JPS5836958Y2 - 充填ガス圧で逆止解除可能な逆止弁付ボンベバルブ - Google Patents

充填ガス圧で逆止解除可能な逆止弁付ボンベバルブ

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JPS5836958Y2
JPS5836958Y2 JP1979049760U JP4976079U JPS5836958Y2 JP S5836958 Y2 JPS5836958 Y2 JP S5836958Y2 JP 1979049760 U JP1979049760 U JP 1979049760U JP 4976079 U JP4976079 U JP 4976079U JP S5836958 Y2 JPS5836958 Y2 JP S5836958Y2
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JP
Japan
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valve
gas
filling
opening
check valve
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JP1979049760U
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JPS55100799U (ja
Inventor
則雄 大長
慶多朗 米沢
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株式会社 ネリキ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気や雨水などの異物がボンベ内に侵入して
、ガス純度を低下させる事を防ぐために逆止弁を内装し
たボンベバルブに関し、その中でも、逆止弁を充填ガス
圧で逆止解除して自動開弁させる種類のものに関する。
この種の逆止弁付ボンベバルブとして、第9図に示すよ
うにする事が考えられる。
即ち、逆止弁51を弾丸状に形威し、その弾頭面にガス
流出用開弁受圧面52と弁面53とガス充填用開弁受圧
面54とを中央から外周に向って順に形成し、ガス使用
時には、ボンベ55内のガスがガス流出用開弁受圧面5
2にかかり、逆止弁51を押開けて、ボンベバルブ56
外に流出し、また、ガス充填時には、カス充填用口金5
7から供給される充填ガスがガス充填用開弁受圧面54
にかかり、逆止弁51を押開けて、ボンベ55に充填す
るように構成する事である。
ところがこれでは、次の欠点がある。
(イ)充填ガス圧で逆止弁51を開弁させるためのガス
充填用開弁差圧室58がガス充填用口金57のガス充填
用差圧間弁体59内に小さく形成され、開弁動作中に充
填ガスが逆止弁51の前端の遊嵌隙間60、開弁差圧室
58及び排出路61を通って大気中に漏洩する。
このため、毒性ガスまたは可燃性ガスの充填には、危険
で使えない。
(ロ)逆止弁51は、全長が長いのに弁開閉用の摺動面
が無いから、ふら付き易く、弁面53及び弁座63が早
(傷み、寿命が短い。
(・9 逆止弁51の外周面に形成するガス流通路64
が前後両端で変則的に浅くなり、加工が困難で、製造コ
ストが高くつく。
本考案は、このような欠点を解消する事を目的とし、そ
のために、逆止弁の本体の外周面の一端脊部に弁開閉摺
動向を形成することにより、弁本体のふらつきを無くし
て、弁面及び弁座の傷みを無(し、弁本体の外周面の他
端脊部にオス形気密摺動面を段落小径状に形威し、かつ
弁本体内にガス充填用開弁差圧室を形成するとともに、
ガス充填用開弁差圧室を弁本体の他端面に開口すること
により、有底筒状のガス充填用差圧開弁体を弁本体に外
側から挿入してきたときに、その開弁体がオス形気密摺
動面に摺動自在に気密接触して、ガス充填用開弁差圧室
を密封状態に維持することにより、充填ガスで開弁差圧
室を圧縮して逆止弁を自動開弁するとともに、充填ガス
を外部に漏洩しないようにし、また、弁本体の一端置部
の段上り内壁部にガス流通路を直線状などの簡単な形状
に形成することにより、その加工を簡単にできるように
する事を特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図は逆止弁付きボンベバルブ1のガス送り出し使用
