JPS5836920B2 - 高減衰材料の製造方法 - Google Patents
高減衰材料の製造方法Info
- Publication number
- JPS5836920B2 JPS5836920B2 JP53131652A JP13165278A JPS5836920B2 JP S5836920 B2 JPS5836920 B2 JP S5836920B2 JP 53131652 A JP53131652 A JP 53131652A JP 13165278 A JP13165278 A JP 13165278A JP S5836920 B2 JPS5836920 B2 JP S5836920B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damping material
- producing
- manufacturing
- interface
- high damping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10K—SOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G10K11/00—Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
- G10K11/16—Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は振動および騒音を軽減させる必要がある音響機
器および産業機器等に使用される高減衰材料の製造方法
に関するものである。
器および産業機器等に使用される高減衰材料の製造方法
に関するものである。
材料に腐食、熱処理などを施して、その表面に多数の微
細な割れを設け、この材料を振動減衰材に利用すること
が提案されている。
細な割れを設け、この材料を振動減衰材に利用すること
が提案されている。
ところがその材料には必ずしも好ましい状態で割れが発
生しないものがあり、材料的に制約を受ける場合がある
。
生しないものがあり、材料的に制約を受ける場合がある
。
この対策として展伸または展延可能な素材を使用し、高
い振動減衰能を有する減衰材料の製造方法を提案した。
い振動減衰能を有する減衰材料の製造方法を提案した。
本発明は上記減衰材料の各種特性をより一層に向上させ
ることを目的とするもので、展伸または展延可能な素材
表面にあらかじめ多数の凹凸部を設け、この素材に展伸
または展延加工を施すことにより、その表面部に適宜形
状の微細な摩擦界面を生或させたことを特徴とするもの
である。
ることを目的とするもので、展伸または展延可能な素材
表面にあらかじめ多数の凹凸部を設け、この素材に展伸
または展延加工を施すことにより、その表面部に適宜形
状の微細な摩擦界面を生或させたことを特徴とするもの
である。
また本発明は展伸または展延可能な素材の表面あるいは
表面と裏面に溝または穴を有する別個の部材を配置ある
いは接合させ、その後に展伸または展延加工を施して一
体に結合することにより、この結合体の表層部に適宜形
状の微細な摩擦界面を生威させたことを特徴とするもの
である。
表面と裏面に溝または穴を有する別個の部材を配置ある
いは接合させ、その後に展伸または展延加工を施して一
体に結合することにより、この結合体の表層部に適宜形
状の微細な摩擦界面を生威させたことを特徴とするもの
である。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図aにおいて、1は展伸または展延可能な素材、2
,3は素材1の表面にあらかじめ多数設けた凹部と凸部
で、素材1を上、下方向より圧延加工することにより、
凹部2の側壁(凸部3の側壁)および凹部2の底壁はふ
くらみ、同b,c図に示すような断面がほぼ逆Y字状あ
るいは逆T字状に生戊された界面4を有する材料1が製
作される。
,3は素材1の表面にあらかじめ多数設けた凹部と凸部
で、素材1を上、下方向より圧延加工することにより、
凹部2の側壁(凸部3の側壁)および凹部2の底壁はふ
くらみ、同b,c図に示すような断面がほぼ逆Y字状あ
るいは逆T字状に生戊された界面4を有する材料1が製
作される。
上記界面4は第2図a−dに示すように、加工後の材料
1.の表面11aに対する垂直方向成分?aと傾斜方向
或分4b ,4cあるいは平行方向或分4dにより構或
され、または第3図a − cに示すように傾斜方向或
分4’a,4b,4cにより構戊される。
