JPS5837567B2 - 自動嵌合組立装置 - Google Patents

自動嵌合組立装置

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JPS5837567B2
JPS5837567B2 JP51150925A JP15092576A JPS5837567B2 JP S5837567 B2 JPS5837567 B2 JP S5837567B2 JP 51150925 A JP51150925 A JP 51150925A JP 15092576 A JP15092576 A JP 15092576A JP S5837567 B2 JPS5837567 B2 JP S5837567B2
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寛次 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スプライン軸とボスの嵌合組立などのように
、周上に溝を有する軸とこれにはまり合う溝を有するボ
スの嵌合組立、あるいは軸の周りに嵌合軸と嵌合穴を有
する部材の嵌合組立を自動的に行なう装置の構成とその
制御方式に関するものである。
従来丸棒と丸穴の嵌合組立を自動的に行なう装置は種々
開発されている。
しかしスプライン軸やセレーション軸などのように周上
に溝を有する軸とボスとの嵌合組立を自動的に行なう装
置は開発されておらず、この種の嵌合組立作業は人手に
依存しているのが実状である。
この理由は、先ずスプライン軸などのように周上に溝を
有する軸とボスとの嵌合組立においては、スプライン軸
とボスの平面的な軸芯の位置ずれのみならず、回転方向
の角度ずれをも所定量以内に制御することを必要とする
ためである。
ざらl(従来の位置決め装置では、はめ合いクリアラン
スが小さい場合には、これを満足する位置決め精度が得
られず、単に精度だけに依存したこの種の作業の自動化
が不可能であったためである。
本発明は、このように高精度の平面的位置決め及び回転
方向の位置決めが要求されるスプライン軸とボスとの嵌
合組立などのように、周上に溝を有する軸とボス、ある
いは軸の周りに嵌合軸と嵌合穴を有する嵌合部材の嵌合
組立等において、両者の位置決めが高精度で行なわれ得
ない場合でも、自動的に嵌合組立を行なう装置を提供す
ることを目的とするものである。
本発明においては、この目的を実現するために、嵌合部
材と嵌合対象部材の位置ずれに対しては、嵌合部材を位
置決め機構に対して傾斜方向に柔軟に支持し、両者を挿
入嵌合する際、位置ずれにより生ずる嵌合部材の傾斜を
検出器により検出し、この傾斜を零にするように位置決
め機構を制御することにより、嵌合部材と嵌合対象部材
の位置ずれを所定量以内に制御し、さらに回転方向の角
度ずれに対しては、嵌合部材を回転方向駆動機構に対し
て1回転方向に柔軟に結合すると共に、嵌合部材の挿入
方向の押し付け力またはこれに対応した変位を検出する
変位検出器を設け、嵌合部材の嵌合対象部材への挿入の
阻止を検出し、この検出結果に応じて嵌合部材を所定方
向へ回転させ、両者の相対的回転位置を修正することに
よって、嵌合組立を可能としている。
以下、本発明に係る自動嵌合組立装置を、その実施例に
基づいて詳細に説明する。
まず第1図に、本発明を適用した自動嵌合組立装置の実
施例を示す。
本図において、自動嵌合組立装置100はXY方向位置
決め機構200,Z方向位置決め機構201、回転駆動
機構202・柔軟機構203、嵌合部材保持機構204
から構威される。
XY方向位置決め機構200は、X方向位置決め、機構
部とY方向位置決め機構部から構成されている。
すなわち102は位置決め基板であり、101はこれに
固定されたX方向位置決め用パルスモータであり、X方
向移動基板104をX方向に駆動する。
103はX方向移動基板104に固定された、Y方向位
置決め用パルスモータであり、Y方向移動基板105を