状態を示し、これはバンドル2を緩め回して、主弁3を
ネジ40案内で開かせると、ボンベ5内の圧力ガスが、
導出孔6・主弁室7・主弁室出口孔8・及びガス取出し
孔9を通って、ガス導出管10に流れ出すように構成さ
れる。
ボンベバルブ1のガス取出し口金11内にガス取出し孔
9が外向きに明けられ、ガス取出し孔9に逆止弁12が
バネ13で奥側に押付は閉弁する状態に内装される。
ガス取出し孔90周壁面の外生部にメネジ15が形成さ
れ、これにバネ13の受座16が螺締され、バネ受座1
6の先端の係止爪17がメネジの奥端の環状係止溝18
に係止して、バネ受座16を抜止めする。
バネ受座16がら弁受止め爪19が連出し、弁受止め爪
19は逆止弁12の開弁側への過剰移動を阻止する。
本考案の特徴となる逆止弁12は次のように構成される
即ち、弁本体20の奥端面に、ガス流出用開弁受圧面2
1と弁面22とガス充填用開弁受圧面23とが、中央か
ら外周に向って順に形成される。
弁面22はリング溝に嵌められたoリングで形成され、
ガス取出し孔9の奥端面の中央寄りの弁座24に接当す
る。
弁本体20の外周面の奥端置部の周方向の復数固所に弁
開閉用摺動面25とガス流通路26とが交互に形成され
る。
摺動面25はガス取出し孔9の奥手部の内周面27に摺
接し、ガス流通路26は弁本体20の一端置部の段上り
肉壁部28に溝状に形成される。
弁本体20の外周面の外端寄段落小径部にOリング製の
オス形気密摺動向30が形成される。
オス形気密摺動面30は第2図の有底筒状のガス充填用
差圧開弁体31の内周面のメス形気密摺動面32に気密
摺接する形状及び大きさに形成されている。
弁本体20内にガス充填用開弁差圧室29が形成され、
開弁差圧室29は弁本体20の外端面に開口する。
弁本体20の外周の中間の段落面でガス充填時閉弁受圧
面33が形成され、この閉弁受圧面33はガス充填用開
弁受圧面23より縦断面の面積が小さく形成される。
次に、ガス充填時に、逆止弁12が充填ガスの圧力で自
動開弁する作用を、第2図及び第3図に基き説明する。
即ち、ガス供給源(図外)から導出されたガス充填管3
4の先端にガス充填口金35が固着される。
ガス充填口金35はガス取出し口金11に接続ナツト3
6で着脱自在に接続され、その接続面はOリング37で
封止される。
これにより、ガス充填口金35のガス充填孔38がガス
取出し孔9に連通される。
ガス充填口金35の先端面から前記開弁体31が一体に
突設され、開弁体31の先端面から内向きに開弁差圧室
39が穿設され、開弁体31はガス取出し孔9を通って
逆止弁12の開弁差圧室29内に弁開閉方向に摺動自在
に挿嵌される。
このとき、メス・オスの両気密摺動面30,32が摺動
自在に気密接触し、ここで両開弁差圧室29゜39が密
封される。
第3図において、上半の図は充填ガスの注入前の状態を
示し、逆止弁12はバネ13で閉じられている。
この状態から主弁3を開き、ガス充填管34から充填ガ
スをボンベ5に供給し始めると、充填ガスがガス取出し
孔9に圧入され、その圧力が充填用の閉弁受圧面33と
閉弁受圧面23とにかかり、その断面積差分の加圧力で
下半の図に示すように逆止弁12が押開かれ、充填ガス
が充填口金35からボンベバルブ1内を通ってボンベ5
内に注入される。
このとき、両開弁差圧室29.39は密封に保たれなが
ら圧縮され、逆止弁12は開弁体31の先端で受止めら
れて開弁方向への過剰移動を阻止される。
充填終了後は、主弁3を閉じ、充填ガスの供給を停止し
、ガス充填口金35を取外すと、逆止弁12がバネ13
で第1図の状態に閉じられる。
また、第4図は真空引き時の状態を示す。
即ち、バネ受座16を途中まで緩めてバネ13を遊ばせ
た状態で、真空引口金40側から真空引きをすると、逆
止弁12が真空力で引き開かれ、ボンベ5内が真空引き
される。
上記実施例の変形例として、その一部を欠のように変更
するものが考えられる。
(4)第5図に示すように、バネ受座16をガス取出し
口金11内に正編41で受止めて組付ける。
この場合も、正編41を外側の正編溝42に嵌め変えれ
ば、ボンベ5を真空引きできる。
(B)第6図に示すように、バネ受座16に筒胴43及
び抜止め部44を一体に形威し、逆止弁12を筒胴43