1.の表面11aに対する垂直方向成分?aと傾斜方向
或分4b ,4cあるいは平行方向或分4dにより構或
され、または第3図a − cに示すように傾斜方向或
分4’a,4b,4cにより構戊される。
この界面4の存在が振動減衰の増大に寄与することを次
に詳述する。
に詳述する。
一般に内部に界面(割れ)を有する材料に振動による歪
が与えられた場合、振動減衰の発生は界面の存在より生
ずる高歪個所における粘弾性の結果および界面の接触に
よるものであると推定される。
が与えられた場合、振動減衰の発生は界面の存在より生
ずる高歪個所における粘弾性の結果および界面の接触に
よるものであると推定される。
第2図に示すように界面4を内在する材料1に対し、振
動により曲げ方向5の歪が作用すると、垂直方向成分4
a、傾斜方向成分4b ,4cおよび平行方向或分4d
の端部付近に高歪場が生成されるが、この高歪の発生は
界面の存在しない場合に比べて、材料自身の粘弾性によ
る振動減衰に大きく寄与する。
動により曲げ方向5の歪が作用すると、垂直方向成分4
a、傾斜方向成分4b ,4cおよび平行方向或分4d
の端部付近に高歪場が生成されるが、この高歪の発生は
界面の存在しない場合に比べて、材料自身の粘弾性によ
る振動減衰に大きく寄与する。
一方、曲げ方向6の歪が作用する場合、垂直方向成分4
aは密に接触するので、表面1、3、垂直方向成分4a
および傾斜方向成分4b ,4cまたは平行方向成分4
dにより囲まれた部分がいわゆる板ばねとなり、前記と
同様に振動減衰に寄与するものである。
aは密に接触するので、表面1、3、垂直方向成分4a
および傾斜方向成分4b ,4cまたは平行方向成分4
dにより囲まれた部分がいわゆる板ばねとなり、前記と
同様に振動減衰に寄与するものである。
第2図Cの場合には曲げ方向5でも板ばねが形成されて
振動減衰に寄与する。
振動減衰に寄与する。
また第2図aにおいて曲げ方向5の歪が作用すると、傾
斜方向或分4b ,4cの界面の上方面と下方面との間
に相対すべりが発生して摩擦減衰を生ずる。
斜方向或分4b ,4cの界面の上方面と下方面との間
に相対すべりが発生して摩擦減衰を生ずる。
これは第2図b,cにおいても同様である。
さらに第2図a − cでは界面に微細な凹凸が存在し
ない限り垂直方向威分4aの界面は互に離れるか、密に
接して移動するのみとなるから摩擦減衰は期待し難い。
ない限り垂直方向威分4aの界面は互に離れるか、密に
接して移動するのみとなるから摩擦減衰は期待し難い。
曲げ方向6の場合についても同様である。
しかるに第2図dでは表面1、3、垂直方向或分4aお
よび傾斜方向成分4bにより囲まれた部分と、表面13
、垂直方向或分4aおよび傾斜方向或分4cにより囲ま
れた部分の剛性が異なるため、一定歪のもとにおける前
記両者の変形量は異なるので、垂直方向或分4aにおけ
る相対すべりを発生するから摩擦減衰を生ずる。
よび傾斜方向成分4bにより囲まれた部分と、表面13
、垂直方向或分4aおよび傾斜方向或分4cにより囲ま
れた部分の剛性が異なるため、一定歪のもとにおける前
記両者の変形量は異なるので、垂直方向或分4aにおけ
る相対すべりを発生するから摩擦減衰を生ずる。
第3図a − cに示すように界面4が傾斜方向或分4
’a,4b,4cからなる場合、同図bでは表面13と
傾斜方向或分4’a,4cで囲まれた部分の変形は表面
13と傾斜方向戊分4’a , 4 bで囲まれた部分
の変形に比べて、曲げ方向5において界面(成分)間を
常に広げる方向となるから摩擦減衰を期待し難い。
’a,4b,4cからなる場合、同図bでは表面13と
傾斜方向或分4’a,4cで囲まれた部分の変形は表面
13と傾斜方向戊分4’a , 4 bで囲まれた部分
の変形に比べて、曲げ方向5において界面(成分)間を
常に広げる方向となるから摩擦減衰を期待し難い。
これに反し第3図a,cは摩擦減衰を強く期待すること
ができる。
ができる。
上記のように曲げ方向5,6の歪が作用すると、界面4
の摩擦が発生して減衰効果を生ずるが、第2図および第
3図の紙面に垂直な曲げ方向の歪が作用する場合には、
歪方向依存性が強度に存在するから減衰効果を期待する
ことができにくい。
の摩擦が発生して減衰効果を生ずるが、第2図および第
3図の紙面に垂直な曲げ方向の歪が作用する場合には、
歪方向依存性が強度に存在するから減衰効果を期待する
ことができにくい。
以上述べたように本発明はこれらの界面形状を適宜選択
使用するものである。
使用するものである。
第4図は前記摩擦界面4を材料1、内に生或させた各種