Y方向に駆動する。
またY方向移動基板105には背板106が固定され、
さらに背板106には底板125が固定され、前記Y方
向移動基板105と底板125の間には2方向移動板1
14をZ方向に摺動案内するZ方向案内軸107,10
8が結合されている。
Z方向移動板114にはポールナット113が固定され
ており、前記Y方向移動基板105に固定されたZ方向
位置決め用パルスモータ109の出力が出力伝達歯車1
10及びポールネジ回転駆動歯車111を介して、ボー
ルネジ112に伝達され、前記Z方向移動板114がZ
方向に駆動される。
118は回転基板であり、前記Z方向移動板114に固
定された回転方向位置決め用パルスモータ115により
、出力伝達歯車11γ及び回転駆動歯車116を介して
、回転駆動される。
嵌合部材保持基板122は弾性体121a,121b,
121c,121dを介して、前記回転基板118に柔
軟支持されている。
また回転基板118には、相互に直交する方向に変位検
出器119a,119b,119c,119dが設置さ
れており、前記嵌合部材保持基板122に固定された変
位検出板1 20a ,1 20b ,1 20c,1
20dにより、前記弾性体121a,12lb,121
c,121dの変位を検出する。
また嵌合部材保持基板122には嵌合部材保持指124
a及び124bを回転駆動するロータリー・ソレノイド
1 23a ,1 23bが固定されている0300は
嵌合部材であり、301は嵌合対象部材である〇 第2図に、変位検出器1 1 9a , 1 1 9b
,119c,119d,変位検出板120a,120
b,120c,120d及び弾性体121a,’121
b ,121c,121dの配置を示す。
これから明らかなように、X軸方向に変位検出器119
a,119bが、またY軸方向に変位検出器1 1 9
c,119dが設置されており、これらに対向して、そ
れぞれ変位検出板1 20a ,1 20b,120c
,120dが置かれている。
さらにX軸及びY軸と45°を成す方向に弾性体121
a,121b,121c,121dが配置されている。
第3図には嵌合部材300と嵌合対象301の軸方向形
状を示す。
これらの物体の嵌合組立が可能であるためには、両者の
平面上の相対的な位置ずれAX,AY及び回転方向の位
置ずれAθを所定量以下に収める必要がある。
平面的位置ずれAX,AYがそれほど大きくない場合、
すなわち初期位置決め精度が両者の面取りの範囲内に入
るような場合には、嵌合部材を嵌合対象部材に押し付け
挿入する際、嵌合部材はXY位置決め機構に対して傾斜
方向に柔軟に支持されているため、両者の間の位置ずれ
により、面取り部分に力が発生し、その水平方向成分の
力によって、嵌合部材の先端は嵌合対象部材の中心方向
へと位置が修正される。
このときXY位置決め機構の位置すなわち柔軟機構の支
持点の位置は不変であるため、嵌合部材は位置ずれの方
向へと傾斜することになる。
この傾斜量をX軸方向の傾斜成分とY軸方向の傾斜成分
とに分解して独立に検出し、このX軸方向及びY軸方向
の傾斜量を零にするように、それぞれX方向位置決め機
構、Y方向位置決め機構を制御することにより、嵌合部
材と嵌合対象部材の相対的位置ずれを両者のクリアラン
スの範囲内に制御することが可能となる。
上記制御方法を本実施例に則して説明すると下記のよう
になる。
すなわち、まず前記2方向パルスモータ109を回転さ
せ2方向移動板114を、つまり柔軟機構203を介し
て嵌合部材300を嵌合対象部材301の方へ下降させ
る。
嵌合部材300は、嵌合対象部材301に対して、両者
のクリアランスの範囲以内に位置決めされていなければ
、Z軸方向への下降過程で嵌合部材300の挿入端が嵌
合対象部材301の先端に接触し、嵌合部材300のZ
軸方向の挿入は阻止される。
このとき、両者あるいはどちらか一方の面取りと柔軟機
構の作用により、嵌合部材300の挿入端は嵌合対象部