内に摺動自在に内挿するとともに、抜止め部44で抜止
めする事により、逆止弁12、バネ13、バネ受座16
をカセット式に組立てる。
(C) 第7図又は第8図に示すように、逆止弁12
0周而圧膜落ち而45を形成し、この段落ち面45にバ
ネ受座16を受止める事により、逆止弁12、バネ13
、バネ受座16をカセット式に組立てる。
0 メス形気密摺動面32をOリングで形成し、オス形
気密摺動面30を円筒面で形成する。
本考案は、上記のように構成し、作用するから、次の効
果を奏する。
(イ)ガス充填用開弁差圧室は、ガス充填用差圧開弁体
で密封されるうえ、逆止弁本体内に比効的広く形成され
ていて、開弁時の圧力上昇が小さく、内圧を外部に逃す
必要が無いから、充填ガスが外部に漏洩する事を完全に
無くせる。
これにより、毒性ガスまたは可燃性ガスの充填にでも安
全に使える。
(0逆毛弁体は、弁開閉用摺動面を比較的長く形成する
から、ふら付き難く、弁面及び弁座が長い間傷まず、寿
命が長い。
(ハ)ガス流通路はストレートに形成できるから、加工
が容易で、製造コストが安くなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例の縦断側面図を示し、第1図は通
常使用状態の図、第2図はガス充填状態の図、第3図は
第2図■部拡太図、第4図乃至第8図は各々変形例の図
、第9図は対比例の縦断正面図である。 1・・・・・・ボンベパルプ、9・・・・・・ガス取出
し孔、12・・・・・・逆止弁、13・・・・・・バネ
、20・・・・・・弁本体、21・・・・・・ガス流出
用開弁受圧面、22・・・・・・弁面、23・・・・・
・ガス充填用開弁受圧面、25・・・・・・弁開閉用摺
動面、26・・・・・・ガス流通路、28・・・・・・
段上り肉壁部、29・・・・・・ガス充填用開弁差圧室
、30・・・・・・オス形気密摺動面、31・・・・・
・ガス充填用差圧開弁体、32・・・・・・メス形気密
摺動面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボンベバルブ1のガス取出し孔9内に逆止弁12を内装
    し、この逆止弁12をバネ13でガス取出し孔9の奥側
    に閉弁弾圧し、逆止弁12の弁本体20の一端面にガス
    流出用開弁受圧面21と弁面22とガス充填用開弁受圧
    面23とを中央から外周に向って順に形成し、弁本体2
    0の外周面の一端脊部に弁開閉用摺動面25を形成する
    とともに、その他端寄の段落小径部にオス形気密摺動面
    30を形成し、オス形気密摺動面30は有底筒状のガス
    充填用差圧開弁体31の内周面のメス形気密摺動面32
    に気密摺接する形状及び大きさに形成し、弁本体20の
    一端脊部の段上り内壁部28にガス流通路26を形成し
    、弁本体20内にガス充填用開弁差圧室29を形成し、
    開弁差圧室29を弁本体20の他端面に開口した事を特
    徴とする充填ガス圧で逆止解除可能な逆止弁付ボンベバ
    ルブ。
JP1979049760U 1979-04-13 1979-04-13 充填ガス圧で逆止解除可能な逆止弁付ボンベバルブ Expired JPS5836958Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5150039A (ja) * 1974-10-29 1976-05-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Koshuhakanetsuki

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5186849U (ja) * 1974-12-30 1976-07-12

Patent Citations (1)

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JPS5150039A (ja) * 1974-10-29 1976-05-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Koshuhakanetsuki

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