JPS5837623Y2 - 管状体の射出成形用金型 - Google Patents

管状体の射出成形用金型

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Publication number
JPS5837623Y2
JPS5837623Y2 JP12683078U JP12683078U JPS5837623Y2 JP S5837623 Y2 JPS5837623 Y2 JP S5837623Y2 JP 12683078 U JP12683078 U JP 12683078U JP 12683078 U JP12683078 U JP 12683078U JP S5837623 Y2 JPS5837623 Y2 JP S5837623Y2
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JP
Japan
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mold
tubular body
molding
slide core
slide
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Expired
Application number
JP12683078U
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English (en)
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JPS5542572U (ja
Inventor
禎男 貝塚
隆 倉嶋
Original Assignee
積水化学工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は管継手等の管状体の内面を成形する為の型面を
有するスライドコアが複数個互いに突合わせ可能になさ
れた管継手等の管状体の射出成形用金型の改良に関する
ものである。
従来より第4図に示される管継手の如く左右の接続部A
、Bの開口径が異なる管状体を成形する場合等は夫々の
内面を成形する型面を有するスライドコアを突合わせて
成形する方法が汎用されていたか、左方接続部Aの如き
抜き勾配が小さく(但し第3図、第4図では勾配を明確
にする為に実際より大きくしである。
)且つその長さが比較的長い場合、金型開割時に、突合
されていたスライドコアが左右に離脱せしめられる際に
スライドコアと成形された管状体内面により形成された
空隙は真空に近い状態となったり低圧となる為、管状体
外面に加わる圧力即ち大気圧と管状体内面に加わる圧力
差が大となり、管状体の肉厚が薄い場合は管状体表面に
凹みが生じ商品価値を著しく低下せしめ、又スライドコ
アの摺動そのものも円滑な作動が阻害されて管状体に悪
影響を及ぼしていた。
本考案は上記従来金型の欠点を解消する為になされたも
のにしてその要旨は、管状体の外面成形型と内面成形用
型とを有し、該内面成形用型は複数個のスライドコアか
らなる管状体の射出成形用命に於て、前記スライドコア
の少なくとも1つのコアの1つの突合わせ面に外気へ連
通する孔が穿設されたことを特徴とする管状体の射出成
形用金型に存する。
次に本考案管状体の射出成形用金型の一実施例を図面に
より詳細に説明する。
1は第4図で示される管継手等の管状体2の左方接続部
Aの内面を成形する為の型面3を有するスライドコアで
、接続部Aの内面空間と殆んど同体積の円柱部分4は第
3図に示される如く、その抜き勾配aは極めて僅かであ
り且つ長さLは比較的長くなされており、端面は他のス
ライドコア13との突合わせ面5となされ、該突合わせ
面5には突合わせ時に用いられる円形凹部6が設けられ
、他端には管状体2の接続部Aの端面を成形し得る径を
有する短円柱状部分7が軸を同じくして一体に設けられ
、更に短円柱状部分7には摺動させる為の蟻梢8が上下
に設けられた摺動体9が連設されており、該摺動体9は
前記蟻桐8と、横断面が台形状にしてその高さが短円柱
状部分7の径より高い隆起部10と、傾斜面11の先端
に延設された平板12とからなり隆起部10の幅Wは短
円柱状部分7の径と等しくなされている。
突合わせ面5の上面より、蟻納8の上端面に平行に短円
柱状部分7を径由して隆起部10迄貫通孔14が穿設さ
れ更に該貫通孔14は途中で90°角度を転じ突合わせ
面5に平行に設けられて隆起部10の裏面に貫通されて
おり、後述する如くスライドコア1が摺動する摺動ブロ
ック20に設けられた凹溝15に連通されている。
尚16はフィンガーピンが挿通される挿通孔である。
但し本考案に於てスライドコア1,13を摺動させる手
段はフィンガーピンのみに特定されない。
管状体2の右方接続部Bの内面を成形する為の型面17
を有するスライドコア]3は、第3図に示す如く突合せ
面5′にスライドコア1の凹部6に嵌合し得る突合わせ
用突起18が突設されている点を除いてはスライドコア
1と略類似の形状になされている。
又第1図に於いて移動側型板19に取着された摺動ブロ
ック20にはスライドコア1の蟻納8が嵌合摺動され得
る蟻溝23が設けられた摺動ブロック21にも同様にス
ライドコア13の蟻桐(図示せず)が嵌合摺動され得る
蟻v322が設けられており、スライドコア1の貫通孔
14が隆起部10に抜ける位置に対応した摺動ブロック
20の位置には図に示す如く凹溝15が摺動ブロック2
0の一側端造設けられている。
尚24は主に管状体2の外面を成形する目的で埋め込ま