の平面形態を示したもので、aはクロス状の配列、bは
線分状の交差配列、Cはループ状の配列、dは線分状集
合体の交差配列に界面4を生戊させたものである。
の平面形態を示したもので、aはクロス状の配列、bは
線分状の交差配列、Cはループ状の配列、dは線分状集
合体の交差配列に界面4を生戊させたものである。
これらの場合のX,Y方向の対数減衰率には大差のない
ことが実験結果よりわかった。
ことが実験結果よりわかった。
そのX,Y方向は直角に交差させる必要はなく、用途お
よび圧延方法などにより選択することができる。
よび圧延方法などにより選択することができる。
またX方向或分とY方向或分の界面の面積比率も前記と
同様に選択することが可能である。
同様に選択することが可能である。
第l表は実験に使用し,た試料、すなわち展伸または展
延可能な素材(SS41)の各寸法および加工後の材料
の寸法を示したものである。
延可能な素材(SS41)の各寸法および加工後の材料
の寸法を示したものである。
表中のA1〜煮6に示す素材を用いて溝(凹部)方向お
よび溝に対し45°方向に圧延し、最終的に板厚2朋の
材料を作或した。
よび溝に対し45°方向に圧延し、最終的に板厚2朋の
材料を作或した。
この材料から試験片( 30X1 45X2 )を圧延
方向に直角に切り出し、横振動法により減衰能を測定し
た。
方向に直角に切り出し、横振動法により減衰能を測定し
た。
その結果は第5図に示すとおりである。
この図から表面に平行方向戊分の長さが大きくなると減
衰能は増大することが明らかである。
衰能は増大することが明らかである。
また45°方向圧延材は溝方向圧延材よりも高い減衰能
を有することが明らかである。
を有することが明らかである。
すなわち垂直方向成分の界面を傾斜させることが有効で
ある。
ある。
以上のことから、摩擦界面は表面より垂直方向だけでな
く、平行方向あるいは傾斜方向にあることに限定した。
く、平行方向あるいは傾斜方向にあることに限定した。
また傾斜方向のみの場合は上記の変形と理解され、有効
であるため、そのように限定した。
であるため、そのように限定した。
ついでjp6.6〜Allの素材を用いて溝方向に圧延
し、最終的に板厚2闘の材料を作或した後、上記と同様
にして試験片を切り出して試験した。
し、最終的に板厚2闘の材料を作或した後、上記と同様
にして試験片を切り出して試験した。
その結果は第6図A,Bに示すとおりである。
この図から減衰能はd/do(部材厚)により影響され
、d/do=0.3〜0.5に減衰能の極大値を示して
いることが明らかである。
、d/do=0.3〜0.5に減衰能の極大値を示して
いることが明らかである。
その極大値の位置は最大歪振幅が増大するほどd/do
は犬なる方向へ移動している。
は犬なる方向へ移動している。
そこで実用的な最大歪振幅を10−6〜10−3程度と
すれば、実用的なdの値は0.10〜0.7doである
ことが好ましい。
すれば、実用的なdの値は0.10〜0.7doである
ことが好ましい。
したがって本実施例では摩擦界面の表面からの位置dを
0.1 〜0.7doに限定した。
0.1 〜0.7doに限定した。
次にA12〜應15に示す素材を用いて、上記と同様な
試験片により試験を行った。
試験片により試験を行った。
その結果、煮12,13はそれぞれ表面より0.4,0
.8朋の位置に交互に界面を有する材料かえられ、その
減衰能は&1lより大きく、A8より小さい値であった
。
.8朋の位置に交互に界面を有する材料かえられ、その
減衰能は&1lより大きく、A8より小さい値であった
。
しかし最大歪振幅依存性は顕著でなく、最大歪振幅1
0−’ , 1 0−’では対数減衰率は35〜4 x
1 0−2であった。
0−’ , 1 0−’では対数減衰率は35〜4 x
1 0−2であった。
一方、A.1 4 . 1 5では&7,8とほゾ同等
の対数減衰率を示し、かつ最大歪振幅依存性は顕著でな
く、最大歪振幅10−’,10−5では対数減衰率が4
.5〜5.OX10”であった。
の対数減衰率を示し、かつ最大歪振幅依存性は顕著でな
く、最大歪振幅10−’,10−5では対数減衰率が4
.5〜5.OX10”であった。
これより表面および表面と裏面から複数の深さを有する
摩擦界面を生或させた材料は単一のものに比べて歪振幅
依存性は小さいことが明らかである。
摩擦界面を生或させた材料は単一のものに比べて歪振幅
依存性は小さいことが明らかである。
また本実施例では平行方向戊分の界面同志が必要以上に
