JPS5837653B2 - ケイコウメンケツカンノ ジヨキヨホウホウ - Google Patents
ケイコウメンケツカンノ ジヨキヨホウホウInfo
- Publication number
- JPS5837653B2 JPS5837653B2 JP48109241A JP10924173A JPS5837653B2 JP S5837653 B2 JPS5837653 B2 JP S5837653B2 JP 48109241 A JP48109241 A JP 48109241A JP 10924173 A JP10924173 A JP 10924173A JP S5837653 B2 JPS5837653 B2 JP S5837653B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- fluorescent surface
- color selection
- selection electrode
- knocking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はけい光面異常発光の除去方法に関するものであ
る。
る。
第１図は一般に知られているカラー受像管であり、１は
ネック部、２はファンネル部、３はパネル部、４は上記
ネック部１（こ収納された電子銃、５は上記パネル部３
の内面に形戎されたけい光面、６はこのけい光面５から
所定距離離間して配置されたシャドウマスクなどの色選
別電極である。
ネック部、２はファンネル部、３はパネル部、４は上記
ネック部１（こ収納された電子銃、５は上記パネル部３
の内面に形戎されたけい光面、６はこのけい光面５から
所定距離離間して配置されたシャドウマスクなどの色選
別電極である。
この色選別電極６は第２図に示すように、けい光面５側
に拡開した孔６１を有しており、電子ビームはこの孔６
１を介して所定のけい光体ドットに射突する。
に拡開した孔６１を有しており、電子ビームはこの孔６
１を介して所定のけい光体ドットに射突する。
例えば、後段集束形のカラー受像管の場合、上記けい光
面５と色選別電極６間１ど１０〜２０ＫＶ／ｎ程度の高
電圧が印加される。
面５と色選別電極６間１ど１０〜２０ＫＶ／ｎ程度の高
電圧が印加される。
これによりイマージョンレンズ系が形或され、けい光体
ドットに射突する電子ビームは集束されて密度が高くな
り、高輝度、高解像度の画像を供給する。
ドットに射突する電子ビームは集束されて密度が高くな
り、高輝度、高解像度の画像を供給する。
しかしながら、このような構戊ニよるカラー受像管にお
いては、色選別電極６の表面］こ突起６２ができ、ある
いは塵埃６３が付着してしまって、この部分の電界強度
が高くなり、電子Ｅが放出する。
いては、色選別電極６の表面］こ突起６２ができ、ある
いは塵埃６３が付着してしまって、この部分の電界強度
が高くなり、電子Ｅが放出する。
このためけい光面５に星状のちらつきを生じ、いわゆる
けい光面異常発光が発生する。
けい光面異常発光が発生する。
ここで、上記突起６２の発生機構を説明する。
通常、上記色選別電極６の材料としては、安価なカーボ
ンを含む金属が用いられており、このためエッチング処
理を雉した場合、エッチング困難なカーボンが突出する
ように残存して突起ができる。
ンを含む金属が用いられており、このためエッチング処
理を雉した場合、エッチング困難なカーボンが突出する
ように残存して突起ができる。
また、エッチング処理を焔した後で上記色選別電極６自
体に錆が発生し、これが突起となる。
体に錆が発生し、これが突起となる。
この突起６２を除去する方法は種々考えられる。
まず、第１に色選別電極間６の材料としてカーボンを含
まないものを用いればよいが、これは材料自体高価とな
ってしまう。
まないものを用いればよいが、これは材料自体高価とな
ってしまう。
第２ｆこ錆の発生を防ぐ目的でエッチング処理後に色選
別電極６をコーティングする方法が考えられるが、これ
は製造工程が繁雑となってしまう。
別電極６をコーティングする方法が考えられるが、これ
は製造工程が繁雑となってしまう。
したがって、本発明の目的は安価ｆこかつ簡単な方法で
上記突起あるいは塵埃を除去して良好なけい光面状態と
するけい光面異常発光の除去方法を提供するものである
。
上記突起あるいは塵埃を除去して良好なけい光面状態と
するけい光面異常発光の除去方法を提供するものである
。
本発明は、このような目的を達或するため｛こ色選別電
極とけい光面間『こ高電圧パルスを印加することＦこよ
り上記突起などをガスとして分解し、強制的に破壊する
ものであり、以下実推例を用いて詳細に説明する。
極とけい光面間『こ高電圧パルスを印加することＦこよ
り上記突起などをガスとして分解し、強制的に破壊する
ものであり、以下実推例を用いて詳細に説明する。
一般ｔこ、色選別電極６を接地電位とし、けい光面の印
加直流電圧を高くして通常印加される１８〜３ ５ Ｋ
Ｖ程度の電圧よりも高くし、突起６２あるいは塵埃６３
から電界を強制的に放出させると（これをノツキングと
いう）、上記突起６２などが発熱のためガス分解する。
加直流電圧を高くして通常印加される１８〜３ ５ Ｋ
Ｖ程度の電圧よりも高くし、突起６２あるいは塵埃６３
から電界を強制的に放出させると（これをノツキングと
いう）、上記突起６２などが発熱のためガス分解する。
この傾向は上記直流電圧が高ければ高いほど著しい（第
３図参照）。
３図参照）。
すなわち、けい光面電圧２５ＫＶ、色選別電極１２．１
ＫＶの定格、つまり電位差１２．９ＫＶに対して電位差
１５ＫＶ、２０ＫＶ、２５ＫＶ、３０ＫＶに設定し、上
記突起６２などの強制破壊を行なうと、電位差が太きけ
れば大きい程突起６２などの破壊すなわちエミツション
減衰が早くかつ耐電界放出特性が向上する。
ＫＶの定格、つまり電位差１２．９ＫＶに対して電位差
１５ＫＶ、２０ＫＶ、２５ＫＶ、３０ＫＶに設定し、上
記突起６２などの強制破壊を行なうと、電位差が太きけ
れば大きい程突起６２などの破壊すなわちエミツション