材301の中心方向へと位置修正が加えられる。
この結果嵌合部材301は挿入軸に対して傾斜を生ずる
ことになる。
すなわち、前記変位検出器119a,119b,119
c,119dのどれか一つでも動作した場合には、嵌合
部材300の挿入端が嵌合対象部材301に接触し所定
の力で押し付けられた状態で挿入が阻止されているもの
とみなし、Z軸方向の下降を停止する。
ここで、嵌合部材300の傾斜量をX軸方向とY軸方向
とに分解して検出し、この傾斜を零にするようにそれぞ
れX方向位置決め機構、Y方向位置決め機構により位置
修正を行なう。
すなわち、X軸方向に関しては、前記変位検出器119
a又は119bのどちらか一方が動作している場合には
、X方向位置決め機構をそれぞれ+X方向又は−X方向
へ移動させ、前記変位検出器119a,119bが共に
動作するか、あるいは共に動作しなくなったところでX
軸方向の位置修正動作を停止する。
Y軸方向に関しても同様に、変位検出器119c又は1
19dのどちらか一方が動作している場合には、Y方向
位置決め機構をそれぞれ+Y方向又はーY方向へ移動さ
せ、前記変位検出器119c,119dが共に動作する
か、あるいは共に動作しなくなったところでY軸方向の
位置修正動作を停止する。
一方上記嵌合部材300の傾斜修正過程において、上記
変位検出器1 1 9a ,1 1 9b,119c,
119dの全てか動作しなくなった場合には再び嵌合部
材300のZ軸方向への挿入動作を開始する0 以上の制御によって、嵌合部材300と嵌合対象部材3
01の相対位置合せを終了し、この段階で依然として嵌
合部材300のZ軸方向の挿入が阻止されている場合に
は、嵌合部材300と嵌合対象部材301の間に回転方
向の角度ずれが生じている場合であるので、前記回転方
向位置決め用パルスモータ115により柔軟機構203
を介して、嵌合部材300を所定の回転方向に所定角度
回転させ、あるいは所定角度逆転させ、すなわち所定の
角度範囲を揺勤回転させ、嵌合部材300の嵌合軸方向
への挿入が解除される地点を探索する。
上記過程において、嵌合部材300の挿入が解除された
ら、回転を停止し、嵌合部材300が嵌合対象部材30
1に所定距離挿入されたところで、両省の挿入嵌合を終
了する。
具体的には、本実施例において、変位検出器119a,
119b,119c,119dのうちどれか一つでも動
作していたらZ軸の送り、すなわち2方向位置決め用パ
ルスモータ109の回転を停止させる。
これと同時に、変位検出器119aと119bが共に動
作しているか、あるいは共に動作していない場合で、か
つ変位検出器119cと119dか共に動作しているか
、あるいは共に動作していない場合に、前記回転方向位
置決め用パルスモータ115を所定方向に回転させる。
但し変位検出器119a,119b,119c,119
dが共に動作していない場合には、上記の場合にはこの
場合に含まれない。
ここで嵌合部材300が嵌合対象部材301に対して、
回転方向に−lθだけ位置ずれしている場合には、嵌合
部材300を+θ方向に回転させると、第4図゛I・に
示すような過程を経て、挿入が行なわれる。
また嵌合部材300が嵌合対象部材301に対して、回
転方向に+Jθだけ位置ずれしている場合には、第4図
11に示すように、+θ方向に所定角度θ だけ回転し
た後、さらにーθm 方向に逆転させ、図に示したような過程を経て挿入が完
了される。
ここで、前記柔軟機構203は回転方向に柔軟性を有し
ているため、挿入過程において、回転方向位置決め機構
202と嵌合対象部材301との間に多少の角度ずれが
生じても、この柔軟性により吸収される。
したがって回転方向位置決め機構202と嵌合対象部材
301の角度ずれが所定値以内に入れば、後は柔軟機構
の作用により、挿入方向に嵌合部材300を押し込むだ
けで、こじりを生ぜずに挿入嵌合を行なうことが可能と
なる。
すなわち回転方向に柔軟な機構を用いることにより、位
置決め精度の粗い回転駆動機構でも精密な嵌合組立を可