接近することが少ないため、圧延加工時に見られる界面
端部からの割れの発生および使用時の割れに対し、割れ
同志が合体する可能性が小さく、安定した製造および使
用が可能である。
接近することが少ないため、圧延加工時に見られる界面
端部からの割れの発生および使用時の割れに対し、割れ
同志が合体する可能性が小さく、安定した製造および使
用が可能である。
したがって本実施例では摩擦界面の表面と裏面からの位
置dを0.1〜0.8doに限定した。
置dを0.1〜0.8doに限定した。
次にA16〜22に示す素材を用い、上記と同様な試験
片により試験を行った。
片により試験を行った。
その結果、厘16,17のように圧延率の犬なるもので
は、表面に対し垂直成分の界面間隙Cは1μm以下であ
るが、A2 1 , 2 2では前記界面間隙Cは70
,2 0 0 ttmと広くなる。
は、表面に対し垂直成分の界面間隙Cは1μm以下であ
るが、A2 1 , 2 2では前記界面間隙Cは70
,2 0 0 ttmと広くなる。
その減衰能は第7図に示すとおりで、Cの値が1μm以
下であるよりも有限の値すなわち1〜200μmである
方が減衰能が大きいことが明らかである。
下であるよりも有限の値すなわち1〜200μmである
方が減衰能が大きいことが明らかである。
これは、Cが有限であると表面に対し圧縮方向の曲げが
材料に付加された場合、第2図の界面4a同志がぶつか
り合うことがなく、界面4b ,4cの摩擦を生ずるた
めであると推考される。
材料に付加された場合、第2図の界面4a同志がぶつか
り合うことがなく、界面4b ,4cの摩擦を生ずるた
めであると推考される。
一方、間隙Cの値が必要以上に大きいと減衰能は低下す
るが、これは平行方向成分の有効長さが小さくなるばか
りでなく、垂直方向或分の摩擦が零になるためと解せら
れる。
るが、これは平行方向成分の有効長さが小さくなるばか
りでなく、垂直方向或分の摩擦が零になるためと解せら
れる。
したがって材料に両振りおよび片振り振動が作用する場
合、その減衰能を向上させるには、間隙Cを1〜200
μmの有限値に設定することが有効であり、その最適値
は材料に加わる最大歪振幅、界面および材料の形状など
により決定される。
合、その減衰能を向上させるには、間隙Cを1〜200
μmの有限値に設定することが有効であり、その最適値
は材料に加わる最大歪振幅、界面および材料の形状など
により決定される。
さらにA23〜27に示す素材を用い、上記と同様な試
験片により試験を行った。
験片により試験を行った。
その結果は第8図に示すとおりで、これより界面同志の
ピッチが小さいほど減衰能は向上することが明らかであ
る。
ピッチが小さいほど減衰能は向上することが明らかであ
る。
図に示す曲線はピッチが小さくなるに伴ってほゾ飽和す
る傾向を示しているが、この傾向は最大歪振幅が大きく
なるほど顕著である。
る傾向を示しているが、この傾向は最大歪振幅が大きく
なるほど顕著である。
これは界面が多数存在し、かつ必要以上に近接すると、
界面に加わる接触力は低下し、振動による界面間の摩擦
力が低下するため、界面密度が必要以上に増加しても減
衰能への寄与は飽和するからであると推考される。
界面に加わる接触力は低下し、振動による界面間の摩擦
力が低下するため、界面密度が必要以上に増加しても減
衰能への寄与は飽和するからであると推考される。
したがって板厚2. 0 Igの材料における有効ピッ
チは、最大歪振幅が2X10−’,2X10−5程度の
振動のもとではそれぞれ4〜12冨冨、9m++DL下
である。
チは、最大歪振幅が2X10−’,2X10−5程度の
振動のもとではそれぞれ4〜12冨冨、9m++DL下
である。
その最適値は材料の肉厚、摩擦界面の形状などにより変
化するが、公知の弾塑性学および第8図より判断すると
、有効ピッチは界面の深さ0.2〜0.5doの場合に
は板厚の6倍以下と推測される。
化するが、公知の弾塑性学および第8図より判断すると
、有効ピッチは界面の深さ0.2〜0.5doの場合に
は板厚の6倍以下と推測される。
したがって本実施例では摩擦界面同志のピッチを121
E1以下あるいは板厚の6倍以下に限定した。
E1以下あるいは板厚の6倍以下に限定した。
上記ピッチの値を満足しながら高減衰材料を製造する場
合には、上記関係を満足する溝をストライプ状に設けた
後、溝の長手方向に圧延することが有効である。
合には、上記関係を満足する溝をストライプ状に設けた
後、溝の長手方向に圧延することが有効である。