減衰が早くかつ耐電界放出特性が向上する。
しかしあまり上記直流電圧値が太きいと、けい光面５に
色選別電極６から放出する電子が集中的に射突し、図示
しないけい光膜が損傷する。
色選別電極６から放出する電子が集中的に射突し、図示
しないけい光膜が損傷する。
たとえば３５ＫＶ程度でノッキングを行なうと、けい光
面損傷が生じ易くなることが確認できる。
面損傷が生じ易くなることが確認できる。
その結果、突起を良好に除去できなくなってしまう。
したがって、本発明ではこれらの点を考慮して最も良好
な電圧波形によりノッキングを行ない、突起などを良好
に除去するものである。
な電圧波形によりノッキングを行ない、突起などを良好
に除去するものである。
第４図はノツキングを行なう場合の本発明ｆこよる電圧
波形を示し、同図から明らかなように本発明ではノツキ
ングに電圧波形周期１ ｓｅｃ，矩形波のデューテイ０
．５のパルス電圧を用いる。
波形を示し、同図から明らかなように本発明ではノツキ
ングに電圧波形周期１ ｓｅｃ，矩形波のデューテイ０
．５のパルス電圧を用いる。
なお、実際のノツキング時間は１〜１０分とし、パルス
電圧として電圧波形を周期０，３〜２ ｓｅｃ，矩形波
のデューテイ０．１〜０．７の条件について確認を行な
った。
電圧として電圧波形を周期０，３〜２ ｓｅｃ，矩形波
のデューテイ０．１〜０．７の条件について確認を行な
った。
このようｔこ色選別電極６とけい光面５との間にパルス
電圧を印力日してノツキングを行なうと、従来３５ＫＶ
程度の直流電圧でけい光面５の損傷を生じたのが、この
程度の電圧ではあまり影響はなく、突起６２、塵埃６３
を確実に除去できた。
電圧を印力日してノツキングを行なうと、従来３５ＫＶ
程度の直流電圧でけい光面５の損傷を生じたのが、この
程度の電圧ではあまり影響はなく、突起６２、塵埃６３
を確実に除去できた。
そして、その電圧限界値を上記３５ＫＶから４０ＫＶ程
度まで拡大できた。
度まで拡大できた。
以上説明したように本発明によるけい光面異常発光の除
去方法によれば、ノツキングにおいてパルス電圧波形を
用いたので、電圧限界値を大巾に向上でき、このため突
起、塵埃などの電界放出源が良好に除去でき、その結果
けい光面異常発光が確実に除去できる多大なる効果を奏
する。
去方法によれば、ノツキングにおいてパルス電圧波形を
用いたので、電圧限界値を大巾に向上でき、このため突
起、塵埃などの電界放出源が良好に除去でき、その結果
けい光面異常発光が確実に除去できる多大なる効果を奏
する。
第１図、第２図は従来のカラー受像管の−例を示す簡略
構或図、第３図は電位差と電界放出源回数との関係を示
す特性図、第４図は本発明によるけい光面異常発光の除
去方法において用いられる電圧波形を示す波形図である
。 ′１・・・ネック部、２・・・ファンネル部、３
・・・パネル部、４・・・電子銃、５・・・けい光面、
６・・・色選別電極。
構或図、第３図は電位差と電界放出源回数との関係を示
す特性図、第４図は本発明によるけい光面異常発光の除
去方法において用いられる電圧波形を示す波形図である
。 ′１・・・ネック部、２・・・ファンネル部、３
・・・パネル部、４・・・電子銃、５・・・けい光面、
６・・・色選別電極。
Claims (1)
- １ けい光面と色選別電極間に高電圧を印加することに
よってノツキングを行なうようにした陰極線管のけい光
面異常発光の除去方法Ｉこおいて、前記けい光面と色選
別電極間に印加するノッキング用の電圧波形を周期０．
３〜２秒、デューテイ０．１〜０．７の矩形波状パルス
としたことを特徴とするけい光面異常発光の除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP48109241A JPS5837653B2 (ja) | 1973-10-01 | 1973-10-01 | ケイコウメンケツカンノ ジヨキヨホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP48109241A JPS5837653B2 (ja) | 1973-10-01 | 1973-10-01 | ケイコウメンケツカンノ ジヨキヨホウホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5062365A JPS5062365A (ja) | 1975-05-28 |
| JPS5837653B2 true JPS5837653B2 (ja) | 1983-08-17 |
Family
ID=14505176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP48109241A Expired JPS5837653B2 (ja) | 1973-10-01 | 1973-10-01 | ケイコウメンケツカンノ ジヨキヨホウホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5837653B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53131752A (en) * | 1977-04-22 | 1978-11-16 | Toshiba Corp | High-voltage aging method for cathode-ray tube |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5323424Y2 (ja) * | 1973-02-28 | 1978-06-16 |
-
1973
- 1973-10-01 JP JP48109241A patent/JPS5837653B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5062365A (ja) | 1975-05-28 |
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