能とすることができる。
以上、本発明における嵌合組立の制御方式について説明
した。
ここでは回転方向及び傾斜方向に対してのみ柔軟性を有
する柔軟機構を用いた場合について述べたが、嵌合部材
と嵌合対象部材を両者のはめ合いクリアランスの精度以
内に位置決めするためには、傾斜量を検出する検出器の
精度がこれに対応するだけのものであることのみならず
、XY位置決め機構の位置決め精度もこれに応じたもの
でなければならない。
しかし、本実施例に示すように、柔軟機構を回転方向及
び傾斜方向のみならず、ざらに嵌合部材と嵌合対象部材
の嵌合軸と直角な方向にも柔軟にすることにより、両名
の最終的位置決め精度が両者のはめ合いクリアランス以
上の場合でも、嵌合組立を可能とすることができる0す
なわち、嵌合部材と嵌合対象部材の位置ずれがそれほど
大きくない場合には、上記柔軟性と両者のまたは一方の
面取りの作用により、位置ずれが修正され、挿入方向に
押し付けるだけで挿入嵌合が可能となる。
このように、最終的にある程度の位置ずれが許容され得
るということは、嵌合部材の傾斜量を検出する検出器の
検出精度がそれほど高精度でなくとも、またXY位置決
め機構の位置決め精度もそれほど高くなくとも嵌合組立
が可能となるということである。
以上の制御方式を実現するための制御回路の実施例をブ
ロック図で第5図に示す。
本図において、401は外部から与えるスタート信号で
あり、この信号により、Z軸下降用フリツプフロツプ4
03をセットし、ORゲート457を通して2軸上昇用
フリツプフロツプ404をリセットすると共に、ORゲ
ート455を通してカウンタ420に所定の2軸下降距
離データをセットする。
2軸下降用フリツプフロツプ403がセットされると出
力Qに信号が得られ、ANDゲート449が開放される
またこの段階では変位検出器119a,119b,11
9c,119dが動作していないため、これらの出力信
号は6Rゲート432及びインバータ447を通してA
NDゲート448を開放する。
したがってパルスジエネレータ421の出力パルスは前
記ANDゲート449及び448を通して、2軸駆動回
路412の正転用入力端子に入力される。
この結果2軸パルスモータ109が正転し、Z軸すなわ
ち嵌合部材300を下降させることになる。
もしも嵌合部材300の2軸方向の下降が嵌合対象部材
301により阻止されなければ、変位検出器119a,
119b,119c,119dは動作することなく、z
軸は下降を続ける。
このとき2@駆動回路412の正転用入力端子に加えら
れるパルスはORゲート451を通して、カウンタ42
0にダウンカウントされる。
こうして嵌合部材300が嵌合対象部材301に所定距
離挿入されると、前記カウンタ420の終了信号出力端
子に終了信号か得られる。
この終了信号により、2軸下降用フリツプフロツプ40
3がリセットされると同時に、開放状態にあるANDゲ
ート456を通して2軸上昇用フリツプフロツプ404
がセットされる。
これによりANDゲート449が閉鎖され、Z軸駆動回
路412への下降用パルスの送出が停止される。
さらに前記カウンタ420の終了信号により、フインガ
制御用フリツプフロツプ405のQ出力が反転し、フイ
ンガ駆動回路413を通してフインガ駆動ンレノイド1
23a,123bが動作し、嵌合部材300を放すこと
になる。
さらに前記Z軸上昇用フリツプフロツプがセットされQ
,Q出力は反転Qているため、ANDゲート450は開
放され、パルスジエネレータ421の出力パルスがZ軸
駆動回路412の逆転用入力端子に印加される。
これにより2軸パルスモータ109は逆転し、逆転駆動
パルスはORゲート451を通してカウンタ420にダ
ウンカウントされ、Z軸が所定距離上昇したところで、
カウンタ420から終了信号が出力される。
この終了信号により、開放状態にあるANDゲー145
8及びORゲート45γを介して2軸上昇用フリップフ
ロツプ404がリセットされる。