この際、圧延によるピッチの増大は無視できる程度であ
る。
る。
また溝に直角方向あるいは傾斜方向に圧延する場合、ピ
ッチの増大を防止することができないため、圧延後の形
状を考慮してピッチを決定することが必要である。
ッチの増大を防止することができないため、圧延後の形
状を考慮してピッチを決定することが必要である。
さらに展伸加工を行う場合には、逆にピッチが小さくな
るため、これを考慮してピッチを決定する必要がある。
るため、これを考慮してピッチを決定する必要がある。
前述した界面4を材料1、中に高密度に生成させること
は、表面に対する平行方向成分の界面4dの深さが均一
である場合に、界面4d同志が合体する恐れがある。
は、表面に対する平行方向成分の界面4dの深さが均一
である場合に、界面4d同志が合体する恐れがある。
これを防ぐため、本実施例では、平行方向戊分を相隣る
同志間で異なる深さに位置させると共に、摩擦界面4同
志のピッチを密にした。
同志間で異なる深さに位置させると共に、摩擦界面4同
志のピッチを密にした。
このようにすれば減衰能および疲労特性を向上させ、か
つ減衰特性に対する最大振幅依存性を改善することがで
きる。
つ減衰特性に対する最大振幅依存性を改善することがで
きる。
展伸または展延可能な素材に凹部(溝)を設けるには、
表面に凸部を有する圧延ロールにより加工し、その後に
平ロールにより加工するのが能率的である。
表面に凸部を有する圧延ロールにより加工し、その後に
平ロールにより加工するのが能率的である。
しかし素材が展伸または展延性に欠ける場合および加工
硬化の著しいものは種々の弊害がある。
硬化の著しいものは種々の弊害がある。
その一つは加工性および作業性であるが、これに関して
は周知の軟化焼鈍を行い、あるいは温間圧延により容易
に解決することが可能である。
は周知の軟化焼鈍を行い、あるいは温間圧延により容易
に解決することが可能である。
ところが上記熱処理および圧延過程で摩擦界面に融着を
生ずる恐れがあるため、次のような実験を行った。
生ずる恐れがあるため、次のような実験を行った。
表中のA8の素材を用いて熱処理および圧延条件と減衰
特性との関係を調べた。
特性との関係を調べた。
その結果は第9図に示すとおりで、冷間圧延後に各温度
に1時間保持した場合には、曲線10に示すように高温
になるにしたがって減衰性能は徐々に低下し、急激な低
下は認められない。
に1時間保持した場合には、曲線10に示すように高温
になるにしたがって減衰性能は徐々に低下し、急激な低
下は認められない。
これに反し温間圧延の場合には、曲線11に示すように
700℃以上において減衰能が急激に低下する。
700℃以上において減衰能が急激に低下する。
したがって熱処理条件は700℃以下が好ましい。
この場合、上記処理後にさらに1パスのみ冷間圧延を行
ったときには、直線12.13で示すように減衰能は向
上する。
ったときには、直線12.13で示すように減衰能は向
上する。
また冷間圧延の代りに表面を凸状に曲げ加工をしてもほ
ぼ同様な特性をうろことができる。
ぼ同様な特性をうろことができる。
これは、高温に保持することにより融着し始めた界面の
一部が冷間圧延により再び引き離されるためと思われる
。
一部が冷間圧延により再び引き離されるためと思われる
。
したがって最終過程で冷間圧延あるいはそれに近似した
工程を加えることが可能な場合には、900℃前後の焼
鈍または温間圧延を付加することが有効である。
工程を加えることが可能な場合には、900℃前後の焼
鈍または温間圧延を付加することが有効である。
次に圧延工程と焼鈍の関係について述べるに、一般に圧
延を容易に行うためには、素材に焼鈍済の材料を用い、
加工ごとに焼鈍することが好ましいが、逆に摩擦界面の
形状に影響を与え減衰能および疲労限の低下を招くばか
りでなく、酸化スケールの生或も顕著となる恐れがある
。
延を容易に行うためには、素材に焼鈍済の材料を用い、
加工ごとに焼鈍することが好ましいが、逆に摩擦界面の
形状に影響を与え減衰能および疲労限の低下を招くばか
りでなく、酸化スケールの生或も顕著となる恐れがある
。
一方、最終加工後の焼鈍は材料の熱分布の複雑による種
々の変化を生じ、減衰能を低下させる恐れがあるので注
意を要する。
々の変化を生じ、減衰能を低下させる恐れがあるので注
意を要する。
したがって最終段階における材料の加工硬化をできるだ
け小さくするには、凹部カロエの直後または平ロール加
工の前段階で焼鈍するのが有効である。
け小さくするには、凹部カロエの直後または平ロール加
