以下、図面により本考案を説明する。
第1図において、1はチェーンコンベア2が貫挿された
枠室であり、底壁には塗料回収口3が設けられている。
枠室であり、底壁には塗料回収口3が設けられている。
4,4・・・・・・は塗料噴射ノズルであり枠室1内前
方に橋設された両端閉成のパイプ5に突設され、該パイ
プ5には、塗料供給チューブ6が連結されている。
方に橋設された両端閉成のパイプ5に突設され、該パイ
プ5には、塗料供給チューブ6が連結されている。
7は圧縮空気噴射スリットであり、枠室1内後方に橋設
された一端閉成パイブ8の全長に沿って設けられ、該パ
イプ8の他端は圧縮空気供給チューブ9に連結されてい
る。
された一端閉成パイブ8の全長に沿って設けられ、該パ
イプ8の他端は圧縮空気供給チューブ9に連結されてい
る。
上記塗料噴射ノズル4,4・・・・・・に第2図に示す
ように、石綿セメント板Pの走行方向Rに向って傾斜さ
れた方向に配向され、また圧縮空気噴射スリット7は、
石綿セメント板Pの走行方向Rとは逆方向に傾斜された
方向に配向されている。
ように、石綿セメント板Pの走行方向Rに向って傾斜さ
れた方向に配向され、また圧縮空気噴射スリット7は、
石綿セメント板Pの走行方向Rとは逆方向に傾斜された
方向に配向されている。
また、チェンコンベア2の各チェノ2’、2’・・・・
・・には、第3図に示すように、石綿セメント板Pを点
接触で受承するための尖頭アタッチメント21が取付け
られている。
・・には、第3図に示すように、石綿セメント板Pを点
接触で受承するための尖頭アタッチメント21が取付け
られている。
上記において、チェンコンベア2により搬送されてくる
石綿セメント板Pは、塗料噴射ノズル4の下方を通過す
る際、噴射塗料に曝されるが、塗料は高速度に付勢され
ているので石綿セメント板表面のピンホール内にまで浸
入して石綿セメント板表面に塗布される。
石綿セメント板Pは、塗料噴射ノズル4の下方を通過す
る際、噴射塗料に曝されるが、塗料は高速度に付勢され
ているので石綿セメント板表面のピンホール内にまで浸
入して石綿セメント板表面に塗布される。
次いで、この石綿セメント板が空気噴射スリット7の下
方を通過する際に、その表面の塗料は、高速度の圧縮空
気で加圧され、上記ピンホールへの塗料の埋め込みが更
に促進される。
方を通過する際に、その表面の塗料は、高速度の圧縮空
気で加圧され、上記ピンホールへの塗料の埋め込みが更
に促進される。
同時に、空気噴射ノズル7の塗料絞り作用により石綿セ
メント板上の余剰塗料が拭い取られ、塗装厚さが一様化
される。
メント板上の余剰塗料が拭い取られ、塗装厚さが一様化
される。
この空気噴射スリット7による塗料絞りは、噴射空気の
水平方向(H方向)流速を大きくするほど、即ち図にお
ける角度θを90°に近づけるほど効果的になるがこれ
に伴って噴射空気の垂直方向(■方向)流速が小さくな
り上記ピンホールへの塗料の圧入効果が低下するので、
空気噴射スリツ1−7の噴射角度θはこれらの兼ね合い
より設定される。
水平方向(H方向)流速を大きくするほど、即ち図にお
ける角度θを90°に近づけるほど効果的になるがこれ
に伴って噴射空気の垂直方向(■方向)流速が小さくな
り上記ピンホールへの塗料の圧入効果が低下するので、
空気噴射スリツ1−7の噴射角度θはこれらの兼ね合い
より設定される。
また、石綿セメント板Pには、噴射塗料の水平方向噴射
分力RO並びに噴射空気の水平方向噴射分力HOが作用
するが、コンベアチェーン2の板受はアタッチメント2
1が尖頭にされているので、石綿セメント板Pの位置ず
れはなく、従って、塗料の噴射圧力、圧縮空気の噴射圧
力は充分に大きくして、上記ピンホールへの塗料の圧入
を良好に行い得る。
分力RO並びに噴射空気の水平方向噴射分力HOが作用
するが、コンベアチェーン2の板受はアタッチメント2
1が尖頭にされているので、石綿セメント板Pの位置ず
れはなく、従って、塗料の噴射圧力、圧縮空気の噴射圧
力は充分に大きくして、上記ピンホールへの塗料の圧入
を良好に行い得る。
本考案に係る石綿セメント板の塗料塗装装置は石綿セメ
ント板に塗料を噴射し、更に圧縮空気を噴射して石綿セ
メント板に塗料を塗布するものであり、石綿セメント板
表面に、塗料をピンホールを残すことなく緻密に塗装し
得る結果、石綿セメント板の養生中、或は使用中にセメ
ントの水和反応で生じた石灰の水溶液が石綿セメント板
の塗装表面に現われたりするといったことはなく、着色
塗装の良好な石綿セメント板を得ることができる。
ント板に塗料を噴射し、更に圧縮空気を噴射して石綿セ
メント板に塗料を塗布するものであり、石綿セメント板
表面に、塗料をピンホールを残すことなく緻密に塗装し
得る結果、石綿セメント板の養生中、或は使用中にセメ
ントの水和反応で生じた石灰の水溶液が石綿セメント板
の塗装表面に現われたりするといったことはなく、着色
塗装の良好な石綿セメント板を得ることができる。
第1図は本考案装置を示す斜視図、第2図は本考案装置
における塗料噴射ノズル並びに空気噴射スリットの配向
状態を示す側面図、第3図は本考案装置におけるチェン
コンベアの板材アタッチメントを示す断面図である。 図において、Pは石綿セメント板、4,4・・・・・・
は塗料噴射ノズル、7は圧縮空気噴射具である。
における塗料噴射ノズル並びに空気噴射スリットの配向
状態を示す側面図、第3図は本考案装置におけるチェン
コンベアの板材アタッチメントを示す断面図である。 図において、Pは石綿セメント板、4,4・・・・・・
は塗料噴射ノズル、7は圧縮空気噴射具である。
Claims (1)
- 搬送されてくる石綿セメント板に塗料を吹付ける塗料噴
射ノズルと、該噴射ノズル通過後の石綿セメント板に、
圧縮空気を吹付ける空気噴射具とを具備せることを特徴
とする石綿セメント板の塗料塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7501174U JPS5837931Y2 (ja) | 1974-06-25 | 1974-06-25 | セキメンセメントバン ノ トリヨウトソウソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7501174U JPS5837931Y2 (ja) | 1974-06-25 | 1974-06-25 | セキメンセメントバン ノ トリヨウトソウソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS513672U JPS513672U (ja) | 1976-01-12 |
JPS5837931Y2 true JPS5837931Y2 (ja) | 1983-08-27 |
Family
ID=28247757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7501174U Expired JPS5837931Y2 (ja) | 1974-06-25 | 1974-06-25 | セキメンセメントバン ノ トリヨウトソウソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837931Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58124134U (ja) * | 1982-02-16 | 1983-08-24 | 丸高医療機株式会社 | モミ玉を備えたマツサ−ジ器 |
JP2006281110A (ja) * | 2005-04-01 | 2006-10-19 | Honda Motor Co Ltd | オイル塗布装置 |
-
1974
- 1974-06-25 JP JP7501174U patent/JPS5837931Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS513672U (ja) | 1976-01-12 |
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