したがって前記ANDゲート450が閉鎖され、Z軸の
上昇が停止し、一連の嵌合組立動作を終了する。
一方嵌合部材300の嵌合対象部材301への挿入過程
で、嵌合部材300の2軸方時の下降が阻止された場合
には、前記変位検出器119a,119b,119c,
119dのうち少なくともどれかが動作するため、OR
ゲート432及びインバータ441を通してANDゲー
ト448が閉鎖され、2軸駆動回路412への下降用パ
ルスの送出が停止される。
ここで、変位検出器119aが動作し、119bが動作
していない場合には、EORゲート430の出力信号に
よりANDゲート433及び434が開放される。
したがってANDゲート433及び434の出力信号に
より、ANDゲート439は開放され、ANDゲート4
40は閉鎖される。
一方ANDゲート443及び444は前記2軸下降用フ
リツプフロツプ403(7)Q出力により開放されてい
る。
よってパルスジエネレータ421の出力パルスはAND
ゲート439及び443を通して、X軸駆動回路410
の逆転入力端子に送出される。
そこでXY位置決め機構200はーX方向に移動し、柔
軟機構203を介して嵌合部材300のX軸方向の姿勢
を修正する。
この姿勢修正の結果前記X方向変位検出器119a及び
119bが共に動作しなくなるか、または共に動作した
ところで、前記EORゲート430の出力によりAND
ゲート433及び434は閉鎖される。
したがってANDゲート439及び440は閉鎖され、
前記X軸駆動回路410への逆転用パルスの送出が停止
される。
そこで嵌合部材300のX軸方向の姿勢修正が終了する
またX方向変位検出器119aが動作していず、119
bが動作している場合には、同様にしてEORゲート4
30の出力信号によりANDゲート433及び434が
開放され、よってANDゲート433及び434の出力
信号により、ANDゲート439は閉鎖され、ANDゲ
ート440は開放される。
したがってパルスジエネレータ421ノ出力パルスはA
NDゲート440及び444を通して、X軸駆動回路4
10の正転用入力端子に加えられる。
そこでXY位置決め機構200は+X方向tこ移動し、
柔軟機構203を介して嵌合部材300のX軸方向の姿
勢を修正する。
この姿勢修正の結果前記X方向変位検出器119a及び
119bが共に動作しなくなるか、または共に動作した
ところで前記EORゲート430の出力によりANDゲ
ート433及び434が閉鎖され、前記X軸駆動回路4
10への正転用パルスの送出が停止される。
ここで嵌合部材300のX軸方向の姿勢修正が終了する
前記X方向変位検出器119a及び119bが共に動作
しているかあるいは共に動作していない場合には、前記
EORゲート430の出力により、ANDゲート433
及び434が閉鎖されるためX軸駆動回路410は動作
せず、嵌合部材300のX軸方向の姿勢修正は行なわれ
ない。
以上はX方向変位検出器119a,119bの動作とそ
の処理回路部分の動作についての説明であるが、Y方向
変位検出器119c及び119dの動作とその処理回路
部分の動作もこれとまったく同様である。
X軸方向及びY軸方向の姿勢修正動作が終了した時点で
、前記X方向変位検出器119a及び119bか共に動
作しているかまたは共に動作していす、かつY方向変位
検出器119c及び119dが共に動作しているかまた
は共に動作していない場合には、EORゲート430及
び431Iこ共に出力が得られ、ANDゲート431の
出力に信号が得られる。
ここで、前記変位検出器119a,119b,119c
,119dが共に動作していない場合でないかぎりEO
Rゲート432を介してANDゲート438は開放され
ているため、ANDゲート43γの出力はANDゲ−}
459を通してワンショットモノマルチ回路460に加
えられ、Q軸カウンタ408に所定の回転角データをセ
ットすると共に、ANDゲート454を開放する。
一方カウンタ409は前記スタート信号401によりリ