れた移動側型板ブツシュで、その表面が移動動型板19
の表面と面一になされており、図示しない固定側型板ブ
ツシュと共に管状体2の外側周面を成形する型面を有し
、又25はスペーサーブロック、26は突出板である。
次に金型の作動を叙上の実施例に基づき説明すると、金
型が閉合され溶融樹脂が型窩に射出充填された状態では
スライドコア13の突起18はスライドコア1の凹部6
に嵌合され夫々の突合わせ面5及び5′は完全に突合わ
されており、その後溶融樹脂が成る程度冷却されたなら
ば金型を開割するが管状体2は完全に固化されておらず
内部程温度が高い状態にある。
金型開割と同時に固定側金型に固定されたフィンガーピ
ン(何れも図示せず)が挿通孔16に挿通されたスライ
ドコア1及び13は互いに蟻溝22゜23に摺動しつつ
引き離されるが、スライドコア1の貫通孔14は突合わ
せ面5より隆起部10の裏面に抜は更に摺動ブロック2
0の凹溝15に到達しているから、摺動に拘わらず常に
外気に連通されておりスライドコア1,13及び管状体
2の内面によって形成された空隙が特に真空乃至低圧に
なることはない。
尚本実施例では管状体2として管継手の一種である異径
ソケットを例示したが、3個のスライドコアを互いに突
合わせ可能にしてチーズを成形する場合に適用可能なの
は勿論である。
スライドコアの突合わせ面5,5′に穿設する貫通孔1
3の個数や径は管状体2の形状や材質により適宜選択さ
れる。
本考案管状体の射出成形用金型は叙上の構成になされて
いるので、互いに突合わされていた複数個のスライドコ
アが離脱せしめられる際に、スライドコアと成形品であ
る管継手等の管状体内面により形成される空隙が特に真
空乃至低圧になされることが防止されるので管状体に凹
み等の変形が生じる虞れがなく、又スライドコアの摺動
も円滑になされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案金型の移動側金型の一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図に於けるスライドコアのみを取り出
した一部切欠斜視図、第3図は第1図のIII −II
I線にて切断し矢印方向にみた断面図、第4図は第1図
に示された金型にて成形された管状体の一実施例を示す
図にして中心線より上方は正面図、下方は断面図を表わ
す。 符号の説明 A:管状体の左方接続部、B:管状体の右
方接続部、1.13ニスライドコア、2:管状体、3:
管状体の左方接続部の内面を成形する為の型面、4:円
柱状部分、5.5’:突合わせ面、6:凹部、7:短円
柱部分、8:蟻納、9:摺動体、10:隆起部、11:
傾斜面、12:平板、14:貫通孔、15:凹溝、16
:挿通孔、17:右方接続部の内面を成形する為の型面
、18:突起、19:移動側型板、20,21 :摺動
ブロック、22,23 :蟻桐、24:移動側型板ブツ
シュ、25ニスペーサ−ブロック、26:突出板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管状体の外面成形用型と内面成形用型とを有し、該内面
    成形用型は複数個のスライドコアからなる管状体の射出
    成形用金型に於て、前記スライドコアの少なくとも1つ
    のコアの1つの突合わせ面に外気へ連通する孔が穿設さ
    れたことを特徴とする管状体の射出成形用金型。
JP12683078U 1978-09-14 1978-09-14 管状体の射出成形用金型 Expired JPS5837623Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12683078U JPS5837623Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 管状体の射出成形用金型

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12683078U JPS5837623Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 管状体の射出成形用金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5542572U JPS5542572U (ja) 1980-03-19
JPS5837623Y2 true JPS5837623Y2 (ja) 1983-08-25

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ID=29089029

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JP12683078U Expired JPS5837623Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 管状体の射出成形用金型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6259873B1 (ja) * 2016-08-02 2018-01-10 日本ピラー工業株式会社 樹脂製管継手の製造方法

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JPS5542572U (ja) 1980-03-19

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