工の前段階で焼鈍するのが有効である。
また最終段階において材料の表面層のみ高周波加熱およ
びフレーム加熱する場合について述べるに、一般に展伸
、展延加工における材料内部の残留応力の分布は施工方
法により種々変化して明確でないが、第1表のA8試料
では表面から0.3〜0.8朋の深さまでは圧縮応力と
なっていることが明らかである。
びフレーム加熱する場合について述べるに、一般に展伸
、展延加工における材料内部の残留応力の分布は施工方
法により種々変化して明確でないが、第1表のA8試料
では表面から0.3〜0.8朋の深さまでは圧縮応力と
なっていることが明らかである。
そこでその材料の表面から0.3〜0.8朋までを高周
波加熱後に急冷したところ、第2図の垂直方向或分4a
、平行方向或分4b,4cまたは4dおよび表面11a
で囲まれた部分の残留応力は緩和され、垂直方向或分4
aの下方向にしずむ方向の変形が認められた。
波加熱後に急冷したところ、第2図の垂直方向或分4a
、平行方向或分4b,4cまたは4dおよび表面11a
で囲まれた部分の残留応力は緩和され、垂直方向或分4
aの下方向にしずむ方向の変形が認められた。
次に溝の底部形状について検討した。
第1表のA28およびA29において、溝底部のコーナ
の曲率Rを表に示すようにした。
の曲率Rを表に示すようにした。
そして前記と同様に圧延後、減衰能を測定した。
その結果、最犬歪振巾10−4の対数減衰率はA28に
おいて15×10−2、116. 2 9において3X
10 ”であった。
おいて15×10−2、116. 2 9において3X
10 ”であった。
一方A 7 ( R< 0. 2 )においては4.5
X 1 0−2である。
X 1 0−2である。
以上のことは、溝を有する部材が上下方向より圧延され
る過程における溝測壁および底壁の変形から理解できる
もので、有効な摩擦界面を得るためにはRを小さくすれ
ばよいことがわかる。
る過程における溝測壁および底壁の変形から理解できる
もので、有効な摩擦界面を得るためにはRを小さくすれ
ばよいことがわかる。
さらに十分焼鈍した純AI(300x250x5t)上
に2φの穴を300個/dm2設けたSNCM8(30
0x250xl.5t)を接合させて冷間圧延を行った
。
に2φの穴を300個/dm2設けたSNCM8(30
0x250xl.5t)を接合させて冷間圧延を行った
。
その結果、SNCM8材の穴中にklが侵入した板厚3
簡の圧延板かえられた,この材料より前述の試験片を切
出して試験を行ったところ、対数減衰率は3.2 X
1 0−2であり、前記純AIおよびSNCM8のいづ
れに比べても減衰能が大幅に向上するばかりでなく、上
記圧延板の純A[とSNCM8の界面における剥離強さ
は測定が困難であるほど強固であった。
簡の圧延板かえられた,この材料より前述の試験片を切
出して試験を行ったところ、対数減衰率は3.2 X
1 0−2であり、前記純AIおよびSNCM8のいづ
れに比べても減衰能が大幅に向上するばかりでなく、上
記圧延板の純A[とSNCM8の界面における剥離強さ
は測定が困難であるほど強固であった。
また上記と同様な素材を用い540〜580℃で純Al
とSNCM8を大形プレスしたところ、上記と同様にS
NCM8の穴(または溝)中に純Alが侵入した板厚4
簡の材料板かえられた。
とSNCM8を大形プレスしたところ、上記と同様にS
NCM8の穴(または溝)中に純Alが侵入した板厚4
簡の材料板かえられた。
これより前記試験片を切り出して試験を行った結果、対
数減衰率は1.9X10”であった。
数減衰率は1.9X10”であった。
このように押し出しによっても高減衰材料をうろことが
可能である。
可能である。
上述した本実施例では穴または溝を有する部材としては
打抜き鋼板などの廃品を使用することができ、展伸、展
延加工が容易であり、かつ素材にあらかじめ凹凸部を設
ける必要がないなどの利点がある。
打抜き鋼板などの廃品を使用することができ、展伸、展
延加工が容易であり、かつ素材にあらかじめ凹凸部を設
ける必要がないなどの利点がある。
溝形(凹凸)部を素材に設ける方法としては、表面に歯
形を有するロールにより加工することが有効である。
形を有するロールにより加工することが有効である。
すなわちロールの長手方向あるいは円周方向に溝をつけ
たもので圧延するものである。
たもので圧延するものである。
溝底部、コーナの曲率を小さくするため、およびロール
加工を容易にするためには複数個のロールを用いて多重
加工あるいは隔列毎に加工することが有効である。