セットされているためOに出力が得られ、ORゲート4
63を介してθ軸方向判定用フリツブフロツプ462が
リセットされる。
このため前記フリツプフロツプQ及びQ出力によりAN
Dゲート452は閉鎖され、ANDゲート453は開放
される。
したがってパルスジエネレータ421の出力パルスはA
NDゲート454及びANDゲート453を通して、θ
軸駆動回路413の正転用入力端子に加えられる。
この結果θ軸パルスモータが正転し1つまり嵌合部材3
00が正転し、z軸方向の挿入が解除されると、前記A
NDゲート438の出力が反転し、ANDゲート454
を閉鎖する。
したがってθ軸駆動回路413の正転用パルスの入力は
停止され、θ軸の回転は停止する。
これと同時に、前記ANDゲート448が開放され、再
びZ軸が下降を開始する。
なおこの過程において、変位検出器119a,1 19
b,119c,119dの出力状態いかんによっては、
再度姿勢修正動作が行なわれることもある。
ここで、嵌合部材300の挿入方向の拘束が解除されな
いまま、θ軸が所定角度正転し終わると、前記θ軸カウ
ンタ408に終了信号が得られる。
この終了信号により、カウンタ409がカウントアップ
され1に出力か得られる。
したがってORゲート464を通して、θ軸回転方向判
別用フリツプフロツプ462がセットされ、ANDゲー
ト452が開放され、ANDゲート453が閉鎖される
したがって、パルスジエネレータ421の出力パルスは
θ軸駆動回路413の逆転用入力端子に加えられ、嵌合
部材300はθ軸パルスモータ115により逆回転させ
られることになる。
これでも嵌合部材300の挿入方向の拘束が解除されな
い場合には、所定角度逆転した後θ軸カウンタ408の
終了信号により、カウンタ409がカウントアップされ
、2に出力信号が得られる。
そこでORゲー1463を介してθ軸方向判別用フリツ
プフロツプがセットされ、θ軸はさらに所定角度逆転す
ることになる。
同様にして、これでも嵌合部材300の挿入方向の拘束
が解除されない場合には、今度は所定角度正転ずる。
このように、嵌合部材300の挿入方向の拘束が解除ざ
れない場合には、所定の角度振幅で、θ軸は揺動回転す
る。
ここで上記角度振幅を嵌合部材300と嵌合対象部材3
01の回転方向の位置ずれの最大値を考慮して、所定値
に設定することにより、角度ずれがあっても、これを修
正し両者の挿入嵌合を行なうことが可能となる。
なお第5図において、406及び40γは信号遅延ユニ
ットである。
以上詳細に説明したごとく本発明によれば、平面上の位
置決めと回転方向の角度決めを要するスプライン軸とボ
スなどの嵌合組立において、柔軟機構を活用することに
より、比較的簡単な駆動装置と検出手段で、平面位置ず
れ及び回転方向の角度ずれを修正し、両者の嵌合組立を
自動的に行なうことが可能となる。
従来、専ら人手作業に依存していたこの種の組立作業を
容易に自動化できることになり、組立作業の自動化にお
いて大きな効果が期待できることになった。
なお本実施例においては、スプライン軸とボスとの嵌合
組立を揚げたが、本発明は第6図に示すような中心軸の
周りに嵌合軸、嵌合穴を有する部材soo,soiの嵌
合組立にも適用可能なことも明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用した自動嵌合組立装置の実施例
を概略的に示した図であり、第2図は、この自動嵌合組
立装置の実施例の柔軟機構の軸方向投影図である。 第3図は本発明の適用対象となる嵌合部材及び嵌合対象
部材の軸方向投影図を示した図である。 また第4図は、嵌合部材の挿入嵌合過程における回転駆
動軸と挿入駆動軸の経偉を示した図である。 第5図は本発明の制御方式を実現するための制御回路の
実施例を示した図であり、第6図は本発明の適用対象と
なり得る嵌合部材の構造を示した図である。 符号の説明、100・・・・・・自動嵌合組立装置、2
00・・・・・・XY方向位置決め機構、201・・・
・・・Z方向位置決め機構、202・・・・・・回転駆
動機構、203・・一・・柔軟機構、204・・・・・
・嵌合部材保持機構、101・・・・・・X方向位置決
め用パルスモータ、102・・・・・・位置決め基板、
103・・・・・・Y方向位置決め用パルスモータ、1
04・・・・・・X方向移動基板、105・・・・・・
Y方向移動基板、106・・・・・・背板、10γ,1
08・・・・・・Z方向案内軸、111・・・・・・ボ
ールネジ回転駆動歯車、110・・・・・・出力伝達歯
車、112・・・・・・ボールネジ、113・・・・・
・ポールナット、114・・・・・・Z方向移動板、1
15・・・・・・回転方向位置決めパルスモータ、11
6・・・・・・回転駆動歯車、11γ・・・・・・出力
伝達歯車、118・・・・・・回転基板、119a,1
19b,119c,119d・・間変位検出器、120
a,120b ,120c,’i20 d・・・・・・
変位検出板、121a,12lb,121G,121d
・・・・・・弾性体、122・・・・・・嵌合部材保持
基板、1 23a ,123b−ロータリーソレノイド
、124a ,124b・・・・・・嵌合部材保持指、
300・・・・・・嵌合部材、301・・・・・・嵌合
対象部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 嵌合部材を2軸方向に移動して対象物に嵌合させる
    装置であって、該嵌合部材を保持する部材と、該保持部
    材をZ軸方向およびZ軸に垂直な方向に対してそれぞれ
    弾性的に保持し、かつ、該保持部材が2軸に対して傾斜
    変形可能なように保持するための弾性体を有する柔軟機
    構部と、該弾性体の変形量に基づき、該対象物から該嵌
    合部材に対して与えられるZ軸方向の反力が所定量をこ
    えたか否かおよび該保持手段の2軸に対する傾斜量が所
    定値をこえたか否かを検出する手段と、該柔軟機構に対
    して、Z軸まわりの回転、Z軸方向への移動もしくはZ
    軸に垂直な面内での移動を与える駆動部と、該検出出力
    により該駆動部を制御する手段とからなり、該制御手段
    は該嵌合部材の一端が該対象物の一端に位置合わされた
    あとに、該弾性体のZ方向の変位が所定量をこえない状
    態では、該柔軟機構部をZ軸方向に移動させ、該2方尚
    の変位が該所定量をこえ、かつ、該傾斜量が所定値以上
    の状態では、該傾斜量が所定値位下になるまで該柔軟機
    構部を2軸に垂直な面内で移動させ、 該2方尚の変位が該所定量をこえ、該傾斜量が該所定値
    以下の状態では、該Z方尚の変位が該所定値以下になる
    かもしくは該傾斜量が該所定量以上になるまで該柔軟機
    構部を2軸のまわりに回転させるごとく、該駆動部を制
    御するものである自動嵌合組立装置。 2 該柔軟機構部は該駆動部の回転軸に固定された第1
    の基板と、該保持手段に設けられた第2の基板と該第1
    の基板間に配置された複数のバネとからなり、該検出手
    段は該第1、第2の基板上の複数個所にそれぞれ設けら
    れたリミットスイッチと、該リミットスイソチのいずれ
    かがオンのときに該弾性体のZ方向の変位が該所定量を
    こえたことを示す信号を出力する手段と該リミットスイ
    ッチの一部のみがオンのときに該保持手段の傾斜量が該
    所定値をこえたことを出力する手段とからなる第1項の
    自動嵌合組立装置。 3 該複数のバネはそれぞれ、Z軸に対して傾斜して配
    置されている第2項の自動嵌合組立装置。
JP51150925A 1976-12-17 1976-12-17 自動嵌合組立装置 Expired JPS5837567B2 (ja)

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