加工を容易にするためには複数個のロールを用いて多重
加工あるいは隔列毎に加工することが有効である。
第1表、A7において素材をSS41の代りに13Cr
−Al系材料( 3 Al−1 3C r−0.2S
i−0.2Mn−0.0 1 1 C )を用いて圧延
加工を行ない、700℃Xlhrの焼鈍を施したものに
ついても減衰能を測定した。
−Al系材料( 3 Al−1 3C r−0.2S
i−0.2Mn−0.0 1 1 C )を用いて圧延
加工を行ない、700℃Xlhrの焼鈍を施したものに
ついても減衰能を測定した。
その結果、対数減衰率は8xlO−2(最犬歪振巾;1
0−’)であった。
0−’)であった。
これより素材自身の減衰能が太きいものに本発明を適用
すれば一層減衰能を向上させることが可能である。
すれば一層減衰能を向上させることが可能である。
素材の対数減衰率が10−3以下の場合にはその効果も
小さい。
小さい。
以上説明したように、本発明によれば減衰材料の減衰能
およびその他の特性をより一層に向上させることができ
る。
およびその他の特性をより一層に向上させることができ
る。
第1図aは本発明に使用される素材の断面図、同bおよ
びCは本発明の製造方法に係わる高減衰材料の断面図お
よび顕微鏡写真、第2図および第3図は同高減衰材料の
断面図、第4図は同高減衰材料の界面形態を示す平面図
、第5図〜第9図は同高減衰材料の特性図である。 1・・・素材、1、・・・材料、2・・・凹部、4・・
・界面、4a・・・垂直方向或分、4’a,4b,4c
・・・傾斜方向成分、4d・・・平行方向或分。
びCは本発明の製造方法に係わる高減衰材料の断面図お
よび顕微鏡写真、第2図および第3図は同高減衰材料の
断面図、第4図は同高減衰材料の界面形態を示す平面図
、第5図〜第9図は同高減衰材料の特性図である。 1・・・素材、1、・・・材料、2・・・凹部、4・・
・界面、4a・・・垂直方向或分、4’a,4b,4c
・・・傾斜方向成分、4d・・・平行方向或分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 展伸または展延可能な素材表面にあらかじめ多数の
凹凸部を設け、この素材に展伸または展延加工を施すこ
とにより、その表層部に適宜形状の微細な摩擦界面を生
成させたことを特徴とする高減衰材料の製造方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の高減衰材料の製造方法
において、摩擦界面は表面に対する垂直方向或分と傾斜
方向成分あるいは平行方向成分よりなるか、または傾斜
方向或分のみよりなることを特徴とする高減衰材料の製
造方法。 3 特許請求の範囲第1項記載の高減衰材料の製造方法
において、摩擦界面の表面からの最大深さdおよび部材
の板厚d。 が次の条件を満足することを特徴とする高減衰材料の製
造方法。 0.1 do<d<0.7 do 4 特許請求の範囲第1項記載の高減衰材料の製造方法
において、展伸または展延加工を素材の表面と裏面の双
方より施すことにより、摩擦界面の表面からの最大深さ
dが下記条件を満足するもとで多数の摩擦界面を生威さ
せたことを特徴とする高減衰材料の對造方法。 0.1 do<d<0.8 do 5 特許請求の範囲第1項記載の高減衰材料の製造方法
において、摩擦界面の垂直方向成分間隙を1〜200μ
m範囲内の適当値に設定したことを特徴とする高減衰材
料の製造方法。 6 特許請求の範囲第1項記載の高減衰材料の製造方法
において、摩擦界面同志のピッチを12u以下あるいは
板厚の6倍以下に設定したことを特徴とする高減衰材料
の製造方法。 7 特許請求の範囲第1項記載の高減衰材料の製造方法
において、摩擦界面の平行方向成分の表面からの深さを
相隣る同志間で異なる深さに位置させると共に、摩擦界
面同志のピッチを密にすることを特徴とする高減衰材料
の製造方法。 8 特許請求の範囲第1項記載の高減衰材料の製造方法
において、摩擦界面を平面上に適当な配列に生戊させる
ことにより、所定の模様形状に形威させたことを特徴と
する高減衰材料の製造方法。 9 特許請求の範囲第1項記載の高減衰材料の製造方法
において、展伸または展延加工に際し、その加工前、加
工中または加工後に熱処理を施すことを特徴とする高減
衰材料の製造方法。 10 特許請求の範囲第1項記載の高減衰材料の製造
において、歯形を有するロールによって素材表面に凹凸
を設けることを特徴とする高減衰材料の製造方法。 11 特許請求の範囲第1項記載の高減衰材料の製?
法において、素材に対数減衰率が10−3であるものを
用いることを特徴とする高減衰材料の製造方法。 12 展伸または展延可能な素材の表面あるいは表面
と裏面に溝または穴を有する別個の部材を配置あるいは
接合させ、その後に展伸または展延加工を施して一体に
結合することにより、この結合体の表層部に適宜形状の
微細な摩擦界面を生威させたことを特徴とする高減衰材
料の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53131652A JPS5836920B2 (ja) | 1978-10-27 | 1978-10-27 | 高減衰材料の製造方法 |
US06/088,142 US4292832A (en) | 1978-10-27 | 1979-10-25 | Method of producing vibration attenuating metallic material |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53131652A JPS5836920B2 (ja) | 1978-10-27 | 1978-10-27 | 高減衰材料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5573100A JPS5573100A (en) | 1980-06-02 |
JPS5836920B2 true JPS5836920B2 (ja) | 1983-08-12 |
Family
ID=15063054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53131652A Expired JPS5836920B2 (ja) | 1978-10-27 | 1978-10-27 | 高減衰材料の製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4292832A (ja) |
JP (1) | JPS5836920B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60152581U (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-11 | トヨタ自動車株式会社 | 車両のリヤサブフレ−ム組付体構造 |
JPS6323221Y2 (ja) * | 1984-08-06 | 1988-06-24 | ||
JPS6346249Y2 (ja) * | 1983-09-26 | 1988-12-01 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4514458A (en) * | 1983-11-09 | 1985-04-30 | Lord Corporation | Spring-like material formed of compressed metallic wire |
JP4826474B2 (ja) * | 2004-09-03 | 2011-11-30 | 愛知製鋼株式会社 | 機械部品用制振素材及びその製造方法 |
JP4661705B2 (ja) * | 2006-07-05 | 2011-03-30 | 愛知製鋼株式会社 | 機械部品用制振素材、その製造方法、及びそれを用いた機械部品 |
MX369191B (es) * | 2014-02-25 | 2019-10-31 | Nippon Steel Corp | Parte de vehículo de transporte y miembro de panel para la misma. |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5460266A (en) * | 1977-10-21 | 1979-05-15 | Hitachi Ltd | Production of vibro-insulating metallic material |
-
1978
- 1978-10-27 JP JP53131652A patent/JPS5836920B2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-10-25 US US06/088,142 patent/US4292832A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6346249Y2 (ja) * | 1983-09-26 | 1988-12-01 | ||
JPS60152581U (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-11 | トヨタ自動車株式会社 | 車両のリヤサブフレ−ム組付体構造 |
JPS6323221Y2 (ja) * | 1984-08-06 | 1988-06-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5573100A (en) | 1980-06-02 |
US4292832A (en) | 1981-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Costa et al. | Ultra grain refinement and hardening of IF-steel during accumulative roll-bonding | |
JPS5836920B2 (ja) | 高減衰材料の製造方法 | |
Hou et al. | Cruciform specimen design for large plastic strain during biaxial tensile testing | |
JPS59131434A (ja) | 孔又はメツシユ孔を有するプラスチツク物質を延伸して配向ストランドを形成する方法 | |
TW201024055A (en) | Cutter wheel | |
KR20050086683A (ko) | 초음파 충격 처리에 의한 냉간 가공부의 강도 향상 방법 및파괴 인성 및 피로 강도가 높은 금속 제품 | |
EP0382459A1 (en) | Panelling for buildings | |
Ueda | The surface crack problem for a layered plate with a functionally graded nonhomogeneous interface | |
Lim et al. | Effect of ring indentation on fatigue crack growth in an aluminum plate | |
Shigemi et al. | Some experimental studies of fatigue slip bands and persistent slip bands during fatigue process of low-carbon steel | |
Bruneau et al. | The bending deformation of magnesium oxide | |
JPH07112574B2 (ja) | プレス成形品の変形防止方法 | |
Dehmani et al. | Study of the contribution of different effects induced by the punching process on the high cycle fatigue strength of the M330-35A electrical steel | |
Kobayashi et al. | Tensile and bending deformation of Ni3Al heavily cold-rolled foil | |
JPH0344452A (ja) | 熱処理型アルミニウム合金部材の製造方法 | |
Fegredo | Fractographic Studies of Crack-Tip Zones in a Structural Steel | |
Liu et al. | Analysis of deformation mechanism in corrugated rolling of composite plate | |
KR100727844B1 (ko) | 알루미늄 합금 판재의 스프링-백 완화 방법 | |
Lin et al. | Stability of the superplastic behavior of glassy polystyrene thin films in sandwich structures | |
JPS62274258A (ja) | 脆性亀裂伝播停止特性の評価試験方法 | |
TWI298269B (en) | Method for avoiding disproportionate grain structure formation of hot rolled metal sheet | |
CN108340634B (zh) | 由超声振动滚压实现的止裂结构 | |
KR101507304B1 (ko) | 결정입도 관찰용 시편 | |
Fujii et al. | Flaking failure in rolling contact fatigue caused by indentations on mating surface (III): Mechanism of crack growth in the direction opposite to the load-movement | |
RU2606134C1 (ru) | Способ получения композиционного материала |